自己紹介

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2009年9月4日金曜日

後出しじゃんけん

 
 進化論は後だしじゃんけんだ!!

 ∧∧
( ‥)....ああ、ありがちな誤解ですよね?

    (‥ )そーね。何度も聞いたり読んだりしたねえ。

例えばこんな一例:進化論は適当な補助仮説を持ち出してなんでも説明してしまう悪い仮説である

 ∧∧
(‥ )この薬を飲んでも病気が改善しないのは
\-  近代医学の敗北を証明しているのに、それを
    なぜ認めないのか、とでもいってみますか。

    (‥ )人間はすべて同じ性質を持つ、薬物に対する人間の反応は
         すべからく同じである、ゆえに効果がないという1つの
         事例はすべからく効果がないことを証明している。
         まあ、論理的ではあるかもね。

 単に前提がおかしいだけで(*人間は規格統一された工業製品ではありません)。

 あるいはこんな例

生存したものが適応したものだ。進化論はこのように適者生存を設定しているのだが、これはようするに生存した適者が生存していると言っているだけの、意味のないトートロジーである

 ∧∧
( ‥)後だしじゃんけんとはちょっと違うようにも
    思えますけどね。

   (‥ )まあ、彼らの言い分は要するに
       ずるしているって言いたいんじゃないの?

しかしながらダーウィンが前提したことは異なる変異はある条件下では生存する確率に違いが現れるだろう、ということであって。

 ∧∧
( ‥)トートロジーではないですよね?

   ( ‥)むしろあれだな、ダーウィンの前提をトートロジーの形式に
       勝手に書き換えて、それでトートロジーだ、トートロジーだと
       騒ぎ立てているわけであって。

 問題を自分で作り、自分で騒ぎ立てている。後だしじゃんけんだって言っている人自身が後だしじゃんけんをしている。

 ∧∧
( ‥)しかし何ゆえに進化論はこうも
    訳の分からない否定をされるんでしょう?

   (‥ )そりゃあ困るからだろ?

 あるいはこう。本人自身が困ると思い込んでいるから困っている。それはいわば本人の問題。

 ∧∧
( ‥)なぜに?

   (‥ )道徳や倫理が機械論的に破壊されると思っているんじゃないの?
       そういう人多いよ。クラスにかならず一人はいる
       委員長タイプとでも思えば理解がオッケー?

 とはいえ、それは愚かなことである。道徳や倫理は禁止次項であって、世界を説明する仮説などではない。例えばの話、道徳や倫理は天動説や地動説でもないし、進化論でもないし相対性理論でも万有引力の法則でもない。

   ( ‥)道徳や倫理は世界を理解する道具たりえない。
       理解に使えないものを無理矢理使うから理解が
       散らかるのさ。
 ∧∧
( ‥)そんなもんですかね。

 
 
         

 

2009年9月3日木曜日

性選択

 
 先日、ショウリョウバッタを捕まえてきた。オスは小さいがメスはやたらとでかいバッタ。現在、一部のものを飼育中。でっ、今さらながら気がついた。


 ∧∧
( ‥)これって性選択による形質ですよね?

    (;— —)うおっ!! なんで今まで気づかなかったんだ??

 どんな淘汰が働いているのかは知らんけども、あれだけサイズが違うのだ(長さはほぼ2倍、単純計算で重量は8倍あまり)、相当なにかが効いているはず。

 ∧∧
(‥ )日本はどうだか知りませんが、海外では
\-   近縁種なり直翅類の性的二型についての研究が
     あるみたいですね

     (‥ )うわおうー、盲点だあ。

 間抜けな話で手持ちのsexual selectionの本にも直翅類の性淘汰ことが少し書かれているらしいことに気がついたりする。

 

adaptation

 
 さる仕事で英文と格闘中。とっ、それはいいのだけどもadaptationという単語を

  ( ‥)これは専門用語で派生形質と言います・・・・
    -□
 ∧∧
( ‥)? adaputationってそういう使い方しましたっけ?

 まんま訳せば適応。まあ確かに改善とか改良って意味もあるし、自然選択によって適応的な状態に改良された、あるいはその結果の形質って意味合いも場合によってはあるらしい。

 ∧∧
( ‥)でもこういう使い方って今まで見たことあります?

    (‥ )いや、、ないなあ。単に英語の文献を
        読まなさすぎているせいかもしらんけどさ。

 弱ったね。どう訳すのよ? 適応的な形質とでも訳すかね?

 実際、adaptation or characteristics (technically termed "derived characters") と書いてあって

 ∧∧
( ‥)まんま訳せば 適応あるいは特質(専門的には派生形質と呼ばれる)
    ですよね?

    (‥ )たぶん、原始形質よりも適応度が高くて、なおかつその系統群で
        固有って意味合いを込めているように思えるけどもね。

 いやしかし、、なんかおかしくない? これじゃあ原始形質はすべからく適応度が低いってことになるし、原始形質は適応していないことになってしまうのではなかろーか。

 ∧∧
( ‥)なんか違和感を感じますよねえ・・・・
      
    (‥ )そりゃあ派生形質は淘汰の過程で前よりも改良されている、
        そういう側面はある程度は確かにあるだろうけどさ。

 しかしじゃあ、肺魚の肺よりも人間の肺の方が機能的にすぐれているからより派生的な状態でございますっていうことになるわけかい?

 ∧∧
( ‥)そうじゃなくて、外群比較した時に人間とネコは肺に
    肺魚にない形質を共有していて、外群比較の仮定上、
    それは時代的に後から誕生して伝達された形質であると
    判断されました、それだけの話でしょ?

    ( ‥)そうだと思うけどさ、
      -□ いや、じゃあこれどうすんだよ?

 もうしょうがないのでadaptationはこの場合、適応的な形質、でいくべきか、あるいはいっそのこと新規の形質でいくべきか。

 ∧∧
( ‥)新規の方がまだ違和感ないですけどね。

    (‥ )でも作者の主張が”適応的な・・・”だったらどうするよ?

 あまり意訳をするわけにもいかんし、どうしたものか。こういう用語の使用法がままあるものなのか、するとやはり北村は論文を読まなさすぎなのか、あるいはこの著者の考えが分岐学とか外群比較から少し距離があるものなのか??? どうしたものか、著者の考えと内容を尊重するのはもちろん当然のことであるわけで。

 ∧∧
(‥ )肺魚って鰓と肺を同時に持つことで
 □-  束ねられるんですか??

    (‥ )いやそれ、明らかに原始形質だろ?

 というわけで、こうなったらしょうがないので。

 ∧∧
( ‥)適応的な形質でいきますか。

    ( ‥)そうするしかないかなあ。

 
 なんでこんなことで悩まなければいかんのか。


 
 

2009年9月2日水曜日

まあ無理っぽい

 
 悪いことをしている官僚VS新しい政治家

 まあそういう構図で物事を考える人が多いけども、

 ∧∧
( ‥)あれなんなんですかね?

    (‥ )水戸黄○の見過ぎじゃね?

 そりゃあまあ、誰だって自分に都合のいい利益誘導はしているものだ、そうはいっても

 ∧∧
(‥ )逮捕されたどっかのおっさんだってめちゃくちゃな
 □-  賄賂をもらっているわけじゃないですよね?

    (‥ )少なくとも表向きは年間に何百万だからな

 そういう利益誘導がぜーんぶ消えたところでさてはてどんな程度の利益が還元出来るのやら。

 ∧∧
( ‥)まあ、”官僚がすごい悪いことをしていて、それを是正すれば
    皆がバラ色の未来を手に入れられる”という構図が現実になる
     条件をもろもろ仮定することはできますよね?

    (‥ )できるよ。

 ただ、そのために必要な仮定をどんだけ積み重ねなくてはいけないのやら。

 ∧∧
(‥ )そしてそういう仮定が現実に成り立つのかどうかはどうも
 □-  良く分かりませんね。

    (‥ )そうだねえ。

 どうも”官僚は悪いことをしているから、それを是正すればバラ色の未来が開ける”というのは物事を解釈するために誰かが持ち出してきた仮説であって、しかも根拠がよくわからない仮説であるらしい。

 ∧∧
( ‥)でっ、この仮定が妥当かどうかはともかくとして
   正しいか正しくないか分からないこの仮説に基づいて
   ”改革”することは可能?

    (‥ )無理だろ。

 まあなんだ、与党と官僚の戦争が楽しみだって言う人もテレビにはいるけども、戦争もなにも政治家にはそもそも何百/何千ページもある報告書やレポートを読む能力ないだろ。

 ∧∧
( ‥)読めないと思う?

    (‥ )小説を読んで、僕は読書をしていますって
        思っている人間では、まあ無理だね。

 小説は読書のうちには入りません。少なくとも漫画は読書でないと言うのであれば。小説ってのは漫画と同じだ、同じ。

 ∧∧
( ‥)官僚出身者の人もいますよね?

    (‥ )そういう人をかき集めて、誰かが一括して
        コントロールして統制を保てるような状況かね?
 
 


 

 
       

2009年9月1日火曜日

革命はやせ薬

 
 人によってはこのたびの政権交代は革新だとか革命だとか、あげくの果てには新しい政治のビッグバンなんだそうだ。

 ∧∧
( ‥)そうなの?

    (‥ )違うだろ。

 そんな断絶だの革命だの起こりゃしない。フランス革命やロシア革命だってそこで別に大断絶が起きたわけじゃああるまいよ。権力者が倒れ、新しい権力者が現れる。一見、大断絶に見えるけども、実際には顔が変わって、そしてちょっと改良するのがせいぜいといったところ。革命後のフランスには独裁者が現れて、そいでもってウィーン体制だし、ロシアだってアジア式の専制国家で大粛正なんて評されたわけでして(悪いは全部スターリンのせいにしてみんなほっかむりを決め込んだとさ)。

    ( ‥)我々人間という烏合の衆の集まりが
        バカみたいにきーきー叫んで右往左往する
        それが歴史の歩みってもんさ。
 ∧∧
( ‥)まあ、そうかもしれませんね。

 これさえすれば良くなるって、よくもまあそんな甘ったるい夢が見れるもんだ。一体全体どこの宇宙にそんなうまい話が転がっているものか、そんなものに騙されるのは阿呆だけだ、と意地悪く思っていると気がついた。

    (‥ )これさえすれば痩せますよっていう薬とかトレーニングとか
        あるけど、あれってこれと同じことだよなあ。
 ∧∧
( ‥)これさえすればみるみるうちにgoodだって販売してますよねえ。
    でっあなたたちお猿さんはそれを買うのですよ。

 なんだ、つまりあれか、政権交代すればみるみる良くなるとか、これさえすれば大丈夫とか、政治のビッグバンだとか、なんのこっちゃない、それらはやせ薬やシャイプアップ術やみるみるハゲが直るとか、これさえ塗れば問題無くなるファンデーションとか、そういうものだってことか。

 ∧∧
( ‥)というか、より正確にはそれを買っちゃう人々と
    同じだってことですね。

    ( ‥)どうせ半年後にはホコリがたまっているさ。

 アホみたいに甘ったるい夢を見ると後でがっかりすることになる。

 ∧∧
( ‥)でも、そんな過剰な期待を抱くのは一部のお利口さんたちでしょ?
    世間一般の人々はどうなんでしょうね?

    (‥ )まったく健全なことに買ったことを忘れるんじゃね?

 部屋のすみに置いているシャイプアップマシーンをすっかり忘れるのは健全な普通人、なんでこんなものを買ったんだ? この企業は嘘つきだ、こんなもを買ったあたしのバカバカばかー、とくよくよ考えて胃に穴が開くのはお利口さん。


2009年8月31日月曜日

聞こえなかった

 
 ガガイモの花が咲いていたのでスケッチをしていた時のこと、一休みしようと水飲み場の近くでぼーっと座っていたら石ころの広がる場所になにやら動くもの。静かに近づいてみると、

 ∧∧
(‥ )石ころみたいな青灰色、
    カワラバッタですかね?

    (‥ )たぶん、それでいいはずだけど。

 2匹が後ろ足をしゃかしゃかと動かしながら追いかっこをしていた。あれ? もしかして鳴いているの?

 ∧∧
( ‥)何も聞こえません

    (‥ )セミが鳴いているせいかな。

 ネットで検索をかけるとやはり鳴くのだそうだが、どんな声で鳴くのだろうか? 聞いてみたいもんだ。

 ∧∧
( ‥)鳴きながら求愛していたんでしょうか?

    (‥ )さもなきゃ雄同士で喧嘩かな?

 よくわからない。


でっ


 ∧∧
( ‥)それで、政界大再編とやらは
    いつやるんですか?

    (‥ )野党と与党の内部にそれぞれ大きい政府派/小さい政府派
        があるとかなんとか、そういう不安定な状態が
        潜在しているという仮定に基づけば
        いずれ起きるってことなんだろうなあ。

 後はきっかけ次第ってことになるんだろうけども。

 ∧∧
(‥ )新しい与党の中核は元与党の旧派閥だって意見もありますが
 □-
    (‥ )そういう連中がありきたりなことをして無難にしのぐのか
        あるいは一部の連中が本気で改革なんてことをやりだして
        結果的に大崩壊しちゃうのか
        未来はその両極端のどこかってことになるけども。

 まあ、普通はまずい状況になる前になんとか是正せねばとフィードバックが働くものなので、大崩壊なんてことはそうは起きない。

 ∧∧
( ‥)つまりありきたりで無難なことだけが続くと。

    (‥ )改革が現実無視のたわ言だというのなら、バカをやった
        あげくの大崩壊もそうは起きないってことさ。

 理想論者が理想を本気で追求してしまったあげくの大崩壊ってのは、そりゃあ見れたら楽しいに決まっているが、あいにく世の中ってもんはそんなに楽しいもんではない。打ち上げ花火はいつもしけているもんだ。滅びというのはいつでもめそめそとやってくる。隕石でも衝突しない限り。

 ∧∧
( ‥)でっ? どんな未来が展望できますか?

    (‥ )そーさのー

 政界大再編が起きる/不安定な状態を維持できずに安定状態へ移行するというのは何かが起きたからで

 ∧∧
( ‥)その場合、状況は平均よりやや悪いか、
    あるいは悪いかのどれかですね。

    (‥ )そうだねー

 反対に政界大再編が起きない/仮に”与党も野党も実は安定状態に達していない”という仮定に基づけば、この状況は深刻な何かが”起きていない”ことを示している。

 ∧∧
( ‥)つまり可もなく不可もなくということで、この場合、
    状況は何も変化していないんでは?

    (‥ )たぶんね。

 状況が劇的に改善されるということはあまりありそうにない。というかそんなことが人類の歴史上あったのか怪しいもんだ。

 無駄無駄言われている公共事業で支えられてきた地方はもとからガタガタで、それがいまやもっとガタガタになっているし、老人は払うものも払わず、次世代を養育することもせずに年金に血眼になって赤字国債を膨らませているし、理想論ばかりいっているやつは税金をあげるなとだだをこねるし、社員は好景気なのになんで賃金が上がらないのとたわ言をほざいている有様なわけでして、こんなありさまを一朝一夕に解決できるはずもなく。

 ∧∧
( ‥)つまり何もよくならないと。

    ( ‥)何も良くならないということが分かるのは
        それは良いことではないのかね?


       

2009年8月30日日曜日

道徳はマルチ商法です

 
 先日、こんな話。

 水に話しかけたり、あるいは花瓶にLoveと書くと、水がきれいに結晶したり、あるいは水がきれいなままである。

 ∧∧
( ‥)ああ、はやりの疑似科学ですよね。

    (‥ )まあそうだね。

 これを道徳の時間に採用した先生がいたそうな。それは問題ではないのか??!! という話題になった時に

 ∧∧
( ‥)でっ、おいちゃんは別にいいんじゃないですか?
    と言ったわけですよね。

    (‥ )だって、道徳ってせいぜいがそんなもんだろ?

 道徳はマルチ商法と区別がつかない。だから疑似科学しようが現実と齟齬をきたしている仮説を提示しようが別にかまわないだろう。

 ∧∧
( ‥)?? そう?? マルチ商法とか
    ねずみ講とか悪いことじゃないの?

    (‥ )マルチ商法にひっかかった自称被害者が
        友人/家族を勧誘する時に罪の意識があったかね?
         すばらしいことなのよ、と押し付けがましいくらいに
         善をアピールするのではなかったか?

 あるいはこう言えばどう?

 罪の意識があるかないか、良いか悪いか、善か悪か、それはそれの妥当性をまったく示していない。

    ( ‥)だから道徳はせいぜいがマルチ商法なのだ。
 ∧∧
( ‥)それは言い過ぎでは?

 じゃあこう言えばどう?

 本人が道徳的にオッケーと思っていることはそれの妥当性をまったくなにも保証していない。そうであるのであれば、道徳の時間に疑似科学を教えてもいいではないか。

    (‥ )たわごとの時間にたわごとを教えることに
        一体なんの矛盾があるというのかね?
 ∧ ∧
(  ̄  ̄)矛盾がないだけで意味がないじゃないですか。

 あるいはこう。道徳は例えばの話、仮に人間が集団で生活を送るさいにお互いに殺し合いを始めたら破滅という莫大なコストを支払うことになるので、取りあえず○○はしてはいけない、という禁止事項(あるいは推奨事項)を提案した。それが道徳であるというのであれば、道徳はそもそも物事を説明する仮説ではなかった。

    (‥ )物事を説明する仮説でないもので物事を説明しようと
        する。だから破滅するのだ。
 ∧∧
( ‥)そんなもんですかねえ?

