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2011年9月7日水曜日

その栄光の角は、まっとうでない証かもしれない

 
 でっ、さらに*の続き
 
 ∧∧
( ‥)ようするに
 
    ( ‥)物書きの仕事ってのは知識の普及
        だと思い込んでいる人もいるけど
        そうじゃないんだよね。
 
 むしろ知識の格差拡大が仕事、あるいはそれが結果。
 
 ∧∧
( ‥)しかも困ったことに。
 
    (‥ )格差が拡大された知識、ある人々に
        累積した知識が妥当かどうか正しいか
        どうか、知識そのものはその問いに
        答えてくれないというね。
 
 知の巨人、って言葉があるが、それは食い過ぎたデブと言っているのとあまり変わらない(一般的には肯定的にとらえられている単語だけど、とてもまっとうな言葉とは思えない)。
 
 ∧∧
( ‥)覚えるだけではだめ。
    でも知を体系づけても
    それだけではやはり何の保証にも
    なりませんよね?
 
    (‥ )まあ、すてきで立派な角。
        と文学仲間が肯定的に評価して
        くれても、研究者からすれば
        ああ、あの知識であんなものを
        作るって構造が狂ってる証拠
        だよねと評価される場合もある。
 
 取り込んだ知識から立派なもの作る。
 
 オレにはできない、すてき、と言われることもある。
 
 それは評価する人からすれば新陳代謝が優秀である証だ。
 
 だがしかし、
 
 そこからはそんなものが導けないことが分かっている人間からすると、その栄光の角は知識を処理する回路が正常に動作していない(頭が壊れている)アピールにしか見えない。
 
 ∧∧
( ‥)まあそうやってさらに
    格差が広まるわけですわ。
 
    ( ‥)これが人間の動態。
      -□ サイエンスライターだの
        物書きだのの実体でね。
 
 まあ、やむを得ない。僕らは機械ではないし、優秀さは保証されていない。そしていつも思うのだが、研究者だって正しいとは限らないでしょう?? と大声で言い立てるやつに限って、まっとうでない研究者のふかしを頭から信じ込むのは奇妙と言えば奇妙だし、必然と言えば必然なのかもしれぬ。
 
 

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