自己紹介

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2016年2月27日土曜日

読者は切り捨てるために存在する

 
 
 ∧∧
(‥ )このライターさん
\‐  どう思います?
 
  (‥ )書いてる量が多すぎる
      一人じゃないな
      多分ピンハネ式だ
 
 自分の名前を使って2、3人のライターに書かせることで、自分の著作物を次々に出し、市場を飽和させ、独占状態を実現する。
 
 だいたいそういう戦略なり方針だろう。
 
 ∧∧
(‥ )こっちのライターさんは
\‐  どう思います?
 
  (‥ )書いてる量が少なすぎるな
      年収100万いって
      いないだろう
      たぶん実家暮らしだろうね
 
 これは趣味の延長なんだろう。ただし、趣味にしては内容がぞんざいなので調べては書いていないし、教科書や英語、論文を読んでいないことも確実だ。
 
 ∧∧
(‥ )まあどっちもあれだね
\‐  売る方法としては
    悪くないね
 
  (‥ )ピンハネ式だと
      駆け出しのライターに
      書かせるから内容は
      頭打ちだな
      趣味の延長は実力次第で
      どこまでも伸ばせるが
      本人にその気がないのでは
      どうにもならん
 
 ただし、読者は別に本格的な内容など望んじゃいない。だからこれ自体に問題はない。そして以上の両方、どちらの戦略も、読者の要望に広く答えることができるだろう。
 
 
 ∧∧
( ‥)あなたはどうします?
 
  ( ‥)読者に合わせると
    ‐/ つまらないものしか
       できないから
       読者は切り落とします
 
 例えば、宇宙の話を読者に合わせれば、それはUFOの話になるだろう。
 
 恐竜の話を読者に合わせれば、それは怪獣の話になるだろう。
 
 古代文明の話を読者に合わせれば、それはアトランティスになるだろう。
 
 歴史の話を読者に合わせれば、それはライフハックになってしまうし、
 
 生物進化の話を読者に合わせれば、それは宗教になってしまうのである。
 
 
 ∧∧
(‥ )つまり問題は
\‐  読者を切り落として
    どうやって金儲けするか
    ですね
 
  (‥ )肝心なことはこれだ
      そしてもちろん
      だから難問

 
 
 

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