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2012年1月15日日曜日

多面体の世界は直角三角形

 町へいった。喫茶店で本を読んでいたら、隣に座ったカップルが相性占いをしていた(女性主導、男性微妙にやる気なし、かつ女性に比べて不釣り合いに地味、女の子、声でけえ)。
 
 ∧∧
(‥ )女の子がiPadで相性占いの
    コンテンツを表示、使用して
    いました。
 
    (‥ )時代は変わりつつあるな。
 
 相性占いは、良い、だったらしい。
 
 
 プラトンの「ティマイオス」、ようやく半分。
 
 ∧∧
( ‥)どう?
 
   ( ‥)...原子論のぱくり?
     -□
 
 地水火風は正多面体よりなり、それら正多面体は直角二等辺三角形とそうでない直角三角形よりなり、それの組み合わせで正三角形と正方形が、それの組み合わせで正多面体が...
 
 ∧∧
(‥ )正多面体の解体と複合、その比率で
 □-  周囲の物質が出来ていて、なおかつ
    空隙がある。ここは原子論ですね。
 
   (‥ )幾何学図形を重宝したり、それに
       神秘的な付加価値を見いだすのは
       ピタゴラス学派的って感じ?
 
 ギリシャ哲学者列伝によると、プラトンは競争者を排除するために、デモクリトスの本をすべて燃やそうと画策した、という話がある。
 
 ∧∧
( ‥)本当だとしたら正気とは
    思えませんけどね。
 
  ( ‥)最低限あれね、プラトンは高名であった
    -□ しかし、彼に対抗し、凌駕しうる
      原子論を唱えたデモクリトスがいる
      なんらかの形で彼を打倒しないと
      プラトンはナンバーワンになれない
      そんな見解が当時あった、
      そういうことは言えるかもね。
 
 ∧∧
( ‥)そして、このティマイオスあたりが
    後の錬金術の基礎ですか?
 
   (‥ )まだ、よくわからん。
    □-
 
 ただ、おおまかに言うと、水の元素は水というよりは液体、あるいは流動物の属性を、火の元素は炎というよりは熱としての属性を持つ、やはりそう理解した方が良いこと、そういう考えはプラトンですでに現れている(あるいは先行者のそういう考えがここでまとめられている)ということは分かった。
 
 

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