自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2015年3月15日日曜日
理解を販売したいのなら場の条件を変えてしまえ
人間は経済的に行動する。
∧∧
(‥ )例えば何かを理解する時
\‐ わずかでもコストがかかると
人はその理解を断念する
(‥ )人間が...
例えばの話
25文字以上の文章を
読む能力が無いというのは
それが理由の
ひとつだろうな
極端なモデルで言えばこうだ。
100円を出すと理解Aが脳に入る
90円を出すと理解Bが脳に入る
人はどちらにお金を出すか?
∧∧
( ‥)90円の理解Bだと
(‥ )もっとぶっちゃけた話を
すると
どちらの理解も
買わないのだ
理解を買わなければ
支出は0ですむからな
人間が理解に金を払うのは、それが”都合が良い”場合である。
都合が良いとは、例えば
その理解を100円で買えば110円の利益になる場合
あるいは
その理解を100円で買わないと200円の損失が生じるが、買えば損失を110円で押さえられる場合
そんな感じだろう。
というか、そういう場合でさえ支出をケチるので、100円の理解ではなく90円の理解を買う。あるいは50円の理解にまでケチる。
∧∧
(‥ )実際、人間の普段の行動って
\‐ そういうものですからね
”理解”もそういうものに
ならざるをえない
(‥ )節約自慢とか
生活の知恵とか言うだろ?
だったら理解だって
節約するし
理解を切り詰めることが
知恵だってことになるべ
それを考えると、人間がちゃんと読める文章は25文字ぐらいがどうも限界らしい、というのは当然の話。
∧∧
( ‥)それを考えると
( ‥)日本政府は
‐□ 河野談話を
放棄しないだろうな
あれってようするに、
我が社には関係ありません。しかし、下請けがしたことははなはだ遺憾であります。なんでしたら、下請けがしたことを調査、暴露しましょうか?
そういう内容だよね?
∧∧
(‥ )あなたはそう読んだと
\‐
(‥ )あれはむしろ
遠回しな恫喝じゃね?
少なくとも
調査暴露されたら
困るのは誰か
それを考えてもよかろう
∧∧
( ‥)でもむしろ正反対の意味に
受け取られていると
(‥ )そう理解した方が
都合の良い人が
たくさんいる
あるいは
コストがかかって
損をするから
読む気がない
そういうことだろうね
だが、理解とは経済的な利益の追求だ。そうである以上、理解の売れ行きはその場が要求する条件次第なのだとも言える。
例えば
その理解を買っても得られる利益がわずかである場合、理解に100円を支払う人はほとんどいない。
しかし、場の条件が変ってその理解を買わないと損失であった場合、人は理解に100円を支払うだろう。
∧∧
(‥ )このように理解は場の条件で
\‐ 売れ行きが変る
理解は値段が変る
そう言うべきですかね
(‥ )朝鮮半島は中国に
呑み込まれて
西側から
離れちゃうだろうしな
実際
在韓米国大使が
襲撃されてるし
そうしたら
理解の売れ行きも変る
売れる理解も変る
そういう意味でいうと理解とは時価なのだ、とも言える。
そうである以上、談話に対する評価が正反対になる可能性もあろう。評価とか解釈もまた理解なのだ。場の条件次第で、理解も評価も解釈も変化する。それは当然。
あるいはこうも言える
∧∧
( ‥)理解を販売したいのなら
場の条件を変えてしまえ、と
(‥ )まあそういうことだね
2015年3月14日土曜日
そうかそんなに辛いのか
∧∧
( ‥)例えばの話
( ‥)そうねえ
‐□
分かったと思って、しかしテストの点数を見たら、あれれ? というのが私たちの人生であった。
かように、分かった、には何の意味もない。
少なくとも分かったという本人の確信は現実となんの関係もない。
∧∧
(‥ )でも人々の人生は
\‐ 以上の明白な現実から
逃れる歴史であった
(‥ )例えば
テストがすべてじゃない!
とか言い出すからな
分かった、分かった。解答という現実に直面するのがそんなに辛かったのか。まあ、いいから黙れ。言い訳はいいから飲め、飲め。
といっても、愚痴は続き、それは演説になるのである。
∧∧
( ‥)飲み屋の愚痴レベルの
内容でしかないけど
これを大真面目な人生訓にまで
理論武装する人がいる
(‥ )辛かったのだなあ
辛かったのだ。現実が辛くて辛くて、耐えられなかったのだ。
だから、たまたまうまくいった自分の人生を成功体験にして、それを根拠にテストができなくても良いのだ、そう言い放つ。
しかし、実際のところ、それは現実から目を背けているだけであるし、それ以上に...
∧∧
(‥ )そもそも成功体験そのものが
\‐ まやかしかもしれない
(‥ )高度経済成長時代なら
大概の奴は
自分の人生を成功体験に
してしまうだろうからな
実際にはそんなもの、嘘っぱちなんである。単に人件費が安かっただけだ。成功体験でもなんでもない。
お前の、私たちの成功体験にも、何の意味も保証もない。
目指せ不労所得
ニートな二次元アイドル、双葉杏ちゃん=>https://www.google.co.jp/search?q=双葉杏%E3%80%80働いたら負け&biw=982&bih=864&site=webhp&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=4rQDVdbdPKe3mwXhwIGgDg&v…
∧∧
(‥ )そういえば
\‐ アイドルマスターの
シンデレラガールズは
アニメ化されたのですよね
(‥ )なんでも昨晩の放送回では
働く杏ちゃん
笑顔を振りまく杏ちゃんを
見れたそうですよ
ネットを見ると、テレビが無くとも、なんとなく状況がつかめる昨今である。そして普段の自堕落ぶりと一転、まばゆい営業スマイルと彼女の笑顔を見て、誰ですか? あなた? と思ったのは自分だけではなかったらしい。
∧∧
(‥ )活躍したみたいですね
\‐
(‥ )しめる時にしめないで
働きたくないって
言ってるだけだと
ただの駄目な人に
なっちゃうからな
働きたくない! というのは人類普遍の願いである。だがしかし、ただの怠け者には誰もが不快感を抱く。おんぶに抱っこされている人間は、誰かしら他人に過剰な負担をかける。
だから皆が疑いだす。その負担が自分にものしかかってくるのではないか? そう警戒するのだろう。
誰もが怠けたい。だが、他人が怠けるとそれは自分の負担になる。そうである以上、他人が怠けるのは許せない。
全員がそう考えるから、誰も怠けられない状態に陥る。
ゆえに怠け者は社会の裏切り者であり、それが社会から嫌われるのは当然。
これは寄生虫を排除する抗体のようなものだろう。つまり、ニート狩りが始まるのだ。
∧∧
( ‥)でも三年寝太郎とかのように
ずーっと怠け者なんだけど
ある日、
なにかすごいことをする
それは事業を興すことであり
あるいは
人生を一発逆転する
秘策である
そういう民話や物語も
昔から多いよね
( ‥)怠けたい
‐□ でも裏切り者では駄目だ
怠け者でありながら
成功者になる
これが第三の道であり
皆の夢であり
それを具現すれば
まさにアイドルである
そういうことだろうな
ネットの様子からするに、杏ちゃん活躍回は諸星きらりちゃんとは別枠だったらしい。
=>https://www.google.co.jp/search?q=諸星きらり&biw=818&bih=836&site=webhp&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=m8EDVYr_GYfAmAWjvoGYCA&sqi=2&ved=0CAYQ_…
諸星きらり、双葉杏、この二人の組み合わせは対照的な凸凹コンビなのでネットで以前から人気=>https://www.google.co.jp/search?q=諸星きらり&biw=982&bih=864&site=webhp&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=OrkDVcLTFYGwmwWbzYIQ&sqi=2&ved=0CAYQ_AU…
∧∧
(‥ )でもきらりさんがいると
\‐ 杏ちゃんはお母さんに
あやされる
ただの子供に
見えちゃいますかね
(‥ )活躍する時に
保護者がいては
困るってことかもね
だから、
あんきらでないユニットで
話を構成したのかな?
まあ、本当はアニメである。こんな小難しいことを考えて見る必要はない。単に楽しめば良いだけだ。自分にとって楽しいのなら楽しい、つまらないのならつまらない、それだけだ。食事を食べるのと何も変わらない。
∧∧
( ‥)とはいえ世のお母さんも
コックさんも
作り手側は何も考えずに食事を
作るわけにはいかないし
食べる側も
口ではうまく説明できなくても
脳神経が物事を分析している
ゆえに
ニートがアイドルになるには
やはり筋を通さないと
いけないだろう
( ‥)やっぱ考えちゃうよね
‐□ 杏ちゃんは印税で
不労所得を狙ってる
設定だけど
歌い手の印税って
現実には
雀の涙だそうだよね
それを思うと、杏ちゃんはいずれ作詞に手を染めるのではないか? そう思えてしょうがない。
∧∧
( ‥)17歳のアイドルが
雀の涙の印税を見た時
失望するのではなく
次は作詞で印税生活を目論む
それはなかなか
希有壮大な人生航路
(‥ )でも17歳から
取り組めば...
間に合うかもよ?
そしてこれが
現在の三年寝太郎
ニートのアイドル
かくあるべし
ああ、自分はどうやって不労所得を目指そうか。
2015年3月13日金曜日
皆の同意が必要だ そうであろう?
∧∧
(‥ )日本人はおとなしい
\‐ これってどう思います?
(‥ )それは上っ面な意見だな
殺すには
皆の同意を
得ないといけない
だが
同意が得られないので
殺せない
それだけの話だと
思うけどな
日本が平和で非常に規律が保たれているとすれば、それは相互監視が強いということだ。
そして、相互監視が強ければ、気に入らないからといって自分勝手に相手を殺すわけにはいかない。
∧∧
( ‥)言い換えれば
同意が成立すれば
容赦なく殺すと
(‥ )容赦する必要が
ないからな
当然だろう?
ゴーサインが出た時、一体、何をためらう必要があろうか?
クリミアを走れ
そういえば鳩山元首相はあろうことかクリミア半島を訪問したのであった。
ロシアにとってクリミアは黒海艦隊が置かれた重要な拠点だ。ウクライナで暴動が発生し、合法とは言いがたい状況で反ロシア政権が誕生すれば、そりゃあ併合するよね、という事態。しかし、日本は形式的でもなんでも、ロシアのクリミア併合は認めがたい、認められない、という立場。
その立場からすれば日本の元首相がクリミア半島を訪問するというのはありうべからざる話。
∧∧
( ‥)諸外国に対して
あの人ちょっと
おかしいから
笑ってスルーして下さい
ではすみませんよ、と
(‥ )形式もさることながら
日本の真意を
疑われるよね
∧∧
(‥ )鳩山さんなら
\‐ ロシア国内から
北方領土にいきかねない
そういう話もあるけど
*ロシアから正式に北方領土に渡れば、日本の元首相が北方領土はロシアの領土であると正式に認めたことになってしまう。
(‥ )さすがの
ロシアもそこまで
させないだろうけどな
ただでさえ欧米と
もめているんだから
日本とこれ以上
関係を悪化させたくは
ないだろうし
一方、鳩山元首相のパスポートを返納させるべきだ、という意見もあるそうだ。まあ、そりゃそうだろう。
∧∧
(‥ )それに対し
\‐ 一部報道では鳩山さんが
旅券を没収されたら
クリミアに移住する
そう返したとか..
(‥ )キャラがぶれないなあ
何日ぶりだろうな
思わず声を出して
笑っちまったよ
まあ、本当は笑い事じゃないんだけども
*2015.03.13 18:11追記
∧∧
(‥ )弟さんが曰く
\‐ 兄は政治家を辞めたけど
成仏していないと...
(‥ )このネタ
まだ笑いのつぼを
押してくるのな
すごいな
∧∧
(‥ )...笑い事じゃなくて
\‐ 立派な国際問題だけどね
(‥ )確かにね
人間は執着を捨てて
解脱すべき時が
あるよなあ
9引く6割る3は疑惑である
9引く6割る3は幾つか?
つまりこれはhilihiliのhilihili: 9引く6割る3の続き
∧∧
( ‥)かけ算、割り算は
先にするんだよとか
そういうこと以前に
状況次第ですかね
(‥ )例えばの話
食料探しにいって9つの芋を見つけた。キャンプに帰ると、他のみんなは手ぶらか、小さな芋しかなかったので6つをお裾分けした。こうしておくと立場が逆になった時、自分もお裾分けしてもらえるからだ。残りの3つの芋を3人で分けて食べた。一人、1個の芋を食べた。
∧∧
(‥ )この場合は
\‐ (9−6)÷3だね
(‥ )採取できた芋の数
お裾分けする芋の数
そのあまりを
自分たちの人数で割る
すると1人あたりに
食べられる芋の数が
出てくる
そういう公式だな
あるいはこう
君たちには芋を6つお裾分けするよ。芋はどこそこに置いてあるから、各自持っていってね。言われた場所へいくと芋が9つあった。さて、自分の取り分は幾つであろう? 僕らにお裾分けの芋は6つ、僕らは3人だから、僕の取り分は2つだ。そこで9つの芋から2つを取って帰った。お裾分けの場所には、私が来ました、私は2つもって帰りました、私の後の芋は7つになりました、そう書き残しておいた。
∧∧
(‥ )この場合は
\‐ 9−(6÷3)だね
(‥ )母集団の数
お裾分けの数
お裾分けにあずかる人数
そこから出てくる
公式だね
本当は括弧でくくったり、あるいは分数の形式で表示するのが良いのだろう。実際、自然現象を示す方程式はそういう形式になっていないだろうか。
∧∧
(‥ )でも9−6÷3とだけあると
\‐ 以上の二つが
うまく識別できなくなる
(‥ )文章って基本的に
表記が1次元だろ?
多分、
分数は1次元では
表記しにくいから
それで混乱が
生じているのだな
実際、分数表記にすれば問題はあっさり解決なんだが、1次元の表記では分数でもうまくいかないだろう。例えば、÷の代わりに分数を示す/を書いても、それは9−6を分子にした分数なのか、6を分子にした分数なのか結局区別できない。
∧∧
( ‥)括弧でくくるのが
一番良いでしょう
( ‥)ところがさ
‐□ かけ算、割り算が先だの
そういう約束事を
無駄に優先させるのだよな
かけ算、割り算を先に行なう。一見すると1次元における表記の厳密性を保証するための試みに見えるが、本当にそうだろうか? 単に括弧でくくれば良いだけではないのか?
それに考えてみればかけ算を先にする、という約束事は極めて胡散臭いのである。
例えばの話
(a+b)×(a+b)=aa+2ab+bb
この計算は、かけ算を先にするのだ、という約束事で考えれば破綻してしまう。
∧∧
( ‥)だから括弧で
くくっているではないか
そう言う人もいるかもだけど
(‥ )だったら最初から
括弧でくくれば良いだけの
話よ
以上を考えると疑惑が持ち上がる。昨今言われる例の話、かけ算にも順番があるのだ、という教え方もそうだ。
もちろん、実際にはかけ算に順番は無い。順番を考えなければいけないのは無限の計算とかの時だろうし、通常はそんな必要はない。
∧∧
(‥ )数学は抽象化されてるからね
\‐
(‥ )ところがせっかく
抽象化して
普遍性と利便性を
もたせたのに
かけ算に順序があるだの
たわ言をほざきだす
わけだ
さらに括弧ですむところで、二次方程式では破綻するような約束事をわざわざ持ってくる。
これらはどうにも胡散臭い。
やはり思うに、計算の大事なところを忘れて、ゲームのルールを教えるような教え方をしていないか? それも、これがルールだからしょうがないのだ、そういう根拠も由来もまるで把握していない俺様解釈になっていないか?
いや、そればかりか俺様解釈を越えて、新ルールまで設定している。
これは、実のところ、おっさんの限界ではないか?
