買い物の途中でふと眼をやったらユリの造花があった。いつもなにげに視界の端にはとらえていたけども。
∧∧
(‥ )雄しべに葯がありませんよ?
゜-
(‥ )ああ、ユリってほら、花粉が黒褐色というか
黒オレンジっていうかで、それがぼたぼた花びらに
落ちるから、葯は取るんだよ(推論)。
*葯(やく):雄しべの中で花粉が実っているというか、収納しているパーツ。雄しべがマッチ棒なら棒は花糸、葯は頭。ユリの葯はソーセージ状。
だから葯は取る、というかたぶんそうなんだろうと思う。以前、もらった花束をしばらく置いていたら、葯をとられた花の脇にあったつぼみが開花して、純白の花びらに花粉をわさわさこぼしてた。実際、売られているユリの花はどれも葯が取られてる。
∧∧
( ‥)でもこれ、造花ですよねえ?
゜-
(‥ )そうだけど、市販品の本物と違ってちゃ
造花の意味がないんじゃねーの?
葯が無い分、手間も人件費もコストも削減できるのではなかろーか?