スキャナーが壊れたり直ったり

 　

　ペン入れした原稿をスキャナで取り込もうとしたら

　

　∧∧

（‥　）...半分だけ正しく

＼−　　スキャンされて

　　　　半分が壊れてる...

　

　　（‥　）あららー

　　　　　　スキャナーが

　　　　　　壊れちゃったか

　

　そういえば、何年も前に買ったままに放っておいたスキャナーがあったよな、あれを使ってみるか。

　

　∧∧

（‥　）ダメだね

＼−　　スキャナーを動かす

　　　　これのドライブがもう

　　　　ないわ

　

　　（‥　）やれやれ

　　　　　　企業は作った製品を

　　　　　　５、６年で保証しなく

　　　　　　なってしまうか

　

　さて、それなら元のスキャナーで半分ずつ正しい部分をとって、結合させるか。非常事なのでしかたあるまい。

　

　∧∧

（　‥）なんか知らんけど

＼−　　正しくスキャンが

　　　　できたよー

　

　　（‥　）？　なんで？

　

　理由はよくわからない。もしかしたら不具合は内部の配線やハンダ付けが劣化したもので、パソコンから取り外して動かした時に、接続が正常化したとか、そういうものかもしれぬ。とはいえ、この説明で、画像の半分だけが壊れる、しかし治る、が説明しきれるのかは分からない。

　

　∧∧

（‥　）まあなにはともあれ

＼−　　とりあえずはこれで

　

　　（‥　）んー　それにしても

　　　　　　あれだな

　　　　　　最近の日本製品は

　　　　　　複雑化と外注化

　　　　　　国外生産でどんどん

　　　　　　劣化してるよな

　

　やはり、今度、ちくま新書から出る新刊「ダイオウイカ VS マッコウクジラ　図説・深海の怪物たち」でも少しだけ触れたが、フリードマンの新自由主義は終わりにしないといけない。

　

　

　

　

持続可能社会とは目をそらせるための口実

 　　

　持続可能社会とは実のところ、機械文明が詰んでるという明白な事実から目をそらせるためのものである。

　

　∧∧

（‥　）本当に持続社会を

＼−　　作る気なら

　　　　核融合に投資して

　　　　いるはずだからな

　

　　（‥　）そうじゃなくて

　　　　　　再生可能エネルギーとか

　　　　　　ほざいている時点で

　　　　　　終わってるのよね

　

　今の機械文明は詰んでいる。この事実から目をそらし、人は再生可能エネルギーだの持続可能社会だの、たわ言に目を逸らしたのであった。

　

来ないでと言っても不景気を達成するという公約は守れます

　

　∧∧

（‥　）就任からずーっと

＼−　　記者会見しなかった

　　　　バイデン大統領 

　　　　２５日ようやく会見

　　　　殺到する移民に

　　　　来ないでと発言

　　　　これに対し

　　　　お前のせいだ とか

　　　　馬鹿じゃねーの とか

　　　　トランプが正しかった とか

　　　　揶揄されてる

　

　　（‥　）でも遡ること９日前

　　　　　　１６日の時点で

　　　　　　来ないで と

　　　　　　インタビューで

　　　　　　答えてるのな

　

　そもそも皆がtwitterで引用している記事もこの１６日の画像を使っているのであった。

　

　∧∧

（　‥）なに？　バイデンさん

　　　　発言しても影薄いん？

　

　　（　‥）記者会見しなかったから

　　　　−／　影が薄くて

　　　　　　　インタビューで

　　　　　　　来ないでと言っても

　　　　　　　広まらなかった

　　　　　　　そういう感じかな？

　

　景気を回復させたトランプ大統領が落選したとは、米国民は総合的に見た時、不景気を望んだ、ということであった。そして賃金の下落は移民急増で引き起こされ、それこそが不景気を作り出し、小金持ちの資産価値を増大させる。

　

　∧∧

（‥　）その引き金を引く移民急増

＼−　　まさに国民の願いを

　　　　叶えてくれた

　　　　大統領だけど

　　　　さすがに数が多すぎみたいね

　　　　２月だけで不法越境者が

　　　　１０万人もいたそうで

　　　

　

　　（‥　）去年の今頃は

　　　　　　４万切ってたそうだから

　　　　　　２倍以上ってわけだ

　　　　　　さすがに慌てるかな

　　　　　　来ないでと言うわけだ

　

　∧∧

（　‥）でも本気で

　　　　来なくさせる気は

　　　　ないわけでしょ？

　

　　（‥　）来ないでと言うことで

　　　　　　少し抑制しよう

　　　　　　そんな感じじゃね？

　

　実際、そうでないと不景気を求めた有権者の願いに答えたことになるまい。これが彼の公約だったのだから。

　

　

　

　以下追記：ちなみに不法越境者自体は去年の４月ごろから増えていた。バイデン政権は越境者の急増は南米の経済不振のせいだと言っているけども、原則これは正しい。越境者増大のグラフとコロナの感染拡大はほぼほぼ同じなので。

　

　∧∧

（‥　）でもバイデン政権に

＼−　　なってから

　　　　明らか増えてるべ

　

　　（‥　）というわけで

　　　　　　責任逃れは

　　　　　　できませんねー

　

　

　

　

　　

　　　　　　

妬みこそが重要なシグナル受信で、これが他人を貶め、自分の資産価値を適応的に上昇させる

 　　

　７０歳の漫画家が、目標は達成したからこれでもうおしまい　とtweetしているのを見つけた。

　

　∧∧

（‥　）体力の限界？

＼−

　

　　（‥　）貯金が

　　　　　たまったんじゃね？　

　

　

　８５まで生きることを考えれば３０００万の貯金で年間２００万で生活できる。４０００万あれば９０まで生きてしまったと仮定しても、年間２００万。賃貸ではなく、家賃が必要ない状態であるのなら年収３００万換算で死ぬまで生活できるであろう。

　

　∧∧

（‥　）...じゃあなんで

＼−　　この漫画家さんは

　　　　世間や国や社会に対して

　　　　文句ばっかり

　　　　言ってるわけ？

　

　　（‥　）ソバ食ってるからじゃね？

　

　打ち合わせで出かけてソバを食べる。立ち食いソバなら３００、４００で済むであろうが、普通は７００、９００円かかるものではないか？

　

　∧∧

（　‥）その調子で１日の食費が

　　　　２０００円になれば

　　　　年間の食費は７２万円

　　　　１５年生きるにしても

　　　　食費だけで１０８０万で

　　　　ござる

　

　　（　‥）１日の食費が３０００なら

　　　　−／　１ヶ月で９万円

　　　　　　　１年で１０８万

　　　　　　　１５年で１６２０万

　　　　　　　貯金の半分が消える換算

　

　まあ、貯金やら資産やらがもっと多かったら別に構わないのだが、人はえてして無駄に金を使ってしまうものだ。

　

　特に貯金していて、今の自分には金があると思っている時には。

　

　∧∧

（‥　）そりゃ貯金してれば

＼−　　金があるからな

　　　　使うのは普通だわ

　

　　（‥　）だけどもう出版界は

　　　　　　おしまいだ

　　　　　　だから仕事もおしまい

　　　　　　そう言ってるわけだろ？

　　

　年をとれば疲れて仕事が億劫になり、貯金があるからやめたくもなる。業界が縮小して身入りが減ればなおさらだ。しかし、貯金は十分に見えて、十分であるからこそ十分ではなくなる。

　

　∧∧

（‥　）そうなれば世間に

＼−　　恨み言も言いたくなるか

　

　　（‥　）若者をなんとかして

　　　　　　くさそうとするよな

　

　なぜ守りに入った老人は若者をくさすか？　答えは単純。若者の賃金が上がれば、自分の資産価値が落ちる。だから若者を攻撃するし、国家と社会の衰退を望む。経済が縮小すれば自分の資産価値が上がるから。

　

　∧∧

（‥　）この漫画家さんも

＼−　　単純にそういう動機で

　　　　行動しているだけか

　

　　（‥　）うむ

　　　　　　そしてこれは

　　　　　　　重大な手がかりでは

　　　　　　　ないかえ？

　