いるではないか、自分は頑張って成功した、だから自分の人生には価値がある。成功した自分の人生を導いた俺の思考にも価値がある。その俺が世界の真理を見抜いた。この真理には価値がある。なぜなら俺の人生に価値があるからだ。だからこの真理を見よ。
このようなことを無邪気に信じるおっさんたちが山のようにいる。
世間はこういう勘違いしたおっさんたちの人生訓と、おっさんが勝手に考えだした法則や理論だらけではないか。
”かけ算が先だルール”を使い、役にも立たない引っかけ問題をつくるだの、かけ算にも順序があるだの、これらもそういう薄っぺらい人生から出てきた勘違いではなかったか?
これは疑惑である。
2015年3月12日木曜日
9引く6割る3
∧∧
(‥ )9引く6割る3は
\‐ どう計算するべきなのか?
(‥ )順番通りに考えて
9から6を引いて
それを3で割りなさい
そうだとすると
答えは1だね
しかし良く言われる、かけ算、割り算は先にするんだよ、という約束事を振りかざすと、まず6を3で割って、その数を9から引きなさい、になる。つまり答えは7。
∧∧
( ‥)どの文脈で
言ったかによるけども
どうでも良い問題ですよね
(‥ )逆に言うとな
一般人にとって
数学っていうのは
小学生の算数に
とんちのように約束事を
くっつけたものだ
そういうことだよね
要するに、ぶぶー、残念、割り算を先にするから答えは7でしたー、みたいなのりでしか話せなくなる、そういうことである。
こんなこと数学は望んでいないだろうが、一般人の限界はこれだ、そういうことだろう。
∧∧
(‥ )お金がなくなると
\‐ みんな学校へいけなくなるから
計算はできるけど
全員がこのレベル止まりに
なってしまうだろう
(‥ )経済の縮小って怖いだろ?
一度経済が縮小すると
全員が意識高い系の
馬鹿親父になって
しまうのだ
多分、イスラーム世界ではこれが200年、100年ぐらい前から起こっているし、欧米も日本も状況いかんではこうなるだろう。
言い換えれば、欧米世界の知的優勢は金の話でしかなく、宗教や文化の問題ではない。そういうことでもあろう。
*2015.03.12 18:52以下追記
最初、6割る3の数を9から引いたら答えが6になる、と書いていたので、7に直した
∧∧
( ‥)なんでこんな間違いを
(‥ )なんとなく9を
3で割った気に
なってんじゃね?
2015年3月11日水曜日
文系 VS 理系
∧∧
(‥ )理系は客観的
\‐ 文系は主観的...
(‥ )実際には
何かしら思い込みが無いと
意見は述べられないのだ
いかなる見解も、その意味では主観的である
つまり意見の始まりはすべて主観的。だとすると世間が言う、主観的、客観的とは、意見が申し述べられた後に決まること、それを指していることになる。
おそらく客観的とは、これは検証された意見である、しかも検証方法も正しい、だからこの見解は採用しても大丈夫、ここに重点が置かれた言葉なんだろう。
事実、検証してあれば、他の皆もその見解を安心して使用できる。検証はそういう普遍性を保証してくれる。それは裏打ちのある紙幣が流通するのと同じ。
一方、主観的とは、素の思いつきのままで、検証していないし証拠もない、そういうことであろう。
事実、検証無しの思いつきのままの意見を使えと言われても僕らは困る。それは裏打ちの無い信用できない紙幣と同じ。
∧∧
( ‥)それを考えると
(‥ )世の中には
こう思っていたが
こういう事例がある
俺の意見は大丈夫かなあ?
そうやって検討して
手堅いアイデアを
発行できる人と
検討をまったくしないで
最初の思いつきを
ずーっと垂れ流す
奴がいる
そういうことだろうね
∧∧
(‥ )つまり文系、理系の問題じゃ
\‐ ないよね
(‥ )ただな
検証という作業を
科学の専売特許みたいに
言い立てて
科学が唯一の価値観では
ないのだから
検証できてない俺の意見も
等価に扱え
それが文系だ
そういうめちゃくちゃを
言い出す奴がいるんだよな
∧∧
( ‥)そういう人たちが
問題なんだと
(‥ )ああいう連中は
自分の逃げのために
文系、理系という
レッテルを恣意的に使って
それが混乱を招いている
そういうことだべ
検証作業は文科系学問にもある。そうであるのに、それは理系であるという。
検証作業が文系にもある以上、確からしさが違う意見を等価に扱うのは文系の特徴ではない。そうであるのに、文系なのだから等価に扱えと主張する。
これは文系、理系の問題ではない。単に駄目な人だ。
∧∧
(‥ )文系が
\‐ そういう人の逃げ場にされた
そういうことありますかね
(‥ )あるかもしれないけど
理系の駄目な奴は
別の逃げ方をするぞ
例:これは複雑な現象なので複雑な解答があるはずです
∧∧
( ‥)その言い様は
つまるところ
どれが重大な因子なのか
僕ちゃん分からない
あるいは
分からないはずなのだから
僕ちゃんの意見は
学会において劣勢だけど
等価に扱って、お願い♡
ですよね?
(‥ )理系にいると
俺、文系だから
とは言えないからな
別の言い方をしやがる
説得力を出すにはどうすれば良かったのだろうね
南関東はずっと天気が悪い。たまに太陽が出ても空は雲が深いままだ。
∧∧
(‥ )お星さまなかなか
\‐ 見えないね
(‥ )腹ただしいほどにな
アリたちはまだ蛋白質が欲しいらしい。黄身をちょっと上げたら、皿代わりに使った殻ごと巣に引きずり込んでいた。殻自体は巣穴であるチューブにひっかかってしまったが、殻を裏打ちしていた卵を包む薄膜を試験管内部にまで取り込んでいる。
∧∧
( ‥)こんなの食べられないよね?
(‥ )匂いがついてたから
食べれると
思ったのかもしれん
さてもさても
原発がぱーんして放射性同位体が漏れだした時、自分自身に関する限り興味は無かった。自分に関して言うと、それは脅威でなかったからである。
∧∧
(‥ )でもさすがに
\‐ 原発の敷地内で作業する
人たちはそうは
いきませんと
(‥ )避難を余儀なくされて
生活の基盤を破壊された
人々もさることながら
純粋に放射線に関して
一番危険なのは
そういう作業で
高い放射線にさらされる
人たちだ
色々な話が飛び交う。下請け、孫請け、さらにその先にまでと広がりすぎて状況が把握出来なくなっているとか、そういう話は以前からある。事実だとしたらどこまでが事実?
∧∧
( ‥)いずれにせよ
この手の話を聞いた時に
考えるのは
( ‥)これを管轄すべき官庁は
‐□ どこなんだろうね?
労働環境なのだから、単純に考えれば厚生労働省だよね。
∧∧
(‥ )でも環境に関することだから
\‐ 環境庁かもね
PM2.5や黄砂も
気象庁だけじゃなく
環境庁や厚生労働省が
関わってきますしね
(‥ )原発に関して言えば
放射線の量を測定するのは
文部科学省だよねえ
実際、原発から放射性同位体が漏れだしたその時、文科省が片っ端から測定値を出して次々に速報していた
あるいは
∧∧
( ‥)経済産業省も
関わると思います?
(‥ )そうかもしれないし
そうじゃないかもね
一体どこがどう統括して、どうするべきなのか?
そもそも孫請けうんぬんとか、そういう民間のことに官庁はどこまで介入できるのか?
∧∧
(‥ )部外者にはさっぱり
\‐ 分かりませんと
(‥ )官庁の人も
そうじゃねえか?
もちろん全員
確固たる意見があろうが
お互いにすり合わせないと
曖昧な部分が絶対に
出てくるだろう
誰かが何かするべきなのだろうけども、では一体誰がやるべきなのか?
∧∧
( ‥)そんなこと言ってる場合か!
そう怒る人もいるだろうけど
(‥ )そういうことから
始めないと
何も進められない
これこそが
組織的ってことよ
頭に血を上らせたり
絶望している場合じゃ
なかろうよ
平たく言えばである、お前の会社だってそうだろう? というか、お前の人生自体がそうじゃんよ、そう言うことだ。
実際、もっとちっちゃな話にしても良い。会社で僕が声を上げなければ、そう言って率先して提案して、それでどうなるであろうか? あるいはそうするには、どうすれば良いであろうか?
∧∧
(‥ )なんで営業を無視して
\‐ そんなことを決めるんだよ
とか
なんでお前が経理に
口出しするの?
とか
そんなこと技術的に
出来る訳ないだろ?
馬鹿かお前は、とか
色々あるだろうね
(‥ )これを派閥、縦割り、と
無視するわけに
いかないのだ
それが組織って
ものだからな
根回しは大事だよ
独裁的権限と鶴の一声で動かせ、というのは一手ではあるけども、それだけでは組織とは言わない。組織は無駄に剛直化していることもあるが、すべての頑健さが無駄であるはずもない。
∧∧
( ‥)言い換えると
自分の会社で
これすら実行できない人間が
幾ら理想論を言っても
説得力なんかありませんよと
( ‥)だから黙れ、とは
‐□ 言わんけどな
説得力のない理想論を言う自由は、大人にも子供にもあるし、しらふの人間にも酔っぱらいにもあろう。なぜって、愚痴や理想を述べる自由を奪われると人は死んでしまうからだ。
∧∧
( ‥)とはいえ説得力が
出る訳でもございません
( ‥)どこをどうすれば
‐□ 良いのだろうねえ
困っちゃうよねえ
そして以上もさることながら、難しいのは、現場で実際に何が起こっているのか? それを把握することだろう。
これを考えればどんなくだらないことでも、どんなに明白そうに見えることでも、事を押し進めるのが容易でないことが分かろうというもの。しかし理想論者はあまりにも安易に理想を述べすぎるか、あるいは理想を述べただけで終わりにしてしまう。
2015年3月10日火曜日
褐色女子高生になる未来を手に入れろ
∧∧
( ‥)なに?
( ‥)蒼天航路って
‐□ 漫画があったじゃない
三国志の姦雄、曹操を主人公にした物語。彼は権力者の家に生まれた理想的な現実主義者。ライバルである劉備も当然登場する。彼は駄目っぽい人なんだけども剛毅で器の大きい任侠だ。もちろん、関羽も登場する。立ち位置は劉備の器にほれた任侠の大親分。
物語中、その関羽が後に黄巾の乱を起こす宗教指導者、張角と問答する場面がある。張角とは何者か? それを探るために関羽は彼の元へやってきたのだ。列をなして並ぶ貧しい信者たちの悩みを次々に言い当てながら道を示す張角は、関羽と対峙した時、彼と彼らの未来を述べる。
あなたが仕える人はやがて天子となられよう
そしてあなたは後の世に、神となられるお方だ
確かに彼らの未来である現在、関羽は商売繁盛の神となって中国のあちこちに像が祭られている。本人が想像もできなかったであろう後世だ。
それを淡々と申し述べる張角は、予言者というよりも預言者の風貌がある。
∧∧
(‥ )あの漫画の張角さんって
\‐ イエスっぽく描かれて
いるんだよね
(‥ )大帝国に対して
武力を用いて決起した
それゆえに
失敗したキリストという
立ち位置っぽいよな
作中、曹操が申し述べる台詞にもそういう評価が出てくるから、それがあの漫画で意図されたキャラデザインなんだろう。
そして確かに、漢帝国ならぬローマ帝国に対し、武力闘争に訴えて消えたあまたの預言者たち。その中で、ローマに勝利できたのは唯一一人、無抵抗のまま殺される道を選んだイエスだけであった。
まあ、それはともかくとして。
先日見たのはその問答の場面を切り抜いて、台詞だけを変えたコラ画像であった。預言者、張角は関羽に驚愕の未来を告げる。
そしてあなたは後の世に、褐色女子高生となられるお方だ
私が? JK!?
しかり
なんと!
∧∧
(‥ )考えてみればすごいよね
\‐ 関羽さんには
神になるどころか
褐色女子高生に
なっちゃう未来が
本当にあったのだからね
*関羽を女性化したキャラの中には、確かに褐色女子高生のものが存在する=>https://www.google.co.jp/search?q=関羽%E3%80%80一騎当千&biw=978&bih=781&site=webhp&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=klT-VJ6qKYmM8QW3oIIY&ved=0CAY…
(‥ )カニには
クリームコロッケになる
未来があるとか
それどころの騒ぎじゃ
ないよな
さてもさても、人の人生はほとんど決定論的なはずなんだが、かように、訳分からん可能性も存在する。
いや、あるいは、大きな業績を残した人だからこそ、褐色女子高生になるという、ありうべからざる未来が扉を開いた、そう考えるべきなんだろう。
褐色女子高生。関羽たちが生きた時代には存在すらしなかった概念である。かように、存在すらしなかった概念へと転生を果たすこと、これは人に可能だということだ。
∧∧
( ‥)そして業績こそが
異次元への
門を開くと
( ‥)全然関係ない話だけどさ
‐□ 以前も話題にした
アダルトビデオの監督が
いただろ?
検索をかけたら2年前にした話題であった=>hilihiliのhilihili: 自転車操業街道をゆく
そのAV監督は女性をナンパしては、彼女との秘め事を撮影し、それをビデオにして売っていたのである。
彼を監督とか、彼のプライベートの画像記録をAVと呼んで良いものか?
とはいえ、他に呼び用が無いのも事実。
そしてその監督がこんなことを始めるきっかけになったのは、そもそも初恋の人を寝取られたことにあるように思われた。
少なくともアングラ雑誌に寄稿した彼の記事からするとそう読み解くことができる。まあ、寝取られたと言っても、彼は学生時代に振られただけである。彼の彼女は家業を継ぐ男に嫁いだだけだ。そして結果論ではあるが、彼女の選択肢は正しい。
∧∧
( ‥)でも監督にとっては
傷であったのだと
(‥ )真実の愛って言葉を
やたらと書いてたからな
そういうことだろうね
今でもそんな内容を覚えているのは、その痛々しさゆえだったのかもしれぬ。
真実の愛、深い信頼の関係、そう謳いながら次々に女の子をたちを撮影し、それをお金にかえて、別の女の子をナンパしてお金に変えていく。
件の記事を読んだ後から見直せば、監督の行為は真実の愛さえあればずっと俺を追いかけてくれるはずだ、走れ、走れ、追いかけて来てくれる女の子こそ僕のシンデレラだ、そういうことに思われた。
心の傷の補完と経済活動が一心同体になっている
心の傷の言い訳が経済活動を正当化し、経済活動の必要性が心の傷の補完を正当化しておる。
∧∧
(‥ )いずれ破綻する生活だよね
\‐ 歳を取ったら
ナンパできなくなるし
ナンパできないと
作品を作れないし
作れないとお金もできない
お金がないと
やっぱナンパできないし
(‥ )でもそれ以前に
ネットの普及で
打撃を食らったようだよ
そんなアングラ雑誌の記事を読んでから、10年もしないうちにネットは急激な普及を見せ、気がつくとエロ業界は縮小していた。そこそこ名の知れた出版社も倒産した。電子化も進んでいるが、以前よりも猥雑さは減った。ネットのエロは豪華だが何かどこか均一である。全体のわずかな縮小でも、それはマニアックな趣向には致命的で、ジャンルの消失をまねく、そういうことだろう。件の監督も前のような勢いは失われたらしい。検索をかけてみたが、新作は何年も前からぷつっと途切れていた。
未来は誰にも予測できぬ。心の傷を補完することから始めた破滅的な生き方は、あろうことか、科学が生み出した新しい技術の前に押しひしがれた。
∧∧
( ‥)それを考えれば
褐色女子高生になる未来って
恵まれてるよね
そしてそれを成し遂げたのは
それもまた
経済と技術の進歩であり
アニメや漫画やゲームの
普及なのである
(‥ )まあ関羽自身は戦死して
いるんだけどな
でっかく生きれば
技術と文明の進歩によって
死んでも
褐色女子高生に
生まれ変われるって
ことよなあ
考えてみればすごいよね
∧∧
(‥ )あなたはどうします?
