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2016年5月29日日曜日

太陽演算機械は太陽になるか、否か?

 
 コップ一杯の水をシミュレーションするには、コップ一杯の水が持つよりも多くのエネルギーが必要となるだろう。
 
 この理屈に従えば、宇宙をシミュレーションするには宇宙全体が持つよりも大きなエネルギーが必要となる。
 
 ゆえに宇宙をシミュレーションすることは原理的に不可能。
 
 つまりこの話の続き=>hilihiliのhilihili: シミュレーションされた宇宙はありえない
 
 
 ∧∧
(‥ )この論にあらがあるとしたら
\−  その理屈でいうと
    太陽をシミュレーションすると
    そのコンピューターは
    太陽以上の熱を発することに
    なるけども
    それは果たして正しいのか?
    という問いかけですかね
 
 
  (‥ )むう確かにな
     原子のベクトル
     それは向きと速度
     速度が増大すると
     熱が大きくなる
     では熱の大きなものを
     シミュレーションすると
     それ以上の熱が発するのか?
     発しないよね???
     という問題であるな

 
 
 毎秒あたり、その原子がA点からB点まで移動する。エネルギーが大きいとはA点からB点を越えて、さらにC点まで移動することを示す。
 
 ∧∧
(‥ )演算だと距離の移動は
\−  単に数字の切り替えですよね
 
  (‥ )うーむしかしこれは
      ちょっと難儀な問題
      でもあるよな?
 
 ごく単純に、真空中を原子アがA点からスタートしてC点まで移動したとする。
 
 ∧∧
( ‥)この時、現実の宇宙では
   原子アは
   A点からC点まで直進するだけで
   他は何も起こらない
 
  (‥ )一方
      シミュレーションでは
      A点からC点まで移動した
      そこまでは同じだが
      原子アが持つ
      運動エネルギー自体は
      シミュレーション内部には
      存在しない

 
 つまり、この時点では、現実の宇宙の方がシミュレーションされた宇宙よりもエネルギーが大きいことになる。
 
 少なくとも移動して運動エネルギーを持っている”原子ア”についてはそうだ。
 
 ∧∧
( ‥)? すると
   宇宙をシミュレーションする
   機械を動かすには
   宇宙が持つよりも小さな
   エネルギーで十分だ
   ということですかね?
 
  (‥ )原子アについて
      考えるとそういうことに
      なるね
 
 だけども次に原子アがC点で原子イとぶつかったことを考える。
 
 ∧∧
(‥ )向きや速度は変わるけども
\−  エネルギーの総量は
    現実の宇宙では
    変化しないよね
 
  (‥ )でもさ
      シミュレーションだと
      この時に演算するから
      その分
      エネルギーが必要になる
 
 するとつまりこうならないか?
 
 宇宙をシミュレーションしている機械は、その動作の最初において、宇宙そのものよりはエネルギーが少なくてすむ。あるいはそうでありうる。
 
 だがしかし、何か新たな現象、それはこの場合、単純に原子や素粒子同士の衝突を想定しているけども、それが生じるたびに、シミュレーションは新たにエネルギーを要求し、そして熱を発散するのだと。
 
 ∧∧
( ‥)これようするにあれだよね
    宇宙をシミュレーションする
    機械が要求するエネルギーは
    最初のうちこそ
    現実の宇宙よりも小さいが
    演算が進むたびに
    エネルギーをどんどん要求する
    そういうことだよね?
 
  (‥ )どこまで
      要求するのだろうな?
 
 それはついに宇宙全体のエネルギーを越えてしまうであろうか?
 
 例えば次ぎのように問いかけることができる。
 
 太陽を完璧にシミュレーションする演算装置が演算の過程で必要とするエネルギーは、太陽自体が放つエネルギーを越えるか否か?
 
 ∧∧
(‥ )太陽が放つエネルギーは
\−  核融合である
    しかるに
    シミュレーション内部では
    核融合など起こっていない
 
  (‥ )だから最初
     演算装置が使っている
     エネルギーは
     太陽よりも小さいはずだ
     だけど原子が衝突する現象を
     計算するそのたびに
     新たにエネルギーを要求する
     それが累積すると
     どうなるんだろうな?
 
 
 太陽を素粒子に至るまでシミュレーションしたコンピューターがその演算を完了するには、太陽そのもののが放つエネルギーよりも大きなエネルギーを必要とするであろうか?
 
 ∧∧
(‥ )これはちょっと
\−  手に負えない問題ですなあ
    どう計算したら
    良いのでしょうかね?
 
  (‥ )核融合で生じた光子が
      太陽の外に出るまで
      プラズマガスの中で
      吸収、放射を延々と
      繰り返して何十万年も
      かかってようやく
      表面に出てくるだろ?
      あの膨大な回数を
      再現する演算に
      必要なエネルギーが
      光子を生み出した核融合に
      匹敵するかどうか
      そこが目安になるかな?
 
 

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