　守りに入った文化人は自分の資産価値を高めるために、社会を根掘り葉掘りして批判する。こうして不安を煽れば不景気になって、その分、自分の資産価値が上がるから。

　

　∧∧

（　‥）でも彼らはそんな複雑なことを

　　　　考えていないはずなのである

　

　　（‥　）おそらくな

　　　　　　ねたみで行動している

　　　　　　だけで以上が

　　　　　　実行されるのではないか？

　

　

　ねたみは他人の足を引っ張る行為だ。それゆえに、単にねたんで物事をくさすだけで、自分の資産価値が上昇する。

　

　知識人がねちねち愚痴愚痴するのは単純に妬んでいるからだが、結果的にこれが他人の資産を貶めて、自分の資産価値を上げるという適応的な行動へとつながっている。

　

　ねたみこそが、重要なシグナル受信で、以上の行動すべてが発動する。そのように理解すれば良い。

　

　

　　　　　

見入りが少ない世界で手抜きで生きるにはアベガーになるしかなかった

 　　

　今から考えると

　

　∧∧

（‥　）なんでも安倍政権の

＼−　　せいにする

　　　　アベガー は

　　　　作文術でしかなかったと

　

　　（‥　）誰かを悪者にして

　　　　　　それに合うように

　　　　　　　単語を配列する

　　　　　　　楽だからな

　

　ネットの発達と、特にtwitterの蔓延はテキストの大洪水を引き起こし、文章の値崩れを引き起こした。

　

　∧∧

（　‥）もはや物書きは

　　　　まともに記事を作成

　　　　できないのである

　

　　（‥　）それはネットのニュース記事を

　　　　　　見ればわかる

　

　煽りタイトルだけで人をまねいて、そして中身はまったくない。テキストの暴落で資料を把握する見返りが手に入らず、調べて中身のある記事を書く余裕がない。その結果だ。

　

　この結末はネット記事に限らない。twitterのサジェストもハフィントンポストも大手の紙メディアもテレビも雑誌も新聞も全部そうだ。

　

　すべてのテキストが、どうすれば芯を持つことができるかわからぬままに作成されて、曖昧模糊とした泥沼のような不定形をなしている。

　

　∧∧

（　‥）ところがですよ

　　　　ここでアベガーと

　　　　するだけで

　　　　記事にまとまりが

　　　　うまれるのです

　

　　（‥　）中身があるかどうかは

　　　　　　ともかくとして

　　　　　　まとまりは

　　　　　　うまれるんだよな

　　　　　　そりゃそうだ

　　　　　　アベガーという結論に

　　　　　　全部束ねたからな

　

　アベガーもリベラルも、これら全部、見入りの少ない世界で手抜きで生きるための工夫でしかなかった。

　

　

　

　

科学倫理とは、これ実のところ論点ずらしだったのでは？

　

　科学者の社会的責任と科学倫理。

　

　∧∧

（‥　）...今から考えれば

＼−　　これって

　　　　論点ずらしだったのか

　

　　（‥　）多分そうだな

　　　　　　本人たちも

　　　　　　気付いていない

　　　　　　かもしれん 　

　

　倫理うんぬん言う前に、なぜ経済の縮小を放置したのか？　分野が違う？　それは言い訳にはならない。なぜって経済が縮小すれば研究費は減るわけで、それを考えれば断固として経済の縮小を放置するわけがないからだ。

　

　∧∧

（　‥）でも研究者と科学者は

　　　　これを放棄した

　　　　その理由はなぜ？

　

　　（　‥）資産価値の増大だよな

　　　　−／　それしか考えられん

　

　要するに研究者は自分の研究に興味など持っていなかったのである。

　

　そんなことはない？　いや、無意識のうちにそう行動していたんだろう。それは、漫画家や小説家の行動を見てもわかる。

　

　∧∧

（‥　）売れた瞬間に

＼−　　書かなくなるからな

　　　　カロリーの供給が第一で

　　　　創作に興味など

　　　　ございませんのですよ

　

　　（‥　）それを見れば

　　　　　　研究者だって

　　　　　　同様に行動するって

　　　　　　わかるよなあ

　

　以上を踏まえれば科学倫理とは、実は論点ずらしの詭弁であったと考えるべきであった。選択と集中に対する反論も同じだろう。すべては脳が選んだ打算であって、自分が打算で行動していることも彼らは気付いていないだろう。

　

　

学問とはそもそも収奪の仕組みなので憎まれるのが当然

 　　

　∧∧

（　‥）要するにですよ

　

　　（　‥）ごく単純にいうと

　　　　−／　学問は収奪の

　　　　　　　仕組みだって

　　　　　　　ことなんだよな

　

　学問は収奪で成り立っている。実際、収奪の激しい場所でのみ、学問は発達してきた。次々に劫略を繰り返したアッシリアでの図書館。大量の奴隷を搾取した古代ギリシャ。国内のすべての富を王室へ集めたプトレマイオス朝。植民地を次々に拡大した近代西欧。

　

　∧∧

（‥　）ただ最近は石油のような

＼−　　化石燃料のおかげで

　　　　余力がうまれて

　　　　そうは見えなくなってきた

　　　　そういうことですかな

　

　　（‥　）ところが８０年代からの

　　　　　　新自由主義のせいで

　　　　　　経済が縮小

　　　　　　余力がなくなって

　　　　　　学問が持つ

　　　　　　収奪の性質が顕著に

　　　　　　なってきた

　　　　　　そう考えるべきだろうな

　

　学問に対する風当たりが強くなるのは当然なことであった。

　

　∧∧

（‥　）でも学者のみなさん

＼−　　そういうことに対する

　　　　自覚ないよね

　

　　（‥　）まあ人間に

　　　　　　自覚なんてものは

　　　　　　ないからな

　

　

　学問はそもそも収奪の仕組みなので憎まれるのが当然であって、それに対する自覚がないこと。これが問題となる。

　

　

　　　　　　

古代エジプトで三平方区画したは１９世紀の根拠なき憶測が起源

　

　有名な俗説に曰く

　

　古代エジプトでは三平方の定理がすでに知られていた。ナイル川が氾濫して水が引くと、畑の区画を再度測量する必要がある。この時、古代エジプト人は規則正しく結び目をつけた縄を用いた。

　彼らは英語表記では rope stretchers 、すなわち縄張り師と呼ばれる人々で、縄で輪を作り、縄目３：４：５が角になるように縄を張る。こうすると三平方の定理によって直角三角形ができる。このようにして古代エジプト人は直角を知り、土地を区画できた。

　

　そしてピタゴラスはエジプト人から三平方の定理を学んで、それをギリシャに持ち帰ったのである。

　 　

　∧∧

（　‥）でっ？　どうだ

　

　　（　‥）うん分かった

　　　　−／　確認した

　

　

　以上の有名な俗説は、１９世紀の歴史家モーリッツ・カントールが根拠なく言い出した憶測で、さらに歴史家マーティン・バーナルが著作「ブラック・アテナ」で拡大解釈して尾鰭がついている。

　

　

　∧∧

（‥　）根拠がないどころか

＼−　　古代エジプトでは

　　　　三平方の定理が

　　　　知られていなかった

　　　　のだよね

　　　　有名な数学文書

　　　　リンドパピルスにも

　　　　三平方は登場しない

　

　　（‥　）紀元前３世紀になると

　　　　　　エジプトの文書でも

　　　　　　三平方が登場するけど

　　　　　　これって

　　　　　　ピタゴラスから３００年

　　　　　　後だからな

　

　

　ではピタゴラスはどこで三平方を学んだか？

　

　∧∧

（　‥）メソポタミアだろ？

　

　　（‥　）それ以外

　　　　　　ありえないよな

　

　

　ちなみに、歴史家モーリッツ・カントールの根拠なき憶測（空想）は、１９世紀の数学雑誌に（無批判に）引用されているので、多分、こういうことが俗説を独り歩きさせることにもなっただろう。

　

　∧∧

（‥　）そりゃ数学誌に引用されれば

＼−　　みんな信用するわ

　

