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2018年11月24日土曜日

2018.11.23 オヤマボクチ以後の山登り

 
 http://hilihili.blogspot.com/2018/11/20181123.htmlより続く


 昨日、2018年11月23日は山へいった。目的はオヤマボクチの種子を手に入れること。そして目的は達成。
 
 
 ∧∧ ついでに山頂までいく?
( ‥)
 ‐( ‥)そうだな
     足のばしてみるか
 
 予定ではオヤマボクチが生えていそうな日当たりの良い南側の林道を歩いて帰るはずだったが、すでに目的は達成されたのである。予定を変更。山頂までいくとしよう。
 
   
 ∧∧ この道はまだいってない
(‥ )
 ‐( ‥)よし この道だ
 
 この山は登山道がやたらと入り組んでいてわかりにくい。まだ歩いていない道もある。せっかくだからそこを通って山頂までいくとしよう。


 
 初めて通った道は...残念、くだらぬ道だった。こういう殺風景な遊歩道が延々と続くのみ。特に何も見当たらぬ。
 
 ∧∧ ここカラマツ林だからね
( ‥)
 ‐( - -)そういや
      そうだったな
 
 そんな標高が高くもないのに、この山のこの領域一帯にはカラマツが群生している。かつて植林して放棄されたものかもしれない。
 

 
 黄葉したカラマツは美しいが殺風景な森だ。ぱらぱらと雪のように枯れたカラマツの葉が落葉してくる。

 途中、まだ緑の木を見た...


   と思ったけど
 ∧∧ これはヤマカシュウだね
( ‥)
 ‐( ‥)遅くまで残った
     蔓のヤマカシュウの葉が
     残っているのか
 
 ヤマカシュウは蔓植物。からみ相手が冬を前にすでに落葉して眠ったのに、蔓だけが葉を残し、まるで常緑樹のような有様。
 
 途中、妙に葉っぱの大きなヤマカシュウも見た


 
 緑に透けるその様子が、カラマツの黄葉とコントラストを成して見事
 
 
 山頂は寒々としていた


 
 太平洋側は比較的晴れているが
 

 
 日本海側からはおそらく雪混じりであろう、雲が山々を這うようにやってくる。舞い飛んでくる雪が溶けるのだろう。この日は曇り、ぱらつく雨、晴れ間、ぱらつく雨がなんども繰り返された。スケッチをしていると手がかじかむ陽気だ。
 
 
 ∧∧  もう二時半だ
(‥ )
 ‐( ‥)日没まで後二時間か
     最短距離で帰ろう
 
 もし余裕があれば隣山、さらにその向こうの隣山を抜けて帰るのだが、この季節、この時間にそんな余裕はすでにない。
 
 そしていつもの悪路


   この道はどんどん
 ∧∧ 倒木が増えるな
( ‥)
 ‐( - -)管理の連中
      仕事しろよ
 
 おそらく遊歩道利用者であろう。余計な枝葉をノコギリで切り落とした跡があるが、さすがにそれ以上のことは装備のない素人には無理だ。次々に現れる倒木を乗り越え、くぐり、夕暮れ迫る山道を下って帰る。

  


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