\‐
(‥ )褐色女子高生になれる
未来を手に入れる
それほどの業績を
上げるには
俺の人生はほぼ手遅れだね
ある意味、先の監督のことを自分は笑えぬ。本を買って本を書き、それでもうけた金で本を買っているのだ。構図は同じである。
∧∧
( ‥)そしてこのままでは
褐色女子高生になることも
出来ないのである
( ‥)とはいえ、せめて、
‐□ のどにひっかかった
小骨ぐらいにならねば
なるまい
2015年3月9日月曜日
馬鹿だ理論はいかにも馬鹿っぽい
日本は鎖国をしなかった。徳川政権は諸侯の中で最強ではあったが、連邦国家である日本の有力諸侯はそれぞれ海外へ進出した。徳川家も同様であった。中国は管理貿易であるし、主な重点は東南アジアでの貿易だった。海外に出先機関を設ける諸侯もいたし、近隣を征服したり、あるいは当地の王国と同盟したり、あるいは諸侯同士で、あるいはヨーロッパと戦争を行なった。
そうして300年後、諸侯はあくまでも諸侯である。日本は天皇家をいただき、政府がそれを統括する連邦国家となって、海外植民地を持つ東南アジアの大国になっていた。
∧∧
( ‥)でっそういう状況で
果たして戦争に負けるか、と
(‥ )鎖国をしていないし
戦争も継続したから
技術レベルや工業化も
西欧と同じだろうな
そして海外に拠点を持ち
それを防衛できる
軍事力と
それを維持できる
経済力と工業力を持つ
果たしてこれで負けるか?
そういう問題だね
まあ、以上の話はあくまでも仮定の話である。実際の歴史はそうではなかったし、実際の歴史がそうではなかったとは、以上のような方向へ進む必然的な理由がなかった、ということなんだろう。
だが、仮定は仮定として考えてみる。
∧∧
(‥ )例えばの話
\‐ 2億の人口を抱える
工業化された海洋連邦が
成立していたら
負けるか? という話
(‥ )まあ負けないな
日本軍は馬鹿だ阿呆だ
とか
賢しい人は言うけども
経済力や工業力が
大きければ
馬鹿でも阿呆でも
勝つよ
日本人は馬鹿で阿呆だから補給を軽視して根性論で戦争をしたのだ、という人もいるが、それはただの結果論だよね。
∧∧
( ‥)余裕があれば
馬鹿でも阿呆でも
補給しますよ、と
(‥ )食い物がなければ
皆が文句を言うし
補給出来るなら
文句に答えて
補給するからね
単純な話だよ
でも補給が出来ないのなら根性論になるだろう。
そしてこれを踏まえれば、日本の組織は馬鹿だ阿呆だ、というのは結果から遡及しただけの後付け理論でしかない。それが明らかとなろう。つまるところ、そんな説明に意味はない。
以前、「三菱航空エンジン史」を読んだ時、WW2の時、日本の工場は流れ作業になっていなかったとあった
∧∧
(‥ )そういう話を聞くと
\‐ やはり日本人は馬鹿だ
と言う人もいるけども
(‥ )とはいえだな
産業が
ようやく発展した時期に
流れ作業工場なんか
作っても
しょうがなかろうよ
つまり、これも馬鹿うんぬん以前の問題だろう。単に工業化が遅れていた。それだけだ。これを馬鹿うんぬんで説明するというのがそもそも馬鹿っぽい。
だいたい、物事を馬鹿で説明するというのは説明じゃないのだ。こんな説明では、鉄道を輸入したがそれを下ろす港湾施設がそもそもない、という話を笑えないだろう。
∧∧
( ‥)何事も順番だと
基礎が大事で
基礎を確立するのに
何十年も
何世代もかかるのだと
(‥ )日本人は
補給を軽視して根性論だ
流れ作業もしないのは
馬鹿だったからだ
そういう見方はだな
鉄道を輸入すれば
近代化できるよ
そういう安易な考えと
同じよな
どちらも
基礎をおざなりにして
上っ面だけを見ておる
馬鹿だ理論は、生気論の一種で論ずるに足らない。もっと分かりやすく言えばヒステリーを悪魔付きで説明するようなものである。意地悪な言い様をすれば、馬鹿だ理論はいかにも馬鹿っぽい。
∧∧
(‥ )でもそれを踏まえれば
\‐ あれだよね
それを下ろす設備もないのに
かっこいいものを
無駄に輸入する
それも普通の
発想なんだろうね
(‥ )工場が流れ作業でないから
負けたのだ
そう考える人間は
何も無い場所に
工場をどんと据えて
これで戦争に勝てるはず
そう考えるだろうからね
それを踏まえれば
ありがちな発想なのな
流れ作業に関して言えば、大戦末期にそれを試みる動きがあったそうだ。しかし、もはや戦争の帰趨は明らか。試みを進めた技師も工場への爆撃によって亡くなったという。無念であったろう。
あるいは、賢しい人は、これこそが愚かしさの証明であると言うかもしれぬ。
だがしかし、経済がもっと大きくなって、もっと大量のものが必要とされて、それで初めて工場が回ることを考えれば、やはり時間が足りなかったと考えるべきだろう。
論理的に正しいとは明らかに間違っている
マルクス主義者はよく言ったのである。
論理的であるゆえに正しい。
∧∧
(‥ )でも人々は計画に支配され
\‐ 意思は統一され
解決策を数で模索できず
経済は行き詰まり
ついに体制は瓦解する
(‥ )おかしなものでな
この失敗を見た時
人は次のようには
思わなかったのだ
”論理的である
ゆえに
それは間違いであった”
人はそう結論すべき
だったのだがな
そうは考えなかった
気づくべきではなかったか?
論理的である。ゆえにこそ、それは明らかに間違いである。
ここにこそ気づくべきではなかったか?
∧∧
( ‥)より正確には
論理は現実を語る能力を
まったく持っていない
それがゆえに
論理的であるから真なり
この主張は
誤りであったのだと
(‥ )おかしなもんだろ?
”論理的に正しいはず
なのに間違っている”
これを踏まえて
言えばだよ
”論理的に正しいことは
間違っている”
そうなるはずなんだがな
論理的に言ってそうだろ?
なぜこれに気がつかなかった?
論理的に正しいから正しいとは明らかに間違っている。
なぜこの明白な事実を無視した?
モデルがあるとか、そんな話どうでもいいわい
この国は目指すべきモデルがないまま堂々巡りをしている
∧∧
(‥ )という意見が
\‐
(‥ )そして
”だから僕の考えたモデル”を
提案します
そういうことだろ?
∧∧
( ‥)つまり
(‥ )人間は物事を見て
アイデアを思いつき
それを正当化するために
理屈を後付けして
理路整然と正当性を
述べてみせる
それを踏まえて考えると
∧∧
(‥ )目指すべきモデルがない
\‐ そこで私は
モデルを考えました
これは実のところ
まったく
根拠の無い意見だと
(‥ )まあ根拠はあるんだよ
後付けだがな
もちろん、理屈や根拠を後付けしても良いのだ。後付けされたことと、それが成功するかどうかは関係ない。
そういう意味では、お前のアイデアも所詮は後付けなんだから無意味だろ? というのは言い過ぎなんである。もしかしたら結果的に価値があるアイデアで成功するかもしれない。ただ単に、無数のアイデアのどれが成功するのか、それを予め知る術が我々に無い以上、いかなるアイデアも、それがいかにもっともらしく見えても、価値判断なんか出来ない、価値判断してもそれは結果と関係ない、そういうことでもある。
∧∧
(‥ )結果を知るには
\‐ なにより試せば良いんだよね
(‥ )進化のプロセスだな
そして進化を進める時
必要なのは
実行と手数だ
考えてみればマルクス主義が失敗した理由には色々あろうが、そのひとつはまさにここにあったのだろう。国家が司令部として決定論的に計画を立てた時、手数はたったひとつとなって、それは必然的に破滅をまねく。
無数のアリであれば複雑な迷路を解けるだろう。アリよりもはるかに大量である水の分子ならどんな複雑な迷路も解けるだろう。迷路に水を注入すれば、出口から水はあふれ出すのだ。
だがたくさんでもなく無数でもなく、それらを合してたったひとつの個体になったらどうか? 無数の人々が好き勝手して解を探すべき時に、それを意思統一してしまったらどうなるか? 出口もわからず、迷路の中で餓死することになる。
∧∧
(‥ )私にはモデルがあります
\‐ こう言っているこの人も
もともとはマルクス主義者
だったよね
(‥ )マルクス主義っていうのは
論理的な人間が
ここ150年の間に
選んだ衣装だな
つまり、マルクス主義というのは、実のところ失敗の本質ではないだと言える。あれは衣装でしかない。本質というか本体というか、失敗の本丸というか。それは論理的に物事を考えるその人自身にあるのだろう。
論理的な人間はなぜ敗北するか? 答えは単純、それは論理的だからだ。
思いつきを論理的に述べる。これはかなり頭が良いことを示す。もちろんこのような頭の良さはまったく無意味で無駄だ。そもそも知能自体に意味がない。だが、彼らは無駄に頭が良いからこそ、思いつきでしかない計画を後付けで理論武装することが非常に得意だろう。そうではなかったか?
それのみならず、彼らの言葉は知的で魅力的であるゆえに、その計画に皆を賛同させ巻き込んでしまう。事実、そうではなかったか?
それゆえにこそ手数がたったひとつになる。それだけのことなんだろう。
∧∧
( ‥)でっ必然的に失敗すると
( ‥)だからなあ
‐□ モデルがあるとか
そういう話は
どうでもいいんだよ
アイデアがあるというのなら、分かった、分かった。まずは自分でやってくれ。
それで成功したら僕らも一口乗ろう。賢い奴はそうやって追い返すに限る。相手が儲かったらみんなで便乗すれば良いし、儲からずに失意に沈んだら、まあ、愚痴のひとつも聞いてやれば良い。
モデルがあるだの、こうしなければいけないだの、そんな話、どうでもいい。
2015年3月8日日曜日
蛋白祭り
昨年、捕まえて飼い始めたクロヤマアリ(多分)の女王。秋の終わりには働き蟻の数が70ほどになり、寒くなった後は動きもにぶって冬眠状態に。とはいえ、餌は寒いなりに探していたのだけども、2月の終わりに入って女王が再び産卵を開始した。
室内だから外より暖かいとは言え、なにかしら春を感じているらしい。熱が外へ逃げにくいことを感じるのかもしれない。まだ羽化した子供はいないけども、卵、幼虫、さなぎが見える。
∧∧
(‥ )メープルシロップと
\‐ 昆虫ゼリーだけじゃ
物足りないみたいだよ
(‥ )やっぱ子育てには
蛋白質だよなあ
与えたメープルシロップには興味を示さない。今のところ糖分は十分だ、ということなんだろう。実際、今年に入って生まれて成長した幼虫と、出来た繭の大きさが、昨年生まれの働き蟻より一回り小さいことが見てとれる。
秋はイナゴなどを捕まえやすいので、それを与えていたから、去年後半産まれの働き蟻たちは、成長が良かったということなんだろう。そして今年産まれが小さいことを考えると、体を作る蛋白が足りないということに思える。
とはいえ今の季節、まだ昆虫は少ないし、ここ数日は雨続きだ。探してみたが虫もクモも見当たらないので、ゆで卵の黄身を与えたところ、なかなか好評の様子。
∧∧
(‥ )虫の肉がある時は
\‐ 卵に見向きも
しなかったけどね
(‥ )まあ今はとにかく
蛋白質が必要だ
贅沢は言っていられない
使えるものは使え
そういうことだろうなあ
皆の願いが夢一杯
∧∧
(‥ )そういえばあなたに
\‐ 二次元嫁っていないよね
(‥ )まあなんだ
双葉杏ちゃんは
気になってますけどね
=>https://www.google.co.jp/search?q=双葉杏&biw=1048&bih=807&site=webhp&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=IHv7VNmRMqXYmAWT24LQCA&sqi=2&ved=0CAYQ_A…
不労所得を目指し、働けど働かないニートな二次元アイドル。双葉杏17歳
∧∧
( ‥)あなた
杏ちゃんの生き方に
あこがれているだけじゃ
ないですか
( ‥)17歳から不労所得を目指す
‐□ 正しいやり方だよな
人間の絶頂期は35歳から39歳まで。それまでに不労所得を手に出来る体制を構築するのは容易なことではない。
∧∧
( ‥)でも17歳からスタートすれば
うまくいけば
まあなんとか、ですか
(‥ )俺はそこんところ
失敗してしまってね
というか
そもそも
そういう発想がなくてな
もはや17歳の2.5倍を
越えましたからね
俺の人生は
色々と手遅れですよ
∧∧
(‥ )それを考えれば
\‐ 不労所得に邁進するアイドルは
すばらしいと
(‥ )正しい生き方ですね
なおかつ
不労所得の手段が
株でもない
玉の輿でもない
貯金でもない
節制でもない
これ大事
株=>素人のカモとしてファンドに搾取されそう
玉の輿=>それ違くね?
貯金=>収入を確保してないから根本の解決にならない
節制=>ケチは人として見るのもつらい
∧∧
(‥ )株の乱高下を確認するほど
\‐ まめではなさそうだし
可愛いけど
セックスアピールが薄い体型
貯金するような前向きさを
見せようとはしないし
節制以前に飴玉で働いてくれる
安上がり低燃費
(‥ )仕事に追われて
うんざりしてる皆の願いを
詰め込んだような
絶妙な
キャラデザインだよね
ああ、俺もこういう生き方をしておけば、こういう生き方をしておけば。
∧∧
( ‥)まあ今からでも
やるしかないですなあ
(‥ )働くのは
めんどくせーからな
今のうちに働かない生活を
実現するように
動いていかないとね
死んじゃうからね
それを考えると、不労のアイドル杏ちゃんはやはり素晴らしい。人が目指すべき姿である。少なくともフリーはそうだ。
ところで
∧∧
(‥ )杏ちゃんはアイドルだから
\‐ 歌って踊るんだよね
(‥ )いつも持ってる
うさぎのぬいぐるみに
歌わせるという
替え玉大作戦も使うけど
つまり
普段は口ぱくじゃないって
設定かね?
∧∧
( ‥)仮にそうだとしたら
実は体力があると
(‥ )低燃費じゃなくて
新陳代謝が高いのかもね
やせてることとは
整合的だなあ
そういえば、アフリカとかへ現地調査にいく女性の研究者がいた。その人、体は小柄で細身なんだけども、体脂肪率が異様に低い。どうも新陳代謝が高く、筋肉も多いので全部燃やしてしまうらしい。見た目以上に筋肉が多いせいか、体は細いが頑強だ。その代わり、暑いのは平気なんだが、寒いとあっという間に体温を失ってしまうそうだ。体が小さい上に脂肪が無いので熱の損失が大きいのである。
∧∧
(‥ )新陳代謝が高いと
\‐ カロリーが必要となる
杏ちゃんも
飴玉が溶けるまでの10分
その間だけ
激しい活動が可能だ、とか
(‥ )水着に着替えたら
筋肉の線がすぱっと
走っていたりしてな
2015年3月7日土曜日
考えてみれば神権政治家と建築学科学生は同じだった
オスマントルコ帝国はWW1の敗北の後、トルコ共和国になった。トルコは西欧のような国民国家を目指した。
∧∧
(‥ )でもイスラームと
\‐ オスマン家に
統治されていたトルコは
多民族多宗教の国であった
(‥ )ここはトルコ人の国です
トルコの国民国家です
そういわれると
クルド人とか
アルメニア人が
困るのだな
これまで同じイスラーム教徒で共存していたのに、ある日から突然、異民族扱いになり、言語や存在を否定される。当然、内部で独立運動が起こるし、しかもそれぞれの集団が入り交じっているから、お互いに排他的な武装闘争が始まる。
∧∧
( ‥)西欧で発明された国民国家は
イスラーム世界では
ぜんぜんうまくいかない
(‥ )西欧でさえ
バスク独立運動とか
ユーゴ内戦
弾圧と虐殺が
あるわけだから
当たり前だよね
ペルシャ帝国の後継者であるイランと、それを統治したパーレビ王朝は西欧化を押し進めた。でも話で聞くにこれはろくなものではなかったという。鉄道を輸入してもそれを下ろす港湾施設がない。上っ面だけなぞって基礎がなっていないらしい。
さらにその西欧化とは、チャドルを身につけている女性がいると、それを強制的に剥ぎ取るようなものだったとか。
∧∧
(‥ )それまでチャドルを着て
\‐ 身を隠していた女性を
チャドルから開放するのだ!