　　（‥　）古代エジプトに

　　　　　　三平方ないよと

　　　　　　知ってるのは

　　　　　　古代数学史を

　　　　　　やってる人だけ

　　　　　　だろうからな

　　　　　　ほとんどの人は

　　　　　　数学者でも

　　　　　　鵜呑みにするよね

　　　　　　専門外だしな

　

　

　　　　　　

　

　　

必要なのは知性ではなく、なれば知性は廃滅せねばならぬ

 　　

　問題解決において知性は必要ない。しかるに知的を自称する人間は知性を重視し、知能を使用する。

　

　これはつまり、知的な人間の真の目的は解決ではなく、別のところにある。それを示していた。

　

　∧∧

（　‥）要するに知的な人間は

　　　　嘘つきなのだ

　

　　（‥　）すべての知性ある人間

　　　　　　知的な人間

　　　　　　論理的な人間

　　　　　　文化的人間を打倒せよ！

　

　この地上に存在するすべての知的な人間を廃滅する熱狂的宗教運動。今度のブトレリアンジハードはAIの廃棄だけではない。知的文化的考える人間。そのすべての廃滅を最終目標とする。

　

　この地上にいるすべての人を解探索のbotに変えるのだ。

　

　

あなたの忖度は説明に必要ないが、経済、値崩れ、効き目なしは必要な前提である

 　　

　コロナワクチンを提供するファイザー社相手には霞ヶ関の忖度は通用しなかった！　大臣が交渉しようと出向いたら、ファイザー社は首相を指名してきた！

　

　∧∧

（‥　）...という煽り記事があったけど

＼−　　これって記者の想像記事だよね

　

　　（‥　）そりゃあ証拠ないからな

　

　僕はファイザー社が忖度してくれると思ってました。公の場でそれを発言する人間がいない限り、ファイザー社が忖度を無視してきた！　という書きようは記者というお子ちゃまの単なる想像でしかないのである。

　

　むしろ見るべきは

　

　∧∧

（‥　）ファイザー社が首相を

＼−　　交渉相手にしてきた

　　　　その強い動機だよね

　　　　日本人には理解し難いけど

　　　　最高責任者に何かを

　　　　保証して欲しいわけだ

　

　　（‥　）日本人からしてみれば

　　　　　　菅首相は

　　　　　　制度的には

　　　　　　ミカドエンペラーの

　　　　　　大臣の一人でしかないし

　　　　　　組織的には

　　　　　　自民党有力者から

　　　　　　選ばれた同僚の一人

　　　　　　でしかない

　　　　　　

　

　そういう世界観からすれば、別に首相でなくても大臣や官僚との約束でも同じじゃね？　と受け取ってしまうけど。

　

　∧∧

（　‥）でも海外の人は

　　　　日本の首相を

　　　　大統領みたいに思ってるべ

　　　　指名してきたとは

　　　　何か強い保証をして

　　　　欲しいんだべ

　

　　（‥　）予約をキャンセル

　　　　　　して欲しく無い

　　　　　　　そんな感じかな

　

　中国やらロシアやら、他にもわんさか色々な動機で会社がワクチンを売りつけようとしている今の状況だ。接種がこれでは間に合わないとなったらキャンセルしたり、他の廉価版ワクチンに手を出す国や政権もあるだろう。

　

　それにそもそもみんなが作ったら過剰供給で値崩れが起こる可能性すらあるだろう。

　

　∧∧

（‥　）それを考えたら

＼−　　ファイザー社が

　　　　首相の保証を求めるのは

　　　　当然かもね

　

　　（‥　）まあワクチンなんて

　　　　　　あんまり意味ないけど

　　　　　　それだからこそ

　　　　　　価格や買取の保証を

　　　　　　求めるは当然だろうな

　

　人によっては以上の解釈だって想像ではないか、そう言うだろう。

　

　しかし忖度があった！　という前提はあってもなくてもどうでもいいものでしかない。実際、じゃあファイザー社と交渉しようか。えっ？　あっちは首相の確約が欲しいって？　ああ、そりゃ大変だな。こういう対応でも、現象は説明できる。つまり忖度などという仮定は必要ないのだ。

　

　しかるに、ワクチンが競合状態にあること、どうかすると過剰供給で値崩れさえ起こりうることは経済の原則であって無視できる前提ではない。

　

　∧∧

（‥　）要するに即物的に考えれば

＼−　　ファイザー社の動機は

　　　　裏切りや買いたたきを

　　　　恐れているってことだよね

　

　

　　（‥　）そうとでも考えんと

　　　　　　確約をそこまで求める

　　　　　　動機は理解できんからな

　

　それにしても、ついでにいえば、ワクチンに効き目がなくてもファイザー社を責めないと約束してくれ、そう要求していても、あるいは要請していても、あるいは契約を求めていても不思議ではなかろう。

　

　

　∧∧

（　‥）そりゃ効き目は０ではな

　　　　ないだろうけど

　　　　効き目は限定的だろうからな

　

　　（‥　）コロナにワクチンが

　　　　　　通用するのなら

　　　　　　俺たちは

　　　　　　カゼに一度かかったら

　　　　　　もう二度とかからない

　　　　　　はずだ

　　　　　　でもかかっちゃうのだ〜

　

　コロナウイルスは進化速度が早く、こちらの免疫機構の記憶をすり抜けてくる。ワクチンに効果はあるに違いない。しかし感染拡大を０にできないことも経験的に明白であった。

　今年の冬になったら、またコロナは蔓延を開始するだろう。今ほどではないが感染が再度拡大するはず。この時、ファイザー社のワクチンを接種した人でも感染し、亡くなる人も出るだろうし、ファイザー社への批判は高まり、へたすれば焼き討ちだ。

　

　まっとうな人間なら、効き目がないからといって嘘つき呼ばわりしないで欲しいと、約束を望むのが自然。

　

　

　

　　

　

男が女を愛するわけがない

 　

　男が女を愛するわけがない

　

　∧∧

（‥　）...と言った人がいるけど

＼−　　これはどういう意味？

　　　　男の友情＞女

　　　　ということ？

　

　　（‥　）まあそうだろうけど

　　　　　　男女の繁殖戦略の

　　　　　　違いと相克を

　　　　　　言ってるんじゃね？

　

　妊娠する方、させる方。この違いは決定的だ。妊娠する方は大量の投資が必要であり、させる方はそうではない。むしろ無駄に投資して格好つけた方がもてて成功度が上がる。

　

　これ、断捨離する女と離婚する男と考えれば分かりやすかろう。

　

　∧∧

（‥　）女はすべての投資を

＼−　　独り占めした方が

　　　　成功度が上がるから

　　　　男の収集品を捨てるが

　　　　男からすればその

　　　　収集品こそが

　　　　男社会での成功度の

　　　　尺度であって

　　　　これは殺人にひとしく

　　　　だから怒る

　

　　（‥　）まあそういう意味では

　　　　　　確かに男が女を

　　　　　　愛するわけがないよな

　

　投資を独占したいあまりに男を否定する女より、男同士の方がいいだろう？　と言われたら、反論し難いものがある。

　

　いやそんなことはない。女はいいぞ、と言う男でも、お前が言ってるのは性欲だろ？　相手を本当にそういう意味で愛しているのか？　と問うたら、答えが濁る。

　

　∧∧

（‥　）でもこれ言い換えれば

＼−　　女が男を愛するわけがない

　　　　と言えるのでは？

　

　　（‥　）問題は投資のあり方だな

　

　投資を独占した方が有益であるのが女なら、女同士はむしろ殺し合いになるということになる。

　

　∧∧

（　‥）男はそこまで投資に

　　　　敏感でないから

　　　　そこまで殺し合いに

　　　　ならないだろう

　　　　殺し合いをするにしても

　　　　女の争いとは

　　　　ちょっと違うはず

　　　　女同士の相克よりも

　　　　男同士の方が距離が近い

　　　　そのように予想できる

　

