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2011年8月29日月曜日

極相林は陰気で暗い

 
 海から帰宅。
 
 ∧∧
( ‥)ひさしぶりの三浦半島でした。
 
   ( ‥)ナマコをもらった
     -゜
 
 今は海水の入った容器の中でぺたっとへばりついている。
 
 ∧∧
(‥ )これで飼えるんですか?
   (‥ )みたい。
 
 まあ、様子を見よう。
 
 こんな話を聞いた。
 
 もうずいぶん前に放棄された田んぼ。歳月が経ち、雑木林になっている。そこを”原生林”だと勘違いした、あるいはそう思い込んだ保護活動家が保護を始めた。しかし当然ながら植物相は遷移していく。そこで保護活動家が言い始めたのは。
 
 ∧∧
( ‥)生物の数が減っていく!!
    環境が悪化している。と
    のたまわったそうですね。
 
    (‥ )にわかには信じがたい
        話だがね。
 
 関東で雑木林が原生林って、そんなことあるわけないだろ? それは途中経過でしかなくて、放置しておくとシラカシの真っ暗で陰気な森へ行き着くだけだよ? 植物相はほおっておけば極相に到達して安定する。次にどこかが何らかの理由、台風による倒木や落雷による火事、人間の開発などで破壊されない限り、そのままだ。
 
    ( ‥)雑木林は人の手が入って維持されている
       だけなんだがな・・・。
 ∧∧
( ‥)それを知らないってことですね。
 
 どうも、その方々、例えばカブトムシやクワガタは自然の、極相に到達した森でこそ増える、見られる生き物だと思っているらしいのである。
 
 ∧∧
( ‥)雑木林で見られる生き物なら
    極相に到達した自然の森では
    むしろ見られない
    生き物でしょうね。
 
    (‥ )”保護してれば”
        生き物の種類が減るのは
        当たり前だろうに。
 
 人間がなんで独占禁止法なんて制定したと思う? 勝ち組が安定して寡占状態になるのを防ぐためだ。自然も同様、放置すれば寡占状態に落ち入る。
 
 ∧∧
( ‥)ある程度の破壊と環境の擾乱、撹乱がある
    場所でこそ、生物の種類は豊富であると。
 
    (‥ )そういえば前あったよな。
        ススキ原に生えるきれいな
        花があってさ。
 
 そこは地元の人が利用している開けた草地だった。さて、その花の数が少ないから、そこの自治体が保護に乗り出し、ススキ原に手を入れるのをやめさせた。
 
 ∧∧
( ‥)当然、ススキは成長し、
    植物相は遷移を始め。
 
    (‥ )その花は絶滅しましたとさ。
 
 幸いにも絶滅したのは個体群だったけども、ともあれ、どうも世の中にはほおっておくと自然は美しく、多様性が満ちあふれると思っている(勘違いしている)人がいるらしい。
 
 ∧∧
( ‥)生態学を知らないと。
 
    ( ‥)考えてみればそういうことを
      -□ 教える子供向きの本とかって
        ないんよな。
 
 当然、大人はアホなので教科書なんか読まないし、思い込みだけで突っ走る奴が一番行動力があり、事態は悪化する一方である。
 
 

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