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2016年8月14日日曜日

夏の怪談とその需要

 
 ∧∧
(‥ )明日は終戦記念日で
\−  この時期になると
    日本は世界でもまれな
    凶暴な軍事国家でー
    その残滓でアベ政権ガー
    とか言い出す人が
    出てきますけど
 
  (‥ )それはあからさまに
      歴史を知らない人だよ
      西欧は1000年延々と
      殺し合いを続けたけど
      日本もアジアも
      そんなことしてないからな
 
 実際、アメリカと西欧列強の進出で慌てた日本は徳川政権を放棄して、一気に方針転換せざるをえなかった。そして日本が参加したそれ以後の戦争は、全部他の列強が参加して互いに殺し合ったり同盟しあったりしていることを見れば理解はおのずと明らか。
 
 ∧∧
( ‥)日本ただの普通の国
 
  (‥ )というかそもそも
      民主主義が凶暴な
      軍事国家主義で
      根本的にファシズムなんだ
      リベラルはこれが
      理解できてないんだろ?
      民主主義は国民皆兵が
      基本なのだからな
      こんなものが平和的な
      わけないし
      思想に自由があるわけも
      ないのだ
 
 どうも多分、WW2でファシズムVS民主主義という構図を押し付けた側が結果的に勝ったこと、さらにその後に始まった冷戦で共産主義VS民主主義という宗教的、二元論的、善悪、白黒な対立構図が半世紀も続いたこと。さらにいえばリベラルは共産主義という理想が好きで、民主主義という現実と社会を実際には、衆愚制、愚民共、と軽蔑していたこと、これが原因ではなかろうか?
 
 ∧∧
(‥ )善悪で物事を断罪する
\−  二元論に宗教が加わって
    そこに現実と社会に対する
    軽蔑が合わさっている
 
  (‥ )リベラルがねじ曲がった
      皮肉な軽蔑を熱狂的に
      非現実に連呼し
      社会批判を続けるのは
      これで説明できるだろ?
 
 弱ったことにリベラルときたら、終戦時には年端もいかない子供だったり、政治のことなど何も分からない中学生だったのに、まるで戦争体験してきたかのように過去を語り、今の状況は戦前にそっくりだ! とか妄想を言い出すのである。

 彼らが戦後に過去の記憶を全部丸ごとすり替え自分勝手な上書きをしたこと明らかだ。
 
 ∧∧
(‥ )戦争参加者だって
\−  実際のことは何も分かって
    いないだろうしね
 
  (‥ )昔の記録であるというな
      ナポレオン最後の勝負に
      なった
      ワーテルローの戦い
      参加者曰く
 
 なにがあったかって? 1日中、馬に踏みにじられて泥の中をのたくってただけだよ!
 
 ∧∧
( ‥)実際にはあれなんだよね
    カリスマ性と
    卓越した指揮で
    無敵の進撃をしてきた
    ナポレオンは
    軍隊の規模が大きくなって
    一人では制御できなくなり
    そこを
    参謀本部を発明していた
    プロイセン(ドイツ)に
    突かれ
    勝っても敵がすみやかに
    退いて再び攻撃してくる
    状況に追い込まれ
    そうしてイギリスの公爵に
    押さえ込まれていたその時
    倒したはずの
    プロイセン軍が
    側面からー という
    
 
  (‥ )あげくにあまりの連戦で
      ナポレオンは
      フランスを消耗しきって
      しまうからな
      フランスってあれ以来
      ぱっとしないよね
 
 でもそういう歴史的な出来事は一兵士には分からない。
 
 つまりである。一兵士が生き残って手記を書き、あるいは軍部を批判したところで、あるいは歴史小説を描いたところで、それは貴重な証言であると同時に、上記のようにてんで的外れだということでもある。
 
 ∧∧
(‥ )歴史資料をどう読むか
\−  歴史学者は長い討論や
    批判や検討、検証で
    それを蓄積してきたけども
 
  (‥ )リベラルはそれをしない
      そういうことだろうな
 
 そしていつも宗教的情熱と自分の不幸をぬりたくった社会批判を行う、そう理解した方が良いのではなかろうか?
 
 そしてしかし、いかなる思想信条も単なる売り物であることを考えれば。
 
 ∧∧
( ‥)こういう終戦前後に出てくる
    おどろおどろしい社会批判は
    夏の怪談みたいなもんですかね
 
  (‥ )需要があるんだよ
 
 
 座り込んで快適な檻に入ったまま、具体案を出すこと無く大げさで的外れな批判だけして溜飲を下げる、という思想には、当然、需要があるのだ。
 
 
 だって、中途半端に頭が良い奴は好きだろう? 

 俺は天才だ、俺は悪くない、悪いのは俺を認めないこの社会だ、会社だ、学校だ、復讐してやるーって話が。
 
 
 
 
    

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