　　（‥　）男が女を愛するはずがない

　　　　　　男の恋愛対象は女ではなく

　　　　　　実は男である

　　　　　　（仮面ライダーを

　　　　　　　語りたいなの意味では）

　　　　　　という言動は

　　　　　　多分、こういうことを

　　　　　　言ってるんだろ

　

　

価値の暴落を加速せよ

 　

　価格は供給量で決まる。必要とされる量よりも多く供給されると、その商品は価格が下落する。

　

　∧∧

（‥　）新聞社が一社つぶれたら

＼−　　テキストの価値が

　　　　上がるはずだよね

　

　　（‥　）そっか

　　　　　　新聞社が一社つぶれれば

　　　　　　出版界は助かるのか

　

　まあ、新聞社は非常にでかくて（悪く言うと過去の売り上げ時代に肥え太って体力があるので）、そう簡単にはつぶれない。反対にむしろ中小出版社の方が次々につぶれるはずであった。

　

　∧∧

（‥　）まあ新聞社も

＼−　　順当に倒産への道を

　　　　歩んでいるけどね

　　　　おっちぬのは

　　　　ずいぶん先でしょうからな

　

　　（‥　）んー

　　　　　　これいっそ

　　　　　　潰せないかな？

　

　新聞社がつぶれるのが加速する可能性も、その道もあるにはあった。例えば噂されるトランプ元大統領が画策する保守系のSNS。これが本当に実現したら、というかいずれこういうものは現れるはずなのだが、この出現が意味するのはテキストのみならず、価値の飽和と下落であった。

　

　∧∧

（　‥）これさ

　　　　保守とか革新とか

　　　　リベラルとかホモとか

　　　　LGBTとかフェミニズムとか

　　　　多文化共生とか

　　　　こういうのがぜーんぶ

　　　　価値を失うという

　　　　ことだからね

　　　　新聞社も倒産しうるよね

　

　　（‥　）この状況を

　　　　　　いかに加速するかだよ

　

　

これはハフィントンポストも朝日新聞もtwitter社も潰れる予兆

　

　避難所での女性への性暴力　あれから１０年！

　 　

　∧∧

（‥　）というハフィントンポストの

＼−　 　記事がtwitter上で

　　　　サジェストされて

　　　　いますけども...

　

　　（‥　）ああハフィントンポストも

　　　　　　つぶれるのか

　

　本当に広報したいのなら、例えば

　「避難所でのレイプ犯とその手口」

　とでも書くべきであった。

　

　∧∧

（‥　）少なくともそう書いた方が

＼−　　手口を知って

　　　　防衛する手段が

　　　　わかるだろうと

　　　　読者が期待するからね

　

　　（‥　）つまりそういうタイトルを

　　　　　　つけた時に

　　　　　　ニュースは初めて

　　　　　　流通という普遍性を

　　　　　　手にするわけよ

　

　紙幣が流通するのは有用性が認められているからだ。ニュースも同じである。”これは役立つ”と皆が有用性を認めた時に、初めてそのニュースは流通性を獲得し、そして皆に危険を知らしめることができる。

　

　∧∧

（　‥）そうであるからこそ

　　　　避難所での

　　　　女性の性暴力から１０年

　　　　なんてタイトルをつけちゃ

　　　　いけません

　

　　（‥　）そんなタイトルを

　　　　　　つけた時点で

　　　　　　女性を性被害から

　　　　　　救う気はないよね

　

　だって、変質者が現れた時に、変質者が現れてから８時間！　なんて回覧板をあなたは回すか？

　

　痴漢出没注意！　場所はどこどこ、時間はこれこれ、外見は下記の通りで、このような事例がありました。

　

　そう書くであろう。

　

　∧∧

（‥　）しかるにそうではない

＼−　　ハフィントンポストは

　　　　注意喚起も被害者救済も

　　　　第一義ではなかったのである

　

　　（‥　）さらにいうとな

　　　　　　売る気もないって

　　　　　　ことなのよね

　

　売ることは広報の目的ではないが、広報することは売ることにもつながる。しかるに広報することをハフィントンポストはおざなりにしたわけで、それは被害者の救済を放棄するのみならず、売ることも放棄したということであった。

　

　それはつまり

　

　∧∧

（　‥）会社のお金を

　　　ただ食いする気です

　

　　（‥　）ハフィントンポストは

　　　　　　つぶれるってことさ

　

　日本版ハフィントンポストは朝日新聞との合弁だというから、これは多分、朝日も遠からず潰れることを暗示していた。

　

　∧∧

（‥　）ついでにいうと

＼−　　こういうニュースを

　　　　サジェストする

　　　　twitter社もつぶれるの

　　　　だろうな

　

　　（‥　）流通性の無いタイトルを

　　　　　　つけた時点で

　　　　　　そのニュースは

　　　　　　価値を失ったのだ

　　　　　　それを勧める時点で

　　　　　　お客を不快にさせるからな

　

　

　流通価値のない紙幣を押し付けてくる店があったら、あなたはどう思うか？　そんなことをする時点で終わりだ。

　

　twitter社もつぶれる。そんな遠い未来の話じゃない。

　

　

　

　　

学問を語る人間は学問していない

 　　

　ギリシャの学問を見なさい！　役に立たなくても大事にしたし、役立つことしか考えられない人間は奴隷でした！

　

　

　ギリシャは奴隷の方が市民より多い社会で、市民はいわば貴族。奴隷にすべてまかせて、そうして暇人になった市民と称する貴族どもが他人より自分を偉く見せようとして発明、販売されたのが学問。

　

　学問は当初は高額で販売されて、しかしやがて儲かると分かって皆が販売するようになると値崩れを起こし、そして最後は実用一点張り、学問になんの興味も持たないローマになすすべもなく滅ぼされた。

　

　という歴史を何も把握しないままに知識人は得意げに言うのである。古代ギリシャを見なさい！　学問は役立たなくても良いのです。役立つことしか考えられないのは奴隷です！　と

　

　∧∧

（‥　）これってさー

＼−　　要するにさー

　　　　学校の授業で

　　　　やらない知識が

　　　　そのまますっぽ抜けて

　　　　世界を理解したって

　　　　ことだよね

　

　　（‥　）知識人とか文化人とか

　　　　　　学問を重視する人間って

　　　　　　所詮は学校の授業の

　　　　　　枠内から一切

　　　　　　出ていないのな

　

　これって要するに、学問を語る人間は学問などしていない、ということなのである。

　

　

学問が実用目的でないと結局は滅ぼされます

 　

　学問は生活に必要か役立つか？　この問いに対して答えはすでに出ている。古代ギリシャにおいて実生活に役立つことしか考えないのは奴隷であった。これが結論。

　

　∧∧

（‥　）...と言う人は

＼− 　　この後のオチを

　　　　知らないのである

　

　　（‥　）ギリシャは学問に

　　　　　　なんの興味も持たない

　　　　　　ローマに

　　　　　　滅ぼされたからな

　

　そもそもギリシャの学問は奴隷制度に支えられた金持ちの教養術として発達した。しかしこれはなんの役にも立たなかったので、実用一点張りのローマに滅ぼされることになる。

　

　だから学問は実用目的ではダメなのだ、というのは事実であるが。

　

　∧∧

（　‥）実用目的でないと

　　　　滅ぼされるのも

　　　　また事実

　

　　（‥　）学問に興味のある人間って

　　　　　　この事実から

　　　　　　目をそらすよね

　

　

出版界はおしまいだと社員の皆さんはすでに認識してしまっているので

 　　

　文春オンラインの記事からすると、文藝春秋の人間はもうこの会社に先はないと考えているらしいことがわかる。

　

　それは出版界にも先がないと彼らが認識していることも意味している。

　

　

　∧∧

（‥　）どうりで浅田真央さんに

＼−　　安倍首相がセクハラしたとか

　　　　そういうヨタ記事を

　　　　書くわけだわ

　

　

　　（‥　）未来があるなら

　　　　　　そんなヨタ記事は

　　　　　　書かんからな

　

