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2014年5月11日日曜日

敵が存在する恐怖 これこそが座ることを許さない

 
 3Dプリンターで銃が製造された。危険だ、規制しよう!
 
 ∧∧
(‥ )といっても、規制して
\‐  3Dプリンターという
    新たな産業に乗り遅れたら
    経済的に相手に
    食いつぶされるかもしれない
    そういう恐怖
 
  (‥ )外部が存在するとは
      こういうことだ
 
 敵がいるからこそ安泰は許されない。かくて自由は保持される。
 
 ∧∧
( ‥)恐怖と戦いこそが自由の
    源なのであると
 
  ( ‥)人はどうしても歳を取る
    ‐□ 歳をとって
      体力が無くなれば
      今あるものを何が何でも
      手放すまいとする
 
 そして、この当然の怠惰と幸福の追求、これこそが規制と統制を作り出す
 
 規制と統制は理想の追求でもある。
 
 理想は理想状態への固定に他ならぬ。つまり、理想とは、そして夢とは、怠惰と幸福の象徴なのだ
 
 ∧∧
( ‥)しかし、敵が存在する限り
    人は立ち止まることを
    許されない
    永久に競合に打って出ないと
    いけなくなる
 
  (‥ )幸福は怠惰と統制なり
      しかるに自由とは
      不幸になる権利なり
      これを考えれば答えは
      簡単なのだ
 
 自由が欲しいのなら自由などという小賢しい言葉を捨てればいい。自由という言葉を使うこと、それ自体が自由に枠をはめる。
 
 そうではなく、皆の夢を轢きつぶし、人々の幸福を破壊し、望まれた平穏な世界に波をかき立て混沌を作り出す、これこそが可能性の扉を開く。
 
 このためにこそ敵と競合が必要だ。
 
 さあ、皆の理想を失望へと摩耗させねばならぬ。
 
 
 
     

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