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2018年12月11日火曜日

2018.12.10の山 古道を抜け西から尾根を登る

 
 昨日、2018年12月10日は山へ登った
 
   早起き状態で
 ∧∧ 本日は天気も良い
( ‥)
 ‐( ‥)前々から考えていた
     西側から登ってみよう
 
 いつも行く山はO。今日いくのはその向こうにある山K。

 この山Kには山頂までいく道が東西南北の四つある。北よ東の道はよく通る。
 
 南は...あまり面白い道ではなかったが、この前、11月23日に登った

 =>http://hilihili.blogspot.com/2018/11/20181123_24.html

 

 ∧∧ 今日は最後の西だー
( ‥)
 ‐( ‥)一番遠い道だから
     早起き状態でないと
     日の短い
     今の季節は間に合わない
     からな
 
 以前、山向こうの地質を見にいった帰り、このK山の南を通って戻った。この道はかつての古道なのである。その帰り道、遊歩道案内にも書いていない山頂へ至る西の道を見かけたのだった。
 
 先日も通った古道をさらに進む。以前通った時は夕暮れ迫る帰りの道だった
 
 2016年12月25日の話である=>http://hilihili.blogspot.com/2016/12/blog-post_48.html


 2年前は時間が迫る中、見知らぬ森の道を急いで帰っていた。だから坂であることもあまり感じず、長い道のりに思えたのだが、登ってみれば結構な坂だ。そして距離はあまりなかった。多分、1キロない。
 
 そうして長い年月の間に、通る人々の足でえぐれてしまい、まるで門のようになった古道の最後の登りを抜けると、その先は山々と点在する集落の世界。
 


 
 実はこの近辺。山々は隆起していて主要市街地は沈下している。要するに古道の先に見えるこの山々こそ、かつての平野部なのだ。
 
 古道はさらに続き、集落を抜けていくが
 
   我々は脇道へそれて
 ∧∧ 登山ですぞー
( ‥)
 ‐( ‥)さーてどんな道かな
 

  
 カラマツが多いが、松やコナラのような木々も生えている。カラマツしか無い殺風景な南の道よりは風景が面白い。
 
 そして尾根伝いの道であり、両側はかなりな急傾斜だった。


 
 これは振り返って眺めた様子だが、右手は急傾斜の杉林であり、そして左手はほぼ崖といって良いぐらいの急斜面だった。
 
   雪が積もっている時なら
 ∧∧ 滑落するぞ
(‥ )
 ‐( ‥)木が生えているから
     途中で止まるだろうが
     登るのは至難の技だろうな
 
 隆起する山と沈下する盆地。この近辺における両者の比高差は400とか500以上に達している。河川による侵食がある場所はほとんど崖だ。当然、小規模な崩落を起こして岩石がむき出しになっている場所も多い。舗装道路もそういうところを通らざるを得ないから、バスから眺めていても目がくらむことがある。
 
 そして眼下に望む集落


 
 傾斜が極めてはなはだしい
 
 
 ∧∧ なかなかスリリングな
( ‥)
 ‐( ‥)まあ刺激的だね
 
 山頂の上空では日本海側から吹いてくる気流が山を越え、盆地へ吹き下ろしているのだろうか、雲が湧き、荒れるようにたなびいていた。
 

 
 奇妙なもので、雲は盆地に入るとすぐに消えてしまう。太陽は暖かい。しかし消え残った雲が光を遮ると、たちまち寒さが襲ってくる。気温は5度以下。多分、2、3度ではないだろうか。影に入れば夜に降った霰が溶けぬままに並んで地面を覆い、土は凍結したままだ。
 
 この前、11月23日に登った時、まだ緑だったヤマカシュウもすでに枯れている。


 
 ∧∧ さて帰ろう
( ‥)
 ‐( ‥)まだ12時
      時間はあるんだ
      方向のまま
      山を縦走して
      帰ることにしよう
 
 隣へ向けて下山、そして隣のO山へ登頂。そこから下山、さらに隣のG山へ登って帰る。


 
     

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