と言うと聞こえは良いけど
(‥ )それってな
西欧では下着で歩くから
その文化を見習って
道行く女性の
上着やスカートを
剥ぎ取ってしまえ
そう言ってるのと
同じなんだよね
それでもいいよ、そう言う人もいるであろう。日本でも一時、キャミソールで町を闊歩するのが流行った時期があるのだ。見せブラ、見せパンという言葉もあろう。下着主義でも良いと言う人もあろう。
それと同様、イランの女性でもチャドル無しを良しとする人もいるであろう。
でも全員がそうじゃないよな。
国民の反感は高まり、ついに1979年、パーレビ王朝は倒れ、法学者であるホメイニ師が政権を奪取した。
∧∧
( ‥)そしたら今度は
全員にチャドルを強制
(‥ )極端にぶれるのだ
どうしたもんかね
アフガニスタンでも王朝の失政で政変が起こるが、しかしこちらはマルクス主義者が政権を奪取した。改革すべきの考えは皆同じでも、色々な選択肢があるものだ。
だが、当然のようにマルクス主義の推進は失敗。内乱が勃発し、ソビエト寄りの政権を助けるため、1979年、ソビエト・ロシアはアフガニスタンに軍隊を派遣する。アフガニスタン紛争の始まりだ。
∧∧
(‥ )この時、諸勢力から
\‐ 抜き出た軍事指導者が
マスード将軍
(‥ )でもロシアが引いた後
1992年に成立した
政府では
国防大臣止まりなんだよね
内乱参加時、建築学科の学生であった将軍は当時、やっと40代。アフガニスタンは多民族であるし、タジク人である将軍が独裁をするわけにはいかない。それに彼の地は長老が指導者になるのが普通の文化らしい。軍事的才能はともかく、まだ若すぎた、そういうことかもしれぬ。
この後、外国勢力の支援を受けたタリバーンによって諸勢力は後退せざるをえなかった。それでも北部で地歩を固めたマスード将軍はタリバーンと対峙しつづけた。
将軍はゲリラ戦の実力者であり敬虔なムスリムであり、知的で、女性の教育にも力を入れたという。もともと彼は学生だったからかもしれない。
しかし、2001年、タリバーンはマスード将軍の暗殺に成功した。そしてタリバーンとアルカイダは、アメリカに旅客機を用いた自爆攻撃を実行する。確かに彼らのやりようは結果論からすれば正しいのだろう。アメリカはアフガニスタンからゲリラ戦でたたき出せる。これは安易すぎる見通しだけども、実際、結果的にはたたきだした。
しかし将軍が生きていればどうであったか?
陸戦では最後まで将軍に勝てなかったのだ。外国からの援助を切られたらタリバーンの負けは確実ではなかったか? つまりタリバーンからすればまず倒すべきはアメリカではない。倒すべきは将軍ではなかったか?
∧∧
( ‥)実際、
タリバーンは
マスード将軍を
暗殺以外では倒せなかった
(‥ )あれな
タリバーンからすれば
ニューヨークで数千人を
殺害したことよりも
将軍一人の暗殺に
成功したことの方が
戦果として大きかった
そういうことかもな
さてもさても、ここ100年におけるイスラームの歴史や試行錯誤や、試み、失敗、方法、まこと多岐に渡る。あらゆることが試された、そう言っても良いのだろう。
そしてふと考えるとマスード将軍はタジク人であった。タージーク。つまりペルシャ人である。
∧∧
(‥ )要するに神権政治を
\‐ 行なうホメイニさんと
マスードさんは
同じ言語をしゃべる
同じ民族だってことだよね
(‥ )人によってえらい
違いだと思わないかね?
考慮するに、預言者も、そして預言者の教えを受けて政治を行った人々も、彼らは当初、全員、異教徒であった。
∧∧
( ‥)そりゃそうでしょう
(‥ )これは暗示的だと
思わないか?
ムスリムでない俗な生活と理解の上に啓示がやってきた。それって、俗権がまず最初にあるべきだ、それに補正を加えるのが教えや法である。そういうことじゃないの?
∧∧
(‥ )学生上がりのマスード将軍が
\‐ ただの軍事指導者で
終わらなかったのは
示唆的かもですね
(‥ )様々な可能性が
試されたのだ
同じ言語でも
違う可能性が試された
そして残念ながら
一番良さげな選択肢は
テロで断たれたわけだよ
それを考えると、タリバーンの罪は重い。そして訴えを無視し、タリバーンを黙認した欧米の罪も重かろう。
つまりこれはhilihiliのhilihili: マスード将軍を思い出せば答えは明らかの続き。
2015年3月6日金曜日
今日の太陽はピンク色だお前を殺ーす!
∧∧
( ‥)あなたも
もの作りは理解できて
いないよね
(‥ )全然売れない本を作って
大失敗したことが
何度もあるからね
確かに課題は単純である。少なくとも理屈の上では単純だ。消費者の最大公約数に近いものを作れば良いだけの話だ
∧∧
(‥ )でも消費者や読者の気持ちを
\‐ あなたは全然
理解できないと
(‥ )理解できないね
そこは変だ
ここは正しい
この表現は妥当じゃない
これは正確ではないが
この場はこれで良い
それしか分からん
∧∧
( ‥)それを考えると
ちょっと外れたものが
できちゃう理由も
察しがつくでしょ
( ‥)察しはつくけど
‐□ 対策が不可能だってことも
分かるのだよね
だって理解できないものは理解不能だ。これでは対策できない。
ああしかし、不可能というのは言い過ぎなんだろう。
例えば自分が火星人であるとする。人間の女の子を見てもクラゲと区別できないのである。しかし火星人である自分でも、売れ行きと登場する女の子の数に相関関係があると分かれば、登場する女の子の数を増やせば良い。そういう対策は可能だ。
さらに細かく情報をとれば、金髪のツインテールで思考と言葉が食い違っている女の子(つまりツンデレのことである)が受けたとか、そういうことも数字から読み取れるようになるだろう。
∧∧
(‥ )ただし実感が湧かないと
\‐
(‥ )実感が湧かないとあれだよ
思考と言葉が
食い違っている
これが受けたのだ
そう解釈して
今日の太陽はピンク色だ
お前を殺ーす!
とか言い出す女の子を
ツンデレだと思うかもな
コピー機が難しいのかアニメが難しいのか
艦隊これくしょんはアニメ化もされたと聞いたけど
∧∧
(‥ )なんか今ひとつで
\‐ 話の展開や演出も
奇妙だと
そういう評価....ですかね
(‥ )単純に
プレーヤーの最大公約数が
望むような話と展開を
作れば良いように
思えるけど
それが出来なかった
そういうことかい?
クールジャパンなんて言い様を信じるわけではないが、仮に日本のアニメが小さいなりに産業の花形であるとする。
∧∧
( ‥)それでも
見当外れのことをして
失敗する
可もなく不可もないものを
作って
お茶を濁すことさえ
出来ない
そういうことがある
(‥ )アニメでさえそうなのだ
日本の家電メーカーが
馬鹿っぽいものを
作るのは当然か
*近所のコンビニに置かれたシャープ製の新しいコピー機が、操作の手間は多いし、すぐに設定をリセットしてお金を返却するし、コピーにかかる時間も長くなり、その待機時間にあろうことか、まったく無駄な間違い探しクイズを液晶画面に表示するという無意味ぶり、の話。
**ただし、別のコンビニにある古いシャープ製の機種はそんなことはない。この話=>hilihiliのhilihili: 外注した以上、必然的に素人ゼネコンに転職し、品質は下落する。
確かにアニメは難しいはずだ。作ってみないと分からないし、作った時には放送だ。作り手が視聴者と感性が合うかどうか、あらかじめ把握することはできない。
一方、コピー機といえば自分で使えばこれはどうするべきか、これをどうしたら良いのか、何が必要なのか、それが分かるような身近なしろものだ。
しかし、今や日本企業はコピー機でさえ満足に作れないのだから、アニメを可もなく不可もなく作るのは、それはそれは難しいのだ、そう考えるべきかもしれぬ
あるいは小さいなりに花形のアニメでさえもなんか微妙にずれたものを作って外してしまうのだから、そりゃぬるい日本企業がまともなコピー機なんて作れるわけがないじゃん、
そう見るべきなのか。
∧∧
(‥ )どっちなんでしょうねえ?
\‐
(‥ )さてねえ?
2015年3月5日木曜日
マスード将軍を思い出せば答えは明らか
イスラームは完成された宗教だから改革の余地はない。実際、ごらんなさい。原理主義者しか出てこないでしょ?
∧∧
( ‥)じゃあマスード将軍は
どうなるわけ?
(‥ )ほら
こんな言い様は
嘘っぱちだ
王の失政でアフガニスタンではマルクス主義者の政権が樹立され、彼らは過激なマルクス主義化を押し進めた。アフガニスタンのマルクス主義者ときたら、過激なやりようをいさめるソヴィエト・ロシアの大使に、マルクス主義とは何か? それを演説するほどの急進ぶりであったという。
このように人々の伝統を破壊する政権に対して内乱が勃発。これを押さえるため1979年、ロシアはアフガニスタンに軍を派遣した。これがアフガニスタン紛争の始まりで、ロシアは泥沼の消耗戦を強いられることになる。
∧∧
(‥ )そういう武装勢力の中で
\‐ 頭角を現したのが
マスードさんだよね
(‥ )元は建築学科の
学生だったんだけどな
戦いの中で諸勢力を
まとめて
ついにロシアを
たたき出し
国防大臣になった
しかし、所詮は寄り合い所帯の武装勢力。いくら国防大臣とはいっても将軍はまだ若く長老ではなく、指導者でもない。そしてペルシャ系やモンゴル系、他にパシュトュンなど各民族、各宗派が入り乱れるアフガニスタンはやがて混乱状態に。
さらに外国から支援を受けたタリバーンの攻撃で、政権は後退せざるをえなかった。この時、タリバーンと戦って後退する諸勢力のまとめ役になったのは、やはり将軍であった。非常事態になるとやはりこの人のもとに誰もがいかざるをえなかった。そういうことだろう。しかし国土の大部分はタリバーンの支配下に置かれることになる。
タリバーンの暴政が問題になった時、将軍は国連で訴えた。外国のタリバーンへの支援さえ止めさせれば、我々がアフガニスタンを実力で取り戻す。だから支援を止めて欲しい。
∧∧
( ‥)アメリカは確か
タリバーンの支援から
俺はいち抜けたー
をしていたの
でしたっけ?
(‥ )という話を聞くな
タリバーンがあまりにも
めちゃくちゃなんで
ぎょっとして
早々に手を引いたとか
とはいえ、どこの国とはあえて言わないが、欧米はタリバーンへの支援をやめさせようともしなかった。
欧米諸国はマスード将軍の演説に関心を払わなかった。
そしてタリバーンとアルカイダは2001年、旅客機を用いた自爆攻撃をアメリカに対して行なう。
それはその直前にマスード将軍の暗殺に成功したからだとも言う。端的に言えばタリバーンはアメリカよりもマスード将軍の方を危険視した。そういうことらしい。
∧∧
(‥ )アメリカ人からすれば
\‐ そんな馬鹿な話があるか
でしょうね
(‥ )でも結果的には
正しいのだよな
アメリカ軍の猛攻で一時、タリバーンは壊滅するが、また攻勢をしかけている。というかアメリカはまたもや尻尾を巻いて逃げ出したのだ。イラクと同様、アメリカはアフガニスタンでも失敗した。統治もできず、勝利することもできなかった。
確かにマスード将軍の言う通りではなかったか? 支援をやめさせて、そうして将軍が敵を倒し、和平を結び、まともな政権が成立するのを見守れば良かったのではなかったか?
だが将軍はもういない。
∧∧
(‥ )マスードさんというと
\‐ 穏健で知性派で
ゲリラ戦の実力者で
そして女性の教育にも
力を入れた人だよね
(‥ )今でもアフガニスタンの
英雄だ
世界は彼を
無視したあげくに
彼を失い
よせば良いのに
自らアフガニスタンに
手を出して
己の肉を
焼いてしまったのだ
これを踏まえてやはり思う。イスラームが確立された宗教だから原理主義者しか出てこない。これは嘘だと。そもそもアフガニスタン紛争自体、改革を志したマルクス主義者の暴政が発端だし、タリバーンのような原理主義者はその後に出てくる。しかも、この実態は実のところ民族紛争に近いのである。
∧∧
( ‥)そしてマスード将軍は
敬虔ではあるけども
原理主義者ではなかった
(‥ )ほら
イスラームからは
原理主義者しか出てこない
こんな意見は
ぺらいだけの
嘘っぱちだよ
訴えを無視しておいて、原理主義者しか出て来ませんね〜、とか、一体、どの口がほざくのか?
そして将軍が教育を受けた人物であったというのは見逃せない事実だろう。やはり経済だ。金と経済があって初めて図書館と大学教育が生きてくる。
∧∧
(‥ )言い換えればここが
\‐ 破壊されたら
どうにもならない
(‥ )貧乏だと
原理主義と称する
無知な田舎者しか
出てこない
意識高い系のおっさんが
暴虐を始める
そういうことだろうな
いやそれでは原理主義者を笑えない
西欧化を押し進めたパーレビ王朝は失敗し、その反動で1979年、イラン革命が起こり、ホメイニ師による神権政治が始まった。
これを好機ととらえた隣国イラクの指導者フセイン大統領は1980年、イランに侵攻。しかしペルシャの血の誇りに燃えるイラン人は激烈な反撃を開始する。フセイン大統領は自国領土に対するイランの侵入をゆるすはめに。
イラン革命の拡大に恐怖したアメリカはフセイン大統領を支援。イラクは軍事大国となった。
1998年、イランとイラクの戦争が終わり、一段落した後、フセイン大統領は1990年、クウェートに侵攻。これを是としなかったアメリカはイラク軍を殲滅。以後、経済封鎖でイラクを封じ込めるが、2003年、ついにイラク国内へ侵攻。
アメリカはイラクを占領下に置き、お得意の民主制とやらで改革を行なおうとするが統治に失敗、内乱状態となり、とうとう尻尾巻いて逃げ出すはめに。
アメリカと民主制は限界を露呈した。選択肢はまたひとつ消失した。
紛争は国境線を越えて拡大。2014年、軍事組織のひとつがイスラム国の建国を宣言。
∧∧
( ‥)これがここ36年の
歴史であると
(‥ )パーレビ王朝は
西欧化を進めたし
フセイン大統領は
異教徒であるはずの
メソポタミア文明に
国のよりどころを求めた
どちらも
イスラム原理主義ではない
異なる試みだった
わけだよね
*フセイン大統領はメソポタミアの遺跡を修復しており、自分の名前と業績を刻んだレンガをそこにはめこませたという。実はこれ、古代メソポタミアで行なわれた王の慣例と同じものだ。
それを踏まえてもう一度見直してみよう。
イスラムは完成された宗教である。教義が確立しているため、必然的にイスラムの改革者は原理主義者しか出てこない。
この主張が嘘っぱちであること、以上から明らかだ。
∧∧
(‥ )イスラム原理主義は
\‐ ここ1世代トレンドに
なっているだけですよ、と
(‥ )そしてそれは
それ以前の失敗から
出てきた選択肢な
わけだ
西欧化もメソポタミア文明によりどころを求めた国家観も、アメリカによる民主化も、すべて全部失敗した。
そりゃあ、原理主義に走るだろう? なぜって他の選択肢が見えないからである。確かに、他に何があるのだと問われると困る。
例えば国民国家の試みもうまくいかなかった。もともと多民族他宗教な地域だ。一民族一国家なんていう西欧が発明した世界観では統治がうまくいかない。この国には何々人しかいません。それが国民国家です。そう言った瞬間、それは少数民族に対する弾圧になってしまう。ゆえにそういう国ではゲリラ戦が起こっている。これはイスラームに限らない。ユーゴ内戦もバスクの独立運動も同じだ。
マルクス主義もうまくいかなかった。これは説明する必要もない。
∧∧
( ‥)でも実際は非常に
単純なことが
原因かもしれない
(‥ )パーレビ王朝が
西欧化を押し進めようと
鉄道を輸入した時だか
こんな話があったと聞くな
鉄道の部品を荷揚げする港湾施設がそもそも無い。
∧∧
(‥ )近代化は基礎から
\‐ こつこつやらないと駄目だ
そういうことだよね
(‥ )鉄道の前に港湾施設を
部品を運ぶための道路を
輸送のための自動車を
それを支える工場を
発電所を
それを維持するための
技術者と
それを維持するための
教育施設と体制だ
多分、あまりに急ぎすぎたか、あるいは精神論にとらわれすぎたのかもしれない。
そしてこれに関して他国の人間も、日本人も悪くは言えないのである。
それは努力を無意味に振りかざすおっさんを見れば分かることであるし、財源もないのに福祉を唱える理想主義者にも言えることであろう。
そこには仕組みの把握はなく、精神論だけがある。これではイスラム国の時代錯誤やイスラーム原理主義者を笑うことなどできまい。
∧∧
( ‥)そしてイスラームが
完成された宗教だから
原理主義者しか出てこない
そういう見解も
同じ誤りであろう
(‥ )物事を精神論だけで
説明しているからな
宗教を捨てれば
うまくいく
それ自体が無根拠の
宗教と同じよ
しかも何が悪いって、精神論以前に主張内容が明らかに間違っているのだ。それは実際の歴史を見れば分かること。
そして、ここから推論できることもあろう。
完成された宗教だから原理主義者しか出てこない。
この間抜けな見解がなぜ出てきたのか、それは、なんか、分かる、分かるぞ。
あれだ、お前さん、思いつきを後付けで説明したろ?
