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2011年6月4日土曜日

目尻に小じわ光線 びびびびー!!

 
 ふと思い出した、

 ある日、電車に乗っていると2人連れのおばあさんが乗ってきた。片方は60歳ぐらい、もう片方は80か、ひょっとしたら90ぐらいいっているのかもしれない。顔の特徴に似た点があったから親子かもしれない。

 ∧∧
( ‥)老老介護ってやつ?

   (‥ )近似かもね。

 足のもつれるおばあちゃん(80以上)をばばー(60ぐらい)がサポートしてる。母を助ける娘、だろうか。しかし娘であるばばーはどうでもよかった、母であろう”おばあちゃん”がそれはそれは小さくて、くりんとした顔と目をしていて、ちょこちょこ足をもつれさせながら、でもしっかりと車内に入ってきた、その見た目はまるで小さな女の子だった。

 それを見た瞬間、周囲の座席に座っていた男が全員、席を立った。

 ∧∧
( ‥)つまり?

   (‥ )女の子はいつまでたっても
       女の子であって、そしてその
       価値は第一には見た目と若さ。
       そういうことだろう。

 ∧∧
( ‥)あからさまな差別ですけどね

   ( ‥)誰もがそれは自覚しているだろ?
       女性が若さと見た目にどれだけの
       時間と投資をかけているか
       知らんわけじゃあるまい。

 ∧∧
( ‥)まあねえ

   (‥ )例えばの話、
       目尻に小じわ光線、びびびびー!
       って女の子にしてみ、
       まじギレするから。

 そしてまた慈善も結局のところ無償ではなく、投資であって、それが内心の満足であろうがなんだろうが、見返りを求めるか、見返りに近似な判断をしていることはあからさま。

 ∧∧
( ‥)相手を選んで救済するのだと

   ( ‥)そりゃあそうさ。

 相手が女の子の場合、それは若さであり、その手がかりは見た目である。それだけの話。いかに理念を語っても、これはねじ曲げられぬ。


       

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