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( ‥)謎、というと
( ‥)ものの本では古代ギリシャ都市国家は
-□ 戦争のプロフェッショナル化と共に
衰亡の道を歩むように読めるのよ
ようするに戦士気質で集団を組んで真っ正面からがんがんぶち当たるような凶暴な戦いをする市民軍、がより組織化された軍隊と傭兵、プロの将軍と兵士たちの出現で敗北し、通用しなくなり、色あせていく、というイメージ(例えばの話、単独で支援のないままの重装歩兵は散兵などにやられるし、事実、やられて古典的な戦争が通用しなくなった)。
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( ‥)まあ、そのひとつの頂点が
アレキサンダー大王なんでしょう
けどね
(‥ )問題はだ、ローマ軍の位置づけなのよ。
ローマも市民軍だけども、ギリシャなんぞより白兵戦においてはるかに凶暴であったという(話を聞いていると理解に苦しむ戦い方をする)。だけども所詮は市民軍。それは厳密な意味ではプロではないよね?
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( ‥)しかし結局、そのローマにギリシャも
アレキサンダーの後継者達も
呑み込まれる運命なんですよね
( ‥)ローマは征服地が拡大すると
-□ 市民が没落する。それと共に
軍が弱体化する。
そこで組織改革したら、
ローマ軍は将軍達の
私兵集団になって、カエサルや
アウグストゥスの時まで
1世紀近く内乱状態に
陥るのだけども。
つまりこの時のローマ軍がついにプロの領域に至ったのか? それとも周辺諸国の軍隊がアレクサンダーのような頂点から劣化していたのか。
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( ‥)あるいは前提がおかしいのか
(‥ )あるいはプロと伝統ある軍隊でも
アマチュアの寄せ集めに負けるし
征服される場合があるという
だけの話なのか?
よく、というかさっぱり分からない。