∧∧
( ‥)人間の思考原理は
思いつきを後付けで
説明することにある
(‥ )人間の主張は
どんなものでも
論理的に加工できるのさ
後付けだからな
特に物書きや知識人はこの手の詭計が非常に得意だ。
∧∧
(‥ )でもそれは
\‐ 現実と照らし合わせると
瓦解してしまう
(‥ )これで原理主義者を
笑えるかね?
どっちも
現実の仕組みを無視した
論理的な精神論だよな
これはhilihiliのhilihili: イスラームのどこが固定的なんですかね?の続き
イスラームのどこが固定的なんですかね?
イスラームは預言者ムハンマドが、自分が最後の預言者である、そう告げたので、完成された宗教になった。しかしその代わり、変革の余地を失った。イスラームの改革者がすべて原理主義者になるのはそのためである。
∧∧
(‥ )...だそうですが
\‐
(‥ )固定ねえ...
スンニ派
シーア派
ワッハーブ派
十二イマーム派
その他色々あるのは
なぜなんだよ
おかしいだろ
どう見てもイスラームは固定されてはいないだろう。
そもそも人間をなんだと思っているのか? ひとつの教義を読めば、単一の解釈しか出来ないとでも言うのか? 人間は機械じゃないぞ。
∧∧
(‥ )西欧列強の進出時には
\‐ イスラーム世界には
西欧化を試みたり
斬新な改革案を出したり
反対に伝統宗教を
破壊しようとする人や
マルクス主義に染まる人
民族主義に走る人
国民国家を作ろうとした人
色々いたよね
(‥ )イスラムの改革者が
みんな原理主義って
めちゃくちゃな
言い様だよね
トルコ共和国の成立ぐらい
世界史で習ったと
思うのだけどな
そこんところどうよ?
宗教原理主義に走るってのは最近の流行りか何かだよね。ホメイニ師のイラン革命あたりが昨今の発火点になるのだろうか。
そしてその流れも当たり前だと言える。西欧化も改革案もマルクス主義も国民国家も、こんなことを言っちゃなんだが、全部失敗したからだろう。あるいは今ひとつうまくいかない。考えてみればパーレビ朝のイランがそもそもそうだった。パーレビ王朝は西欧化を押し進めたが失敗し、そうして出てきたのがホメイニ師である。
確かにそんな状況では、普通の人間だったら伝統に回帰しようとするのは当然だろう。他の選択肢がすでに失敗したのだから、そりゃ、そうする。
事実、日本も西欧もアメリカも、宗教や民族主義や、そういう伝統に復帰しようとする流れが以前よりも強く出てきている。
∧∧
( ‥)なんででしょうね?
(‥ )金がないんだろ?
経済が駄目になれば人は自分が本来所属する社会に帰還せざるをえない。
弱者は国家が保証すべきと言う人もいるが、それは無茶だろう。国家は巨大だけど効率が悪すぎる。
∧∧
(‥ )例えば日本人全員が
\‐ あなたに1円渡せば
1億2000万円の
儲けだよね
(‥ )でも振込手数料が
10円かかるだけでも
どえらい損失だよ
国家は巨大だが、以上のように効率があまりにも悪い。理想主義者は国家を都合の良い愛人かお母さんだと思っているのだろうが、あいにくそうじゃないのだ。経済がちょっと駄目になれば、そりゃ保証も保護も福祉も出来なくなる。そして切り捨てられた人は家族と地域と宗教に頼るしかなくなる。相互監視と相互福祉の檻へと人は帰還する。これは当たり前だし、それは伝統への回帰だ。
さらに金がないと知識人がいなくなる。
いやいるじゃん、と言う人もいようが、普通の知識人では駄目なのだ。見れば分かるが大部分の知識人は博学ではあるが、ただのおっさんである。
知識人ときたら、彼らはかなりな俗物で、マルクス主義にかぶれるか、保守主義に走るか、そのどっちかだ。亜流をきどる人もいるけど、亜流は所詮のところ亜流だ。
∧∧
(‥ )たまにそうじゃない人が
\‐ 出てくるけども
そういう人も
学校や図書館が無いと
出てこなくなるよね
(‥ )経済が駄目になれば
学校も図書館も駄目になる
残るやからは
マルクス主義のような
安易な理想に
はまりこむ奴か
無駄に伝統に回帰する奴か
そのどっかだけだし
どっちも駄目だ
事実、駄目だった
つまり一度金が無くなると、どうにもならないってことだろう。間違った選択肢しかなくなるし、地味だがまっとうな選択肢を提示できる人間がいなくなるのだから、それは当然。
∧∧
( ‥)言い換えると日本も
西欧もアメリカも
経済がさらに悪化して
ある一線を越えたら
それでもう
立ち上がれなくなる
そういうことだよね
(‥ )伝統の意味も分からず
上っ面だけの
伝統回帰を行なう指導者
それと反対に
伝統を破壊するだけの
指導者
そうやって
両極端を行き来して
ずっと底辺を
のたうつことになろうな
実際、ここ100年におけるイスラームの歴史自体がそうではなかろうか。教義が完成しているから固定されているなんて嘘っぱちだろう。
∧∧
(‥ )イランのように
\‐ 西欧化が失敗して
揺り戻しが起こっている
それがここ最近の
トレンドですかね
(‥ )これは激動の時代だよ
それに、あまりものを知らないのに言うのもなんだけども、初期の方が中庸な人が多かったようにも思える。
∧∧
( ‥)まだお金があったから?
(‥ )確かに豊かさは
絶対条件ではない
ちょっと失礼な
言い様だけども
それは
産油国を見れば
分かるよな
金があるけど
次の選択肢を示す
先導役になれてない
だが、金がない、というのは論外に違いないのである。金がなければ、選択肢を示したくても見つけようがないだろう。
2015年3月4日水曜日
計画的に殺す方が確かに無駄は少ない
ヨーロッパは対立がある時、言葉や理性で解決しようとします
でも日本は対立自体を禁止するから、対立してしまった場合、どうしたら良いか分かりません
∧∧
(‥ )この論評
\‐ どう思います?
(‥ )さすが1000年
殺し合いを続けた
西欧文明だな
すぐ戦争になるから
殺し合いを
極力回避しようと
しておる
ああ、しかし、いや、確かにというべきなんだろう。彼らはやたらと干渉したがる。
∧∧
( ‥)ユーゴ内戦への干渉とかね
(‥ )対話とは要するに
いざとなれば
戦争しますって
ことよ
実際、彼らの歴史はお互いに干渉しあって、地域紛争があっという間に諸国の大戦争に発展する歴史であった。戦争が次の戦争を引き起こし、戦争のために戦争がドミノ倒しのように連鎖する。あまりにもお互いに殺し合いをしすぎて国家を群れごと灰燼としてしまったので、それゆえの対話だということなんだろう。
だがしかし、その一方では干渉するのは伝統的だ。
プロの政治家である王たちが死に絶えても、民衆は干渉するという文化を受け継いだ、そういうことかもしれぬ。
これはつまり、対話じゃ無理、と分かったら戦争という話。
∧∧
(‥ )日本はあまり干渉するって
\‐ ことはしないよねえ
(‥ )どっちが良いのかな?
対話できなければ
殺し合いか
対立してしまったから
取りあえず殺すか
どっちが良いのかねえ
∧∧
( ‥)どっちが良い?
(‥ )怒りを制御する
その点では西欧の方が
確かにいいかもね
ようするに、計画的に殺した方が無駄は少なくなる。
外注した以上、必然的に素人ゼネコンに転職し、品質は下落する
EPSONのプリンター、2年保たずに壊れた。
∧∧
(‥ )使い方が悪いと
\‐ 言われるのでは?
(‥ )別に使用している
同型機種は健在なんだ
そうかもしれないし
そうでないかもしれない
EPSONの安いプリンターをつなぎとして買ったら、インクの交換には専用の付属物が必要であることが分かった。
∧∧
(‥ )開封したこのインク
\‐ このままじゃ使えないね
(‥ )置いておいたら
中身も出ちゃったし
捨てるしか無いな
なんでこんな煩雑で
意味不明なことするかな
近所のコンビニにあるシャープ製のコピー機、多機能になったのは良いが、コピーの仕上がりを確認していると、そのわずか10秒程度の中断で、設定を強制的に解除してしまう。そのたびに再設定が必要というトンデモなしろもの。これを作った奴はコピーをしたことがないんだろう。
あまりに不便で、さすがにクレームがあったのか、最近ではそれが改善された。
しかし、以前の機種と比べてコピーに時間がかかるのは変らない。間抜けな話で、コピーの最中に、三つの間違い探し、なんていうクイズが液晶画面にわざわざ出てくる。こんな不必要な機能のために企画書を書いたり、あるいはイラストレーターに画像を発注する手間を考えれば、コピーの速度を上げれば良いだけだろう。
それに、一回コピーするごとに、この設定でコピーを続けますか? はい、いいえ、の選択肢画面が表示される。以前の機種にはなかった機能で、この一手間が余計に増えた。やっぱこのコピー機を作った間抜けは、自分でコピーをしたことがないんだろう。
別のコンビニでは同じシャープ製だけども古い機種が今でも健在だ。もう5年とか10年近く変っていないように思うが、こっちの方が使い勝手は良いし、何より速い。
∧∧
(‥ )日本の家電は多機能だけど
\‐ 意味不明
使いづらい
すぐ壊れる
無駄な機能
品質が一定していない
メーカーや機種にもよるけど
最近は
さんざんな言われようですね
(‥ )直感的に言うと
金がなくなったせいかな
直接は関係ないが、以前、某大手出版社にいって編集者と話をした時、相手はこんなことを言った。
図鑑を作ってもね、最近の子供は科学や技術に関心を持ってくれないのですよ。
彼らが作った図鑑をぱらぱらとめくった。ロケットと宇宙開発の本だ。
違和感を覚えて尋ねてみた。
ロケットの飛ぶ原理って、説明できます?
相手の編集者がめんくらった顔をして、目が一瞬、泳いだから、話題を変えた。
∧∧
( ‥)子供うんぬん以前に
作っている編集者が
分かっていないと
(‥ )編集者ってのは
理屈の上では
ちゃんと把握できる
はずなんだ
編集者は、本に誤字脱字や誤った文法表現がないか何度も見直すものだ。当然、本の内容が頭の中に叩き込まれる程度には読み返すことになる。
つまり、編集者は本に書いてあることは知っている。
∧∧
(‥ )作った本に書いてあればね
\‐
(‥ )図鑑を読んだ時の違和感は
それだったんだよね
原理の説明がまったく
ないんだよ
とはいえ、それが子供に興味を持たれなくなった原因かといえば、そうは言い切れぬだろう。理系に関心を示す子供とて、科学に対して持つ興味ときたらたわいもないものだ。どの恐竜が強いかだの、何種類の魚や鳥の名前を覚えているかだの、そういうことである。そんなもの科学でもなんでもないし、子供は物事の背景に潜む原理原則や根拠などに興味を持ってはおるまい。
だがしかし
∧∧
( ‥)しかし、作り手側が
原理原則を把握していないって
致命的だよね
(‥ )野球のルールを知らずに
野球の本を
作っているような
ものだからな
ルールも知らんのに解説本を作る。なぜこんな有り様になったのか?
昔からそうであったのかもしれないが
∧∧
( ‥)でも?
少なくともこういう事態を
促進する状況があると?
( ‥)出版界は以前よりも
‐□ 外注が増えているのだよね
本なんてものはたわいないものに見えるが、これが意外と大人数の作業なのである。
文章を書く人が必要だ
イラストを描く人が必要だ
デザインをする人が必要だ
本によっては翻訳者と監修者も必要である
これらすべてを統括して指揮を取るのが編集者である。編集者とは実のところゼネコン業なのだとも言える。
∧∧
(‥ )でも最近は
\‐ 編集プロダクションに
外注することが
多いみたいだよね
(‥ )小さな出版社は
今でも自分で全部やるけど
大きなところは
外注する場合が
多くなったみたいよなあ
そればかりか
仕事が欲しい
編集プロダクションが
企画を提案するらしい
もちろん、作業を外注しようが、企画が外からこようが、やること自体は同じなのだ。
例えば以前やった仕事では、編集者が、イラストレーターと調整役と編集プロダクションを統括し、調整役が監修者とライターの間を取り持っていた。
ただ、こうすると個々の人間と担当者同士の距離が大きくなることは否めない。
∧∧
( ‥)それでも
あの編集者さん自身は
統括しきったのだよね
(‥ )でもさ
あの編集者さんは
数年で定年を迎える
ベテランだったのだ
これと同じことをすべての会社員が出来るかって言ったら、そうではないだろう。
実際、以上の事例自体、当初はそういう体制ではなかったのである。編集会議で、企画を聞いたその編集者が、
でっ? ライターはどうするの? と尋ねたところ、企画者から、編集プロダクションに所属するライターさんが直接監修者とやり取りを...という返事が返ってきたので
待て、それだと確実に破綻する。間に調整役になる人間を入れろ。
そう言って体制を整えた結果なのだ。
*確かにライターは本を読んで調べて書くが、所詮は泥縄なのである。そんな成果を監修者がいちいち監修していたら、監修者は出来の悪い生徒を持った赤ペン先生か、あるいはお母さんのような立ち位置になってしまう。当然、出来上がるものも、最低ラインをなんとか越える程度のものになるだろう。さらに、こうしたやり取りは〆切に影響する。そうである以上、本の他の部分にも必ず悪い影響が出る。間に調整役が必要だ。
**これを踏まえると、ロケットの本なのに、ロケットの飛ぶ原理を記述していない理由がなんとなく見えてくる。ライターはただでさえ薄利多売なのに孫請けでピンハネされている。いい加減な仕事をするだろう。そうならざるをえない。編集プロダクションは自転車操業だし、本の内容が薄っぺらで表面的なものになるのは必然。そうであれば編集者は原稿の誤字脱字を直すことはできるが、知識自体は入ってこない。そもそも書いてないからである。
∧∧
(‥ )このようにゼネコン業は
\‐ 簡単なものではない
あるいは製品の質を
下げないゼネコン業は
経験がないと出来ない
経験がない以上
外注すれば質は必然的に
下がっていく
(‥ )仕事を外注するってのは
自分がやったこともない
ゼネコンの立場に
自分を置くことなのだ
つまり、同じ会社に在籍しているはずなのに、仕事を外注した瞬間、右も左も分からない素人に転職したも同然となる。
そして今の日本は人件費が高いので、苦しくなった企業は仕事を外注することが多くなっている。
∧∧
( ‥)日本の家電メーカーと
その製品の質が落ちたのは
それで全部説明できると?
