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2014年3月28日金曜日

ワニトカゲギス科を例えば羅列する

 
 ∧∧
( ‥)終わった?
 
  ( ‥)うん、これでイラストは
    ‐□ 終了だ
 
 手直ししたいものが残っているが、取りあえずこれで空白はすべて埋められた。
 
 ∧∧
(‥ )全体を遅らせてしまったけど
\‐  一応、ノルマは達成したのだと
 
  (‥ )下描きを含めれば
      1日1枚を少しだけ
      上回るペース
      下描き完成以後は
      1日に2.5枚、
      まあまあかもね

 ∧∧
( ‥)さすがに疲れた?
 
  ( ‥)だらだらやってきたけど
    ‐□ 言い換えればまとまった
       休みがずっと
       とれなかったからな
       ちょいとさすがにね
       体のあちこちが少し
       固いようだ
 
 
 ∧∧
(‥ )まあ、厳密に言うと
\‐  本を作る作業は
    まだ続くわけですけど
 
  (‥ )4月の中頃までは
      その作業だなあ
      とはいえあれだ
      一段落はできたわけだ
 
 さて、
 
 先日出した本=>Amazon.co.jp: 超美麗イラスト図解 世界の深海魚 最驚50 目も口も頭も体も生き方も、すべて奇想天外!! (サイエンス・アイ新書): 北村 雄一: 本
 
 以上からワニトカゲギス科の一部を羅列すると、こんな感じ







 
 *ワニトカゲギス科:Family Stomiidae ただしこれは[Fishes of the World 4ed]で用いられている使用方法で、以上の魚たちは、伝統的にはホテイエソ科:Family Melanostomiidae およびその他、複数の独立した科に該当する。
 
 **ややこしいことにホテイエソ科(Melanostomiidae)という日本語における呼称は本来の意味からずれていて、直訳するとカンテントカゲギス科。

 ∧∧
(‥ )ともあれ、お魚さんとしては
\‐  体型が標準からいささか
    外れた人たちだよね
 
  (‥ )でっ、しかもこの系統群に
      限ってさえも
      以上以外にいっぱい
      いろんな連中が
      いるのだ
  
 多分、全部を紹介したら、それだけで一冊の本になるだろう。
 
 いや、全部を紹介するまでもなく、この属はこうです、そう書くだけでも一冊になるはずだ。
 
 ∧∧
( ‥)今度はそういう本に
    しちゃいます?
 
  ( ‥)ああ、やりたいねえ
    ‐□ 色々とアイデアを
      考えちゃうよね
 
 *もちろん、一応書いておくと、物書きにせよ本を作る作業にせよ、それは編集者からの要望と発注に応じて仕事を行い、そして作るものだ。そうである以上、こっちが作りたいものを勝手に作るわけにはいかない。
 
 とはいうものの
 
 ∧∧
( ‥)あんた作りたくないものは
    平気で放り出すからね
 
  ( ‥)おらあまともじゃ
    ‐□ ねえからな
      気分のらねーと
      仕事できねーんだよ
 
 ∧∧
( ‥)でっ、ワニトカゲギスの本を
    作るのなら、やはり
    イラスト中心だと
 
  (‥ )そりゃそうだ
 
 深海魚は、いや、イカ、タコのような軟体動物もそうだけど、これら深海生物たちは実のところ、ほとんど古生物や恐竜のようなものだと思えば良い。
 
 ∧∧
( ‥)写真は細部が写っていないか
    そもそも写真がない
    標本は生きている時と色も
    形も大きさも変わっている
    あるいは標本自体が
    破損している
    正確な形は論文を見るべきだが
    ”正確な形”そのものが
    実は復元である場合がある
 
  (‥ )標本が一応は肉付きである
      少なくとも一部の生物は
      かなり正確に色が
      分かっている
      その点では恐竜よりは
      恵まれているのだけどね
      それでも、
      地上や浅海の生物と
      比べると、不確定さが
      非常に多いからね
      
 
 つまるところ、写真にこだわっていては、ワニトカゲギスの本は永久に作れない。そういうことだ。
 
 ∧∧
( ‥)だから写真写真と言われると
    にわかは黙ってろと
    言うわけだ
 
  ( ‥)別に言っても良いけど
    ‐□ そんな写真の仕事なんか
      乗り気になれるかよ
      つまらん
      そういうことさ
 

 ∧∧
(‥ )昨今は技術が発達して
\‐  非常に興味深い画像が
    あるのだけど
 
  (‥ )モントレーとかyoutubeに
      アップしてるからね
      時代は変わったよ
 
一例=>Anthology of Deep-Sea Squids - YouTube
 
 とはいえ、この時代の趨勢は、言い換えればこうである。そういう画像で本を出すのはこういう組織の仕事であり、それが出たらそれを買えば良い。そういうことなのだ。それにそういう本を待つまでもなく、youtubeやネットでいくらでも画像を見ることができるのだ。
 
 
 ∧∧
( ‥)本当にね、ネットの発達は
    革命的ですから
 
  ( ‥)昨年youtubeにアップされた
    ‐□ グリマルディテウティスの
       画像なんか、
       まじかよ??
       あの話は本当なの??
       というものだったものな
 
 もちろん、そういう画像をアップした公的機関は、一番重要な部分は論文が出るまでは伏せているものだけども、それでもなお、時代は大いに変わったのである。
 
 ネットとyoutubeのある時代に、本で深海生物の写真を見たいなど、もはや笑える冗談でしかない。
 
 さてもさても
 
 ∧∧
(‥ )イカやタコの本も
\‐  面白いでしょうね
 
  (‥ )コウモリダコと
      ユウレイイカ
      ここがちょっと
      面白そうなんだよな
 
 先日出した本では、本の方針と紙面の都合でごっそりカットした部分であった。
 
 ∧∧
( ‥)あれ、書きたい?
 
  ( ‥)モントレーの件も
    ‐□ あるからね
      あれは面白いと思うよ
 
 もちろんイラストで
 
 
 

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