　いや？　文春とか文藝春秋ってもとからそういう会社だろ？　という人もいようが、結局は同じであった。スキャンダルにもならない三流記事をぱっと売って小銭を稼ぐ。そんなことをする時点で金もなければ展望もないし、希望も持っておらず、社員たちがただただ給料だけを持ち逃げしよう、会社を食い潰そうと考えていることは明白であった。

　そんな会社、長生きするわけがない。

　

　∧∧

（　‥）というかさ

　　　　あなたもこの会社

　　　　もう長く無いだろ？

　　　　と思ってるから

　　　　こういうことを

　　　　ずけずけ言うんだよな？

　

　　（‥　）そりゃな

　

　先がなければ相手に対する敬意も消え失せる。当たり前だ。どうせいなくなるんだから。

　

　だって死ぬんだろ？　死者には敬意を払えるが、生きることを諦めた生ける屍なんぞに敬意なんぞ払えるものか。

　

　そしてこれ、文藝春秋に限った話ではない。

　

　∧∧

（‥　）出版界がもうダメなのだ

＼−　　みんな生きることを諦めた

　　　　会社にたかって

　　　　会社を潰そうと

　　　　みんな決意してしまった

　　　　...もちろん実際には

　　　　縮小した市場に見合った

　　　　適正人数まで人員整理が

　　　　行われるだけで

　　　　無くなるわけではないけど

　

　

　　（‥　）とはいえだな

　　　　　　３割、５割の

　　　　　　人員整理は

　　　　　　全滅と同じだからな

　　　　　　生き残るにしても

　　　　　　これは壊滅だね

　

　そう、出版界は壊滅する。もちろん、消滅はしない。均衡状態になるまで次々に死んで、死体の山ができるだけのこと。もちろん、新聞もテレビもこうなるし、この過程はこれから急激に加速しだす。

　

　∧∧

（　‥）面白いことに

　　　　なってきたじゃん

　

　　（‥　）そーなんだけどなー

　　　　　　体力がなー

　

　

　さてもさても面倒くさいじゃないか。

　

　

　

　

　　　　　

文藝春秋は遠からぬ未来に倒産するだろうという漠然とした予測

 　　

　週刊文春オンライン　

　

　日本の賃金はついに韓国よりも下がった。日本は衰退する。だから海外企業に投資して生き残ろう！　これがこれからを生き抜く新常識だ！

　

　∧∧

（‥　）...と書いていますが

＼−　　これって要するにですよ

　　　　週刊文春の発行会社

　　　　文藝春秋が...

　

　　（‥　）つぶれるってことだな

　

　

　もちろん今すぐではない。しかし見通しがあれば人はこんなことを書かない。あるいは是正しようと思ったらいかに経済を良くするかそのことに腐心する。

　

　∧∧

（　‥）でもそのどちらでもない

　　　　むしろ何もせずに

　　　　海外に投資しろという

　　　　さて問題

　　　　投資できるほどのお金は

　　　　どこから手に入れたの？

　

　　（‥　）給料だね

　　　　　　それは会社からだし

　　　　　　見捨てようと言ってる

　　　　　　日本社会からでもある

　

　∧∧

（‥　）要するに文藝春秋が

＼−　　言ってることって

　　　　会社の金を

　　　　持ち逃げしましょうって

　　　　ことだよな？

　

　　（‥　）まあそういうことだ

　

　

　もちろん、これは法的には横領でもないし持ち逃げでもない。理論的にも持ち逃げではななかった。

　

　とはいえだ、社会で回っていた金が市場原理主義で縮小されるのをただ黙って見ていた上に、そうやって会社経由で手にした給料をただただ自分の保身に使う。これはつまるところ、会社の金を持ち逃げする。会社にたかるという行為に他ならなかった。

　

　∧∧

（‥　）ということは

＼−　　文藝春秋は遠からず

　　　　つぶれるわけだ

　

　　（‥　）問題はいつ

　　　　　　つぶれるかだね

　

　理屈で考えると、会社に展望を持てなくなると社員はその戦略を一斉に切り替えて、会社にたかろうとするから、会社の寿命は予測よりもさらに短くなるはずであったし、急激に状況が悪化しうるはずであった。

　だが、その動態を把握し、会社の倒産までの事件まで割り出す方程式はまだ持っておらず、いつ文藝春秋がつぶれるのか？　という予測を具体的に言うことはできない。

　

　

　

　

　

歴史の長い国でなんで一人の判断が成立する？

 　

　２日の午前は暖かく、１０度近くあったように思われ、風が強く、時々ごうごうと激しい雨が降った。

　

　∧∧

（‥　）寒冷前線通過中だ

＼−

　

　　（‥　）昼間には

　　　　　　５度まで下がり

　　　　　　夕方には吹雪になった

　　　　　　順当に寒気が

　　　　　　入って来ておる

　

　強い風で舞い散る雪。しかしもはや冬の終わり。雪は暖まり始めた大地の熱で溶けて、道路には積もらず、屋根に積もった雪も半ば溶けたかき氷状だった。

　

　翌３日。天気は悪く薄曇りで、太陽の光は弱いが、重い雪はたちまち溶けて、屋根から落ちると、ひどく大きな音をたてた。

　

　そして日付変わって４日の朝。気温はマイナス２度。

　

　∧∧

（　‥）気温の割には

　　　　妙に寒くね？

　　　　マイナス２度には

　　　　思えない

　

　　（‥　）冬の終わりで

　　　　　　熱がたまりかけてる

　　　　　　そのたまってる熱を

　　　　　　マイナス２度まで奪う

　　　　　　それは寒気が

　　　　　　強いってことで

　　　　　　だから奇妙に寒く

　　　　　　感じるとか

　　　　　　そういうことじゃね？

　

　かように冷たい高気圧が入って、空は晴れ渡り、てんびん座では半月が輝く。

　

　さて

　

　現代の...というか現在の中国ではおそらくは極端な独裁制が成立していた。

　

　∧∧

（‥　）毛沢東のおっちゃんは

＼−　　全国から来る電報に

　　　　全部指示を与えたし

　　　　さらに前

　　　　清帝国の５代皇帝

　　　　雍正帝（ようせいてい）は

　　　　全国からの報告書に

　　　　朱筆で指示を与えたことで

　　　　有名でございます

　

　　（‥　）たったひとりで

　　　　　　全部やるという

　　　　　　極端な独裁制は

　　　　　　中国では何度か

　　　　　　成立したわけだ

　　　　　　日本でこういう例は

　　　　　　ちょっとないよな

　

　このことはつまり、中国は、あるいは現在の中国は官僚制度というものが未熟ということであろうか？

　

　∧∧

（　‥）逆に昔の中国は

　　　　どうだったん？

　

　　（‥　）さてね？

　

　科挙制度が成立して学問のある人間を一般から徴募するようになったのは隋帝国から。

　そのずっと前の戦国時代は口達者な人間たちの自発的な売り込みがあったし、その中間には儒教学者とか大学とかが確かあったはず。

　

　官僚の調達手段は時代ごとに変わっているが、調達手段が違うだけで官僚それ自体は存在したはずであった。

　

　∧∧

（‥　）実務を司る人たちは

＼−　　中国でも普通に古代から

　　　　連綿といたわけだよね

　　　　そういう伝統が

　　　　あるにもかかわらず

　　　　文字通りのたった一人の

　　　　判断が成立してしまうって

　　　　どういうことかね？

　

　　（‥　）なんだろうねえ？

　

　

　もしかしたら一部の人がいう中国に対する揶揄。中国５０００年の歴史というが、夏王朝から数えても３５００年ぐらいだし、実際には王朝ごとにリセットされてしまうから、中華の歴史は古くとも、国の歴史それ自体は浅いではないか。こういうこの手の揶揄。これが実はある程度正しいのかもしれない。

　

　∧∧

（‥　）中国がですよ例えば

＼−　　周王朝の天子がおわす

　　　　という状態だったりしたら

　　　　こういう独裁制は

　　　　成り立ちませんよと

　