(‥ )金がなくなれば外注するので
必然的に統括しきれなくなる
もの作りの精神が
失われたとか
そんな抽象論よりは
具体的だろ
どうよ?
あるいは、皆、ゼネコン業をなめ過ぎなのかもしれぬ。
例えばの話、世の中で起きるデスマーチとて、結局のところ素人ゼネコンが下請けにしわ寄せを与えている、そういう現象であると見るべきではなかろうか。
待って、待ってと待たせるばかりで仕様も決まっていないのに、突然、下請けに納品を要求してくる。そういう馬鹿っぽい運営も、それは素人だからだ。
∧∧
( ‥)素人がゼネコン業を
すんじゃねーよ
そういうことですか
(‥ )ゼネコン業をなめてる奴は
死ねってことですよ
*2016.02.05追記 これから11ヶ月後、シャープは買収されることが決まった=>hilihiliのhilihili: みんな分かった上でここに来たのであろう?
2015年3月3日火曜日
文章を書くとは後付けの嘘つき
∧∧
( ‥)例えばの話
( ‥)そうねえ
‐□ 例えばこんなことが
昔あったな
小学生の時、国語の教科書にこんな話が乗っていた。南北戦争を題材にした話で、父子が敵味方に分かれる。偵察に来た父親を息子が狙撃して殺す。そういう話である。息子は父親を見てぎょっとする。そして最初は見逃そうとするが、味方の部隊を父親が見てしまうのである。歩哨である息子は父を撃たざるをえない。そして撃った。
この物語を読んだ後、先生は皆に尋ねた。息子は父親を撃つべきであったか? これはしょうがないことであるか?
∧∧
( ‥)あなたは、止む無し
そう答えて
理由を述べた
(‥ )見逃すのは怠慢だが
黙っていれば分からない
だが
味方が目撃された以上
父親だろうがなんだろうが
射殺しなければ駄目だ
味方が死ぬ
この答えに先生は言ったのである。君はどうしてそういう悲しいことを言うんだ?
さて、以前、インタビューを受けた時、この話を相手にしたことがある。
相手はそれをそのまま書いた。
問題ない。
だが相手は多忙だったので、原稿の仕上げはライターがすることになった。
この話をライター相手にもう一度した。
∧∧
(‥ )でも出来上がった本を見たら
\‐ 先生の嘆きの台詞が
どういうわけか
あなたの台詞になっていた
(‥ )なんでライターって奴は
こういうことを
するんだい?
なんらかの理由でそう改変するのが良い。彼女はそう思ったのかもしれぬ。
∧∧
( ‥)でもそれって
嘘を書くことだよね
(‥ )あるいはこうかもしれぬ
彼女は、頭の中で物語を作った。そしてそれに沿うようにすべてを書き換えた。彼女は話の内容や主旨を理解したつもりだが、なにもかも間違っていた。
彼女にとって理解とは物語のことであり、彼女自身が作った思い込みでしかなかった。
そして理解とは、自分の思いつきを後付けで説明することである。
そうであれば、このような曲解や改変は普通に起こるだろう。
∧∧
(‥ )でも間違っていた
\‐ いやむしろ
だからこそ間違っていた
そう言うべきですかね
(‥ )文章を書くという作業はね
思いつきに
後付けしただけの
インチキでしかないんだよ
思いつきを後付けでもっともらしく見せる詐欺師的な才能。それがライターの必要条件だとも言える。
あるいはこうかもしれぬ。ライターに必要なのは、この人はこういうことを言っているに違いない! そういう主観的な曲解を理路整然と文章化する能力のことであると。
そういうわけで、個人的にはライターという肩書きはあまり使いたくない。
∧∧
( ‥)でもイラストレーターも
相当胡散臭いけどね
(‥ )胡散臭い方が良いぜ
変に真面目に
思われると困るからな
ライターは無自覚で主観的な嘘つきでしかないくせに、なにかこう、言葉で真実を伝えようとする、そういういかがわしさがある。それはもっともらしく高値をつけている株券のようなもので、実際には根拠の無い紙切れだ。
それだったら最初から怪し気なものの方が良心的だろう。
二次元嫁は富の象徴ぞ
まだテレビを持っていた時代の話である。5年か、それ以上前のことだ。
テレビの向こうでこんなことを力説している人がいた。
日本は人口が減って大変だ、と言いますが、そんなことはないのです。例えば人口が半分に減れば、1人で今の2倍の施設を利用できるのですよ?
例えば東京と地方にそれぞれ家を持つことも....
∧∧
( ‥)1人あたりの負担が
2倍になるだけじゃね?
(‥ )まあそうだろうね
水道、ガス、電気、その供給を行なう機械や設備や橋や道路を維持するための負担が2倍ってことだよなあ。
何を言っているんだろう、この人は? テレビの前でそう思いながら、ぽけーっと見ていたことがある。
∧∧
(‥ )日本は貧しくなっても
\‐ 文化的に豊かになれば
良いじゃないか
そういう意見もあるね
(‥ )それってイスラム国と
発想は同じだろ?
駄目だよそんなの
精神的な豊かさ、というのは、僕は二次元の彼女がいるから大丈夫、と言っているのと同じだ。
いや、実際にはもっと悪い。衣食満ち足りて礼節を知る。つまりまずは金だ。事実、金が回るからこそ”二次元の彼女”が生まれてくるのである。二次元彼女は大きな経済活動の反映に他ならぬ。
∧∧
( ‥)お金がないなら
二次元嫁もいないよね
(‥ )後は妄想だけの
エア彼女だけだよな
困ったことに、エア彼女も有料なのだ。エア彼女を維持するには脳を運用しなければならぬ。そして当然、脳はエネルギーを大量に消費する。カロリーを消費する。食料を浪費する。つまりそれは金に換算される。
∧∧
(‥ )貧しかったらエア彼女に
\‐ 脳の容量を振り分けることも
出来なくなる
(‥ )実際さ
我が国は貧しいが
国民は全員
エア彼女やエア彼氏を
妄想しているから
幸せだ
なんて話は
聞いたことないしな
精神的豊かさなんてものがこの宇宙に本当にあるのなら、貧乏人が、僕は一人じゃありません、エア彼女がいますからね、そう笑ってくれるはずだろう?
だが、そうではない。
∧∧
( ‥)それに貧しくても
文化が豊かだって言うのなら
(‥ )貧しかった戦後日本から
スタートした老人共は
文化的だってことになる
だが、今の彼らを見て、そう思うかい?
かように精神的、文化的豊かさとは金から生まれること明白である。すなわち、二次元嫁とは富の象徴ぞ。嫁を維持したくば、諸君、なにがなんでも走り抜かねばならぬのだ。この経済の車輪を暴走させねばならぬのだ。
∧∧
(‥ )だけどそれが一番
\‐ 難しいのだよね
(‥ )まあだから
精神とか文化とか
抽象論に逃げるのな
その気持ち
分からんでもないけど
困るよね
2015年3月2日月曜日
予定を変える人、変えない人
∧∧
( ‥)なに? アイスを食べて
深夜の散歩をして
酒を飲んだら
元気になったの?
( ‥)何が
‐□ 足りなかったのかな...
そういえばふと思い出した。昔、深夜番組に征服王というものがあった。二つの大国が覇権を争っている。そういう設定でチェスのようなものをするのだが、チェスの目はスタジオいっぱいの大きさ。そしてチェスの駒に当たるものはすべて人間であった。
鎧で顔が見えなくなっているが、これはいわば人間将棋。ただし駒種は軽装歩兵、重装歩兵、重装騎兵、軽装騎兵であり、攻撃力、移動力がそれぞれ異なる。包囲して戦うことも出来る。
そして毎回毎回ゲストがやってきて駒を扱い、二手に分かれて戦うというもの。
∧∧
(‥ )印象に残っているのは
\‐ お笑い芸人 vs 知性派の戦い
ですか
(‥ )陣形と兵種の選択は
相手に知らせないで
設定できる
確か知性派は
相手を包囲しようとする
陣形で
中央に伏兵を仕掛けたの
だよな
*伏兵は場所を設定し、そこに敵が来ると出現する。地雷に近いような立ち回りになる。
一方、お笑い芸人側は、俺たちは馬鹿なんだから突撃だ、と突撃以外何も出来ないような兵種と陣形を選択。予定通り、突撃を開始。対する敵は側面から包囲しようとするが、お笑い側は損害を被ろうが無視、突撃あるのみ。知性派は相手を追跡するが、相手を捕捉しきれない。
∧∧
( ‥)そこで慌てて
後退しようとするんだよね
(‥ )王の駒を失うと負ける
だから
誰もが王を城に温存してる
そこを突かれたら終わりだ
それを阻止せんと
当初の予定を全部
放棄したのよな
だが包囲する陣形では兵士が分散しすぎていて、中央を駆け抜けていく敵兵に間に合わない。
あるいは包囲を考えた割には足の速い兵士が足りないようにも見えた。
中央で待ち伏せる伏兵も援軍がなければ孤立した兵である。一瞬で蹴散らされ、王が最後のあがきで出陣するも敗北。
∧∧
(‥ )あれは完全に一方的な
\‐ 試合だったと
(‥ )あの勝負運びは
仕込みではなく
本当だと思うのだよね
駒の動きやルールが
あるものは
編集しにくいし
シナリオライターの
シナリオに沿って
演技するのも
不可能ではないが
困難だからな
それにしても、何も考えずに中央突破というのは、本来は多分、まともなことじゃないんだろうけども
∧∧
( ‥)結果的にはそれで
勝っているというね
(‥ )負けた側だって
状況に応じて
対処することは
正しいことなんだけどな
∧∧
( ‥)でもそれで負けているんだよね
( ‥)色々と考えさせられる
‐□ 展開であったよ
お持ち帰りの日々
∧∧
(‥ )バードマンという映画の
\‐ 日本版ポスターが改悪だ
そういう話があるね
=>https://www.google.co.jp/search?q=バードマン%E3%80%80ポスター%E3%80%80日米&biw=1042&bih=739&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=TDbzVNiZAoTj8gXsoYLQBQ…
(‥ )あーんー
でも日本版ポスターの方が
これがどんな映画なのか
それがまだしも分かるよな
アメリカ版だと白黒のおっさんが浮いてるだけだ。
日本版だとおっさんの後ろに青い何かがいるが、これがバードマンなんだろう。ただ分かるのはそこまでで、彼がおっさんに何をしているのかは不明だ。連れ去ろうとしているようにも見えるし、おいやっちまえよ、そう耳打ちしているようにも見える。
∧∧
(‥ )日本版だと
\‐ でかでかと
アカデミー賞9部門
ノミネートとも書いてある
(‥ )映画は高いし
時間もかかる
保証書をつけないと
映画なんか
見に行く理由はない
そうである以上
まあしょうがないね
そして、アメリカ版にはあった自動車や道ゆく人は消えた。犠牲になったのだ。
∧∧
(‥ )せっかくのポスターが
\‐ 馬鹿っぽくなった...
(‥ )ダサいし馬鹿っぽいね
でも日本版の方がまだしも
分かるのも事実だなあ
もちろんこの、分かる、というのもまた推論である。普通に考えればおっさんが青いのになるのだろうが、そうではないのかもしれない。もしかしたら飛行能力をもった白黒のおっさんが、マスクをつけた青い奴と大バトルするのかもしれないし、それは見てみないと分からない。
∧∧
(‥ )分からない映画に
\‐ お金なんか出したくないからね
(‥ )ポスターは
馬鹿っぽい方がいいよ
∧∧
( ‥)視聴者が馬鹿だから?
(‥ )まあそうだね
でもここが難しいところ
例えば本だと、皆が手にして読む本の内容は、小学生レベルが限界だ。えらそうなことを言っている人間も、自慢げに見せてくれるその本の内容を検討すれば似たようなもんである。
∧∧
(‥ )読者は馬鹿である
\‐ そう考えて本を書くべきだ
(‥ )それでいながら
自分が馬鹿扱いされてると
読者に思わせても駄目だ
人間は自尊心が高いからな
おかしなもんでな
本の内容は
理解できなくても
馬鹿にされていることには
すぐ気がつく
まあ、しかし、こんなこともどうでも良いことである。
問題は
馬鹿ってなんだ? という根本的な部分にある。
例えば、ハンバーガーを考える。コカコーラとフライドポテトを考える。
∧∧
( ‥)そんなの食うのは馬鹿だけだ
そう評価する人がいるよね
(‥ )でも実際にはさ
食べる人は
糖分と脂肪と塩分に
引かれてるだけなんだよな
糖分、脂肪、塩分は貴重な資源だ。それに引かれるのは当然であるし、そうでなければならない。そりゃあ、目の前にそれがあれば食うだろう。この行動に、馬鹿だ、賢い、関係ない。
∧∧
(‥ )ハンバーガーとコカコーラを
\‐ 食べて飲むのは
無教養で自制できない
貧乏で
教育の恩恵から外れた
可哀想な社会的弱者なんだ
そう主張する人もいるね
(‥ )でも実際には
何に重きを置くか
どんな刺激に
どの程度の強度で
反応するか
それだけなんだよな
無論、論評する人はその反応をこそ、馬鹿だ、と評価したのであろう。
しかし、どんな刺激にどの程度の強度で反応するか、この問題は厳密に言えば、馬鹿とイコールではない。
∧∧
( ‥)つまり馬鹿で
物事を説明する理論は
現実と必ず齟齬を起こす
( ‥)視聴者や読者は馬鹿だ
‐□ これは近似値では
あるのだろうな
だが近似値は近似値
現実とは齟齬がある
そこが問題よ
読者や視聴者は馬鹿だ。これはかなりな近似値なのだろう。だがしかし、天動説と地動説が数学的に等価でどちらも十分に惑星の運行を説明できるように、説明能力と現実の有り様はまったく関係がない。現実と説明が正反対であることすらありうる。
∧∧
(‥ )視聴者は馬鹿だ
\‐ そう考えるから
こういうダサいポスターに
変えちゃったのですかね?
(‥ )でも分かりやすくは
なっているんだよね
背景の看板に描かれた
登場人物の顔も
キャラの配置を変えたり
女性を手前にしたり
カラーにしたり
大きくして目立たせて
いるだろう?