 だからこう。

 道徳で物事を推し量ってはいけない。それは破滅である。道徳にもともとそんな力はない。

 マルチ商法の自称被害者が道徳を語るのも問題ない。どちらもたわ言なのだから。

 道徳に疑似科学を使うのも問題ない。どちらもたわ言だから。

    (‥ )なんの問題もない。
 ∧∧
( ‥)問題だらけですよ・・・



2009年8月27日木曜日

ひゅかっと流れ星

 
 もう24時間も前の話だけども、夜の公園、いってみたればひさかたぶりに晴れた夜空は

 ∧∧
(‥ )まあ神奈川のここらあたりじゃ
    いいほうですね

    (‥ )目を必死にこらして見れば、
        くじら座の星もおよそ分かるくらい

 それでもまあ、空は明るく、星の見えは悪いのですよ。しかしながらベンチで寝っころがってぼけーーっとしていたらヒュカっと流れました流れ星。

 ∧∧
( ‥)おや明るい。

   ( ‥)北北東、カシオペアとペルセウスの脇をすりぬけて
       おひつじ座のあたりで燃え尽きたかな。

 流星痕は、残らなかった。長く尾を引く星ではなくて、もっとまとまった星だった。

 

2009年8月26日水曜日

理解するなら誤解しない

 
 疑似科学を信じる人は思いつきとデータとの間にある誤差を無視する。あるいはこう、仮説とデータの誤差が大きくてもそれに頓着しない。

 ∧∧
( ‥)だから経験的なデータを使用しない、
    つまり無視すると。

    (‥ )いやむしろこう考えるべき
        誤差がでかくなってもそれに頓着しないので、
        結果的にデータが思いつきに影響を与えない。

 これはようするに”より妥当な仮説”、とか、あるいは新しいデータを提示されても彼らはそれを無視することを示している(例えばつまり最初の思いつきが反証されることはない)。

 つまりこういうこと。

 疑似科学だろそれ? と評価されるような仮説に執着する人間は研究者や院生の言うことなど聞きやしない。

 例えばこんな実例

:研究者/院生その他いろいろな人からここがこう間違っていますよ、と懇切丁寧に教えられてもそれらを全部無視する/あるいはそれを曲解する
(新しい知識が彼の最初の思いつきに影響を与えていないという実例)

:自説が受け入れられないのは科学者が保守的であるからだと主張する
(自説が受け入れられないのは自説が間違っているからではないと考えているから)

:あきれて研究者が無視すると、ははーん、相手は俺様の意見にぐーの根もでないのだな、と解釈する
(これは某サイエンスライターの実例/あれにはさすがにあきれた)

 ∧∧
( ‥)そういえばそんな実例が幾つもありましたね。

    ( ‥)この手の話は枚挙にいとまがなく、そして
        結果はいつも同じなんだなあ。

 いかなる知識、論文、成果も彼らの意見に影響を与えない。

 ようするにやはりこういうことでもある。

 現実との誤差がいかに増えても彼らはそれを無視する。

 ∧∧
( ‥)ようするに事実をつきつけて彼らの考えを
    変えさせることは不可能なんですね。

    (‥ )誤差がでかくてもかまわないと考えるから疑似科学に固執するし
        誤差がでかくなってもかわまないと考えているから
        論文を無視するのさ。

 ようするにこう

 言われて理解するような頭だったらそもそも得体の知れない仮説に固執したりしない。

 言い換えればこう

 誤解を自身で是正できない人間は、言われてもそもそも理解するわけがない。

 あるいはこう

 論文も読まず、教科書も読まず、英語の辞書も引かず、孫引きの劣化した情報を適当に集めて作った思いつきを大事にするような人には、何いっても無駄なんじゃない?

 ∧∧
( ‥)つまり研究者が疑似科学を信ずる人を
    説得することはできないってことですね。

    (‥ )実際、事実として無理であった。


 理解するようだったら誤解しない

 疑似科学に固執する動作と、人の意見に耳をかさない行動はたぶん、起源と動機が同じ。

 

 
 
 

駄目人間

 
 例えばの話、知識をとにかく聞きかじって(こういうのは調べたとは言わない)、集めた知識をぺたぺたと張り合わせて何か作る。それは楽しいかもしれないけれども、現実と照らし合わせて見るとまるで整合性がなかったりする。

 ∧∧
( ‥)そういうのは妄想と言うんですよ。

    (‥ )まあそうだね。世間的にはトンデモとも言うらしい。

 疑似科学をやっている人たちを見ればなんとなく分かるけれども、論理的であるとか、説明できるとか、そういう特徴はまともな科学と疑似科学の識別点にはなりえない。会合で自説を勝手に大声で叫ぶキチ○○とか、俺が支持するこの説を認めないのだから科学者はみんな保守的に違いないと書き立てるライターとか。、そういう人々を見ていると、彼らは彼らなりに矛盾なく論理を展開するし、説明しようと試みていること(場合によって”説明できすぎている”場合もある)、それはよく分かる。

 ∧∧
(‥ )あの手の説明が論理的ですかあ??
 □-
    (‥ )矛盾がない、そういう点では論理的であるね。
 
 まあ、確かに論理に矛盾が生じたので、それを解消するために導入された仮定とかもあるけども

 ∧∧
( ‥)それ自体はどんな説明でもあることですね。

    (‥ )データの分布にコンフリクトが生ずる。
        だからこの2つのデータは由来が異なる
        つまり違うデータであると説明する(例:収斂)
        矛盾があること自体は科学と非科学を分ける線じゃあないね。

 相違点はたぶんほとんどひとつ。余計な仮定が多いか少ないか、さらにいえば経験的にデータを積み上げた時、最節約に考えた場合、データを収拾した時、仮説との矛盾が増大するか、あるいはしないのか。あるいはこういう作業を行えるかどうか。

 ∧∧
( ‥)余計な仮定が多いか/少ないか、あるいは最節約で考えるかどうか
    それはほとんど同じことでしょ?

    (‥ )たぶんそうだろうねえ。
        データからグラフを描く時に誤差がでかいグラフを引くか、
        誤差最小のグラフを引くのか(あるいはそれに近似か)
        そういう表現に集約可能。

 データからの誤差が最小であるグラフを引くのであればこそ、データを加えた時にグラフが生き残れるのかどうか確認できる。

 こういう場合に、初めてデータを経験的に利用できる。言い換えればこれが出来ないトンデモ系の人は経験的なデータを有効活用できない。本人はデータを有効活用しているつもりだが、実はデータと本人が採用した仮説(グラフ)との誤差が悲しいかな増大している/つまり現実との乖離が激しくなる。

 ∧∧
( ‥)だからトンデモって言われるんでしょうね。

    (‥ )そりゃあ、経験的なデータをいかせないとしたら
        良くて頑固、悪くて頭おかしいって言われるだろうなあ。
        それを要約した通俗用語がトンデモってわけだな。

 とまあ、こういうことは前から書いていたことなんだけども。でっ、本題。


    ( ‥)あの手の人のあの性格というかああいう思考形態っていうの?
        あれは先天的なものなんじゃないかな。
 ∧∧
( ‥)はあ・・・・・受け止め方によってはきわめて危険な発言ですね。

 まあ、先天的なんじゃないかって疑問を呈する分には、かまわないだろう。でも意外とありなんじゃね? と思う。トンデモとはなんのこっちゃない、最初のとっぴな思いつきを経験で是正できない人ってだけであって、それはようするに

 ∧∧
( ‥)思いつきに固執するってことですかね?

    (‥ )そしてその思いつきにデータをすりあわせる。
        すりあわせるからデータを利用できない。
        まあなんだ、ストーカーとかと同じなんじゃないか?

 ∧∧
( ‥)でっ? 先天的だと?

    ( ‥)まーなんだ、以前、ストーカー行為をしていた人間の
        母親と話した時にね、こいつも頭のおかしい女だなあと
         思ったのでね。

 そして思う。いわゆるトンデモな人を是正しようとするのは間違っている。というか是正するために支払ったコストに対して効果がほとんど0、無視して良いレベルしか上がらないのでしなくて良い。

 ∧∧
( ‥)そういうあなたはどうなんですか?

    (‥ )絵を描く人間はね、ひとつのことしかできない人間なのだ。

 実際、絵がうまいやつになればなるほど駄目人間。

 まともな人間は絵がへたくそだし、ひとつのことに固執しないし、データを経験的に有効活用して、そして物事はなんでも鵜呑みにするが、トンデモ系の言った言葉は鵜呑みにしたあげくに忘れるので何の問題もない。




 

2009年8月24日月曜日

雨量情報

 
 一仕事を終えてふと寝ておきたら雨がざっと降っていたらしい。おおっ!! 外に干してあった布団が少し湿ってしまったではないか。

 と思って雨量情報を見たら3:00ぐらいにざっと降って、その一方ではるか東京は猛烈な雨だった模様。

 さて、そして今度はひさかたぶりに公園へ散歩にいこうと思ったら

 ∧∧
(‥ )雨量情報では東京方面からじりじりと雨が接近中です
\-
   (‥ )大丈夫だ、この調子なら後1時間はもってくれる。

 

賃金が上がるなんてことは

 
 賃金は儲けから産まれる。

 ∧∧
( ‥)それはそうでしょう

   (‥ )当たり前だね。

 仮に原価(あるいは原料の仕入れ値+加工/運搬の手間賃)10円のものを110円で売ったら100円の儲けが生じる。

 ∧∧
( ‥)えらく利益が上がる品物ですけど、それでも
    その儲けで生活するにはたくさん売らなくちゃいけませんね。

   (‥ )しかり。1ヶ月に20万円の利益を得るには
       原価10円/売値110円の商品を2000個売らねばならん。

 ∧∧
(‥ )でも実際には2000個それぞれの品物を生産するために
 □-   各々、10円がかかるわけですから。

   (‥ )必要な経費が2000×10=2万円で、
       純粋な利益は1ヶ月につき18万円だな。

 でもまあ、原価10円/売値110円なんてことはずいぶん割のいい話で、

 ∧∧
( ‥)原価20円/売値100円になったら

   (‥ )利益は1つあたり80円。20万円の利益を得るのに
       2500個を売らねばいかん。そして必要な経費が
       一個あたり20円だから1ヶ月で2500×20=5万円。
       たとえ2500個を売ることができても、
       純粋な利益は一ヶ月につき15万円だな。

 ∧∧
( ‥)売り上げがのびずに、2000個しか売れなかったらきついですね。
    その場合、利益は一ヶ月に16万。そこから
    2000個の必要経費4万円を抜いて、実際の利益は12万ですか。

 ようするに利益は売り上げ次第であり、かつ原価の上昇で削られる。

   (‥ )ではどうしたらいいだろう?

 ∧∧
( ‥)売り上げを伸ばす画期的(そんなものがあるとしてですが)な
    方法を採用するか、あるいは必要経費を押さえて、
    なおかつ一ヶ月の生活費を下げるしかありませんねえ。


    (‥ )しかり。言い換えればあれだね、必要経費と生活費
        そして売り上げ。この3つが破綻せずに均衡する場合に
        のみ、われわれは存続できるわけだ。

 これは個人の話であるけども、これが会社ならば必要経費には雇っている社員/労働者の人件費も含まれる(個人一人ならば自分の生活費のこと)。なるほど、日本が他の先進諸国よりも低賃金な時代であれば賃上げはできただろう。

 ∧∧
( ‥)他よりも低賃金だから利益が許せる限りは
    人件費をあげることができると。

    (‥ )だが必然的にそれは頭打ちになるな。
        均衡状態に到達するわけだ。


 そういうことを考えると、この前の好景気はいざなぎ景気を越えたといいますが、実質賃金は上がっていないじゃないですか!! というのはたぶん、たわ言。

 ∧∧
( ‥)みんな右肩上がり成長とか
    覚えているからそう思い込んでしまうのでは?

    (‥ )賃金はその条件下での均衡点に到達すると
        そこで飽和状態になってもう動かなくなるとは
        考えていないんだろうなあ。

 どうも世の中には無限成長が可能であると信じ込んでいるシュールな人々がいるらしい。

 ついでにいうと、以前、ある飲み会で「月々、20万円だっていうのよ? バカにしていると思わない??」と言っていたおばはんはやはり、あの頭をかち割りたい。刺身の大皿で。

 

 

ダンシング クリサリス

 
 仕事、取りあえず終了。

 
   ( ‥)1日、5枚+α、およびスペックはきついなあ
     -□
 ∧∧
( ‥)なんか珍妙な本になりそうですね
 
 ともあれ、終わったことは終わった。

 さて、

 庭のプランターのスミレはすっかり葉を喰われ、そこについているすっかり大きくなったウスバキチョウの幼虫(たぶん)を採集。なにやら恐ろしげなトゲがついているが実際には見かけ倒しな幼虫さん。色は真っ黒です。小さなケージに入れて、1日後に見たらサナギになっていましたとさ。

 でっ、2匹目の幼虫を入れた時。

 ∧∧
(‥ )サナギさんがぶらんぶらん揺れてますよ。
 □-
    (‥ )この動作に何の意味が???

 ケージの天井からお尻だけでぶら下がっているサナギさんがぶらんぶらん、ぐでんぐでんと揺れている。というか明らかにお尻を支点にして体をぶんぶん振り回している。この動作は一体? 最初は脅しているのかとも思ったけども、動いたらむしろ食べられちゃうんじゃないの??

    ( ‥)なぜ動く??
 ∧∧
( ‥)? さあ??


どーぴんぐ

 
 後1枚と少しのイラストと参考文献もろもろを列挙すれば仕事が一段落する状態に。


   ( ‥)なんか手や腕や肩や背骨の関節が痛いなあ。
 
 ∧∧
( ‥)職業柄しょうがないですね。

 というわけで効くという噂というか困った時はかなりの人が飲んでいるらしいコンビニで売られている”仕事疲れに効くドリンク”を購入。

 ∧∧
( ‥)でっ、効果のほどは?

   (‥ )? よく分からん。

 ドーピングというのはあまり感心しないのだけども、まあ非常事態だ。やもえまい。

 
    

2009年8月21日金曜日

敬意を払う必要なし

 
 世間的に言わせると自由競争社会が今の格差を産み、そして語るにそんなのいやだってことらしい。

 なんとまあ、僕はこんなことをやってきたんだ、俺は仕事ができる、私の言うことを聞きなさい、そういう偉そうなことを皆が言ってきた割には結局のところやっこさんたちは口先だけの能無しだったということらしい。

 ∧∧
( ‥).....まあ、確かに標準以上のある範疇の人々が
    有能だというのなら、そうでない大多数の人間は
    有能ではないということにはなりますね。理屈の上では。

   (‥ )有能でない、それがイコールで無能である、
       とはいえないけどもね。

 とはいえこう。人生や仕事観に関してかなりのおっさん、おばはんが自分の仕事ぶりを自慢げに語ってきたことをこれまで目撃してきたこと、そのくせ今は皆が愚痴をこぼしているらしいことを考えれば、

 ∧∧
( ‥)それはつまり、皆の言ってきた自慢話は
   結局のところ根拠のないものだったと

   (‥ )ありがちなことであるけどね。
 
 多くの人が自慢し、多くの人が愚痴をこぼすとはつまるところかなりの人間がそうということで理解オッケー?

 あるいはこう、

 俺は仕事がきちんとできる。それは大概の場合、根拠がない。

 あるいはこう?

 俺は仕事がきちんとできる。それは本人が有能であることを実のところまったく保証していない。

 ∧∧
( ‥)それは思い込みだった?

   (‥ )温室の中で思い描いた妄想というべき。


 つまるところ彼らに敬意を払う必要はないらしい

 

2009年8月19日水曜日

世界線

 
 チチカカミズガエルを描くのはシュール

 さて

 与党はさっさと政権を明け渡した方が貧乏くじを引かなくてすむんじゃねーの? と考えてみたり。

 ∧∧
( ‥)そんなもん?

    (‥ )そんなこともありうるんじゃないかって話さ。

 ∧∧
( ‥)その予想が当たる/当たらない、それはともかく
    政治家の皆さんは失職はしたくないですよね。

    (‥ )就職するために好きでもないやつに頭下げたり、
        どうでもいいような連中に握手したり
         笑いかけたり笑われたり。地獄だな、ありゃあ。

 あの必死さを笑う人もいるけどもあの必死さを見習うべきだろ、失業者は。

 ∧∧
( ‥)そういうおいちゃんはどうなんですか?

    ( ‥)そろそろ休みが欲しいです。

 絵も描きますよ、ちゃんと。

 ∧∧
( ‥)約束の絵は描いたでしょ?

    (‥ )いついつまでに描くと約束しただけで、
        絵はこれからだってずっと描くさ。

 ただ、明日あたりまで忙しすぎるだけなのだ。

 

2009年8月17日月曜日

言いがかり

 
 よくこんなことを言う人がいる。曰く、ダーウィンはウォレスのアイデアを盗んだ。

 しかし同じ人がこういうことも言う。曰く、ダーウィンの進化理論は間違っている。

 そしてこうも言ったりする。曰く、業績を盗まれたウォレス可哀想
 
 あるいはこう。ウォレスは生涯貧乏だった。可哀想に。

 ∧∧
( ‥)なんか変な主張ですよねえ 総合すると
    間違った理論を盗まれた人が可哀想っことでしょ?

    (‥ )単にダーウィンを貶めたいだけなんだろ?

