自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2018年11月23日金曜日
2018.11.23 集落と町の古道とオヤマボクチ
山へいった。
∧∧ いつもと違う山
( ‥)
‐( ‥)いつもの山の
南にあるこの山は
遊歩道が南側にあって
日当たりが良い
というか、より正確にはそういう遊歩道がある、と言うべきか。この山は山頂へ登るいかにもな登山道もあるが、山向こうの集落と町をつなげる古い道もあるのだ...
と言いつつ、途中の見晴らしのよい分岐点で気がついた。
この道の行き先はどこ?
この道はまだ歩いたことがない。だが、どうも方向からすると、まさにその山向こうの集落と寺へ向かうように見える
たまたま通りかかった人に尋ねてみたら、どうもそうらしい。
∧∧ 行きますか?
( ‥)
‐( ‥)うむ 知らん道だが
その方が面白い
これは途中で振り返ったところだが、なかなかに良い道だ。
分岐点まではなかなか急だった。だがその先のこの道は、山の斜面に沿ってゆったりと登りながら行く道だ。途中には石仏や祠があり、これこそが本来の古道らしいことが見て取れる。往時であれば本格的な冬を前にして、山向こうの人が町へ冬支度と正月飾りの購入に歩いていただろう道だ。多分、新年のダルマも町で買って、この道を帰ったはずである。
∧∧ 日当たりの良い道だね
(‥ )
‐( ‥)南側の斜面は
侵食でとんでもない
崖になってるんだがな
そうは見えない
良い道だ
もっとも、それはさほど長く続かなかった。なんだかんだいって上り坂なのでそれなりに長く感じるが、多分、700メートル程度ではないか? 山の谷側に入って暗くなり、それから集落の寺に出た。そこからは折り返しで戻りながら、別の道を辿り、さらに登る。
そして再び明るい道へ。先ほどの古道とは向きと高さが違えどほぼ平行して走る道である。
∧∧ ここは前から知ってるね
( ‥)
‐( ‥)うむ どんぴしゃり
ここも古道かもしれないが、途中までは車が通れる、おそらく、現在は作業用の林道だろう。そして見つけたオヤマボクチ
左に見えているまだ緑の植物がオヤマボクチ。
何株も生えていた中で大きなものがこれ。
そして
∧∧ 綿毛になってる!
( ‥)
‐( ‥)うむ いい感じだ
先日、隣の山を登った時、結実を待っていたオヤマボクチは無残に花茎をへし折られていた。遠足の子供の仕業かもしれぬ=>http://hilihili.blogspot.com/2018/11/blog-post_16.html
やれやれ残念。そう思っていたが、思い出した。
去年、今日の山のこの辺りを歩いた時、林道のどこかにオヤマボクチがあったと。
実際、オヤマボクチは日当たりの良い斜面に生える。山の斜面の南側を走るこれらの道はうってつけのはず。
そこで足を伸ばしてやってきたのだが、目的は達成された。
それにしてもオヤマボクチ。その種は綿毛を持っているのにふわふわ飛んだりしない。そもそも結実の後、綿毛や花が開く感じがない。乾いているのに、まるで雨の後のように綿毛がしなだれている。
少し種をもらったが、結実も悪いようで、あまり数はなかった。考えてみれば随分おかしな植物である。
24日追記:以下へ続く=>http://hilihili.blogspot.com/2018/11/20181123_24.html
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