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2010年4月8日木曜日

それはよくできた造花

 
 買い物の途中でふと眼をやったらユリの造花があった。いつもなにげに視界の端にはとらえていたけども。

 ∧∧
(‥ )雄しべに葯がありませんよ?
゜-
    (‥ )ああ、ユリってほら、花粉が黒褐色というか
        黒オレンジっていうかで、それがぼたぼた花びらに
        落ちるから、葯は取るんだよ(推論)。

 *葯(やく):雄しべの中で花粉が実っているというか、収納しているパーツ。雄しべがマッチ棒なら棒は花糸、葯は頭。ユリの葯はソーセージ状。

 だから葯は取る、というかたぶんそうなんだろうと思う。以前、もらった花束をしばらく置いていたら、葯をとられた花の脇にあったつぼみが開花して、純白の花びらに花粉をわさわさこぼしてた。実際、売られているユリの花はどれも葯が取られてる。

 ∧∧
( ‥)でもこれ、造花ですよねえ?
゜-
    (‥ )そうだけど、市販品の本物と違ってちゃ
        造花の意味がないんじゃねーの?

 葯が無い分、手間も人件費もコストも削減できるのではなかろーか?

 

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