 ダーウィンというか自然選択理論が嫌いなだけなんでしょうねえ。”自然選択理論を否定せねばならぬ”という結論にデータをすりあわせるとこうなるという事例、そう解釈すれば分かりやすい。

 ∧∧
( ‥)いわゆる疑似科学と同じ構図ですね。

    (‥ )そうだね。

 ダーウィンがウォレスのアイデアを盗んだという都市伝説には意外と根強いものがある(アポロは月にいっていなかったというのと同じ程度な意味で)

 ∧∧
( ‥)実際は違うでしょ?

    (‥ )違うね。残されている資料もさることながら
        アイデアを盗用するメリットがないからな。

 実際、当時のイギリスで進化理論なんていったらそれだけで干されたり失脚したりする。現代でいえば、僕はテロリストです、そう叫んでしまうようなもので、そんな思想犯罪なアイデアを盗用するメリットなんかどこにもない。

 そうではなくて構図全体が逆に近いと思えばいい。

    ( ‥)そもそもダーウィンがダウンの田舎に引きこもって
        家を要塞化させたり、就職しないですむように
        投資を慎重に始めたのだって、干されても大丈夫な
        ようにする準備だよなあ。
 ∧∧
( ‥)まあ、そう解釈できますね。進化理論のメモを書き貯め、
    データを集めている一方で学会に背を向けるわけですから。

 つまるところダーウィンは進化理論の発表と、それに当然のように従って起こる”干される”という危険に対して防衛策を幾つもこうじていたと考えれば理解しやすい。

 反対にウォレスは進化理論を言ってしまったばっかりにまともな就職もできずに干されたらしい(後にダーウィンとハックスリーの助力で年金をもらえるようになるが)。

 ∧∧
( ‥)だから貧乏だったとすると皮肉ですねえ。

    (‥ )盗用されたから貧乏なんじゃなくて
        言ったばっかりに貧乏になったことになるからな。

 ウォレスは若かったんでしょうね。あるいは性格的に向こう見ずだったのか、さてはて。


 

暇な時に読み物を

 
 秋口にはとうとう流行が始まるでしょう、必然的に。という結構手堅いよね、という予想があってもそういう”混乱”や”変動”から金儲けする手段はさっぱり思いつかない。


    ( ‥)あがった利益が必要十分になるほどに株を購入する
      -□ 手持ち金があるわけでもなし・・・・。
 ∧∧
( ‥)金なしっていやーんですねえ。

 でもさっき思った。流行すればみんな家にこもって、必然的に暇つぶしの本を買うんじゃね?

 ∧∧
( ‥)いや、、、みなさんゲームやるでしょ。
    
    (‥ )本は読まないよなー。

 どっちにしても今から読書向けの本を書く時間もなし、そういうジャンルの本を作る仕事をしているわけでもない。

 ∧∧
( ‥)しかし不謹慎極まりないですね、
    人命だって関わることでしょうに。

    (‥ )そんなこといったら保険業界ってどうなるんだよ。

 

2009年8月16日日曜日

冷たい冷たい海で

 
 火星には水の流れた痕がある。しかし火星がそこまで暖かかった時期が本当にあったのだろうか? そこでこんな意見。火星の海や川ってものすごく塩分が濃くて、氷点下でも液体なんじゃねーの?

 ∧∧
(‥ )おおよそ、そういう論文が掲載されていたみたいですねえ
 □-

    (‥ )直に読んでいないし、この手の議論の概要も知らないので
        なんともおぼつかない理解だけどね。

 例えばの話、以前、natureに載った始祖鳥の論文。世間的には始祖鳥は鳥ではない!!?? ということでセンセーショナルに報道され、さらに一部では、いや、始祖鳥と現代の鳥の共通祖先とその子孫のすべてが鳥なのだから定義上、鳥でないというのはおかしいという意見もでたり(もっともこれは命名の話でしかないのだけど)。

 ∧∧
( ‥)でも実際には新しい化石をちゃんと見たら、始祖鳥の形質の
    幾つかは派生状態ではないことが改めて分かりました、であって

    (‥ )そこからデータを書き換えて、なおかつ一部のOTUを抜いて
        系統解析すると始祖鳥の位置がこれまでとはズレる
        というだけの話であって。

 言ってみれば、新しいデータがでました。そいでもってそれをこうやって入力すればこういう”ちょっとセンセーショナルな結果”を出すことができますよ(たぶん/というかほぼ確信犯)、であって。

 ∧∧
( ‥)あの系統解析は余計だって言った人いましたよね。

    (‥ )まあ余計だろうなあ。

 でもいいんじゃねーの、と北村は思う。センセーショナルな結果を意図的に導いて示してみせた論文なんてこの世界にいくらでもあるじゃないか、別にかまわないさ。鵜呑みにする人がいるよと怒る人もいたけども、別にいいじゃないか、みんなすぐに忘れるよ、少なくとも大概の人は。

 ∧∧
( ‥)口の悪い人がいってましたよ、騙される奴が悪いって。

    (‥ )いや、騙すっていうか、ちょっと誇大にしただけじゃんよ。
        悪いことではないさ。鵜呑みにすることも悪いことではないよ
        普通は忘れるから。

 鵜呑みの害なんてそんなもんさ。

 とはいえ、論文の結果の行く末はどうかというと、案の定、もっとたくさんのOTUを加えたら、別に普通の系統図ができて、始祖鳥はあいもかわらずディノニコサウリアよりも現代の鳥に近いとさ、(そういえばこんな話も簡単に本にしましたねえ)

 閑話休題?

 とっ、まあ、こういうこともあるので論文をひとつ、しかもまた聞きであーだのこーだの言ってはいかんのだけども。


    ( ‥)でも、昔の火星に、すっげーーーーしょっぱい海があって
        零下10℃とか20℃とかで浜辺に打ち寄せていたら
         面白いなあ。
 ∧∧
( ‥)この前、過冷却を見てみようと思って氷に塩を加えて計ったら
  -| 零下13℃までいって氷の周りの塩水も氷点下7℃とか10℃
     でしたね。

 でっ、思う。あれ? 地球の生物のことを考えたら、火星の冷たい、しょっぱい海や川に普通に生物がいたんじゃねーの?

 
    (‥ )時間的に厳しいけど、進化に十分な時間さえあったら
        普通に動物が泳いだり、歩いたりできるだろ。
 ∧∧
( ‥)確かに、地球でさえ、氷点下、過冷却状態で
    動いたり泳いだりできる動物がいますからね。

 いつか、いつか火星の堆積岩を掘ったらそんな化石が・・・・。


 

2009年8月15日土曜日

かねもうけ

 
 それにしても世の中には政権交代さえ起これば革新的だ、いいことだ、という人がいっぱいるけども

 ∧∧
( ‥)そういう”まじめ”な人から見れば、どんな金儲けができるか
   と考えているおいちゃんは不真面目に見えるでしょうねえ。

     (‥ )人間は自分の利益になる(あるいは利益になると思い込んだ)
         ことしかやらないよ。

 私たちはこれまで日本のためにいっぱい尽くしてきたのに、どうしてこんなに年金が少ないの? という老人がいるけども、例えばこれは前半と後半で話がすり替わっている。前半は社会のためにと言っておいて、後半は自分の利益の話だ。

 ∧∧
( ‥)支払いをしたのだから十分な見返りが欲しいって
    だけの話でしょ?

     (‥ )そもそもがエゴイスティックな利益を示しただけって
        ことであるな。

 ただ、俺様に見返りよこせ、では体面が悪いので、前半は皆のために、と言っているだけなんだろう。本当に社会の利益や適応度を高めたいのなら、必然的に今すぐ消滅しろということになるのは必定。

 エゴイスティックな動機でなければ自分への見返りを求める要望は肯定されない。


 ∧∧
( ‥)そしておいちゃんは金儲けの方法が分からないと。

     (‥ )弱ったもんだね。

 
 

変動から利益を

 
 口内炎ができている。何か栄養が足りないのだろうか?

 ∧∧
( ‥)でんぷん質以外に食べているのがずっとセロリと
    タマネギとベーコンだけだからじゃないですか??

    ( ‥)というわけでトマトとリンゴを食べてみる。
      -●

 これでたぶん問題ない? 自宅で壊血病になったりしたら大笑い。

 さて

 選挙の争点が政権交代にあるというのなら、野党と与党の明白な相違点はそれだけで、つまるところ政権交代は起こるが、それと同時に争点は当然消滅するし、以降、公約を果たす必要もないに違いない。そして、

    (‥ )以降、仮になにひとつ新しいことをしないというのは
        ベストな手であるな。問題が顕在化するまでの
        数年間はそのまま維持できるし、変化しないのなら
        次回に引きずり下ろされる積極的な理由も存在しない。
 ∧∧
( ‥)でも新しいことを始めちゃったらどうなるんです?

    (‥ )混乱するんじゃねーか?

 秋口に流行が始まって、出だしでつまづくにしても、まあそんなことではバカだ無能だと言われる程度で終わりそう(犠牲者の数にもよるが)。でも新しいことをしはじめて混乱したらさてどうなることやら。

 ∧∧
( ‥)未来が混乱したらどうなるんです?

    (‥ )目ざとい奴はそれを見据えてもう動き出しているよね。

 幾つかの業種や会社の株が上がったり、あるいは下がったりというのは、秋口の流行や次期政権による”変化”をにらんだものなんでしょうねえ、当然。変化や混乱を見据えてそこから利益を導き出そうとするのは当たり前の話で、それは火事場泥棒から必要な資材の買い占め、あるいは株の売買などに至るまでなんでもあることでありまして、とはいえ

 ∧∧
( ‥)でっ、近い未来に起こりうる混乱から
    あなたはどんな利益を引き出そうと考えますか?

    ( ̄  ̄ )それがさっぱり思いつかん・・・・・



デネブ・カイトス

 
 先の書き込み「ミラとメンカル」の続き。公園にいったら雲が広がっていたが、しばらくの間、切れ間から空が見えた。おかげで星は見れたのだけども月が明るいせいなのか、流星は見ることかなわず。

 でっ、

 ∧∧
(‥ )フォーマルハウトの左上にある比較的明るいくじら座の星は
 □-  β星のデネブ・カイトスらしいですよ。

    (‥ )うかつだったなあ。

 α星のメンカルはさらにずっと左だ。デネブ・カイトスの等級は2.04だそうな。

 ∧∧
( ‥)白鳥座のγ星より暗く見えるのは
    高度が低いからですね。

    (‥ )そうだろうねえ。

 それにしてもここらの空でくじら座を見るのはなかなか大変だ。特に月が出ている夜は。ペガサス座から南の空で光っている星というと。ほとんどデネブ・カイトスとファーマルハウトぐらいなもんですんで。

 
   

2009年8月14日金曜日

上り線

 
 先日の静岡の地震で崩落した高速道路の上り線、復旧工事。でっかい工事はやってみれば色々と困難が出てくるもんで、復旧見通しがずれ込んでいるけども。

 ∧∧
( ‥)でもあのような規模の工事をあのような速度で
    現実に実行できるんですね。

    (‥ )考えてみればすごいよねえ。

 一体全体、何をどうすればあんなことができるのか驚きだ。

 ∧∧
(‥ )土砂を積載したトラックは、土砂を下ろした後、
\-   どう戻るんですか? あるいはどう下ろすんです?
 
    (‥ )よいしょよいしょと方向転換するのかねえ?

 鋼材打ち込むわ、土嚢は積むわ、排水のためなんだろうけど青いビニールチューブを幾つも突っ込んで、さらに盛り土までする予定であるそうだから、あんな限られたスペースで人間と機械を確保してかつ運営するとはいやはやおそれいる。

 

ミラとメンカル

 
 ペルセウス座の流星群が見れるはずなので未明の公園にいったけども薄雲と月のせいかさっぱり見えなかった。

 さて

 ∧∧
(‥ )木星の左下に見えるのはフォーマルハウト
    みなみのうお座のα星ですよね?

    (‥ )さらにその左上にぽつんと輝く星は
        なんだい?

 最初はミラかと思ったけども、クジラ座のα星(メンカルというそーな)だろうか?

 ∧∧
( ‥)今年のミラは11月に極大期だそうですが
  -□

    (‥ )だとするとやはりミラじゃなくてメンカルかね?
        白鳥座のγ星(2.3等星)と比較するとそれより少し暗めかな
         つまり2.8等星だというメンカルと整合的だと思うけども

 天文年鑑やデータブック買おうかね。
         

 *クジラ座のミラは変光星で明るさが変わり、2等星と10等星の間をいったりきたりする。暗い時は人間の目では見えない。

 ∧∧
( ‥)ミラちゃんの星ですよね

    (‥ )わらしちゃんもさることながら、
        絵、描きたいねー

 

2009年8月13日木曜日

分かりやすい

 
 ふと思い出したこと。もう何年か前になるけども、ネットをうろうろしていたらこんなことを見つけた。北村という人の文章は分かりにくい、私なら彼のこの文章をこう書く。そう提示された文章はなるほど確かに分かりやすくなっていたのだけども、、、

 ∧∧
( ‥)でも、意味が原文と真逆になっていたんですよね

   (‥ )そうねえ、おいちゃんの文章がそれほど分かりにくかったのか
       文章力はともかく相手の読解力に問題があったのか、
       あるいはその文章を見たおいちゃんの理解力に問題があったのか。

 いずれかそれぞれか、あるいはどれもであるのか。ともあれ言えることがある。ようするに分かりやすいということは分かったことの内容の妥当性をまったく保証していないってことなんだけども

 ∧∧
( ‥)まあ、前々から言っていることですね。

   (‥ )そうねえ、例えば地球は平らという考えは直感的にすごく
       分かりやすい結論だけど、結局、間違っていたからなあ

 マルチ商法も”騙された人”は最初は分かった、理解したと思っている。いや、分かったと思ったことが間違っていると後から分かったわけで

 ∧∧
( ‥)分かった、理解した。あるいは分かりやすい、
    これらは全部、内容が正しいかどうかは
    保証してくれていないということですね。

   (‥ )分かりやすいって免罪符にはならないんだよね。

 あるいはこう? 分かりやすいは免罪符である。免罪符が神というあるかないか分からないが取りあえず”ある”と前提したものに基づいて内容が保証されているように、分かりやすいは分かりやすいということで内容が保証されているとして発行されている。

 ∧∧
( ‥)でもそれは保証されているとは言いませんよね?

   (‥ )保証されているけど、それはトートロジーかなんかじゃねーの
       というべき?

 つまるところ免罪符も分かりやすいも内容はまったく保証されていない。あるいは保証の意味が経験的にない。
 
 ∧∧
( ‥)言い換えればこうですね。
   マルチ商法の場合、経験的に騙された!!と
   気づいたわけですよね?

   (‥ )分かったと思ったことが結局分かっていなかったと
       経験的に気づいたってことかな。
 

 もっとも、損をしたから騙されたと結論しているらしいことからすると、最初の理解も”得になる”という程度のものだったらしいことがうかがえる。

 ∧∧
( ‥)まあ、でも、それも理解であるし、
    分かった、ではあるんですよね。

   (‥ )端から見ていて、あんたそれ騙されているよ、
       そんなの分かったとは言わんよ、と言ってしまえるとしてもね。

 本人は分かっているわけだ。端から見ていると妥当でないというだけで。そしてつまり、分かったとか分かりやすいとか、そういうことは妥当性を論じるさいにおいてはどうでもいいことである。

 
 ∧∧
( ‥)分かったと妥当性。この両者の間に関係がないからですね?

   (‥ )そう思うとマルチ商法と被害者って理解しやすいよね。

 ライターと読者と疑似科学の流行もメディアが科学をまるっきり扱えないのも、こういう枠組みなら理解しやすいということでオッケー?

 
 

2009年8月11日火曜日

若き日の夢

 
 こんな話。軌道エレベーターというものがある。理想的には、あるいは簡単なアイデアとしては静止衛星から長いケーブルを地上に垂らし、それを足がかりにしてそのまま宇宙まで上昇しようという移動/輸送手段。地上に伸ばしたケーブルの重量は、同時に静止衛星軌道からさらに外側にのばしたケーブルや重量物でカウンターバランス。

 実現すれば軌道エレベーターはロケットよりもはるかに効率的で経済的な”手段”となる。これには色々なバージョンがあって、未知の技術を(まあ実際には必要になるだろうけども)仮定しなくても一応、建造可能(と提唱者/あるいは賛同者が言うよう)なものもある。

 ∧∧
( ‥)でも、一部メディアの人々は
    へー??? そんなの本当に可能なのー?
    はーん?って顔だったんですよね。

    (‥ )妙なもんだよなあ。見た限り、ああいう世代っていうと
        若い頃にマルクス主義にはまって
        世直ししよーって無駄な活動したもんだけどね。

 ちんちくりんな夢を追って挫折した世代が、技術的な可能性を検討する人たちを訳分からんと懐疑的な目で見ているのを見るのはなんとも奇妙。

    ( ‥)最近は世界同時不況でついにマルクスの予言が
      -□ 実現って主張する人もいるみたいだけども。
 ∧∧
( ‥)はあ、それはそれは。

 遅れてやってきたアンゴルモアの大王じゃあるまいし。疑似科学の真骨頂というか、ちっとも予報の当たらない気象予報士がついにあたったーっと白髪を振り乱して叫んでいるようなもんで。目ざとい証券マンはとっくに次の商品を開発してる。

 ∧∧
( ‥)若き日の夢は捨てがたいのでは?

    (‥ )どうだろう? 宗教が毒ガスをまいた時に
        こんなことを言っていたおっさんがいたな。

 学生運動は挫折した。社会主義は挫折した。あげくに宗教も挫折したとなったら今の若者は何を信じればいいのか?!!

