自己紹介

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2012年5月27日日曜日

この作用には抗いがたい


 
 
  ( ‥)ほら、ミツバチって自分で
      (雄のみだが)卵を産める
      けども、結局、母親である
      女王蜂にだけ卵を生ませる
      のはなぜか? って話
 ∧∧
( ‥)自分の卵を産みたい、でも
    他人の卵は養育したくない
    みんながそう行動するから
    結局、母親の卵だけを
    育てましょに落ち着いている
    そういう説明でしたね
 
 ずるをしたいが、他人のずるは許せない。皆がそう考えると、自分もずるをできなくなる。ゆえに妥協案しか採用できない。
 
 
 ∧∧
(‥ )その理屈を当てはめますと
\–   ですよ
 
  (‥ )生活保護を叩くなんて
      おかしい、といくら
      きれいな理屈を並べても
      駄目だろう。
 
 ずるをした。ただこの一点で攻撃と抑圧が始まるし、それで均衡状態が作られる。
 
 この作用には抗いがたい。理念だの美辞麗句だの、そんなもの無意味だ。
 
 
 *ミツバチ(働き蜂)がウンヌンというのは、血縁淘汰が成立する条件がすでに崩れているのに、なぜ集団を維持しているのか? ということに対する説明。
 

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