あるいは、日本語版ポスターが改悪だ、ダサい、という評価に、以下のような反論もありうるであろう。
センスのあるポスターを提示すれば客が来てくれる、そのように考える馬鹿がこの世にいるが、世の中はそうじゃない。現実とはこういうものなのだよ。
さて、それを踏まえるに、同じ馬鹿という言葉で説明していても、現実をよりうまく説明するのは一体どちらであろうか? それが問題となるであろう。
なぜって、どちらも近似値でしかないからだ。結果を見ないとどっちがより現実に近かったのか判断できぬ。
ところで
∧∧
(‥ )アメリカ版のポスターでも
\‐ 後ろの建物の屋根に
バードマンがいるね
ちょっと横を向いてるけど
(‥ )日本版と並べるとあれな
アメリカ版では
屋根の上から
獲物を探してた猛禽が
日本版では
おっさんを見つけて
襲いかかってきたように
見えるよな
多分この後、おっさんは巣にお持ち帰りされてヒナの餌にされてしまうのである。
2015年3月1日日曜日
意識高い系は罪だね
∧∧
( ‥)例えばの話
( ‥)日本は封建制だ
‐□ 村社会だ
真の民主制じゃない
二世議員だ
衆愚制だ
まあそう言い立てる
意識高い系は多いけど
しばしば彼らが言う民主主義の鏡たるアメリカは、イラクを民主化すれば問題解決だ、と痛いことを言い出して、皆が渋面を作る中、イラクに攻め込んであの体たらくであった。
そして彼の地は大混乱。
意識高い系が言い立てる素晴らしき民主主義とやらは、悪の独裁者であるフセイン大統領以下の統治能力しかなかった。
見ろ、民主主義がゴミのようだ。
∧∧
(‥ )色々言い訳する
\‐ でしょうけどね
(‥ )まあ言い訳は
言い訳だがな
そして今、イラクでは意識高い系のダーイッシュがめちゃくちゃやっておる
ようするにである
意識高い系の日本人:日本は間違ってる。成熟したアメリカには真の民主制がある!
意識高い系のアメリカ人:イラクに攻め込んでフセイン殺して民主主義にすれば問題解決だー! ひゃっはー!
意識高い系のダーイッシュ:僕の考えた最強のジハード
∧∧
( ‥)なんすかね
この地獄絵図
(‥ )意識高い系って
罪だと思わんかね?
世界中のおっさんは皆、こういう発想をする
∧∧
(‥ )そういえば
\‐ イスラム国というか
ダーイッシュの人たち
アッシリアの彫像を
偶像崇拝だと
破壊してたよね
(‥ )やっぱあれな
発想がおっさんだよな
悪いものをなくせば良い、禁止すればいい、信念があればいい、
世界中、どこでもおっさんはこういう発想をする
携帯を取り上げればいい、ネットを無くせばいい、厳しくすればいい、努力すればいい、頑張ればいい
意識高い系のおっさんはいつでもそうだ。
∧∧
(‥ )でもそれだと豊かには
\‐ なれないんだよね
(‥ )それで豊かになれるのは
もっと豊かな地域を
略奪できる時だけ
だからな
人件費の安い兵隊が
いるのは強みだろうけど
攻め込むべき豊かな国が
無いからねえ
ゲリラ戦はできても
生活は豊かにならんよな
∧∧
( ‥)精神論じゃだめだよ
現実見ないと
そういう風に諦め顔で言う
知識人がいないせい?
(‥ )かもな
貧乏な世界だと
最高の知識人は
意識高い系おやじで
止まっちゃうだろうからね
顕現したのは真実ではなく解析手段の理想だという可能性
∧∧
( ‥)どうよ?
( ‥)んーーー
‐□ 7000文字を
6000文字にまで
減らしたよ
∧∧
(‥ )これで最後38見開きが
\‐ はまり込みますと...
(‥ )問題はまだ書いていない
2000文字だ
本当に2000文字に
まとまるか分からん
いや、いっそのこと、この2000文字の予定を放棄して、別枠に割り当てるという選択肢も念頭に入れておくべきだろう。
いずれにせよ
∧∧
( ‥)いずれにせよ
例の話
データを増やせば増やすほど
間違いにたどり着く
この話は今回は
やめておこうと
(‥ )時間もないし
今は手に負えないからな
いくら直感的には納得できるとしても、確認も理解も把握もしなければ、記述することかなわぬだろう。
∧∧
(‥ )直感的には納得できると
\‐
(‥ )俺たちは判断する時
大データなんか
通常使わんだろ?
重要と思われる因子を
仮定して
それでごく単純な理解を
組み上げて行動するのだ
ああ、しかし、やはり思う
データは大きければ大きいほど良いでしょう? そう無邪気にがなり立てていた奴の馬鹿面を。
∧∧
( ‥)あなたはあの時
そうですかねえ? そう
笑っただけだよね
( ‥)あいつは
‐□ 気づいておらんのだ
論文を見なさすぎだよ
大データを駆使した連中が、ありうる可能性のすべてをそれぞれ支持し、答えが収束しないとは一体何事か?
∧∧
(‥ )...あれ、なんだったのだろうね
\‐
(‥ )わずかな誤差やノイズを
拾ったのかもしれないな
でもそれは楽観的な
見方かもしれないね
ノイズを拾った、というのはあまりにも楽天的かもしれぬ。
彼はこういう事例を見たことがないのか? 気づかなかったのか?
それとも希望的観測で目を曇らされたのか?
あるいはこんな事例もあるではないか。
その結論があまりにもきれいなのだ。理論的な理想型をそのまま体現したような結論。
これはなんだ?
∧∧
( ‥)ノイズを拾ったと言えば
聞こえは良いけど
実のところそれは
解析手法、それ自体が
あらゆる可能性の中から
自らが理想とする解答を
ひっぱりだして
来たのかもしれない
(‥ )データを増やせば
真実が顕現すると
信じ込む
それは絶望的に
楽天的なのだ
実際のところ、そこに顕現したのは、真実ではなく、解析手段が持つ仮定と前提そのものかもしれない。
それを疑うほど、あまりにもきれいな答え。
∧∧
(‥ )あれを見て
\‐ 有頂天になるのか
あるいは反対に
不吉の予兆と見るか
(‥ )まあゆっくり
進もうではないか
今すぐでなくて
良いのだよ
なんといっても、一番愉快なのは、君のやっていた今までの努力は全部無駄だよ、その根拠はこれだ、お前の成果はすべて無価値だ、そう告げることである。
∧∧
( ‥)意地悪な言い様だけどね
(‥ )だがな仮説が崩壊する
その時にこそ
知識が得られるのだ
奴らそれを理解しとらん
だから絶望の時に泣くことしか出来ん。いや、泣くことも恐怖してただ耳をふさいで逃げるだけなのだ。
2015年2月28日土曜日
それは単に数と割合の話だよね
∧∧
(‥ )イラストレーターは
\‐ どうして
漫画家さんより
収入が少ないの?
という話題
(‥ )単純に言えば
描いてる枚数の問題だろ?
週刊連載の漫画家なら、例えば週に16枚とか描いてる。
∧∧
(‥ )イラストレーターで
\‐ 週に16枚の仕事って
あまり聞かないよね
(‥ )漫画家の方が
たくさん描いてる
単純な話よ
さらに言えば、枚数だけじゃない、占有率というか紙面に占める割合の違いでもあろう。
挿絵は文章につける添え物だ。そして、出版社がページあたりに投入できる予算は決まっている。
だとしたら、挿絵+文章だったら、出版社からの支払いは二人で分けなければいけない。
∧∧
( ‥)良くて半額だね
(‥ )だけど
漫画家なら総取りだ
もちろん漫画家ならアシスタントに支払わなければいけない金額をそこから工面しなければならぬ。
無論、漫画家は売り上げが桁外れに大きいからアシスタントに支払っても大丈夫なんだ、とかそういう説明もできよう。
だが、考えてみれば論ずるのはそこでは多分ない。
描いている数が少ないだけではない。挿絵は紙面における占有率が低い。これが致命的。
挿絵というのは、漫画で言えば、1ページの一コマだけを漫画家でもないアシスタントでもない、なんかよく分からない人が描いている、そんな程度の占有率でしかないのだ。
∧∧
(‥ )そんなのにお金を
\‐ 払う訳にはいかないよね
(‥ )さらにだな
そんなものをだな
必死でちまちまリアルに
描いてどうするんだ?
という話なんだよね
占有率が低い。紙面に割ける予算には限りがある。
当然、占有率の低いイラストに支払われる金額は全体のごくわずかとなる。
そんなものに労力をかけたらどうなるか?
∧∧
( ‥)死ぬね
(‥ )これは難しい話では
ないんだよな
これは技術がどうの、芸術性がどうの、感性がどうの、才能がどうの、そういう話ではないだろう。
単に数と割合の話である。
言い換えると、こういう時に理念だ、感性だ、美だ、生き方だ、という話をし始めたら、多分、遠からぬうちにその人は死ぬ。
新機軸
∧∧
(‥ )絶望先生を書いた
□‐ 久米田さんによる最新作
「せっかち伯爵と時間泥棒」
5巻で完結したんだね
(‥ )完結というか
5巻で第一周目が完
次回、第二周目に
ご期待くださいだな
そして6巻へ続く
同じ学年を何度も繰り返すぐるぐる漫画。これは漫画の伝統芸だけど、時間を駈ける主人公が、タイムとラベルして実際にもう一度その一年を繰り返す。つまり、グルグル漫画を意図的に行なう新機軸。
でも残念だけど、その6巻で終わり。つまり打ち切りなのだ。残念至極である。
とはいえ、これはなかなか。
∧∧
(‥ )この人、あなたより
\‐ 少し年上だよね...
(‥ )完結するとはいえ
40代後半で
こんな新機軸を
始めるとは
チャレンジャーよなあ
∧∧
( ‥)あなたも新機軸をしないとね
( ‥)このままだと先が無いのは
‐□ 明白だからな
とはいえ、今やっていることをまず終えないと、新しいことをしたくても出来ない訳で、かように、物事には順番がある。
∧∧
(‥ )しかし歳を取ると
\‐ 新しいことをする体力を
失ってしまう
順番はあれど
時間はあまり無いね
(‥ )40過ぎて新機軸を出す
それだけでも驚きだが
漫画の連載っていうと
集団作業で
自分以外の生活も
関係するわけだろ?
それでもなお
新機軸をやれるとは花よ
ひさしぶりの星空だがもう朝だ
起きて外に出てみると、ひさしぶりの星空だった
∧∧ 良く晴れてるね
( ‥)
‐( ‥)ああ、でも、
もう夜明けだよ
星座はめぐり、うみへび座の変光星、うみへび座Rを見るにはもう遅いように思われた。
土星を頭部に冠したさそり座が南天に輝いており、はくちょう座もわし座を上がっている。
∧∧ 星座は夏だね
(‥ )
‐( ‥)この季節は天気が悪くて
星がよく見えないよなあ
予報では、明日はもう雨だそうである。
2015年2月27日金曜日
そうだ最初は蜂蜜だったのだズブロッカ
のどの痛みは収まったけども、ズブロッカ
つまりこの話の続き=>hilihiliのhilihili: 炎症にズブロッカ
∧∧
(‥ )でもズブロッカは
\‐ 別のお酒の代用だったよね
(‥ )喉に炎症が広がった時は
ベイリーズ
つまり
アイリッシュウイスキーと
クリームを混ぜ
カラメルを加えた
リキュール
これを使っていたのだ
このリキュールは甘い。そして17度なのでそこそこ強い。なんというかアルコールとキャラメルを一緒にしたようなもので、のどが痛い時に飲むと調子が良い(....ように主観的には感じる)。
∧∧
( ‥)でもそのさらに前は
蜂蜜だったよね
( ‥)昔、仕事の最中に
‐□ ひどい炎症になって
そうしたら別の
イラストレーターさんが
綿棒でのどの奥
口蓋の内鼻腔近くに
蜂蜜をぬると良い
そう教えてくれたのだ
しかし、これ、のどに異物を入れるわけで、なんというか、吐き出す反応とでも言うの? あれが起きてしまう。
∧∧
(‥ )じゃあ蜂蜜を直に
\‐ 飲んでしまえと
(‥ )うがいじゃないが
うがいの要領で
上を向いて喉の奥を
濡らすように
蜂蜜を飲むのだ
これは、別に他の方法でも良いのである。
ヨード系などのうがい薬、つまり殺菌剤を40度程度のお湯と塩で薄めると、なんというか、のどや鼻腔の拒否反応が起きにくくなる。温度が体温に近く、塩が入っていて体液の浸透圧に近いと異物と認識しないのかもしれない。
これでも十分良い。
*ただし、反応しないのでヨードの黒い水が鼻から出てくることになる
以上のようにうがい薬が本当は一番良いのだろう。
**一応、追記しておくと、うがい薬は飲むのではなく、ほどよい濃度の温かな塩水で薄めて、それを使ってうがいするのである。
一方、アルコールでも個人的にはなんか調子が良くなる。気のせいかもしれないが。
∧∧
( ‥)でも最初は蜂蜜だった
わけだね
(‥ )ずいぶん前
10年ぐらい前だな
そういえばさ
墓掃除のバイトの時
風邪をひいたので
蜂蜜持参で墓へ出かけたよ
墓は数が多い。一見するとなんてことのない広さの寺と墓地でも、数百、数千の墓がある。小僧さんなど、寺に労働力が集まった時代はとうに過ぎた。現在において、寺だけで墓掃除は難儀である。しかも、需要はお盆の前、落葉の季節など、時期に偏りがある。
こうした需要を一手に引き受けた会社が短期のアルバイトを募集するのだ。本業のある人間には都合の良い話で、実際、ある時、出会ったバイトの面々は、カメラマン見習い、日本画家、建築デザイナー、劇団員などであった。
∧∧
(‥ )そして金を稼ぐために
\‐ あなたは休むわけには
いかなかった
(‥ )だから墓地の中で
蜂蜜を飲んでいたわけさ
横須賀の方の墓地だ。横須賀がある神奈川県の三浦半島はプレートが収束する場所だ。隆起した地形が多く、浸食された谷と、浸食で残った丘が連なっている。非常にアップダウンが激しい土地柄だ。そして墓地は、昔から住居には向かない場所、つまり丘の斜面にあった。
暑い季節の記憶があるから、多分、お盆前だったのだろう。7月の終わりぐらいかもしれない。強烈な太陽光、墓地を覆う緑と照り返す葉の反射が記憶にある。暑くまばゆく、ほこりっぽい墓の中で、だるい体と喉に蜂蜜を流し込んでいた。
∧∧
( ‥)そして今のあなたは
ズブロッカ
( ‥)こう、ぐびっとね
‐□
僕の考えた最強の会社員
僕の考えた最強のモビルスーツ
∧∧
(‥ )でも実際のところ
\‐ 機械を動かすエンジンは
生み出せる出力に
限界がある
(‥ )出力と動力に限界があれば
動かせる重量が決まる
エンジンの自重
それを維持する機械
動力を伝達する駆動系
全体を支える骨組み
そして身を守る装甲と
その重量
これらがお互いに
関連しながら決定される
全体のバランスは調整されねばならぬ。単純に言えば装甲が厚ければ安全性は増すが、動きが悪くなる。装甲が軽いと動きはよくなるが、安全性は低くなる。
∧∧
( ‥)持ち運べる銃器の重さも
それで決定される
(‥ )ロボットなんて
可動部分が多いから
航空機や車両、艦船以上に
計算が面倒くさいだろうな
腕を振ったら、そのモーメントが機体をぶれさせるかもしれない。モビルスーツなんてものを発明した奴の頭をかち割りたくなるくらい、計算は面倒に違いない。
*関節を持って動く建築物の構造計算なんてものをあなたはやりたいか?
∧∧
(‥ )モビルスーツは架空の存在
\‐ でしかないけども
(‥ )だが物語には現実と
リンクしている部分が
どうしても必要だ
そうでないと
視聴者は
夢から醒めてしまう
巨大人型兵器なんてもの自体が非合理的とはいえ、例えば出力は無限大で、移動速度は他のモビルスーツの10倍。大出力の火器を持って他のモビルスーツでは対応できない距離から精密に狙ってくる。接近戦においても無敵、ビームサーベルどころか、戦艦のビームが至近で直撃してもはじきかえす装甲を持つ...