 ∧∧
( ‥)はあ、、、さいですか。

    (‥ )信じた仮説が駄目だったと知った時の
        苦痛が苦しくて苦しくてたまらなかったんだな、
        たぶん。

 この場合、若き日の挫折が忘れられないという状態。いや、しかしそれは根本的に間違っているよね。少なくとも知識が前進したという視点から見た場合、そんな挫折に苦痛を感じるのは間違っている。採用した仮説が壊れたのは、知識の上では一歩前進だ。問題ない。渋柿をかじったら喰えなかった。そんな失敗に挫折して人生を悲観するとしたら、それはバカだ。

 ∧∧
( ‥)仮説と思っていなくて真実と思っていたから
    苦痛なのでは?

    (‥ )世界の真実ってか?

 それは自分の妄想を世界に押し付けているだけではないのかね?

 ∧∧
( ‥)ああ、この柿は甘柿に違いないって
    思い込みを真実、現実であると。

    (‥ )それで喰ったら、これは渋柿だったーーー!!って
        泣き叫ばれてもなあ。

 軌道エレベーターを懐疑的に見るのはさながらあれ、初めて見た干し柿をなんだこれといって疑わしい目で見るがごとし。

 

 

地震

 
 台風接近中。神奈川県の中央では先ほどから雨が降り始めた模様。でっ、何気にテレビをつけたら、ぽろんぽろん、ぽろんぽろん、という音とともに緊急地震速報。

 ∧∧
(‥ )そしたらゆれ始めましたね。
 
   (‥ )数秒程度だけど、一応、到達前に警報が
       間に合ってるね。

 もっと震源(静岡県・駿河湾)に近い場所ではどうだったのかは知らないが、神奈川県の中央では数秒前に伝達できたわけで、へーという感じ。

 それにしてもまずいな、このアパート、震度6とか7にあったらやばいかもしれない。

 ∧∧
( ‥)もっと頑丈なアパートに引っ越しましょうよ

   (‥ )電話番号は替えたくないから、市内だけども
       適当な場所があるかねえ・・・。

 

2009年8月10日月曜日

色鉛筆

 
 色鉛筆でごりごりごりごり絵を描く。

 ∧∧
(‥ )一部の色鉛筆の減りがずいぶん多いですね
 □-

    (‥ )灰色系の色鉛筆とか紫(ホルベイン社のGrape)とか
       RaisinやSmoke Blue はずいぶん減りが早いなあ。

 Raisin (レーズン)はようするに干しぶどう色。Grape(グレープ)と並んで影をつける時に使うのだけども。

 ∧∧
( ‥)Indigo(インディゴ) も減りが早いですね。

    (‥ )これも影つけに使う色だよなあ。
        文字通り紺色に近い暗い青
        深海魚を描く時には良く使ったもんだ。

 灰色系の色がかなり消費されているのも、まあたぶん陰影をつける時に使った結果なんだろう。RaisinやGrape ,Indigo は日本のホルベイン社のもの、灰色系の色鉛筆はドイツのFaber-Castell(ファーバーカステル)社のもの。

 訳が分からないのがCoral(コーラル:要するにサンゴ)という色鉛筆の消費が奇妙に多いこと。これ、何に使ったっけ?

 ∧∧
( ‥)コーラル。つまりサンゴ色。
    ピンクよりも柔らかいけど濃い薄赤色ですよね。
     何に使いました?

     (‥ )それがさっぱり思い出せん。

 確かに使った記憶はあるものの、手持ちの絵を見れば赤系の絵なんてほとんどない。

 ∧∧
( ‥)ノトブランキウスの鱗を描くのに使ったでしょ?

     (‥ )それだけでこんなに減らないよ。

 ムラサキクモマグサ(赤紫の花を咲かせるとてもきれいな極北/あるいは高山の植物)に使ったかと思ったものの、スケッチブックに残された記録からすると、使った色は主にCosmos(コスモス)だった。

 コーラル。何に使ったのだぞなもし?

 ∧∧
(‥ )それにしてもあなたの色鉛筆は日本のホルベイン社か
 □-  ドイツのファーバーカステル社のものですね。

     (‥ )なんでこういう偏りが産まれたんだっけかね?

 

化石と怪獣

 
 化石について質問を。そう問いかけたら出てきた答えはアンモナイトと三葉虫に関することだけで、恐竜が出てこない。ということでふとこんな風に思う。

 恐竜って化石として認識されていないんじゃねーの?

 ∧∧
( ‥)そういえば恐竜の化石っていいますよね。

    (‥ )言い換えれば恐竜は生ものとして
        認識されているってわけだな。

 化石の王者はアンモナイト。次席は三葉虫。恐竜はそもそも生もので、どうも骨であるということさえ認識されていないらしい。

 ∧∧
(‥ )そういえば恐竜の骨っていいますよね。
 □-
    (‥ )アンモナイトの殻とはあまり言わないよな。

 ∧∧
( ‥)でも、一度骨になっちゃうと全部恐竜なんでしょ?

    (‥ )そうねえ、国立科学博物館の地下、絶滅哺乳類の骨格展示を
        見た引率の先生が、こんな小さな恐竜もいるんだって
        げっ歯類の化石を見て話していたよな。

 ∧∧
( ‥)生ものと認識されているのに
    骨になっていれば一律に恐竜とはこれいかに?

    (‥ )缶詰にされれば一律にシーチキンというがごとし。

 なのかな?
 
 首長竜が海面からかま首もたげる復元画は、さる人が言うように確かに由来と動機が謎。素直に水中で餌を探している絵を描けばいいのに、なぜわざわざ首をもたげる無理のある絵を描くのか?

 ∧∧
( ‥)なぜ?

    (‥ )さあ? でも、確かに彼が言うように海面から
        見た人間視点の発想かもね。

 初期のイギリスの復元画とかでもイクチオサウルスだろうがモササウルスだろうが水面でぽかーーーって浮いている絵だし。そもそもあれって中世の海図に出てくる怪獣の描き方だよな。

 ∧∧
( ‥)水中の生物を水中視点で描くって
    比較的最近の発想なんですかね?

    (‥ )どうだろうねえ。古代ギリシャのモザイク画にはタコとか
        色々な魚とか描いているしね。

 ただ、怪獣は別扱いかもしれない。
 
    (‥ )水面という日常に突如、非日常の怪物が
        顔を出したら怖いからな。
 ∧∧
( ‥)はあ、まあ、そうかもしれませんね。

 そして夏にやる恐竜展はお化け屋敷の扱い。

 ∧∧
( ‥)あるいはかつて祭りに出てきたという怪しげな見世物小屋ですか。

    (‥ )恐竜とは空気獣なのだ。

 

 

2009年8月8日土曜日

望遠鏡

 
 外に出たら星が見えていた。というわけで何年も使っていなかった望遠鏡を引っ張り出し、星をのぞいてみる。とはいえ、いやはやこの地域の大気の状態は悪い、悪い。月でさえゆらゆらゆれるどころかクレーターがぼけたりぶれたりするし、火星はひしゃげて赤茶けた天体で、昇ったばかりの金星はまぶしく輝くロウソクのようなありさまだった。

 亜鈴星雲を探したけれどもほぼ満月であるというせいかさっぱり見つからない。矢座を見ている時に星のちょっとした集まりを見つけたけども。

 ∧∧
(‥ )これはメシエ天体71ですかね?
 □-
    (‥ )どーだろー 最初は星の少ない散開星団だと
        思ったくらいだし

 木星は、これまたやはりはっきり見えたり、かすんで見えたりした。大気の状態はつまるところやっぱり良くない。見ている途中で木星の向こう側から衛星がひとつ顔を出した模様。

 ∧∧
( ‥)今、木星の南極あたりに天体衝突の
    痕らしきものが見つかっているそうですが。

    (‥ )このあたりの空の状態で見れるもんかね?

 それは木星にできた小さな黒いしみ



2009年8月7日金曜日

木星と月と山羊座

 
 散歩にいったらば、あいもかわらず湿気った雲が低くたれ込め何も見えない。と、思っていたら。

 ∧∧
(‥ )お月様が見えてきました。

    (‥ )あら、ひさびさの満月。

 ひさかたぶりに見た晴れ間からのぞく満月は明るかった。高い空には薄い雲があり、なんだろう、氷なのか水なのか知らないが月の周りにドーナッツ状に虹ができていた。よく見る笠とは違っていて、もっと小さく、内側が暗い茶色っぽい紫、そこから青、緑、黄色、赤になっていた。印象としては琴座のドーナッツ星雲になんとなく似た感じ。

 そして月の左の斜め下には木星がぎらぎらと輝いていたけども。

 ∧∧
( ‥)えーっと、今、お月様も山羊座ですか?

    (‥ )はてねえ、たぶんそうかな。

 公園の高台の広場へいくと南の空も北の北極星もよく見える。北極星をめぐる星々を見ると古代、中世の人々が星占いと天文に興味をもった理由がなんとなく分かる。規則正しく時計仕掛けに動く大空と、そこをうろつく惑星。それぞれの星に個性があり、色が違い、惑星によっては金星や火星のようにある時期に光度を増して明るく輝くものもある。

 ∧∧
( ‥)規則正しいことは未来予想につながりますしね。

    (‥ )時間や季節、方位を知る上でも重要だしなあ。
        実利にプラスして惑星の動きという要素も入れれば
        そりゃあそこから何か意味を汲み取ろうとするよね。

 人間は自分の社会的地位にひどく敏感だ。自分がどういう能力を持っていて、これからどうなって、皆からどう評価されて、そして異性にどう評価されるのか? 人間の興味というものはすべからくここにあるわけで、星々の有様からこれらの事柄を探ろうとするのもこれ当然。

 しかし、こうした古代/中世のテクニック。つまり占星術体系はもう現代人には理解が不可能。というか理論体系が現代の知識とは異質なので理解困難。

 ∧∧
( ‥)今、牡牛座に火星が入っているし、金星もいたし
    山羊座には木星ですよね、今日はその上に満月が山羊座ですよね。
    これは過去のそういう体系ではどう理解されたんですか?

    (‥ )それがさっぱり分からんのよね。

 というかさっき占星術の本(恒星社の科学史のひとつとしての本)を見てみたら、ドイツの占星術の一派には中世ヨーロッパの占星術をかなりよく保存しているものがあるそうな。

 ∧∧
( ‥)あらびっくり。

    (‥ )時間ができたらもう少し天動説体系と
        西洋占星術(錬金術も含めて)のことを
         調べてみるか。

 

2009年8月6日木曜日

雲

 
 神奈川県は猛烈な湿気。厚い雲が空をおおっているので

 ∧∧
(‥ )夜や明け方の公園にいっても
    なんか爽快感がないですよねえ、、、、。

    (‥ )時々、雲が薄くなるとなんか涼しく感じるんだけどねえ。

 これは放射冷却ですか? たぶんそうだよね。雲が薄まることでより涼しい高空へ熱が逃げていく。

 ∧∧
( ‥)逆にいうと雲は毛布だってことになりますね。

    (‥ )雲だって冷えているんだけどね。

 雲の高さにもよるけども、ああも低いどんより雲だと何℃ぐらいだろう? 10℃とか数℃とかそんなもんだろうか?

 ∧∧
( ‥)もっと高空の温度が−10℃とかなら
    雲の温度より20℃ぐらい冷たいことに
    なりますよね?

    (‥ )雲が薄くなると爽快感が出るのはそのためかね?
        つまり雲が抜けると、ほんの数キロ先に
        冷凍庫でキンキンに冷えた氷の固まりが出現する
        ような感じなのかな?

 すると爽快感とは、この場合、過剰な熱がどれだけ体から抜けていくのかを感じていることになるわけで。

    (  ̄  ̄)おー、体から余剰の熱が抜けていく
          赤外線が流れ出るこの爽快感。
 ∧∧
( ‥)そんなもんですかね?

 

2009年8月4日火曜日

つまぐろひょうもん

 
 スミレについていたところを採集し、育てた幼虫はサナギになって、

 ∧∧
(‥ )成虫になりました。
 □-
    (‥ )あらいつの間に。

 寝ている間に羽化したらしい。ツマグロヒョウモンチョウというやつのようで、ネットで見る限り雄の方が地味らしく、そうだとすると産まれたのは雄。

 ∧∧
( ‥)雌が派手というのは確かですよね、
    スミレの周りでうろうろしていたのは
     きれいなチョウでしたから。

    (‥ )標本にしてもいいんだけども、逃がしてやるか。
     □-

 ひらひらと飛んでいった。どこかで花の蜜を吸い、運が良ければ結婚して子孫を残せるだろう。

 先日はアシナガバチがスミレの周りをパトロールし、葉っぱの間をうろうろしていた。くだんの幼虫は時々、葉っぱの裏に隠れたり、ポットの陰に隠れたりしていたけども、これはそういうことらしい

 と思っていたら。

  ∧∧
 (‥ )幼虫さんが1匹、アシナガバチさんに
 。   襲われていますね。

    (‥ )肉団子にされているがな。

 アシナガバチさん、幼虫をもぐもぐと噛むと、まず幼虫が食べていた葉っぱとかいらない中身を捨てて、もぐもぐしながら頭とか皮とか喰えそうにないところを捨てたあげくに(たぶん)、自分の頭+胸サイズの肉団子にすると、ぶーーーんんと重そうに飛んでいった。どこかにある巣で子供にあげるのだろう。お母さんなのかお姉さんなのかは知らないが、アシナガバチさんも大変だ。

 そしてその一方では

    ( ‥)仲間が肉団子に加工されているそのお隣で
        じっとしている幼虫さんもいるんだなあ。
 ∧∧
( ‥)飼育していてもポットについているものも
    どっちもじっと動かない、お食事を繰り返していましたが
    これはそういうことですか。

 動かない。こんなことでも生き抜くにはそれなりに有効な戦術なのかもしれない。

 

2009年8月3日月曜日

アブとハンミョウ

 
 しかめっつらしい話ばかりではなんなので公園へ。今日はひさかたぶりの晴れでございます。

 ∧∧
(‥ )ムシヒキアブさん(小さな種類)が
    地面に座って、獲物を狩る待ち伏せの姿勢です。

    (‥ )茶色のちいちゃな体で地面の上(周りの芝生ではなく)
        にわざわざいるってのは保護色なのかね?

 保護色なのかどうなのか、それはあまり関係ないように思えるが、ともあれ、ハエや小さなハチなどを見つけると、ぱっと飛び立ってさっと捕まえようとする様子はさすが。とはいえ、相手も運動能力が高いせいかなかなかうまくいかない。見ている間で何度か飛び立ったがすべて失敗した模様。

 近くにはハンミョウの仲間もいて、そいつも狩りをしていたが、ムシヒキアブがハンミョウに襲いかかったこともあったらしい。

    ( ‥)とはいえ、すばやすぎて本当にハンミョウを襲ったのか
        よく分からんな。
 ∧∧
( ‥)ハンミョウさん。ゴミムシの仲間のくせに
    すいーーーっと飛びますからね。

 ハンミョウを本当に襲ったにしてもムシヒキアブ君は失敗した模様。素早い相手を捕まえるのはなかなか大変だ。

    (‥ )前はアオメアブが空中を飛ぶ虫をかっさらっていったのを
        見たことがあるけど。
 ∧∧
( ‥)狩りっていうのは、実は大変なんですねえ。

 もしかしたら小さい分だけ、よけいに大変かもしれない。襲う方も襲われる方もものすごく小回りが効くから。

 
 

 

足のひっぱりあい

 
 先日、なんとなくテレビをつけたらハ○ーポッターがやっていた。脇目で見ていたけども、敵は純血主義者の一枚岩なのに、味方は純血主義のシンパとアンチで争っているし、今ひとつ頼りにならないやつや、あろうことかクーデターを起こすつもりじゃね?と疑心暗鬼にかられて身内で内ゲバを起こす始末。これって、、、、


    (‥ )WW2直前のイギリス?
 ∧∧
( ‥)敵はナチスで、一枚岩でファシストで
    味方は足の引っ張り合いで、有効な手は出せず、
    あげくに身内にファシストがいるという?

 あれ、まんまな話なのかいな?


    ( ‥)まあ、民主主義ということでもあるけどなあ。
        さすがイギリスってところかな。
 ∧∧
( ‥)色々な勢力が右往左往しながら
    なんだかんだ試行錯誤してひとつの解答にたどり着く。
    そう言う意味ではこれぞ民主主義なのかもしれませんね。

 ファシズムとかあるいはマルクス主義とかが一枚岩で団結しようとするところとか、民主制とか選挙に否定的なそぶりを見せるのは、主催者が皆を幸せにする方法を”知っている”からにちがいない。

    (‥ )この計画を実行すれば皆を幸せにできると思えば
        独裁に至るのは当然であるな。意見を聞く必要も
        試行錯誤する必要もないからね。
 ∧∧
( ‥)まあ、そうでしょうねえ。
 
 もっともだから敗北してしまうということでもあるんだろうけども。


    ( ‥)試行錯誤を拒否するというのは
        経験を拒否することと同じだからなあ。
 ∧∧
( ‥)でっ、経験のフィードバックがいかせないまま
    現実に屈服すると。

 頭がいい。あるいは自分は頭がいいと思っている人が皆はここに投票するべきだーー!!とがなりたてたりするのもこのせいなんだろう。この政党が政権をとれば革新的に生活がよくなる、そのことを”知っている”からそこに投票するべきだと断言できるし、そこに投票しないと怒る、あるいは失望する。

 ∧∧
( ‥)でも民主主義とか選挙ってのは
    そんなもんじゃないと。

     (‥ )ファシズムやマルクス主義は理想論。
         民主主義はのたくるミミズだ。

 もっともだから結果的に解答にたどり着くんでしょうねえ。

 
 

余計な仮定はそぎおとす


 昔、仏教関係者というか僧侶の人から聞いた話。曰く、残された仏典(さまざまな言語による断片的な記述の集合)によれば仏陀は死後の生や魂については、そういったものがあるかないか分からないので取りあえずそのことに関して論じない、という立場だったのだとか。

 ∧∧
( ‥)余計な仮定はそぎおとす、ということですか?