　　（‥　）まあ実際な

　　　　　　周の天子がおわす

　　　　　　春秋戦国時代の覇王たちは

　　　　　　あくまでも諸侯の一人で

　　　　　　諸侯に号令する

　　　　　　権力を持ったという

　　　　　　存在だったしな

　　　　　　覇王たちは独裁者では

　　　　　　ないよね

　

　なるほど、自領内部では専制君主であったとしても、自領から出れば、それはあくまでも天子に任命された大名という扱いであって、他の大名たち（諸侯たち）は理論上は彼の同僚であった。彼らは形式的とはいえ、天子につかえる大臣なり、官僚なり、あるいは何らかの係官のような立ち位置であったから。

　

　∧∧

（‥　）この状態がずっと続けば

＼−　　日本のように

　　　　天子、大臣、臣民

　　　　という

　　　　三すくみの安定状態に

　　　　いきついたはず

　

　　（‥　）でも中国はそうは

　　　　　　ならなかった

　　　　　　だから時々

　　　　　　極端な独裁制が成立する

　　　　　　それだけのことかもね

　

　古代ギリシャの歴史家ポリュビオスは循環史論を唱えたけども、それは、人類の政体は、独裁制、貴族制、民主制であること。人間の政体は必然的にこの三つの制度を循環すること、つまり不安定になること。しかしローマは独裁制、貴族制、民主制が混在しているので安定的だ、という理解と解釈であった。

　

　∧∧

（‥　）日本とか英国のような

＼−　　立憲民主国が比較的

　　　　安定なもの

　　　　これが理由だろうね

　

　　（‥　）単純に中国って

　　　　　　普通の国として

　　　　　　普通に不安定な

　　　　　　だけなのかもな

　　

　ちなみにこのことは、やはり普通の国であるアメリカも不安定だということであるのだが...それはまた別の話。

　

　

　

　　　

尻に流れ着いて座礁した残骸

　

　肛門に綿棒突っ込んでPCRにかけることでコロナの有無を判断する。

　

　∧∧

（‥　）中国がやってる

＼−　　ことだけど

　　　　コロナはノロのような

　　　　ウイルスではないから

　　　　消化器官を通過した場合

　　　　胃酸で破壊されて

　　　　肛門で見つかるものは

　　　　機能を喪失しているよね

　

　　（‥　）というか多分

　　　　　　破壊されたコロナの

　　　　　　その損傷した遺伝子の

　　　　　　さらにその断片を

　　　　　　見ているんじゃね？

　

　PCR検査は、遺伝子の性質。熱に比較的強く、しかし熱を与えると分割される。そういう遺伝子の性質を利用してそれを増幅する方法であった。

　

　熱によって分割された遺伝子。それを常温に戻して酵素を加えると修復されて元に２倍に増える。これを繰り返すと２倍、４倍、８倍、１６倍、３２、６４、１２８...増える増えるネズミ算式に。

　

　∧∧

（‥　）ただしそのままだと

＼−　　採取されたすべての遺伝子が

　　　　増幅されるので

　　　　これじゃあ意味がない

　　　

　　（‥　）だからプライマーを

　　　　　　使うのだ

　

　遺伝子は設計図であるから指示書としての性質、つまり文章としての性質を持つ。　だから例えば、

　コロナ遺伝子を包むタンパク質を以下に従って作成せよ

　

　という文章を人工的に作り出して投入すれば、コロナの遺伝子だけを釣り上げ、これだけを増幅することができる。実際にはこんな単純な話ではないのだけども理屈としてはこうだ。

　

　∧∧

（　‥）問題はさ

　　　　これ本当にその部分だけを

　　　　釣り上げて

　　　　増幅させてしまうって

　　　　ことでね

　

　　（‥　）胃酸や免疫で破壊され

　　　　　　白血球に喰われて

　　　　　　あるいは自壊して

　　　　　　ばらばらになって

　　　　　　機能を失い

　　　　　　尻の穴に流れ着いて

　　　　　　座礁した文書のひとかけら

　　　　　　これも見つけて

　　　　　　きちゃうのよね

　

　ウイルスはチェーンメールのようなものだ。

　以下の文書を急遽複製して以下に添付された指示書に従って作成された封筒に入れて投函してください。

　

　こうした命令文の全てがそろってはじめてウイルスは機能する。しかるに尻の穴に流れついたウイルスとは、実のところ壊れて千切れた指示書のかけらではないのか？　そんなもの、座礁した過去の残骸であって何の機能も果たせまい。

　

　しかし、こんな無機能なかけらであってもプライマーに合致すれば釣り上げて来てしまうし、増幅もしてしまうし、”発見”してしまう。

　

　なるほど、それでも価値はあるだろう。無症状のままに感染が終わり、本丸の気管支からウイルスが姿を消して、それでも尻に座礁した残骸からウイルスを見つけられたなら、それはこの人が感染していたという証拠にはなるし、場合によっては感染経路を追跡することも可能だろう。

　

　∧∧

（‥　）でもさあ

＼−　　これほとんど意味ないよね

　

　　（‥　）そうだよなあ

　

　

　それでもやってしまうとは、それは完璧主義の現れだともいえるし、しかし現実的ではないとも言えたし、組織がうまく機能していないのだとも言えた。なぜかというに、労力の割りに効果が上がらない完璧主義など、本来、却下されてしかるべきだから。

　

　

　

極端な独裁制なので我々はたった一人の男の内心を直に観測している

 　

　∧∧

（‥　）中国に入国する日本人は

＼−　　肛門検査を免除するよう

　　　　日本が中国に要請...

　　　　入国日本人に肛門検査を

　　　　強制するとは

　　　　嫌がらせかと思ったら

　　　　入国者全員にさせて

　　　　いるんだね

　

　　（‥　）というか国内でも

　　　　　　そうさせている

　　　　　　みたいだな...

　　　　　　なんだこれ？

　

　ウイルスが便に含まれるということはあったし、公開されているpdfを読むに、日本の厚労省も場合によっては資料としての保存を指示してはいた。とはいえ、あくまでも咽頭検査が主体だけども。

　

　さらによく分からん情報だが、咽頭検査でウイルスが消えても便や肛門の検査ではまだしばらくウイルスが検出される例があるとも言う。

　

　∧∧

（　‥）でもさ

　　　　それが本当でも

　　　　これって

　　　　ウイルスが本丸である

　　　　気管支から

　　　　ほとんど消えた後の

　　　　残存じゃねえの？

　

　　（‥　）まあ位置からすれば

　　　　　　そうだね

　

　というかコロナはノロウイルスのような防御策を講じていないから胃酸に抵抗力はないはずだし、そもそも肛門のウイルスがどんな経路でやってくるのかも分からなかった。

　

　人体内部に侵入したウイルスは色々な経路で分散し、本来の患部から離れ、血管、血流に乗って、さらには消化器官に飲み込まれて全身にわずかではあるが行き渡りうる。

　

　∧∧

（‥　）PCRとは

＼−　　ほんのひとかけらでも

　　　　馬鹿みたいに増幅

　　　　発見する仕組みだから

　　　　肛門検査とは

　　　　そういう時間をかけて

　　　　流れついた果ての

　　　　残骸を検出している

　　　　だけなのでは？

　

　　（‥　）それを考えると

　　　　　　肛門検査って

　　　　　　ほとんど価値ないよね

　　　　　　患部から離れた

　　　　　　残存を見ている

　　　　　　だけではなあ

　

　事実、どの国もそれを行っていない。しかるに中国はそれを国策として行っている、これはつまり...

　

　∧∧

（　‥）きんぺーさんの判断だな

　

　　（　‥）んー中国って

　　　　−／　本当に完全な

　　　　　　　独裁制になって

　　　　　　　いるんだな...

