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2011年9月9日金曜日

トコナツ042530

 
 ∧∧
( ‥)でっ?
 
   ( ‥)こういうサイトがあるのだが。
     -/ →*
       →*
 
 惑星生成シミュレーター。惑星科学のおけるシミュレーションの簡易版、というか。
 
 やってみると
 
 ∧∧
(‥ )なんか....小天体がよく出来るし
\-   地球のような星や巨大ガス惑星が
     できませんねえ。
 
    (‥ )さっき条件をすべて標準でスタートして
        最終的に0.96天文単位のところに
        質量にして地球の0.8倍の岩石惑星が
        できたよ。
 
 どうも最後の最後で他の天体と衝突して地球サイズになったっぽい(確率的なイベントですよねえこれ)。惑星の温度はマイナス22度。たぶん、熱の吸収と放出が均衡する時に得られる温度のことなので、温室効果ガス、二酸化炭素と水蒸気があれば地球のような星になるだろう。そこそこ大きいので、火星のように火山活動が停止して、温室効果が減少、惑星全体が凍りつく、ということはたぶんなさそうだ。
 
 それにしても
 
 ∧∧
( ‥)惑星、落ちますねえ。
\-
    (‥ )話で聞くあれね、ガスとの相互作用で
        運動エネルギーを失って軌道が太陽に
        近づいちゃうのな。
 
 そして落下する。標準の条件で地球の位置に惑星を作っても普通に落ちて呑み込まれてしまう。
 
 ∧∧
(‥ )惑星の材料を多くした条件だと
\-  5天文単位(木星の軌道)からでも
    落下しますね。
 
    (‥ )たった150万年で落下しちゃうんだもの
        強烈だよね。
 
 ちなみに、ガス円盤の内部に空隙が”ない”という設定でシミュレーションしているので落下となる。これが”ある”と設定すると落下はとまり、かわりに太陽のごく近距離をめぐる高温で地球よりも大きな岩石惑星が誕生する。
 
 ∧∧
( ‥)お話にはさらなるヒントが
\-   あるのでしょうか?
 
    (‥ )なかなかね、手強いね。
 
 それにしてもこんなに惑星を作るのが難しいとは。
 
 続く→*
 
 
 

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