    (‥ )そぎおとしたのは何かって議論になりそうだけど
        そうねえ、分からないことは論じてもしょうがない
         そういう健全な意見だと思えばいいんじゃない?

 だからキリスト教などにくらべると、仏教は矛盾した立場に追い込まれたりしないのかもしれぬ。というかそもそもあれは宗教なのか?

 ∧∧
( ‥)あるかないか分からないものをあると仮定して
    宗教を作ったり、あるいは体系を作ったりすると
    後々面倒なことになりますよね。

    (‥ )あるかないか分からない魂とか極楽は論じません。
        こうしておけば後々やっかいなことには
        ならないだろうなあ。

 近代において科学が発展してくるとキリスト教がそれに対立する姿勢を示したのは”あるかないか分からないもの”を”ある”と仮定したためだと言えるし、仏教があんまり影響を受けていないことからすると、”あるかないか分からないもの”をあるとは仮定しなかったためかもしれない(無いと仮定したわけではないらしいがよくわからん)。

    ( ‥)でも宗教色が強い仏教もあるんだよなあ。
 ∧∧
( ‥)仏像をおがんだりとか、魂の救済を霊魂の不滅とか
    極楽とかに求めたりする人々のことですね?

 まあなんだ、先の僧侶の人も言っていたけども、そういう宗教を無下に否定することは、これがあまりできない。つまり例えば、仏陀はそんなことあえて論じてはいないよ、魂の不滅だの極楽だのってどこの怪しげな新興宗教だよ?? なんて言うわけにはいかないということらしい。


 ∧∧
( ‥)外交的な配慮ですね?

    (‥ )異教徒には寛容であれ。神はそうおっしゃられているのだ。

 冗談はさておき、ひるがって考えれば余計な仮定を前提にしないのはいいことだ。余計な仮定を前提すると後でろくなことにならない。現実の前に敗北を喫するか、さもなくば敗北から目をそらすためにただの阿呆に成り下がるだろう。

    ( ‥)しかし余計な仮定を前提しなかった仏陀本人を
        あがめる一派もあるわけで、人間の信心とは
        まことにご都合主義なものよ。
 ∧∧
( ‥)まあ、お猿さんですからね。

 中東にはあろうことか、私は預言者ではあるが神ではないと言ったムハンマド本人を崇拝する小さな宗教がかつてあったと聞く。なんでもオスマントルコ帝国に滅ぼされたらしいけども。

    (‥ )そんなくそ異端は殲滅されて当然なのだ。
 ∧∧
( ‥)そんなもんですかね?


 大丈夫。神もお許ししてくださるだろう。



 

2009年8月1日土曜日

誤解が理解

 
 誤解は理解

 
   (‥ )誤解と(妥当な)理解の違いをより良く言えばこう?
      それがすでに妥当ではないと判明していることに気づいていないか
      妥当であると判明している理解に実際に到達したか。
 ∧∧
( ‥)まあ、そうではあるんでしょうね。

 
 物事を理解する時、人間はなにかしら仮説を立てて、それを通して物事を見る/解釈する/”理解する”

   (‥ )この、理解ってやつがくせものだなあ。
       理解とは”分かっている”ことは示してくれるが
        分かっていることが妥当なものであることは
         示していない。
 ∧∧
( ‥)まあそりゃあ、分かっていることは
    分かっていることそれ自体の妥当性は
     保証してくれないでしょうからね。

 
 あるいはこう。分かっているという本人の実感は、その理解が妥当であることを保証してくれない。

 つまりこう。物事を理解する時、人間は何らかの仮説や前提を通しているが、理解したという動作はその仮説の妥当性を保証してくれているわけではない。

 分かったということは何の保証にもならない。

 ∧∧
( ‥)当たり前のことでありますね。

    (‥ )まあ、当たり前のことであるなあ。

 でも理解されていないことである。たぶん。

 ∧∧
( ‥)なぜでしょうね?

    (‥ )理解できた。そういう実感があるからだろ?


 

 

2009年7月31日金曜日

誤解は理解

 
 世の中にはいろいろな誤解がある。


   (‥ )でも誤解している当の本人はそれが誤解だって
       ことに気づいてはいないんだよな。
 ∧∧
( ‥)そりゃあそうでしょうね。


 つまりこう。誤解は理解である。


   (‥ )誤解と理解の間に違いがあるとしたら
       妥当かそうじゃないか、それだけだとも言えるかもね。
 ∧∧
( ‥)まあ、そうかもしれませんねえ。


 あるいはこう。理解というカテゴリーの中に誤解と妥当な理解とがある。

 あるいはこう。誤解と理解の違いは、それがすでに間違っていると分かっているか、あるいはそうでないか。

 そして人間には陥りやすい、ありきたりな誤解がある。ここが問題。


   (‥ )陥りやすい誤解とは”その理解に陥りやすい”ということを示す。
       ようするに分かりやすい、というわけさね。
 ∧∧
( ‥)分かっているけど、それは誤解だということですね。
 

 あるいはこう。分かりやすい文章とはそれが正しいことを保証したりはしない。

 物事を正しく説明すれば理解できるし、そうすれば皆が買ってくれる、読んでくれる。これは明らかに間違っている。

 あるいはこう。物事を正しく説明すれば誰でも理解できるというのは人間が陥りやすい誤解。

 だいたい人間が物事を妥当に理解できるのであればマルチ商法は存在しない。

 ∧∧
( ‥)じゃあ誤解しやすい説明を心がければ
    大もうけできうるということでもありますね。

     (‥ )そうねえ。皆が、わーこれ、理解しやすいって
         喜んで買ってくれるかもしれないねえ。

 

 

2009年7月30日木曜日

雨雲の2

 
 ∧∧  東北東に入道雲です
( ‥)
 -( ‥)
   -/ 世田谷の方で一時雨が降ったみたいだけど。

 たぶん、これ?

 今夜はずいぶん降るという天気予報だけども、いやはや。

 ∧∧
( ‥)夜のお散歩は中止?

    (‥ )どうだろうね。

 

雨雲

 
 神奈川県の中央部。今日は晴れ。太陽強烈、アパートはじりじりと焼かれているのだけど、北の方角を見れば積乱雲ですかね、大気の向こうにかすんで見えるもくもくとした雲の群れ。

 ∧∧
(‥ )雨量情報によると青梅、所沢方面は
\-   数ミリ程度の雨が降っているようです。

    (‥ )暑かったからなあ。夕立かね?

 距離は30キロ前後ぐらい? この距離だと積乱雲はああ見えるのね。

2009年7月28日火曜日

命のロウソク

 
 野党のマニフェストは少なくとも一部の人々から受けが悪いらしい。

 ∧∧
( ‥)まあそれは、、、

    (‥ )そうだろうねえ。

 そんな金どうやって捻出するんだよ。そりゃあ頭の中ではいかようにでも捻出できるだろうがさ、俺たちは空想や思いつきの話じゃなくてリアルの話をしたいんだが、、、と疑問をもたれるのは当然。

 ∧∧
( ‥)でっ、ばらまきだとか抽象的だとか
    財源どうすんじゃい?って言われているけど、それは
    選挙時や与党になった時の運営において打撃になると思う?

    (‥ )特にならんだろ。民主世界において政治家の役割とは
        ただひとつ。当選することだけだ。
         別に約束を果たす必要なんかないさ。
 ∧∧
( ‥)いや、、、そうなんですか??

 約束を果たさなかった結果、次の選挙で落選する場合は当然ある。しかしそれでもなお当選する場合も観測した限りではあるらしい。

 ∧∧
( ‥)つまり政治家は選挙における約束を果たす義務はないと?

    (‥ )民主政治がある解を導く過程において
        ”約束を果たした”という要素は
         必ずしも必要ないってだけさね。

 約束を守ることはこのシステムを運用するさいにおける必然の要素ではない。たぶん。


    ( ‥)むしろ約束を果たした時の方が
        この場合は問題だと思うのだが。
 ∧∧
( ‥)ああ、おいちゃんの理論
    ”国会は日本一でっかい公民館である説”に基づけば
     そうでしょうね。

 *国会は日本一でっかい公民館である説:例えば町内会を革新するのだと鼻息荒く乗り込んでも、ちっちゃな町内会のことでさえ内情/現状を把握し、なおかつ的確に運営し、さらにこれまで以上にそれを向上させることは容易ではないだろう。このことからすると、日本一でっかい公民館の改革ははるかに難しいという説。

 ∧∧
( ‥)1つでも改良させてみせればそれだけでもたいしたもんだ。
    することは1つにしぼった方がいいっぺや。
    そういう考えでもありますけど、そこんとこどう思います?

     (‥ )そうねえ、政権交代すれば革新的と
         皆が口をそろえていうことからすると・・・・

 それは要するに政権交代で力つきてもいいっことなんじゃね?

 ∧∧
( ‥)それはそれは......

     (‥ )というか実際に力つきるんじゃねーか?
         次の内閣は半年もつのかな?
         

 例えばの話。官僚に頼らずに政策の意思決定をするって、仮に実行してしまった場合、いくらなんでもそれは無茶だろう。


 ∧∧
( ‥)そんなもん?

     (‥ )この会社の立て直しは俺にまかせろ!!って
         鼻息荒くそのへんの小さな会社の総務部や
          経理部に乗り込んで、何かできると思うかい?

 

 

2009年7月27日月曜日

流星群

 
 朝の3:00になろうという頃合いで公園へ。月もなく、空がひさかたぶりに晴れていたのであたりは真っ暗。さすがに森の中では道を見失いそう。端から見たら蛇行するようにふにゃふにゃ歩いたり、あるいは走っていたに違いない。

 ∧∧
(‥ )星がかなりよく見えますね。

    (‥ )北斗七星の2重星のかたわれを探すのも
        苦労するような、というかほとんど見えない夜空だけどねえ。
        *おおぐま座のゼータ星ミザールに対するアルコルのこと。

 アルコルは4等星だから、地平線に比較的近いだけで4等星を見るのも難しい夜空。それでもプレアデス星団の星々は判別できたし、ヒアデス星団もぎょしゃ座もはっきり分かった。火星がヒアデス星団の上にあることもちゃんと分かったし、ああ、金星は牡牛座の角に乗っかっていたことにも気づいた。

 ∧∧
( ‥)先日の日蝕直前の朝は三日月があったせいですかね
    ぎょしゃ座はカペラしか分からないし、ヒアデス星団も
     見えたのはほとんどアルデバランだけでしたよね。

    (‥ )ぎらぎら輝く木星とその脇にある山羊座のデルタ星も
        今日はきれいに見えたなあ。

 山羊座のデルタ星はネットで見る限り3等星だそうだ。4等星がなんとか見える夜空で、3等星はちゃんと見えるという感じ。ひどい夜空ではあるが、それでも神奈川県のこのあたり、この季節ではずいぶん良好。

 ∧∧
( ‥)流れ星が2つ、あるいは3つか4つ(暗いがそれらしいものを含めて)
    見れました

    (‥ )水瓶座の流星群かな?

 とても明るいものがひとつ。魚座をかすめて流れていった。

 

接触

 
 深夜にテレビをつけて通信販売とかの番組を見て思うに。世の中、デブとハゲと小じわに悩むばばーから成り立っているらしい。

 ∧∧
( ‥)まああれですね、ずっと若いままでいたい。
    そういう要求の現れですね。

    (‥ )異性にもてたい、同性に勝ちたい。
        繁殖したい、社会的地位を向上させたい
        生物の普遍的な欲求だよな。

 きれいに言うとそう。

 でも口の悪い人に言わせればこう。僕らは盛りのついた欲深い猿である。

 ∧∧
( ‥)まあ、あなたたち人間はつまるところお猿さんですからね。

    (‥ )サルというか普通に生物なんだけどね。

 人間らしい生活を!! と鼻息荒く言うお利口さんもいるけれど、そういう高邁なことを言って、いつのまにやら自分たちがサルだってことを忘れるから現実の前に屈服するんだろう。実際、文化人や知識人ってのはどいつもこいつも不幸そうな顔をしている。

 ∧∧
( ‥)なんで?

    (‥ )理想を持っているから結果的に必然的に
        人生が失望の連続になるんだろ?
 
 とはいえ、理想が現実と接触して崩れるのは悪いことではない。

 ∧∧
( ‥)なんで?

    (‥ )理想がある仮説だとするなら、理想が壊れたということは
        その理想が現実を説明する能力が無かったってことだろ?
         それが分かったのは一歩前進ではないのかね?

 現実に屈服したとは、すなわち、ひとつ知識が増えたということだ。逆にいうと世の中間違っていると言ってしまった時、それは得られる知識を拒否したということになる、おそらく。  

    (‥ )だからこの世の夢と理想をことごとく破壊して
        踏みにじろうではないか。
 ∧∧
( ‥)そこ変。

  

2009年7月26日日曜日

へー

 
 なんだ。現場にいた本人の言葉よりも現場にいなかった他人の言葉を採用するわけか。

 つまらんな。


2009年7月25日土曜日

うぐいす

 
 庭で育てているスミレに毛虫、というかイモムシがついていた。もりもりせっせと葉っぱを食べている。先日、きれいで、しかしあまり見かけない蝶々が何事かしていたのでそいつの子供かもしれない。というか多分そうだろう。名前は忘れたけども南方から分布を拡大だかなんだかしているという種類だったと記憶。


   ( ‥)1匹、ちょっと飼ってみることにしました。
     -○
 ∧∧
( ‥)見た目は蝶々になるとは思えない
    姿ですね。

 さて

 ひさしぶりの比較的晴れの朝。公園に散歩にいったら、ああ、、またいました。ウグイスの鳴き声をへたくそな口笛でまねるじじー。ウグイスの声はきれいなのに、じじーの口笛うるさい。ウグイスのさえずり再現出来てない、へたくそ。


   (  ̄  ̄)あのじじー殴りてーなー
 ∧∧
( ‥)穏便にお願いしますよ、我慢してくださいよ。
    

 しょうがないので巨大なウグイスが突如現れ、わしのしまを荒らしたのはおめーーーーかああ〜〜〜っ!!!!ととんでもないだみ声でじじーをむさぼり喰うところを想像。

 ∧∧
( ‥)まずそうですね・・・・

    (‥ )そーだねー

 庭のヒースにシャクトリムシがついていた。ヒースの葉っぱは小さいのに、こんなもんで十分なんだろうか?

    ( ‥)ツツジの葉っぱで飼育できないかな?
 ∧∧
( ‥)? どうでしょうね?

 

2009年7月24日金曜日

泣き言

 
 地軸の傾きと白夜の説明イラスト。すごく間抜けな間違いをしてしまったのでこれから修正の予定。

 さて

 選挙が始まり、民主党が方針転換。というか、口の悪い?人に言わせれば絵空事は言っていられなくなったのだとか。

 ∧∧
( ‥)おいちゃんはどう思います?

    (‥ )いやだってそりゃあセールストークだしね。

 セールストークを真に受けて買ったのだとしたら、それは買った奴の自己責任。

 ∧∧
( ‥)でも嘘になるんじゃないの?

    (‥ )嘘なんてのは現実的と整合しない情報を
        真に受けてしまって、それから
        不整合に気がついて初めて嘘と認識されるのだ。

 別に政党のマニフェストをしげしげと読んで理解して、そいでもって投票するやつなんてそうはいない。だから問題にはなるまい。嘘は嘘と認識される前に忘れられる。
*この場合の”理解”というのがどんな程度のものかという問題も当然ある。例えば公約Aを見た場合、個人Xはなんだこの非現実的な約束は??と理解し、個人Yはすばらしい!!と理解する場合もありうる。理解というのはそれだけでは大した意味はない。


    (‥ )ゆえに”方針転換”は問題だと認識されないんじゃないかな。
        あるいはこう。問題だと認識されるが大部分の人間は
         すぐに忘れるから問題ではなくなる。
 
 ∧∧
( ‥)はあそんなもんですか?

 そんなもんじゃねーの? そもそも投票は知性のある生物がするような判断手段とは思えない。

    (‥ )あるいはこう? 
        投票は知性がなくても試行錯誤のすえに妥当な答えに到達する
        そういう手段である。
 ∧∧
( ‥)まあそうかもしれませんね。
    あなたたち人間は結局、お猿さんですから。

 不利益が生じれば(あるいは生じたと思い込めば)不利益を生じさせた相手を落選させ、利益が生じれば(あるいは生じたと思い込んだのであれば)、その相手を当選させる。それだけの話。良いとか悪いとか、妥当だとか妥当でないとかそういうことではない。選挙ってのはたぶん、右往左往しながらもどこかにたどり着けるミミズみたいなもんだ。

    ( ‥)今はどうだか知らんが、昔のマルクス主義者なんかは
        自分たちが正しい解を”知っている”と思っていたから
        自分たちの解とは違う解答(必然的に間違っているはず)を
        選択する選挙という手法に懐疑的だったらしいが。
 ∧∧
( ‥)だから敗北しちゃったんですかね?