　

　中国は２０２０年初頭にウイルスが感染拡大した時、米国の封鎖策に抗議し、それを行わなかった日本に謝意を示したが、そのすぐ後には尖閣への侵入を突如強行し始めて、日本との対立を急激に激化させたのであった。

　

　∧∧

（‥　）きんぺーさんの心の

＼−　　さざ波が見える

　　　　ようだったよね

　　　　アメリカひどい！

　　　　日本ありがとう！

　　　　アメリカは中国を

　　　　潰す気だ！

　　　　なにがなんでも尖閣が

　　　　必要だ！

　　　　よこせ日本！！

　　　　...理屈はわかるよ

　　　　でもここまで生々しいと

　　　　印象的よね

　

　　（‥　）極端な独裁制だから

　　　　　　習近平最高指導者という

　　　　　　たった一人の男の内心を

　　　　　　俺たちは

　　　　　　直に観測しているわけだ

　　　　　　なんともかんともだね

　

　対して役にも立たない肛門検査の全般的な実行など、本来は専門家や側近、大臣、同僚、部下、幕僚によって却下されるべきではなかったか？　しかるにそれを実行してしまう。ここには個人に無制限の権力を与えたらどうなるのか？　そういうかつて存在した社会、専制君主制がどんなものであったのか？　それをまざまざと見せてくれる実例があった。

　

　

断固たる意志は価値あれど、さすがにそれは無茶では？

 　　

　∧∧

（‥　）尖閣に中国が

＼−　　上陸した場合

　　　　武器使用も認めるとした

　　　　日本の岸防衛大臣

　　　　２６日の発言に対し

　　　　３月１日

　　　　中国が断固対応すると

　

　　（‥　）...きんぺーのおっちゃん

　　　　　　乱暴だなー

　　　　　　断固として目標に

　　　　　　食らいつくのは好評だけど

　　　　　　やっぱ乱暴すぎんべ

　

　

　この場合の乱暴とは雑という意味も含む。

　

　∧∧

（‥　）もう事実上の戦争状態だな

＼−　　戦闘が起きてないだけだべ

　

　　（‥　）日本は勝てるのか？

　　　　　　と人に聞かれたけど

　　　　　　勝てるよねー

　

　負けるシナリオを描くこともできるけど、これについては次のことを考えてみればいい。

　

　尖閣で日本が負ければ円は暴落し、反対に勝った中国の元が値上がりするはず。本気で中国が勝つと思っているのなら、今のうちに元を買うべきなのだが、あなたは買うか？

　

　∧∧

（　‥）買わんだろ

　

　　（‥　）まあそういうこった

　

　

　もちろん、番狂わせというのは世の中にいくらでもある。しかし、そういうことは稀であり、それを期待するのはあまりにも楽観的で、そして無理筋ってものだ。

　

　∧∧

（‥　）それを考えると

＼−　　きんぺーさんの

　　　　このこだわりぶり

　　　　ただ事ではないな

　

　　（‥　）断固たる信念を

　　　　　　持っていると

　　　　　　無理筋でも掴める

　　　　　　ことが

　　　　　　時としてあるもの

　　　　　　だけどねえ...

　

　

　断固たる信念で無理筋を通す。１８世紀、後にドイツ帝国となるプロセインは当時はまだまだ小国。そのフリードリヒ２世は、ハプスブルク家の跡取りが女性のマリア・テレジアになったことを口実に、ハプスブルク家のシュレージェンに侵攻、併合する。しかし当然のことながらハプスブルク家本国、オーストリア帝国の報復を招き、さらにはそれと同盟するフランス、ロシア。この強大な三大国を相手に戦うはめに。

　

　∧∧

（　‥）勝ったり負けたり

　　　　大敗したり

　　　　自殺考えたり

　　　　そこまで追い込まれて

　　　　大損害も出して

　　　　でも運も味方して

　　　　結果的に領土を勝ち取り

　　　　ここからプロイセンの

　　　　大国化始まり

　　　　ドイツへと続く

　

　　（　‥）あれをさ

　　　　−／　フリードリヒ大王の

　　　　　　　やり口は

　　　　　　　戦略的に最悪だけど

　　　　　　　断固たる意志で

　　　　　　　結果をもぎとった例と

　　　　　　　言った人いるよね

　

　だから断固たる意志で成果を手にできないことはない。とはいえ以上の例、シュレージェン地方は人口の多い領土で価値があったから見返りが十分なのであった。

　

　この点、尖閣は小さな無人島でしかない。なるほど、ここを突破できれば日米の防衛線を抜けられるわけで、その価値は非常に大きい。大国に海洋を封鎖された中国だ。相手の防衛戦を突破するのは国家の悲願。だからこれを抜こうとするのはまったく正しい。だがしかし、１本、線を抜いたとて、日本と米国という二大国の防衛戦はまだまだ存在し、さらにその先には中国のインド洋進出を好まぬオーストラリアとインドというさらなる二大国もひかえていた。習近平最高指導者の断固たる信念は評価に値するけども、さすがにこれは無茶では？　と思われる２０２１年の３月。

　

　

　

マスコミの人間はどこかで何かの利益シグナルに応答している

 　

　オリンピックは税金の無駄遣いと言うが、だがしかし、税金が無駄に使われないと取り立てられたものは、取り立てられた側には戻ってこない。

　

　∧∧

（‥　）しかるにマスコミは

＼−　　　オリンピックは中止中止と

　　　　　叫ぶ

　　　　　これすなわち

　　　　　彼らにとっては

　　　　　戻ってこないことが

　　　　　利益であること

　　　　　その表明に他ならない

　

　　（‥　）中止による彼らの

　　　　　　利益とはなんだろうね？

　　　　　　まあ単純に資産価値の

　　　　　　上昇だろうかな

　

　金が戻ってくるとは、究極的には資産価値が下落するということ。マスコミは年収１０００万円程度の小金持ちなので、税金が戻ってくることが不愉快なのかもしれない。

　

　小金持ちの立場にたつと、税金は高く取られて、しかるに税金の無駄遣いは税金の低い低収入層に究極的には還元される。つまるところ、”無駄遣い”では小金持ちである自分に納税したお金は戻ってこない。つまり資産を取られた挙句に、資産価値を下げられてしまうわけで、これほど不愉快なことはないだろう。

　

　それに彼らが低収入層への還元を喜ばないことは明白な事実だ。彼らは政権を批判するが賃上げを要求しないことから、これはよく分かるであろう。

　

　反対に無駄遣いがなければ自分の納税は減り、低収入層への還元はなくなって自分の資産価値が上昇するはずであった。要するに減税と不景気による物価下落、資産価値の上昇がくるわけで、これほど嬉しいことはない。

　

　マスコミとは単純に言うと不景気主義者たちなのである。

　

　∧∧

（　‥）問題はですよ

　　　　マスコミの人は

　　　　どこでこれに気づいたの？

　

　　（‥　）そこが難しい

　

　以上のような理解をマスコミの人間はしておるまい。人間は以上のような行動はするが、以上のような理解と思考は決してしない。

　

　これは我々の通常の動作を見ても分かる。赤字の認識は、家計簿をつけなくても分かるのだ。

　

　単純な図形という視覚信号に昆虫が反応して花にたどり着き、蜜を集めるように。我々人類もごく単純なシグナルに応答して行動しているはず。

　

　∧∧

（‥　）マスコミの人は

＼−　　どこかでこれに

　　　　気づいた

　　　　何かのシグナルに

　　　　反応したはずなのである

　

　　（‥　）問題はなんのシグナルに

　　　　　　反応して

　　　　　　応答しているか

　　　　　　なんだよな

　

　一応書いておくと、マスコミの人間に、あなたは何のシグナルに応答していますか？　と尋ねても彼らはトンチンカンな答えしかしないだろう。同様なことをチョウに尋ねても検討外れな答えしか返ってこないのと同様、人間もこういう質問には正確に答えることができない。

　

　

　

　

　

　

分からないところが分からないのであれば、それは顧客ではない

 　　

　∧∧

（‥　）あなたは説明する仕事を

＼−　　しているけども

　　　　分からないと言われたら

　　　　なんて答えます？

　

　　（‥　）どこが分からない？　と

　　　　　　取りあえず聞くね

　

　∧∧

（‥　）分からないところが

＼−　　分からないと言われたら

　　　　どうします？

　

　　（‥　）それなら分かる必要が

　　　　　　そもそもないのでは？

　　　　　　と答えるが...

