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2019年9月30日月曜日

新モンゴル帝国

 
 ∧∧
( ‥)スウェーデンの
    トゥンベリお嬢ちゃんは
    温室効果ガス削減を
    必死に訴えてるけど
    石油を使うことが有利で
    ある以上
    温室効果ガス削減は
    ありえないのである

 
  (‥ )そして人類は
      2、3世紀のうちに
      石油を使い尽くす
 
 さて、石油を失った時、何が起こるか?
 
 ひとつは燃料として人々は木々を伐採し、森を破壊し尽くすということであった。それはかつて起こったし、そして今度も起こるだろう。
 
 ∧∧
(‥ )気候が冷涼なスウェーデンは
\‐  ひとたまりもなく
    森を伐採し尽くすだろう
 
  (‥ )次にドイツの森が消えて
      西欧から森はなくなり
      そうだなあ
      ロシアのシベリアと
      そこのタイガから
      木材を輸入してるかもな
 
 木材とは元来、燃料であるだけではない。建築素材であり、そして帆船、つまり軍艦を建造する軍事物資でもあった。
 
 ∧∧
( ‥)石油を失っても
    ロシアは資源輸出国かね
 
  (‥ )まあ多分
 
 しかし、石油枯渇後の地球にはもうひとつ大きな要素がある。それは化石燃料を失った時、動力源は人力と畜力だけになること。それはつまり
 
 ∧∧
( ‥)騎馬民族の帝国が再び
    地球に戻ってくる
    そういうことだな
 
  (‥ )新モンゴル帝国だ
 
 自動車がなくなった時、馬が最大の移動手段になる。そうである以上、騎馬民族の優位が復活する。別に今のモンゴル国が主体になるとは限らないが、ユーラシアの草原にすむ遊牧民から再び覇王が出てくるだろう。そしてまたもや征服を開始する。
 
 ∧∧
(‥ )今度はロシアでは
\‐  止まらないな
    新モンゴル帝国は
    西欧までなだれ込むべ
 
  (‥ )スウェーデンも
      制圧下に置かれるだろうな
 
 それとも、すべての森林を伐採したスウェーデンは価値の無い辺境として放置されるであろうか? いずれにせよ、石油がなくなった未来とはそういうものである。
 
  

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