 そうなんじゃねーの? ルイセンコ主義者が敗北したように、自分たちがすでに解を見つけているはずだという大前提を疑わないということは、それは経験的でなく、かつまた非現実的であることを示す。

 あるいはこう。それが妥当であるをそれ自身が示したとしても、それはトートロジー。いくら自分の内部では論理的で正しくても現実的な意味があることはまったく保証されていない。科学好きだけど科学を理解していない人間がよく陥ることで珍しくもない。そして現実の前に喰われる。

 ∧∧
( ‥)でっ? どうなるんです?

    (‥ )マニフェストを大部分の人間が読みもしない
        方針転換はむしろ現実的で、そもそも気にされていない。
         だとしたら差別化できる点はたったひとつだな。

 政権交代。

 中身なんて誰も気にしちゃいない。変えればいいんだろ? となんとなく思っていれば変えようとするだろう。

 ∧∧
( ‥)でも、それで矛盾が解消されるわけではないでしょ?

    (‥ )与党と野党にはどちらも大きい政府派と小さい政府派が
        あるという仮説に基づけばそうだろうなあ。

 矛盾は解消されず、借金は増え、老人という重荷がますますのしかかる。こういう状況がある限り。

 ∧∧
(‥ )その前提に基づけば、どこかで均衡が壊れて
 □-  野党も与党も壊れることになりますね。

    (‥ )壊れるのならカタストロフィックに壊れて欲しいねえ。
        夢や希望がぶち壊れるのはとても楽しい。

 安心を求めるじじーやばばーや、おっさん、おばはんの顔は見飽きた。セカンドライフなんてたわ言だ。老後が心配だからマルチ商法に手を出して、詐欺だと言う連中にも飽き飽きだ。

 ∧∧
( ‥)まあ人間は欲深い猿ですから。

    ( ‥)僕らは自分たちのことを知性があると思っているが
        そんな前提を置くから自分たち自身が理解できなく
        なるんだよなあ。

 社会生活をしないと生きていけないが、他人よりも利益を得たい。エゴイスティックに振る舞いたいのに、そうすると他人から攻撃されるし、それでいながら他人が勝手なことをするのは許せない。逃げ出したくてたまらないのに嫌々集団生活している難民の集団。それが我々の世界。


    (‥ )死ぬ時は一人で前向きにだ。
 ∧∧
( ‥)言い聞かせなくちゃ前向きになれないって
    困ったもんですねえ。

 体力が失われると、人間はすぐこうなる。抱っこしてくれと、しゃがんでわーわー泣きわめく。


 

つる植物

 
 先日の日蝕は、残念。

 ∧∧
( ‥)残念。見れませんでしたね

    (‥ )曇っていたからなあ。

 日本の天候は概して不順。雨ばっかり降っている。明け方、散歩にいったらざーざー降ってきてびしょぬれに。

 さて

 チャールズ・ダーウィンはつる植物を観察した。著書も書いている。だがまだ読んでいない。とはいえ、つる植物がどのように進化したのかについても考察しているっぽい。でっ、公園でふとつる植物を見てみたのだが。

    ( ‥)ものすごく色々な種類がいるなあ。
 ∧∧
( ‥)とっかかりを持つもの、全体で巻き付くもの
    つるを持っていてそれで巻き付くもの。色々ですね。

 本を読むのもそうだけど、つる植物を知るのも大変だ。

 

2009年7月21日火曜日

Lake Manly

 
 いかん、寝てしまった・・・、迂闊。

 さて

 アメリカ合衆国のデスバレー。かつては湖であったという。昔の湖岸も確認できるそうな。と本に書いてあったのでGoogleで見てみたんだけど。


   ( ‥)これかい? 190から分岐して374へ向かう
     -/ Daylight passという小道に入って北におよそ2キロ
       *地形で見るとBeatty Junction という分岐点から北へ向かう
 
 ∧∧
( ‥)本の記述とも一致しますし、写真とも整合しますね
  -□ 遠くの山並みとも一致しています。

 航空写真で上から見ると道路を横切るようにある2本の短い直線。両脇はそれぞれやや小高い丘と、崩壊してできた扇状地みたいなもんで埋められている。これが過去の湖岸だというものらしい。2本目。上にある”湖岸”を横切る時、そこをストリートビューで見てみると

 ∧∧
(‥ )これが本の記述にもあるcross beddingですね?
\-
    (‥ )砂浜をぶった切った時に見える構造だけど
        ストリートビューでもはっきり分かるなあ。

 最初、湖岸の次のページに載っていた写真を忘れていて、ストリートビューを見てから本の写真の方を思い出した。

 ∧∧
( ‥)湖岸の化石ってとこですか

    (‥ )なんか楽しいね。

 

 

2009年7月20日月曜日

イソギンチャク's

 
 水槽のイソギンチャク。前にも書いたようにべちゃーーっと広がって2個体に。

 ∧∧
( ‥)複数になりました。

   (‥ )いまやイソギンチャク'sです。

 さきほどアサリを与えたら2個体とも食べて体がふくらんだ。さすがにちぎれたせいか個々の体は左右非対称。

 ∧∧
( ‥)分裂していく途中でも餌を与えたけども。

   (‥ )胃袋から縦に分裂していっていたせいかなあ。
       水槽のヤドカリがちょっかい出していたよね。

 食べたあげくに分裂して、中身が出ちゃった?? 分裂途中では体の一部だけがちぎれかかったゴムのように、のびてくっついていたけども。ああいうのを見て思うに。

 ∧∧
( ‥)個体ってなんですかねえ?

   (‥ )ちぎれた瞬間に各々が、さらに前とも別個体になるんだぞな!!と
       力説していた人がいたよなあ。

 ようするにこう。個体Aがぐにゃあーーーーっとのびて細くなって、そしてちぎれた瞬間に個体BとCになる。個体BはAではないし、Cでもない。それと同様、個体Cはそれまでの個体Aでもないし、Aから誕生したBでもない。そして個体AはBとCが誕生した瞬間に消滅した。そういう考え。

 ∧∧
( ‥)でも、それってずいぶん不思議な考えですね。

   (‥ )そうねえ。
 
 AからBとCが誕生する、でもその途中では”プチB+C個体(便宜的な名称)”になっているわけで。

 ∧∧
( ‥)ちぎれかかっている途中なんてまさにそんな
    状態ですよね。

   (‥ )個体ってのは結局のところ便宜的な概念だって
       ことだな。

 種が実在しないのと同様、個体も実在しない。

 ∧∧
( ‥)でも個体って言葉は使いますよね。

   (‥ )そりゃあ便利だからね。

 でも説明に便利であるからといって、そのカテゴリーが存在するというわけではない。

 ∧∧
( ‥)なんか科学哲学の話になってきました。

   (‥ )まさに科学哲学の話であるなあ。

 ここでふと思う。例えば前々から科学哲学者のエリオット・ソーバーは個体ではなく、もっと大きな集団にかかる淘汰。いわゆるマルチ淘汰を唱えている(よみがえる群淘汰とか言われることもある)。ようするに個体どころか種とか群が存在する、つまり個体(インディビジュアル)であるという考えで。

    ( ‥)あれを生物学者が言っていたら、ふーん、なんだけど
        科学哲学者が言うと、へー? なんだよな。
 ∧∧
( ‥)説明できているから存在するのだ、ってのは
    それは科学哲学としてどーよ?というわけですか。

 それもそうだけども、そもそもソーバーたちの議論は何の役に立つわけ? というわけで。

    (‥ )それを考えると、あれ面白いよね。
 ∧∧
( ‥)そりゃあ、あなたは生物学者じゃないですからね。
 
 生物学者たちは、あの手の議論にとくに興味はないらしいし、研究に役立つとも思っていないらしい(たぶん、だから興味がない)。

 ∧∧
( ‥)役立つならとっくに使っているんでしょうね。

    (‥ )ハミルトン革命と言われるような例もあるように
        使えると分かったら、圧倒的なインパクトを
        持つだろうなあ。
 
 存在とか実在ってそれは何で、どう推論すべきもの?
 
 
 

惑星と星

 
 約束の絵は描いた。

    (‥ )例えばドイツっていうと
        今は夜の8:00ぐらいなのかな?
 ∧∧
(‥ )そう、、、みたいですけどね
 □-

 そして先に書いたように公園へいってきた。さすがに森の道は真っ暗。どこが道だかよくわからない。ともあれ、公園で一番高い場所にある広場へいきつく。といっても北村のすんでいる場所がそもそも河岸段丘の上から1段目なので、公園の広場が平野の本来の高さというべきか。

 とはいえ、公園の周辺は浸食されたせいなのか、この広場はここら一体では一番高い部類に入りそう。近くの公共施設でさえ何メートルも下にある。そして広がる夜空。

    ( ‥)まあ、神奈川県中央で見る夜空なんて
        たかが知れているわけだが。
 ∧∧
( ‥)そうはいっても広々と見えるのはいい感じです。

 西の空にはベガ、アルタイル、デネブ。南の空にはぎらぎら光る木星。東の空には登り始めた冬の星座。プレアデス星団と、あれは火星かな。そして一直線に並ぶのは牡牛座の一等星アルデバランとひときわ明るく輝く金星、そして弓のように細い月。

 ∧∧
(‥ )なかなか壮観じゃないですか

    (‥ )木星は山羊座のデルタ星の近くにある...のかな?

 ∧∧
( ‥)木星が山羊座にあると占星術の体系ではどう
    解釈されるんでしたっけ?

    (‥ )いや、、、さあ。ちゃんと本を読んでいないから。
        たぶん、良い方に解釈されると思ったけどね。

 
 

約束の時、来たれり

 
 約束していた絵をようやく描く。

 ∧∧
( ‥)23日遅れですね

    (‥ )うーむ。


 さてもさても、これから仕事に戻るのだけどもその前に散歩へいってこようか。

 ∧∧
(‥ )お星様がここらとしてはよく見えてます

    (‥ )後、1時間もすれば夜が白み始めるから
        仕事の前にいっておくか。

 木星がぎらぎら光っているが、やがて金星も顔を出すだろう。


2009年7月19日日曜日

イソギンチャク

 
 何の管理もしていない水槽の中にいたイソギンチャク。ぐったりしているなあと思ったらぺっちゃんこになって、体がべちゃああっと広がって、そして

 ∧∧
(‥ )なんか2個体になってますよ。
 □-

    (‥ )分裂?


2009年7月18日土曜日

こんな展望

 
 大きい政府、小さい政府。役割を大きく手厚くするのか、あるいはその逆か。

 ∧∧
( ‥)でっ?

    (‥ )次のような解釈、あるいは”解釈の枠組み”がある。

解釈するに曰く:日本の借金は非常に大きい。それは国が税金という形で収入を増加させることをあきらめたから。

 ∧∧
( ‥)ようするに子孫につけをまわしたわけですよね?

    (‥ )借金というのはそういうものだからね。

 いやいや借金とは無駄遣いをしたからではないのか? 無駄をはぶけば問題は解決する。そういう解釈もある。

 しかし、いやそうではないという解釈が先に示したもの。つまりこう。これまでの日本人は税金を十分に支払ってはこなかった。そしてそのつけを子孫に残した。

 ∧∧
( ‥)無駄遣いをしたんだという人は
    そうは考えませんよね?

    (‥ )それは借金は無駄に使われたに違いないから
        無駄遣いさえ減らせば問題解決という見解だな。
        彼らが有罪で自分たちは無罪だという見解でもある。

 もっともこれはかなり奇妙な/あるいは無理のある解釈かもしれない。無駄遣いだけで世界最大の借金ができたということになるから。

 ∧∧
( ‥)でっ、ここではそうではなく。日本人は十分な税金を払ってこなかった。
    そういう解釈に基づいて考えるわけですか。

    (‥ )取りあえず、それに基づいて考えるとするとだね。

すると例えばこんな見解がある。十分に税金を払わずに、そのまま死んでいく老人から”つけ”を取り立てる方法。それは相続税。

 ∧∧
( ‥)相続税はどの程度効率的なんですかね?

    (‥ )さてね。

 しかしまあ、取り立てる方法であることには違いない。たぶん。

 それにこんな意見もあり。曰く。老人が1人死ぬと介護の人間が1人解放され、そして国の負担も減る。ゆえに曰く。老人1人の死は人間2人分の利益を産む。

 ∧∧
( ‥)そんなもんですかね?

    (‥ )さてどうだろう。

 とはいえこう。老人は生産しない。老人はむしろ支出(マイナス)を生産する。ようするに人間1人あたりの生産力と維持するためのコスト。それがこの解釈の背後にある。

    (‥ )そうである以上、そうそう否定はできんな。
        あるいはこう。基本的に強力な要素を
         組み込んだ解釈なので、誤差は当然生じるが
         他の解釈よりは誤差は小さい。
 ∧∧
( ‥)まあ、確かに複雑すぎる説明を持ち出して
    けむにまいたり、いいように解釈したり
     するよりは正確かもしれませんね。

 生産せず、支出を増大させ、なおかつ(増税以前の世代に関していうと)支払うべきものを支払ってこなかった。それが老人である。そういう解釈だとも言える。

 ∧∧
( ‥)まあ、高齢化社会の問題ですね。
    それでその前提に基づいた場合どうなります?

    (‥ )そうねえ。もしかしたら官僚や政治家は
        増税できないのでやもえず老人が死ぬのを
         待っているのかもしれない。

曰く、こう。1人死んで、そのことで2人分の利益が生じ。そしてまた相続税という形でつけの取り立てができるではないか。そうであるのなら払うべきものを払わなかった世代からはそのように取り立てよう。

 ∧∧
( ‥)だから未来に借金を残すと?

    (‥ )以上の前提やら見解に依拠すれば、そのように
        解釈することは確かに可能であるね。

 条件さえよければ人口は25年で2倍になる。そうマルサスはいったけども。

 ∧∧
( ‥)老人が死に絶えるのに30年かかるといった
    人がいましたね。

    (‥ )社会の負担が減って、(未来の)若者が
        子供を育てやすくなって、人口が増えるまで25年。

 問題解決に合計55年。

 そういう展望。




収束

 
 人間は何らかの枠組みで物を見る。

 さて、例えばこう

    (‥ )自民も民主もどっちも寄り合い所帯で
        内部にはそれぞれ大きい政府派と小さな政府派が
        いる。そういう解釈がある。
 ∧∧
( ‥)それで?

 こういう解釈に立ってさる人が曰く、民主が政権をとっても次にくるのは結局のところ政界大再編。

 ∧∧
( ‥)そうなるんですかね?

    (‥ )さあねえ。


 まあでも確かにあれだ、理解における”以上の枠組み”が妥当なら、現状は不安定なんだ。だとしたら確かにそういう結果に収束してもおかしくない。

 ∧∧
( ‥)安定な状態へと収束する力があるから
    その過程としてばらけちゃうんですかね?

    (‥ )政権交代しても何にも起きない、
        何もしない。そうすれば
        ばらけないんだろうけどね。

 実際、自民は寄り合い所帯だとか色々言われているわりにはずっと安定的だったわけだし(外見上は)。つまるところ前と同じことをする。これが一番安全牌。だけど、もしも何か新しいことしようなんて余計なことを考えて、あまつさえ実行し始めたら、さてどうなりますか。もしかしたら秋に大流行でも始まって出ばなですっ転ぶかもしれないし。

 ∧∧
( ‥)でっ、もうじきやってくる選挙はどうするんです?

    (  ̄  ̄)今回は傍観だなあ。
 
 次の次に期待しよう。

 

2009年7月16日木曜日

木星と月

 
 昨晩、夜の公園へ散歩にいったところ、湿気がやや少なかったせいなのか風は比較的涼しかった。

 ∧∧
(‥ )お空が晴れています。

    (‥ )神奈川県のこのあたりとしては星がよく見える。

 木星がぎらぎら輝いていた。

 ∧∧
( ‥)あのあたりはヤギ座ですか?

    (‥ )すでに水瓶座、、に入っているのかなあ。
 
 現時点の木星の位置、正確に把握しておこう。

 ∧∧
( ‥)流れ星も見れました
  -* 

    (‥ )あれはけっこう、明るかったね。

 のんびりするのはいい時間だった。

 月は欠け始めていて、日食に向けて進行中。


2009年7月15日水曜日

サボテンと絵


 
 サボテンをどう描けばいいのか?と唸りながら描いていたら、こんこんと隣のアパートの住人(ばーさん)が尋ねてきた。なんでも投函されていた手紙が訳分からないので読んで欲しいとのこと。見てみれば行政からのお知らせだった。

 ∧∧
( ‥)なんでおいちゃんに確認を求めるわけ?

 
    (‥ )文盲なんじゃないの?

 じーさんやばーさんの世代は言葉はしゃべれてもしばしば文字が書けない/読めない。とはいえ、なんか無駄にしゃべっているので、仕事があるからと断り、さっさと打ち切り。

 ∧∧
( ‥)おばあさん、寂しいわけ?