　

　説明する仕事とは、その説明で分かったと思った人間の数が十分利益を出した時点で終わる。つまり全員が分かる必要はないし、一人の迷える仔羊に全力を傾けて教える必要もなかった。

　

　そういう意味でいうと説明する仕事とは、この場合はライターの仕事とは、イエスの教えと真逆であった。イエスはたとえ一頭でも、迷える仔羊は探しにいくと答えたはずなので。

　

　∧∧

（　‥）それはあれだ

　　　　救済する者と

　　　　説明して黒字を出せば

　　　　それでいい者との違いだな

　

　　（‥　）イエスの発想は

　　　　　　経済的には自殺行為です

　

　これはお客と販売人の非対称の現れでもある。お客にとっては自分という個体の満足度が全てだが、販売人にとってはお客とは市場という集合名詞であった。

　

　だから黒字をもたらさないお客のクレームには、お前は客ではあるが市場ではないと答えれば良い。お前は集合名詞ではない。これが答えの全てだ。

　

　∧∧

（‥　）言い換えると

＼−　　イエスってあれだな

　　　　お客を個体として

　　　　扱ったのだな

　

　　（‥　）まあ救済しようと

　　　　　　すればそうなるな

　

　　

　しかし、ライターは救済者ではない。

　

　

　

平方根はなぜ平方根と言う？

　　

　∧∧

（‥　）平方根の根って

＼−　　あれはなんで

　　　　根っていうの？

　

　　（‥　）英語のrootを

　　　　　　翻訳したんだろうけど

　　　　　　そもそもなんで英語だと

　　　　　　rootって言うんだろうな？

　

　平方とは英語でsquare　つまり正方形。

　古代メソポタミアで発達した数学が古代ギリシャに伝えられて、そこで幾何学偏重になって以後、数学の思考は幾何学的になった。だから二乗という本来は単なる計算過程でしかない動作が、正方形という図形になってしまうのは理解しやすい。

　

　しかし、それゆえにこそ、平方根という呼び方が異様なのである。

　

　∧∧

（　‥）正方形の面積は辺の二乗

　　　　だとすれば

　　　　正方形の辺こそが

　　　　平方根なのに

　　　　なぜ辺って言わんのよ？

　

　　（　‥）調べたんだが...

　　　　−／　んー

　　　　　　どうも最初は

　　　　　　実際に”辺”を

　　　　　　使ってたみたいだ

　

　ラテン語のlatus 脇腹、側面という単語をもともとは平方根として使っていたようである。

　

　９のlatusは３である。

　

　こんな感じで。

　

　∧∧

（‥　）ところがあれだ

＼−　　より進んだアラブ世界から

　　　　数学を輸入した時に

　　　　アラビア語で根を意味する

　　　　ジャズル（Jadhr）が

　　　　入ってきて

　　　　それがlatusに

　　　　取って代わって

　　　　以来、”根”になったのだと

　

　　（‥　）９世紀のアラブ人数学者

　　　　　　フワーリズミーは

　　　　　　二次関数を解く時に

　　　　　　ジャズルを未知数の意味で

　　　　　　使ったみたいなんだが...

　

　話を聞くに、フワーリズミーは、今の我々がXの二乗というところをそれ専用の単語で呼び、Xである未知数はジャズル（根）と書いたので

　

　∧∧

（　‥）ああその書き方だと

　　　　58=100+2xx-20x

　　　　という公式は

　　　　”５８に等しいのは

　　　　１００に平方の二倍を加え

　　　　そこから根の２０倍を

　　　　引いた数である”

　　　　”なお付記すると

　　　　根の二乗が平方である”

　　　　という表現になるか

　

　　（‥　）こういう書き方だと

　　　　　　未知数のxである

　　　　　　ジャズル（根）が

　　　　　　まさに平方根に

　　　　　　なるよね

　

　平方根が”根”という一見するに奇異な表現になったのは、こういう歴史的経緯があるらしい。

　

　

　

　　　　

　

　　 

切って貼り付ければ良くね それはダメです

 　

　なんだよお前、ライターのくせにwikiを見て記事を書いているのかよ、馬鹿なのか？

　

　∧∧

（‥　）そうやって

＼−　　心底相手を見下して

　　　　今すぐ死ねよと

　　　　平気で言う

　　　　あなただって

　　　　アニメや漫画や

　　　　映画のことになると

　　　　平気でwikiやらで

　　　　ネタバレ読んで

　　　　すませるのである

　

　　（‥　）逆に言うとさ

　　　　　　自然科学や古生物

　　　　　　深海や宇宙に関する

　　　　　　皆の関心って

　　　　　　この程度なんよな

　

　

　なんで俺が漫画や小説や映画やアニメを見なくちゃいけないんだよ？　そんな余力ねえよ。もったいぶらずにネタバレ教えろよ。それで済ませるから。でっ？　誰が死ぬんだ？　食われたか？

　

　多分、これと同じ程度の発想で消費者は行動している。

　

　∧∧

（‥　）ビアンカとフローラ

＼−　　どっちを取るの？

　　　　という争いは

　　　　例えば古くかある

　　　　真剣なものだけど

　

　　（‥　）半分に切って割って

　　　　　　くっつければ

　　　　　　どっちも愛せるべ？

　　　　　　それで良くね？

　

　∧∧

（　‥）...人数変わらんだろ

　　　　３人のままだぞ

　

　　（‥　）そだな

　

　ビアンカとフローラの争いは人間としての争いでもある。しかし興味のない人間には切ってくっつければ良いだろ？　という話でしかない。

　

　それと同様、世の消費者はこちらにとって大問題な事柄でも切ってくっつければ良くね？　程度にしか思っていないことは確実であった。

　

　∧∧

（‥　）じゃあどうすんだよ？

＼−

　

　　（‥　）さーてな

　

　

　ちなみに、切って貼り付ければ良くね？　という解決策は人数は変わらないが平均化されるわけで問題は大分薄まるはずではあった。

　

　∧∧

（　‥）別の大問題が

　　　　生じるだろうがよ

　　　　アホか

　

　　（‥　）同じことを

　　　　　　私も思いますね

　

　昆虫には体の片方は雄、片方は雌というキメラ個体がごくまれに生ずる。チョウのこうしたキメラ個体は非常に珍しいので、大変な高額で取引される。しかしこれゆえに、悪用する標本業者もいた。鋭利な剃刀で雌雄のチョウを正中線に沿って切り、そしてつなぎ合わせるのだ。

　

　　（‥　）これは詐欺です！

　

　∧∧

（　‥）そういう問題じゃ

　　　　ねーんだわ

　

　

　

　ともあれ、次のことは事実であった。例えば昆虫の化石はデボン紀にいきなり現れる。だから昆虫は宇宙から来たのだ、この仮説にはロマンがあると考える人がいる。こちらからすれば、何を言ってるんだお前は？　という理解であるのだが、相手としてはこの納得で十分であり、理解と把握にこれ以上の投資をする気はさらさらないのだ。

　

　そうである以上、彼らはこちらの説明、解説に金を支払う気がない。私が映画館にいかないのと同じように。

　

　

　

　以下追記

　

　すごい解決策を思いついた。外部まで割ってくっつけるから無理が生じるのだ。体型が違うと深刻な問題が生じる。

　　

　ならば！　左脳と右脳、そのどちらかを交換すればいい。

　

　異なる肉体に二人の魂の座が混合した準平均状態で内臓されている。ひとつの人格で２度美味しい。

　

　　（‥　）どうよ？

　　　　　　この画期的な策

　　　　　　完璧です

　

　∧∧

（　‥）なんだよ？

　　　　人体改造マニアか？

　

　改造フェチではないが、だがしかし、どうも内臓が嫌いらしいってことはわかる。

　

　∧∧

（‥　）あんた

＼−　　女の子キャラを描くと

　　　　何かしら

　　　　内臓を抜きたがるよね

　　　　腹部を

　　　　空洞にしたがるよな

　

　　（‥　）俺さあ

　　　　　　内臓のある人間が

　　　　　　嫌いなんだろうな

　

　多分、理由は単純。内臓から腐敗が進行するからだ。