*の続き
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( ‥)ガリア戦記、どんな具合?
( ‥)そうねえ、まず町がある
-□ それと耕作が行われて
かなり穀物も自給できる
みたいね。
故地を離れて移動を開始した一部のガリア人が持てない穀物を焼き、3ヶ月分の食料を挽いて携帯する、という表現が出てくる。
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(‥ )移動と略奪にびっくりした
□- ほかの部族の人がローマに
救援を要請して。やってきた
カエサルが、「ねえ、補給の
穀物まだー?」と部族に催促する
場面もありますね
(‥ )補給や援助をする程度の
穀物の余剰があるか、あるいは
よりありそうなのは、穀物を徴収
してもほかのものでしのげる
牧畜とかが発達していると
みるべきかね。
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( ‥)税金はどうやって、何で
徴収したんでしょうねえ?
(‥ )わからんなあ
□- まあ、これ自体はガリア征服に
乗り出したカエサルのレポート
なわけだけど。
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( ‥)思ったよりも面白いと
( ‥)せっかく有利な陣地を
-□ 占めたのに、味方の誤報に
惑わされて作戦不発のエピソードが
話のしょっぱなにくるのが、
なんかね、色々な意味でリアルよね。
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( ‥)敵の方が数が多いので、味方の右翼が
後ろから包囲されかかった戦いが
その次ですか。
(‥ )対してレギオンを分離してしのいでる。
□- レギオンは初期にガリア人に敗北して
それで融通が効く陣形に組み直されたって
いうけども、その真骨頂かね?
あるいはこんな話。有利な丘の上に陣地を築いていたら、いきなり森の中から戦闘態勢の軍勢が現れて、障害物である前方の川を突破し、丘まで駆け上がってくる。味方は混乱。丘の上にまで一部敵の侵入はゆるすし、局地的には相当な苦戦に。
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(‥ )苦戦する第12軍団の後備が戦いを避ける
□- みたいな描写は、どう見るべき
なのでしょうね?
(‥ )当時の軍勢は列になっているし、
前の人が倒れた時とか、今が押し時
という時に後ろのものが戦闘に
参加するのだそうだ。
それぞれの隊長達が戦死、さらにレギオンを構成する中隊が密集しすぎたり(という描写あり)、周囲から敵がくるので、指示は出ないし、前に出ようにも隙間はないし、どうしていいか分からなくなった、ということか。
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( ‥)カエサルさんがそこで戦闘に
-□ 参加して、指示を出すことで
持ちこたえると
(‥ )崩壊しかかった戦線にリーダーが
突入することで盛り返すってのは
戦史では時々聞くよね。
これもそういう例なんだろうな。
戦争怖いし、集団戦だもの、どうしていいか分からないと、そりゃあ個人個人は動きを止めて、集団は機能しなくなる。こういう時に大事なのがリーダーの資質ということか。