    ( ‥)そんなの知らんよ。
      -□

 こっちは仕事だ。おしゃべりにつき合っている暇はないし、どうせくだらん内容だ。人間の話す内容なんてくだらんしろものなのだ。先日は駅のベンチで本を読んでいたら、隣に座ったおばさん2人組が大声で回転寿しの話をしだしたので、席を立った。

 ∧∧
( ‥)まあ、食い物、ダイエット、健康、
    占い(ようするに社会的地位の確認)
    生物として重要な案件ですからね。

    (  ̄  ̄)それは理屈では分かるが、
          とにかくうるせーんだよ。

 人間にとって重要なことは、しかし翻れば当然のことながらくだらんことだ。

 さて、

 サボテン。トゲの数が少ないといいのだが、わさーーーーっと生えているとこれが描きにくい。出来たものはなんだかなーなしろものになってしまったが、まあしょうがないし、やもえない。

 ∧∧
( ‥)サボテン画家でも目指します?

    (‥ )そういえばキノコ画家っていたよなあ。

 ボタニカルアート(キノコは実際には菌類だけど)の世界ではそれぞれ得意な分野で色々な人が活躍しているっぽい。

 ∧∧
( ‥)サボテン画家とか多肉植物画家とか
    いるかもしれないですね。

    (‥ )需要はあんのかねえ?
     □-  サボテン/多肉植物自体は
        マニアやファンが多いと聞くが、、、。

 先日、サボテンを買いにいった店ではお客の一人(美術の先生らしい)が描いたサボテンの絵があって(日本画、たぶん)、さすがになかなかの出来だった。

 ∧∧
( ‥)トゲは比較的少ない種類でしたよね。

    (‥ )それでもああいう規則正しい立体物は
        描くとなると難しいものさ。

 

サボテン

 
 そろそろ約束の絵が描けそうな状況。ようやく、3週間目。

 さて、

 すでに昨日。サボテンを購入するために某所へ。20年以上ぶりに下車した駅からてくてく歩いて園芸店へ。サボテンや多肉植物が並ぶ温室は

 ∧ ∧
(; ̄  ̄)とんでもなく暑かったですね。

      (‥ )いやもう、外に出た時、体に受けた30℃の風が
          涼しく感じるのなんのって。

 40℃とかそれ以上あっただろうか。一部のサボテンは体の温度40℃は当たり前に平気。55℃でも大丈夫。短時間なら60℃とかさらには70℃でも対抗できるやつがいるそうだが、そうだねー、あれは本当だったんだねー(多分)。

     ( ‥)汗がだらだら出るわ、出してもらったお茶を
         片っ端から飲み干してしまうわ。
 ∧∧
( ‥)結局、ポットの麦茶をぜーんぶ飲んじゃいましたね。
  -□

 炎天下にはいつも思うけど、汗が最大の水消費ってのは本当だよなあ。

 ∧∧
( ‥)あの高温下で、水分を保持しつつ、
    熱をこもらせたままで大丈夫とは
    サボテンとは驚きですね。

     (‥ )水分を保持するとは蒸発で熱を捨てることが
         不可能であることを示すわけだけど、
         そんな状況で平気とは一体どんな仕組みだい?
 
 みんなが育てているのに、なにげに不思議なサボテンくん。ともあれ、サボテンの絵を描くためにサボテンを購入。

 ∧∧
(‥ )痛そうなの買ってきましたね。
 □-  釣り針みたいになってるじゃないですか。

    (‥ )目的の種類がなかったから
        一番似たものをとにかく買ってきたわけさ。

 本来、欲しかった種は動物や人間に針をひっかけて、そのまま枝が分離。あちこちに散らばって群落をなすOpuntia bigelovii。

    ( ‥)仮眠してから描くかあ。
 ∧∧
( ‥)もう時間がないですからね。

 
 

2009年7月14日火曜日

販売のプロ

 
 このごに及んで首相を替えて選挙に向かうべきだという意見。しかし世の中の反応は冷ややかっぽい。

 ∧∧
( ‥)どう思います?

    (‥ )さあ、、、、、でも販売のプロは
        お客なんてそんなもんだから、
        そう評価しているのかもしれない。

 例えばの話。有名芸能人や時の人、注目されている人に立候補を打電すると、またそういう中身のないことをする!! とマスコミとかはしたり顔で言うけども。

    (‥ )でもそれで当選したりするからなあ。
 ∧∧
( ‥)まあそうですねえ。
    当選してますねえ。

 言ってみれば立候補者というのは商品であって、そしてまた商品というものは、一部のお客が「なんだよこれ!!」と怒るようなものでも、一般のお客さん相手にはそんなもんで十分ってことがあるのだ。

 というか実際に売れて(当選して)いるがな。


    ( ‥)まあ、そもそもマスメディア自身が常日頃から
        どーでもいいくず情報を売っているわけだし。
 ∧∧
( ‥)お互いさまってことですか。
 

 ところで昔、こんなライターさんがいた。その人は初期の段階ではまじめに取材して深い話を書いていたそうな。ところがある日それをやめて、いい加減なことを書くようになった(そのジャンルに関しては部外者である北村から見ても駄目じゃんこれって内容)。ところがそこからその人は売れるようになったらしい。

 ∧∧
( ‥)商品はいい加減で”てきとー”なのが
    いいってことですね。

     (‥ )そしてだな、その人は人気がある一方で
         一部のマニアからは嫌われていてね。

 もっとも本人からすれば大きなお世話なのだろう。一般人相手には「こんな内容で買うなんてバカだお前ら」と思っているふしがあるし、一部の少し分かっている人に関しては「お前らが喜ぶような話を書いたって生活できねーんだよ、知りもしないで分かったふうなことを言うんじゃねーよ」という感じ。

 ∧∧
( ‥)まあ少なくともおいちゃんから見れば
    そうだってことですね。

     (‥ )行間を読む限りではそうだがね。


 そんな世の中を見て思うに。政治家の皆さん。特に選挙という修羅場を何度もくぐり抜けてきた老練な政治家の皆さんは。

 ∧∧
( ‥)「タレント議員に一票投じるなんて、所詮はお前ら馬鹿だ」と
    世間の有権者を侮蔑しながらタレント議員を送り出し。

     (‥ )「理念で選挙を戦えだ? 選挙をやったこともないくせに
          知った風なこと言うんじゃねーよ」
          選挙ってのはそんなもんじゃねーんだよ!!」
          そう思っているんじゃないのかな、とね。

 こういう想像をしてしまう昨今。もしかしたら「今さら首を替えるなんて何やっているんだ??」と国民は口では言うけども、どうせ選挙までにはそんなことを忘れるさ。そう思っているのかもしれない。

 ∧∧
( ‥)麻生降ろしはプロのセールスマンとしての
    ひとつの意見と選択肢なのかもしれないって
    ことですか。

     (‥ )かもしれないとね。

 とはいえ、新商品があるというわけでもないらしい。そこはさすがに痛いところか。


 

 

2009年7月13日月曜日

100年に1度

 
 これは「シンプルでない仮説はシンプルでない基準」で、の続き。

 今西進化論とかルイセンコとかウイルス進化論だの色々と。これらは余計な仮定が多い点でスタート時点からしてすでにダーウィンの進化理論より劣悪なものになっているのだけども、

    (‥ )考えてみればさあ。こういう人々の意見は
        何世紀も前に生きたキリスト教神学者たちと
         比べてさえ劣っているんだよな。
 ∧∧
( ‥)あの話ですね?

 神学大全に曰く、「最節約に考えると神の存在を前提にしなくても自然現象は説明できるのであるから、ゆえに神は存在しない。」という話。*注:最節約というのは意訳。

 ∧∧
( ‥)まあ、この後、「という意見があるが、けだし、、、」となって
    神の存在を論証するんですよね。あるいはそういう話でしたね。

    (‥ )だが少なくともすでに何世紀も前にシンプルに考えれば
        神を仮定する必要はない、そのことに気づいて、
         それを脅威と考えた神学者たちがいたことになる。

 すばらしい。

 まあ、弱ったことにこれが書いてある、と聞いた「神学大全」の第1巻。これが見つからない。持っているのは2、3、4と8巻だけ。うおー本当に上記のようなことが書いてあるのか????
 
 ∧∧
( ‥)他の実際に読める部分はどう?
    楽しい?

    ( ‥)読むとなかなか楽しいよ。
      -□ ただ、難しいなあ。読み進むのは
         あちきには困難ね。

 でも、よく考えてたんだなーというのは分かる。とはいえ、三位一体の論証とか納得しかねる部分はそりゃある。というか、一神教なのに三位一体とはいくらなんでも無茶でしょう。

    (‥ )とはいえ、イエスの立ち位置とか、聖書の記述とか
        あるからなあ。人の子でありながら神の子であり、
        そして十字架上で刑死したという記述があるわけで
 ∧∧
( ‥)だからこそ、複雑な議論を展開してまでも
    その正当性を論証しようとするわけでね。

 無限なる神が有限なる人体に宿るとはこれいかに?

 まあこういうのに比べると先に述べた人々とか、あるいは昨今の文化人だの知識人だの、なんというか言うことやること、まるっきり役に立たない。というか参考にならない。

 ∧∧
( ‥)でも、それはすごくアンフェアな言い方ですよね。

    (‥ )たぶんそうだね。

 昔の人の方が頭がいい、とかすごかったとか。よくそういうことは言われるけども、それは考えてみれば当たり前。例えば100年に1度現れるような天才たちがいるとして、彼らは1000年の間に

 ∧∧
( ‥)10人出現することになりますね。

    (‥ )平均して100年間隔でね。

 そしてこちらが出現間隔の間にいた場合、次の天才(あるいは出来る人)が出るまで0〜100年までで、

 ∧∧
( ‥)次の出現まで平均50年ということになりますかね?

    (‥ )前の人が”知的活動でめざましい活躍をしている時間”が
        20年とか30年あるだろうから色々考えなきゃいかんけども。

 でもおよそこうに違いない。人間の質が全然変わっていないにも関わらず、昔を振り返った方が頭いい人がたくさんいるように見えるのは、ある意味錯覚。気のせい。

 ∧∧
( ‥)そしてひるがえれば既知の文化人とか知識人とかは平均的に考えれば
    ほとんどが平均ってことになりますよね。

    (‥ )平たく言えばこうだな。

 既知の文化人、知識人。そのほとんどは取るにたらないもので、論ずるに値するような意見は述べられない。自動的に。無理なものは無理だ。

     ( ̄  ̄ )この宇宙はいやな仕組みになっているよな。
 ∧∧
( ‥)宇宙ですかい。







シンプルでない仮説はシンプルでない基準で

 
 ダーウィンの進化理論はシンプルかつ、余計な(アドホックな)仮定を含んでいない理論。えらく即物的。そのせいか、あるいは人間の認識とコンフリクトする部分が多いせいか(例:魚から陸上脊椎動物は進化した。ゆえに陸上脊椎動物は魚と呼ばれる単系統群に包含される)、進化理論に反対する人は150年間絶えたためしがない。


    (‥ ),,のだが、奇妙なことに(創造論者を抜かすと)
     -   神は存在しない、という点では意見が共通なんだよな。
 ∧∧
( ‥)今西進化論しかり、ルイセンコしかり、ウイルス進化論、
    断続平衡説、その他もろもろですね?

 彼らは全員、立場も考え方もばらばら。種に社会があってそれが意思決定してるだの、マルクス主義的だの、ウイルスによる遺伝子の平行移動は既知の観察例よりもはるかに大規模だの、小進化と大進化は別のメカニズムで起こるだの、余計な仮定が導入されていて冗長性に満ちている。

 そのくせ

    (‥ )そのくせ、神は存在しないという点では
        意見が一致するんだよな。なぜに?
 ∧∧
( ‥)さあ?

 説明を試みるとこう。神は存在しないという大前提に基づいて仮説を組み上げようとしたので神は存在しないことになっている。

 ∧∧
( ‥)それじゃあ循環論法じゃないですか。

    (‥ )あるいはこう。神は存在しないという命題を公理にして
        そこから体系を演繹した。ゆえに神は存在しない。
 ∧∧
( ‥)お上品に言えばそうかもしれませんけどね。
    意味ない上に現実について何一つ語ってませんよねえ。

 神を否定するくせに、次の瞬間には途端に訳の分からん”特別かつ未知の存在や作用”を導入する。それは理解不可能なことのように見えて、、、、。

    (‥ )理解不可能に思えるのは、”最節約”とか
        オッカムの剃刀とか、そういう基準で
         推し量るからなんだよな。
 ∧∧
( ‥)余計な仮定をなるべく置くな、という方法論からすれば
    今西進化論もルイセンコも創造論と同じだということになる
    しかしなぜに片や神を否定し、片や神を肯定しているのか?

 という違和感は、見ているこっちが余計な仮定はなるべく置くな、という判断基準で動いているからであって。

 ∧∧
( ‥)実際には、見られているあちらの方々は、
    彼らは”シンプルなのが取りあえず良い仮説”という
    基準では行動していないってことですね。

     (‥ )まあ、そういうことなんだよなあ。

 考えてみれば当たり前。シンプルでない仮説をわざわざチョイスする人間は、シンプルが良いという基準で行動/判断しているわけがない。


     ( ‥)いやしかし、、、なんで今までこんなことが
         分からなかったのかなあ???
 ∧∧
( ‥)それはあなたがそういう人の思考形態を
     まるで理解できていないからでは?

 確かに少なくとも、彼らの思考や仮説や論理の組立て方は、それらを説明するモデルを提案することはできても、正直言ってまるで実感が持てない。






2009年7月11日土曜日

夢を売る

 
 例えばニュースの街頭インタビューにおっさんが答えて曰く。

 「今の日本は貧困とか、いろいろあって生きにくい」

 でもこれを言っているおっさんはデブ。

 まあ、デブと言うのは言い過ぎにしても痩せてはいない。あれはただのデブ。困っている人間はげっそり痩せているものだ。デブではない。でも、おっさんはデブ。どちらかというとデブ。むしろデブ。

 
    (‥ )デブ
 ∧∧
( ‥)はあ.....


 まあ、一説によるとデブは一食抜くと餓死するそうだが。


 ∧ ∧
(  ̄  ̄)それはお話の中の気の利いた台詞でしたよね。

     (‥ )そうだったね。


 良い言葉だ。

 
 それはそれとして、あれなんだろうなあ、無数の人にインタビューしてそういう台詞を取り上げて編集したんだろう。さもなきゃ言わせたか、あるいは聞かれた本人もそう答えればいいと思ったんだろう。「今の日本は生きにくい」と。

 こんなことがあった。以前、聞いた話。もう何年も何年も前になる。韓流ブームだというから取材にいったらそんな人ぜんぜんいなかった、という話。

 ∧∧
( ‥)初期の段階では作られたブームだったって
    ことでしたね。

     (‥ )まあ、洋服の流行、今年の色だって
         ずっと前から決定されているわけだし
         別に当たり前のことなんだけどね。

 ともあれ、こう。結局、夢は加工して売るものであって、それが現実である必要はない。

 ∧∧
( ‥)本当に生きにくいのなら本人が
    デブのわけはないけども

     (‥ )デブでもそう言えば何かさまになるから
         そうコメントするし、そう編集するんだろ?

 あるいは本気でそう思っているのかもしれない。ある人がこんなことを言った。「今の日本はおかしい!! なぜみんな暴動を起こさないのか??」

 ∧∧
( ‥)でっ、おいちゃんはこういったんですよね?
    別に困ってないからでしょ、って。

     (‥ )困ってるなんて、大概、みんな口先だけだからな。

 本当に困っていたらスーパーを大挙して襲うさ。困っている時は口じゃない、手が先に出るのだ(手が先に出ているからといって困っているとは限らないけども)。

 ∧∧
( ‥)でもあの人は納得してませんでしたよ。

     (‥ )納得するもしないもなにも。

 定職につかずに仕事もたいしてしないで毎日外食しているデブが困っているなどと言ってはいけない。

 あるいはこう。言っても良いが、それは聞き流す。



人肉喰い

 
 人間を個々の要素に分けて、とりあえず理解し、そしてその動きを機械的に記述しようとすると反対する人たちがいる。曰く、こう。生物も人間も機械的には記述できない。

 ∧∧
( ‥)その根拠は?

    (‥ )さあ?

 昔、こんなやつがいた。機械では芸術は再現できない。根拠はと問うと。再現できないから、だった。

 機械的に記述ができないのなら、そりゃあ機械的に再現するのは不可能だと答えるだろう。

 しかしつまるところ、この手の人々がいうのは「機械的に記述できない理由。それはできないからなのだ!!」という、これだけ。

 ∧∧
( ‥)つまり根拠不明であると。

    (‥ )できるって言う方は根拠があるんだけどね。

 これまで人間や生物の動態や生態、行動を機械的に記述できたことが幾つもある。だからこれからも記述できるだろう。

 ∧∧
( ‥)でも、それは「人間非機械論者」からすれば
    飛躍があると思われるのでは?

    (‥ )帰納的な推論なんだ、という意味では飛躍だね。

 逆にいうとこう。「人間非機械論者」(便宜的な名称)は論理と演繹だけで主張を展開しているのではないのか?

