書評を書く前に参考文献を読めよ

　
　∧∧
（‥　）つまり平たく言うと？
＼‐
　
　　（‥　）本を読んだら参考文献を
　　　　　　見るべし

　参考文献を読まずに書評を書くなど愚の骨頂。
　
　
　∧∧
（　‥）言い換えれば？
　
　　（‥　）本を読んだら
　　　　　　本を読んだ気になる奴が
　　　　　　多すぎ
　
　本を読んだら本を理解した気になるというのも愚劣。頭が悪すぎる。
　
　∧∧
（‥　）ご老人はすごいですよ
＼‐　　あんな歳なのに
　　　　本を何冊も読むのです
　
　　（‥　）ほら
　　　　　　読んだ＝理解だと
　　　　　　思い込んで
　　　　　　話を展開しとる
　
　読んだことをいくら累積させても、そんなものは理解と呼ばん。
　
　∧∧
（　‥）あるいは読んだこと
　　　　これ自体に価値があると
　　　　見なされているのだと
　
　　（‥　）つまり無駄ってことさ
　
　無駄の累積をありがたがる。ほら、人間の知性なんてただの無駄だ。
　
　そんなもの、残業したから頑張った、頑張ったから俺偉いと言っているのと同じだ。
　
　こういうことを言う世代共が読んだ本の数を誇っておる。愚かしい話だ。何もかもが時代遅れだ。
　
　そしてこれが老いである。もう間もなくお前たちは死ぬ。そしてすべてが無駄だったことを思い知らされるだろう。