自己紹介

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2018年7月11日水曜日

頭の良い人間の宗教は必ずお前を裏切る

 
 人間は宗教なしに生きることはできない。
 
 ∧∧
(‥ )それを言うと激怒する人が
\‐  いるんだけどね
 
  (‥ )なぜ激怒するか?
      それは
      お前も人間であるからには
      宗教という迷信を
      信じているのだろう?
      そう言われたようで
      嫌なのだ
 
 というか、その手の人は

 宗教は迷信だ! そうやって皆が大事にできるものを一刀両断に否定できる俺かっこいい!

 という世界観を持っているから。あるいは、そういう世界観で他人より優越感をたもてるから。だから、そういうお前も所詮は宗教を信じているんだよ、そう言われると激怒する。そう思えば良い。
 
 
 ∧∧
( ‥)そういう人はいるけども
    人類種の中でも
    宗教遺物を残しているのは
    あんたたち
    ホモ・サピエンスだけ
    だからな
    ネアンデルタール種の
    遺物は疑わしいし
    宗教はお前らの特徴だろ?
  
  ( ‥)だからよ
    ‐/ 俺たちがサピエンス種で
       ある以上は
       誰だって
       何かしら宗教を
       信じているってことさ
 
 人間であるとはそういうことだよ。そんなの認められないとか言うのなら、人間をやめることだな。無理な話だが。
 
 ∧∧
( ‥)それを考えると
    マルクス主義ってのは
 
  (‥ )あれはな
      自分は頭がいいと
      思っている人間には
      非常にうってつけの
      宗教なんだよな
 
 まず、御本尊というものがない。
 
 また、形式的には神を否定している。
 
 これは、宗教という迷信を切って捨てることで優越さを見せびらかしたい、頭の良い人間にとって実に魅力的な教えではないか。
 
 ∧∧
(‥ )愚民どもが信じる宗教なんて
\‐  俺は信じないぞと
    言いたい人にとって
    マルクス主義のこの有様は
    実に魅力的
 
  (‥ )あと科学理論の体裁を
      とっているだろ?
      そんで無駄に難解で
      やたらと長くて
      注釈だらけで冗長だ
      あれは
      頭の良さを誇示したい
      人間にとって
      実に好都合なんだよな
 
 宗教を否定することで権力をふりかざしたい。
 
 無駄に冗長かつ難解な教義を、私は読みました、ふふん! と言うことで威張りたい。
 
 しかも以上の設定上、共産社会という楽園への道のりと舵取りは、頭の良い人間にしかできないのであるから...
 
 ∧∧
( ‥)頭の良い人間が
    貴族になれる道を
    用意してくれるわけだ
 
  ( ‥)だから共産国って
    ‐/ 全部独裁制になるのよね
       そりゃそうだよな
       頭の良い人間が
       愚民どもを支配する
       理想社会なわけだからな
 
 だが、共産国はすべて失敗した。理由は単純で、頭の良い人間に現実の舵取りなど理論上、不可能だからである。
 
 ∧∧
(‥ )なんとも皮肉だな
\‐
 
  (‥ )頭良い人間にとっては
      この愚民だらけの世界は
      絶望に満ちている
      だからマルクス主義に
      飛びついたが
      それにも裏切られた
      この絶望は僕らには
      まったく理解不能だな 
 
 
 頭の良い人間の宗教は、必ず頭の良い人間を裏切る。頭が良いなどという、劣等な性質を持って生まれてしまったことを呪うがいい。
 
 ∧∧
( ‥)楽しそうだな
 
  ( ‥)俺、頭の良い人間が
    ‐/ のたうちながら
       くびれ果てていくの
       見るの大好き〜♪
 
 
      
 

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