 ∧∧
( ‥)確かに、、、、人間は機械的に記述できないのだから
    機械的に記述できないのだ、、という主張は。

    (‥ )論理的ではあるだろ? 矛盾もないし。

 ただ単に、意味がないだけ。

 反対に機械的に記述できるとした場合、色々とすでに分かっていることがある。例えば人間は同じ製品としては生産されていない。

 ∧∧
( ‥)色々な遺伝子が離合集散していますからね。

    (‥ )一律に同じ反応をするものとしては
        できていない集団なのだ。

 人間は可能な限り均一にならされた実験動物ではない。

 平たく言うとこう。一律に反応する大量生産品でない以上、人間を実際に扱う時には必ず平均ではない反応が出てくる。

 逆にいうとこう。例えばの話、教育をちゃんとすれば異常犯罪が防げるはずだと言うのは、まあ、たぶん間違い。

    (‥ )少なくともあれなんだよな。
        人間は工業製品みたいな規格品である。
        こういう前提がないと教育と異常犯罪を結びつけたりは
        しないだろう。
 ∧∧
( ‥)はあ、まあそうかもしれませんね。

 
 人間を機械的に記述できない。そういう人たちが実のところ人間を工業製品と同等、規格統一された品物のように扱うのは、なんとも奇妙ではある。

 ∧∧
( ‥)でも矛盾はないのかもしれませんね。

    (‥ )まあないのかもね。

 人間は機械ではない。人間はどれも同じである。誠意をこめて話せば人間は必ず理解できる。どんな人間も矯正可能である。教育さえちゃんとすれば問題を起こす人間は発生しない。問題が起きるのは教育に欠陥があるからである。人間に問題はない。なぜなら人間はどれも同じものだからである。

 なるほど、これらの主張に矛盾はない。

 ∧∧
( ‥)でも無意味でしょ?

    (‥ )無意味だね。

 
 
 

夜

 
 ∧∧
( ‥)あら、灰に

    (  ̄□ ̄)・・・・・

 などと一仕事終えて脱力している場合ではない。仕事はまだある。


 ∧∧
( ‥)約束の日からもう2週間がたちました


    (‥ )後、少し時間が必要だ。

 窓を開けたら外は涼しくなっていた。


2009年7月9日木曜日

星とサボテン

 
 昨夜、というかより正確には一昨日の夜から昨日の朝、夜の空は七夕でした。

 ∧∧
( ‥)お星さまもお月さまも見えました。

    (‥ )すぐ雲に隠れちゃったけどね。

 明け方の空にあかあかと金星が輝いているじゃあ、ありませんか。やや薄曇りの中、にじむように光ってた。


 でっ、

 サボテンの本に目を通す。一部のサボテンは三角の突起が螺旋状に配置されたロゼッタ状で、この形には自分で自分に影を作ったり、あるいは放熱する役割がある、という説があるのだけども(というか子供の頃に聞いたことがある)。

 ∧∧
( ‥)手にした資料によると
  -□ それには懐疑的ですね
 
     (‥ )サボテンで頭を悩ますとはなあ,,,,,。

 形が複雑なので、ちょっと条件が変わると周囲の風の流れが違ってしまうともあるが、具体的にはよくわからない。

 疑問もつきず。影になったら光合成の効率が落ちるのでは? とか砂漠で熱にさらされたらむしろ高温になるのでは? というのはまあ、問題ではないらしい。突起同士の反射で影になった部分も照らされるので光合成の効率は落ちず、なおかつ温度の上昇は無視できる程度。砂漠では地面が高温で、風はまだしも涼しい。

 ∧∧
( ‥)とはいえ、分からないことだらけですね

     (‥ )分からないことだらけだねえ、、、
      □-

 熱に対する耐性の原因はおろか、寿命、成長速度、その他もろもろ資料はほぼ見当たらず。

 ∧∧
( ‥)どっかで誰か何かやっている
    はずですけどね。

     (‥ )日本にはあまりない雑誌に論文が
         投稿されていたりするし。


 困りましたね

 

2009年7月7日火曜日

20.23S 70.06W

 
 20.23S 70.06W 

    ( ‥)このあたりに送電線があるはずなんだが....
      -□ 
 ∧∧
( ‥)見当たりませんね。

 送電線ってのは空からは意外と見つけにくいもんで、家の近所の送電線をGoogleで追跡する時も途中で見落としそうになったのだけども。

 ∧∧
(‥ )これは実際にないんじゃないですか?
\-
    (‥ )見つからないなあ。

 しかし、あれだ、南米のアタカマ砂漠。Googleで見るときれいだねえ。



    (‥ )まるで火星を見ているようだ。
 ∧∧
( ‥)まあ、水の流れた痕とか
    人間が活動した痕とかはともかく....


 ゾウさんの肌のような模様があったり、なかなか飽きない。どういう過程でああいうものができるんだろう?

 火星も、いろいろ見れたらきっともっと楽しいに違いない。





 

前を向け

 
 もうすこし、あとすこし、

 ∧∧
( ‥)そういってもう7日、七夕ですよ

    ( ‥)あと3つだ。
      -□

 待たせ続けてずいぶんたってしまった。もう10日も遅れている。まて、しばし。私はまだ働ける。

 さて

 朝、散歩にいったら帰り際、公園の坂でじじーとすれちがった。このじじーが無駄にでかい声で言うのです。おはようございますと。

 ∧∧
( ‥)まあ、一応、会釈はしたけども

    (‥ )返事はしなかったせいかな。
        なんだこのやろーとか言ってたな。

 駄目だぜ、じーさん。相手からのお返しを期待しているから怒りたくなるんだ。見返りを求めるな。ただ前を向いて逝け。
 

 そういえば昔、電車の中で人に席をゆずったこ汚いじーさん(50歳ぐらい)が、自分のしたことに思わず照れたんだろうなあ、赤い顔して「暑いねえ〜〜」と話しかけてきたことがあった。

 ∧∧
( ‥)でっ、あなたは「知らねーよ」って言ったんですよね

    (‥ )そしたらじじーはさ、怒ってさ、近くにいた人を
        追い出して座席に座ったんだ。

 駄目だぜや、じーさん。善行を施したのなら見返りを求めるな。黙って逝け。



 そういえば昔、電車に乗っていた時、妊婦の人が近くにいたので、なんとなく席を立ったことがある。どうぞなどとは言わなかった。ただ、立っただけ。開いた空間をもしも必要とするのなら、彼女はただそれを利用するだろう。


    ( ‥)そしたら近くのじじーがこともあろうに
        座ろうとしやがるんだ。とんでもねーよな。
 ∧∧
( ‥)あなた、おじいさんの進路を妨害したじゃないですか

 阻止は成功した。彼女は座った。効果はあった。これでよし。


 ∧∧
( ‥)良いことしましたか?

    (‥ )違うね、おいちゃんは次の世代に興味があるんだ。
        親にではない。

 次の世代に、その次の世代に。そしてその次の次の世代に。ただひたすらそれだ。

 親が価値ある時は、何かを伝える時だけである。老人が価値を持つのは孫の世代に伝える時だけである。

 ∧∧
( ‥)老人は自分の体験や、よかれと思ったことを
    一生懸命伝えようとしますけどね。

    (‥ )それはパーソナルの経験で、しかも
        妄想と区別がつかないもんだろ?
        おいちゃんが望むのは可能な限りの
        ユニバーサリアなんだ。

 かくて、自分を愛するものに価値無し。ただひたすらに前を向いて逝くべし。



心理学

 
 ふと、テレビをつけたら、深夜アニメがやっていて、戦車の砲身がブーメランで切られてた。なんかものすごくシュール。

 ∧∧
( ‥)まあ、番組やそのスタンスによって
    リアル(?)の追求は違いますから。

    (‥ )そういえばさ、うちのマスコットのわらしちゃんに
        金棒の代わりに戦車の砲身を振り回させようと
         考えていたんだが。

 ∧∧
( ‥).....それはそれでやっぱり
   リアリティーがないですよね。

    (‥ )まあ、彼女は化け物(座敷わらし)だから
        振り回せるんだけども......

 とっ、アドホック?な設定やお話を持ち込んで勝手に悦にいるのはいいとして。しかしそもそも考えても見れば砲身より重量のない小さな子供が、砲身を振り回したらどうなることか。

 ∧∧
( ‥)地面に足がめり込みますよね?

    (‥ )めりこむだろうなあ。

 体が耐えても、周囲の物体が耐えられない。いくら”化け物です”という言い訳を持ってきても、周りの物体は日常の物体だ。

 ∧∧
( ‥)周りの物体も化け物なんですよ

    (‥ )まあそう設定すればいいかもしれんけどさ
        (*実際には破綻している)

 さらに例えばの話、平方センチあたり何十万気圧もかかるような速度で相手に砲身を叩き込んだら、相手も砲身もどうなっちゃうんだろう? やはり砲身も圧力に耐えきれずに流動/変形して、あげくに融けてしまうんだろうだろうか、、、? などとスペクタルなことを考えたとしてもですよ、

 ∧∧
( ‥)そもそもそんな力が加わるような速度で
    叩き込もうとする前に、足下がどうかなっちゃいますよ

    (‥ )ふんばれないよなあ

 力が伝達できないに違いない。

 ∧∧
( ‥)それを考えればどっちもシュールです。

    (‥ )ブーメランで砲身を切ろうが、砲身を振り回そうが
        シュールなんだよな。

 でもそれに違和感の違いがあるのだとしたら。

 ∧∧
( ‥)それは心理学ですね。

    (‥ )心理学であるね。

 
 でもその心理や認識の違いって、何に由来するんだろうねえ。
 

2009年7月5日日曜日

ご飯は体のエネルギー

 
 なんか具合が悪かったのだけども


    (‥ )ご飯を食べたらずいぶん具合がよくなりました
 
 ∧∧
( ‥)おいおい

 

2009年7月4日土曜日

それは失敗している

 
 白亜末期の絶滅は複雑な要素があるに違いない、というのは勝手なんだけども、だから隕石衝突だけでは説明できないというのは。

 ∧∧
( ‥)よろしくない?

    (‥ )駄目だろうね。

 物が落ちる。このひとつをとっても色々な要素が加わっている。重力と空気抵抗だけでなく、気流や温度による空気の密度、粘性の違い、その場の重力の違いやらまで、まあ作用してくるんでしょうねえ。

 ∧∧
( ‥)だから重力と空気抵抗だけでは説明できない
    といったら

    (‥ )よろしくないだろうね。

 言っていることの半分は正しいんだ。そりゃあ色々な要素がからんでくるからそれだけでは”厳密に正確には”決定できない、という意味では。

 ∧∧
( ‥)でも最大の要因は重力と空気抵抗ですよね。

    (‥ )まあ、あとは落ちるものの形とか風とかだろうなあ。

 つまり半分は完全に間違い。全部の要素がすべて同じ程度に作用するだの重要だのと仮定するからおかしなことになる。

 そしてかつまた、たぶんこう。一番効いてくる要素を取り込んだシンプルな公式が使い勝手がいいよ。

 ∧∧
( ‥)というかバカみたいに要素を組み込んだ
    複雑怪奇な公式は

    (‥ )調整すればなんでも説明できるから
        科学としては破綻しているだろうね
         いわゆる反証不可能って意味で。

 だからこう。

 一部の人がいう白亜紀末期の絶滅は複雑な要素があったので隕石衝突だけでは説明不可能という主張は、むしろ主張する人の科学観を示している。それはおそらくこう。説明できればそれでよく、かつまた複雑な公式で説明を試みれればそれでよい。

 それは結局のところこう。

 彼らは重要な要素を発見することに失敗した。それは科学として破綻している。


 

 

2009年7月3日金曜日

つまらない話

 
 仮にものすごく単純化して”普通よりもよりすぐれた意見”を人間は興味を持って聞くとする。そして人間の頭の出来は平均値を中心に悪い方向と良い方向へいくにしたがって数が減るとする。

 たとえばこう。

1 2 4 6 4 2 1
←           →

 ∧∧
(‥ )平均に6人いて、離れるにしたがって
 □-   4、2、1と少なくなると。

    (‥ )でっ、良い方の2+1人の人たちの言うことが
        傾聴に値するとする。

 するとこの場合こう。20人中、平均的(あるいはそれ以下)な人から見た場合、傾聴に値する意見を言えるのは3人。15パーセント。

 ∧∧
( ‥)この場合、自分が平均人間だとしたら
    すぐ上の4人の人はまあ頭がいいかなって程度で、
     3人+1人の人の意見が、おっ良いこといってる。
     と感じる(傾聴に値する)とするわけですね。

    (‥ )自分よりもかしこい意見が聞くに値するとしたら
        理屈の上ではそうなるよね?

 あー、するとつまりこう? 年功序列などで実力と無関係に人間が出世する場合、平均的な社員から見たら、傾聴に値することを言える上司は必然的に少なく、例えばこの場合だったら85パーセントの上司の言うことは聞くに値しない。


    (‥ )だから上司の話や同僚の話はつまらない。
        どーよこれ?
 ∧∧
( ‥)さあ?

 そして旦那の話も奥さんの話も、彼の話も彼女の話も必然的につまらないし、聞くに値しない。

 

 

2009年7月2日木曜日

ふらんけんしゅたいん

 
 ふと、駅前の書店で手にした本。生物の本なのだけれどもあるコラムに曰く。

 白亜紀と第三紀の境界における絶滅には隕石衝突説があるが、大量絶滅は2600万年周期で起きており、マントルプリュームでもイリジウムが供給されるわけで火山説も有利で、いきのびた鳥は恐竜であるという説もあることからすると、ではなぜ羽のない鳥は絶滅したのかと疑問はつきず、KT境界の大量絶滅は今も何も分かっていない。

 だそうで

    ( ‥)もはや都市伝説クラスの仮説まで含めて
      -□ 記事を書くとこうなるって見本だな。
 ∧∧
( ‥)かたっぱしから話を寄せ集めて
    縫い合わせて作りましたって感じですね。

 さながらフランケンシュタインのモンスター


 まあ、確かに、マントル由来のマグマで大爆発でショックドクオーツができるのだって言ったフランスの方々もいたわけだし、絶滅には2600万年の周期があると見えていたこともあったわけで、個々の事柄は一応、”嘘”ではない。ないのだが、寄せ集めて縫合してしまうとこんなになるという見本。

 まあそもそも嘘ではないけど、駄目ですとか間違ってますよそれ、ということもあるのだけども。

 最後の”分からない”というのも、分からないのではなくて、書いてる自分が”分からない”んじゃないのかという状況。名前はなかったけども、サイエンスライターとかライターが書いているのでありましょうよ。

    (‥ )でもまあ、これがサイエンスライターの
        仕事ではあるんだよね。
 ∧∧
( ‥)とにかく知識を集めてつぎはぎにして
    とりあえずなんとなく見せるものができれば
     それでよい、というわけですか。

 サイエンスライターなんて所詮はこんな程度のもんさ。
 
 でっ、自分は自分で今まさにつぎはぎ作業のまっ最中。手術ですよ手術。

 ∧∧
( ‥)まだしもましなものができるといいですねー

    ( ‥)どーしよーかなー、、これ.....
      -□
 
 さてどうなりますことやら。


 
 

幼生

 
 ブラインシュリンプの幼生さんがふ化。ぴんぴんはねている。

 さて

 ∧∧
( ‥)あと仕事は17個です

     ( ‥)もう少し、もう少しだ。
       -□

 金曜日の夜から土曜日にかけてたぶん時間が作れるから、そうすれば約束の絵をようやく描ける。



 

そんな高校生じゃあるまいし

 
 ふと思い出した話。これ自体はずいぶん前に書いたネタなのだけども、しばらく前に「日本はグローバル化で住みにくくなった、なんだこの競争社会は!?」という枠組みで取りあえず世の中を切ってみた番組が多かったのだけども(今も多いの?)。

 NHKのある番組でたまたま見たのは自立して(自立せざるをえなかった?)自分ひとりの力で仕事をしているおっさんの愚痴。じーさん曰く。「私はこれだけ見積もりをして、これだけ削ってみせたのにコンペで勝てなかった、ひどい!!」とまあ、うろ覚えだけどこんなぼやき(だったと思う)。

 とはいえ、これは

 ∧∧
( ‥).......これ、ただの出来レースですよね

    (‥ )まあ、そうじゃないのか?って思える
        話だよな。

 というか多分そうだよなあ。いや、そんなもんなんよ。コンペなんてあれは大抵は名目だけの代物で、最初っからどこが受注するのか決まっている出来レースなのさ。そりゃあ世の中、自由でフェアな競争をしなくちゃいけませんとなっているから、まあ露骨にやるわけにはいかないので名目上はコンペをしているだけでありまして。

 ∧∧
( ‥)というかそんな話いっぱいありますよね

    (‥ )そーだねー

 経費を切り詰めようが、がんばって見積もりしようが駄目なもんは駄目。内容がじゃなくて(*内容がただ悪いので切られた場合ももちろんありうる)。

 だからこう

    ( ‥)そんな正義感に燃える高校生みたいなこと言われてもなあ
         はあ、だから? としか言えないのよね。
 ∧∧
( ‥)はあ


 まあそれにしてもあれだ、実際には自由競争が否定されている状況に直面しているのに、世の中を自由競争にしたのは間違いだと言っているのだとしたら、それはそれで面白い。

 ∧∧
( ‥)でも残酷な話ではありますよね。

    (‥ )まあね。

 見積もりをちゃんとしたのになんで駄目なんだ!!と愚痴るのはまあしょうがない。誰でも無駄に終わってしまうことはつらいさね。でもそれに加えてうぶなのだとしたら、しかも、50、60でそういうことを言ってしまう状況で会社から社会に放り出されたのだとしたら、そりゃあ確かに残酷だ。

 


2009年7月1日水曜日

アリゾナハニースイート

 
 調べていた植物について検索をかけたら


 ∧∧
(‥ )あちらでの一般的な呼び名は
\-  アリゾナハニースイートらしいです。

     (‥ )はあ、ハニースイートですか。

 さて

 後少し、後もう少しなんだけども、まだ終わらない。

 ∧∧
( ‥)今週の金曜日にはもう1週間たっちゃいますよ

     (‥ )約束は果たさねばならん。

 

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