∧∧
( ‥)そんなの面白くもなんともない
(‥ )ご都合主義だからだ
そしてそれは
そんなものが現実には
絶対にありえないからだよ
僕の考えた最強のモビルスーツとは、出力とか重量とか、耐久性とかモーメントとか配分とか、そういうものを全部無視しているのである。
それゆえに、それは架空の世界においてさえも絶対にありえない妄想として視聴者に認識されてしまう。
∧∧
(‥ )でも
\‐ 僕が考えた最強のモビルスーツ
こういうことを
真顔で言う大の大人は多い
(‥ )僕の考えた最強の国家
僕の考えた最強の社会
僕の考えた最強の政治家
僕の考えた最強の労働者
僕の考えた最強の会社員
僕の考えた最強の若者
そんなんばっかだな
2015年2月26日木曜日
金と時間は異なる単位で単体では意味をなさない
Time is money
∧∧
(‥ )TimeとMoney
\‐ どっちが大事か?
そういう話がね
あるみたい
(‥ )時間も金も
どっちも単位だろ?
異なる単位のいずれがすぐれているのか? そのような議論は、リットルとメートルのどっちが大事だ? と言っているようなもの
∧∧
( ‥)比較すること自体が
無意味ではなかろうか、と
(‥ )そしてこの文脈で
重要なのは
時間あたりの稼ぎなのだ
事実、時間と稼ぎ、それぞれ単体では意味をなさない。
1日に1万円と1年に1万円は、稼ぎだけで考えたら等価であるが、片方は死ぬ。
1日に10円と1日に1万円は、時間だけで考えたら等価であるが、片方は死ぬ。
∧∧
(‥ )時と金とどっちが大事か
\‐ それは無意味な議論である
(‥ )逆に言うと議論するとは
以上のような前提では
考えていない
そういうことだろうな
そこまでは分かるが、そこから先は分からない。異なる単位であり、なおかつ文脈上、単体で切り出したら意味を失う単位同士を比較するとは、いかなることなりや?
2015年2月25日水曜日
時は金なり
Time is money
( ‥)時は金なり
‐□
∧∧
( ‥)時給のことですか?
単位時間あたりの支出が収入を上回ると死ぬ。
これは設定次第ではかなり正確な表現であろう。
∧∧
(‥ )支出に対して収入が
\‐ 少ない仕事をしていると
本当にね
やばいことになるからね
(‥ )時は金なり
重い言葉だよな
笑うに笑えん
あるいはこう言えば良い? 金は異なるものを計測する単位として用いられる。そして肉体は収入と支出で維持されている。つまり収入と支出は命の動態そのものである。お前の命の動態を金という単位で表記した場合、お前は生きているか? それとも死んでいるか? どちらであるか?
すなわち、時は金なり。時も金も単位である。それで表記した時、お前は死んでいるか? 生きているか?
∧∧
( ‥)あなたは?
( ‥) んー
‐/ ちょっと死んでるね
ラクタンティウスが痛いセカイ系であるという可能性
自分の日常と世界の終わりと行く末が密着して、代わりにその中間が抜けている創作。
∧∧
(‥ )セカイ系って
\‐ おおむねそういう
感じだと
(‥ )エヴァンゲリオンとか
セカイ系に
分類されたりするのな
しかし、考えてみれば人間は日常のことしか分からないのである。例えば世界を真っ暗闇の地図だとする。自分が通った道だけが明るく表示されるとする。
そうしたら、自分の世界は本当にわずかな線だけで構成されていることが分かるだろう。
∧∧
(‥ )なんか最近は
\‐ そういうアプリも
あるそうですよ
(‥ )僕らは自分が体験できた
ごくわずかな手がかりから
世界を推論するのだ
しかも、創作とは大きなテーマに主人公を向かわせるものである。
それを考えれば日常と世界救済がくっついてしまうのは当然だ。人間には自分の居場所しか分からない。そうである以上、日常の先にある実際の仕組みが切り捨てられるのは当然。
そういう意味では、水戸黄門もセカイ系かもしれぬ
∧∧
( ‥)印籠じいちゃんは
世界を救済しないけどね
(‥ )でもやってることの
無茶ぶりは
同じだろ?
関ヶ原の戦いで勝利して支配権を確立したとはいえ、徳川家は有力諸侯のひとつでしかない。江戸時代の日本は諸王国の連合であって、そこには統治や支配権の独立性がある、法律の問題や、役職の更迭があれば組織上の事務手続きもある。そういうものを全部すっ飛ばしてありもしない強権を発動して、一件落着とか言い出すのだ、水戸黄門はふざけたご都合主義なセカイ系の最たるものだと言える。
これを踏まえれば、セカイ系だけが批判されるいわれはあるまい。日常と希有壮大な問題がくっつきあって、しかも解決がご都合主義とはむしろ創作の基本なり。
∧∧
(‥ )しかもこういうのは
\‐ 人間の考え方自体が
原因で生じるから
創作だけの話では
ないんだよね
(‥ )前にも話題にした
3世紀後半の著述家
ラクタンティウス
この実在の人物も
発想がセカイ系かもな
彼は同時代の皇帝、最後のキリスト教徒迫害帝であったディオクレティアヌス帝を批判した。
ラクタンティウス自身がキリスト教徒だから当然かもしれないが。彼は帝の四帝統治を、それぞれの皇帝が軍隊を持ったがゆえに、過剰に軍隊が増えたと批判したと言う。
確かにこの時のローマ軍は巨大である。その数、陸軍のみでほぼ39万人だそうだ。
*「ディオクレティアヌスと四帝統治」文庫クセジュ pp109参考
∧∧
(‥ )日本の自衛隊の定員が
\‐ 充足率91パーセントで
およそ22万6000
帝の軍隊は陸軍だけでも
自衛隊を凌駕する
=>防衛省・自衛隊:防衛省・自衛隊の人員構成
(‥ )しかも帝国の人口は
今の日本よりも
少なかったみたいだしな
さらにここに
海軍4万5000が
加わるそうだ。
つまり帝国軍総数43万以上。自衛隊のほぼ倍だ。
確かに帝の軍隊に近代兵器は無いけども、これほどの軍隊、人件費がかかることは否めない。しかも内燃機関も化石燃料もない時代となれば、すべてを人力、畜力で動かさないとけない。つまり、食料を運ぶために食料を運ばなければならぬ。しかも化学肥料も農薬もなく、品種改良の未熟な時代に、日本よりも人口が少ない状況で自衛隊よりも数の多い軍隊を維持、展開し、作戦を遂行しなければならぬ。
∧∧
( ‥)もう無茶も良いところだね
(‥ )だがそうせねばならぬのだ
そうしないと、ゲルマン人など様々な敵が帝国内部に侵入してくるからである。単独統治を4人に増やした四帝統治だって、そもそもは帝国を防衛するための措置だ。
∧∧
(‥ )でもラクタンティウスさんは
\‐ これを批判したんだよね
皇帝たちが死んだ後の時代
その想いを
迫害者たちの死について
と題して書いた
四人の皇帝が
戦線を点々としている間にも
そういう批判の想いを
抱いていた
(‥ )いくら相手が迫害帝とはいえ
帝と兵士たちの
義務と犠牲で守られた
平和の中で批判する
そして
キリスト教徒で
あるからには
神の国の到来を望み
信じていたわけだろ?
そうだというなら
これって最低な意味で
セカイ系じゃね?
∧∧
( ‥)しかもこれは
創作ではなく
まごうことなき事実
(‥ )現実がこれだものな
セカイ系の創作なんて
可愛いものよ
これはhilihiliのhilihili: セカイ系とは人類の王道ぞ、にわかが否定しちゃいけないなあの続き
2015年2月24日火曜日
プリンキピアはほぼ、文章だけだよね
∧∧
( ‥)例えばの話
( ‥)そうねえ
‐□ 意地悪な話をすると...
ニュートンが万有引力によって惑星の動きを証明した書物、プリンキピア、正式名称 [ Philosophiae Naturalis Principia Mathematica ]、すなわち、「自然哲学の数学的諸原理」
∧∧
(‥ )これ単純な計算以外は
\‐ 数式が出てこないの
だよね
(‥ )そりゃそうなんだよな
天体の運動を計算するには
微分積分が必要だけど
ニュートンと
ライプニッツが
それをこれから
確立する時代なのだからね
つまり、数式や公式を使いたくてもそれがないんである。あるいは未整備なのだ。そういうわけでニュートンは万有引力をほぼ文章で説明した。
例えばの話
時間を相等しい部分に分けるとし、その第一の時間部分の間に物体は固有力によって直線ABを描くとせよ。その物体は第二の時間部分の間には、妨げられることがなければまっすぐc(小文字)に進み、ABに等しい直線Bcを描くであろう。
これにより中心に引かれた動径AS、BS、cSによって相等しい面積ASB、BScがつくられるであろう。ところが物体がBに達した時、向心力が一撃より強く作用し、物体が直線Bcからそれ、直線BC上を進むように働くとせよ。BSに平行にcCを引き...
「世界の名著 ニュートン」中央公論社 pp97
∧∧
(‥ )これはケプラーの第二法則の
\‐ 証明で
その冒頭部分ですと
(‥ )ニュートンと言えば
近代科学の祖とされる
人なんだがな
数式や方程式が
未熟である以上
彼の論証は
幾何学で行なわれていて
実態は
古代ヘレニズム的な
ギリシャ数学なんだよね
*ちなみに第二法則の証明が一番簡単である。第三法則の証明はかなり難しい。だが第一法則の証明となると、あれは別格だ。アポロニウスの円錐曲線論もそうだけど、この人たちは頭の出来が尋常じゃない。いかれてる。
まあ、このように科学も数式も論証も、本来、文章だ。
そして文章の形式のひとつとして、数式や方程式が生まれてくることになる。
つまりこれはこの話の続きだ=>hilihiliのhilihili: 方程式とは文章である
∧∧
( ‥)だから文系は数式に逃げずに
文章で表現する人々なのだ
そう言われると
(‥ )そう言われると
ううん? そうなの?
そう思っちゃうわけさ
万有引力とニュートンからして文章文字だらけである。
これを考慮すると、文系は文章で考えるのだ、という見解はいかにも怪しい。
∧∧
(‥ )逆に言うと理系って
\‐ 数式だらけって
イメージがあるんですかね?
(‥ )俺が今読んでる
遺伝の論文に数式は
出てこないけどな
とはいえ、当たり前の話だが論理構造はしっかりあるのである。
AがAでなくなると現象Yが起こらない
BがBでなくなっても現象Yが起こらない
AがAでなくなった時、そこにBを投入しても現象Yが起こらない
だが
BがBでなくなった時、そこにAを投入すると現象Yが起こる
*厳密に言うと転写産物を投入する
∧∧
(‥ )おそらく現象Yには
\‐ 遺伝子AとBが関わっている
そしてAの機能喪失をBは
救うことができないが
Bの機能喪失をAは
救うことができる
(‥ )ここから考えると
遺伝子Bは遺伝子Aの
スイッチを押す役割を
司っているらしい
そして現象Yの実行部隊は
遺伝子Aだ
そういう結論が出てくる
論理自体に何かを語る力は無い。文法は文章の真実を保証しない。
だがしかし、論理が正しくないと結論は根拠を失う。あるいはこういえばより正確であろう。文法と論理が正しくないと結論は根拠から切断されると。
これもまた事実。
∧∧
( ‥)数式も方程式も文章である
そして数式が無い論文もまた
そこには論理構造があり
それは可能な限り
正しさを追求されている
( ‥)つまり重要なのはな
‐□ 数式か文章かではない
どっちの表現形式を
選ぶにしても
その構造が
きちんとしているかどうか
そこが要点よな
文系は数式に逃げずに文章を選んだのだ。この主張がどうも怪し気に聞こえるとしたら、多分、原因はここにある。
文章も数式も本来同じものだ。実際、ニュートンのプリンキピアはほぼ文書だけで成立しているのに、それでもなお古典物理学の基礎になっている。
かように、文章も言葉も数式も方程式も等価である。だとしたら、なぜお前は文章の優位性を無条件に誇れるのか? その論証はどうであるか? それが問題になろう。
そしてその問いに主張は答えていないのだ。
2015年2月23日月曜日
助け合いの精神は差別と表裏一体
人種差別とか人種差別反対とか、どちらも考えてみれば非常に奇妙ものである。
∧∧
(‥ )人種って存在しないことに
\‐ なっているからね
(‥ )人種は存在しないのだから
人種差別は間違っている
そう言う人も
いることはいるけども
ごく少数だな
人は人種の存在を信じて差別する。これを人は人種差別と呼ぶ。
だがしかし、実際のところ、存在しない根拠で差別する、という行為は、厳密に言うと人種差別ではない。
それはむしろ認識論的な差別だ。
∧∧
( ‥)つまり
認識論的な差別は根拠無し
そう言うべき
(‥ )でも人種差別反対
そう言うよな?
なぜだろうな?
もちろん、存在しない人種という概念で差別することは反対、という意味で人種差別反対を唱えている人もいるだろう。
だがしかし、それだけではありえない。
そもそも認識論が関わる以上、人種差別という言葉には、
お前たちを差別する
俺たちを差別するな
そういう意味がどうしても入ってくる。認識論なら、俺たち、お前たち、という主語なり視点なり帰属意識がどうしても入ってくるはずだ。なぜって認識ってそういうものだよね。
∧∧
(‥ )つまり人種差別反対という
\‐ 言葉にも
どうしても人種という
認識が混ざってくる
そうである以上
人種差別をする側も
される側も
実は認識した人種に基づいて
行動しているのである
(‥ )つまりなあ
人種差別反対も
人種という概念に
依存しているわけだね
そして
そうである以上
人種という言葉を使うと
どうしても
複数の集団の
単なる利益争いに
なっちゃうんだよな
つまり、人種差別は、俺たちの利益を守れ、であるし、人種差別反対は、俺たちに利益をよこせ、になってしまう。
これでは、集団Aに属しているのだから能無しの俺でもこの利益を得る権利があるはずだ、という、ただ乗りの発想と区別できない。
これを踏まえた場合、人種差別賛成も反対も、その意味では等価となる。違いがあるとしたら、既得権益を持っているのか、持っていないのか、それだけで、動機は同じだ。
∧∧
( ‥)むしろ認識論的な差別をするな
そう言うべき?
(‥ )そう言うべきなんだが
それを言わない
つまり
それを言うと
困っちゃう奴が多い
そういうことだろうな
人種は認識論である。ゆえに認識論に基づいた行動は禁止する。テストの点数で判断する。当然、血縁と縁故に基づいた利益の供与も禁止する。それをやったものは差別側、非差別側、いずれでも排除する。
これをやられると、差別する側も差別される側も困るのである。確かにどちらの集団でも少数の優秀な奴は同様に喜ぶだろうし、むしろ優秀なもの同士、お互いに連帯感を持つかもしれない。だが、どっちの集団でもその大部分は駄目な人間だ。そうである以上、ほとんど全員がこれに異を唱えるだろう。いずれの側もそれは同じだ。
∧∧
(‥ )差別される側も
\‐ 必要な概念として
人種を使う
そういうことですかね
(‥ )実際そうしないと
困る奴の方が多いのだ
それを考えれば
認識論的な差別はやめろ
こう言い出さないのは
当然かもな
考えてみれば、人種は存在しませんよ、遺伝的には全人類、どの集団も変異の幅は重なり合って識別などできませんよ、という知識に、だーれも興味を示さないのはそういうことだろう。
∧∧
( ‥)ようするに
そんな遺伝学的な知見は
自分の都合の役に立たないから
どうでも良いのだと
(‥ )実際どうでも良い話
なんだよな
人間集団の変異はどれも同じようなものなのに、外見上は区別できる。それはつまり、人間は、ごくわずかな遺伝だけを手がかりに仲間か否かを認識し、自分の帰属を判断して、そして帰属先に便宜を求めようとしているということなんだろう。それは助け合いの精神であるが、助け合いは差別と表裏一体だということでもある。
そして、自分に便宜を図ってくれる帰属先、それが人種だとした場合、人種差別賛成派も反対派も、人種という概念に依存せざるをえない。そしてそれは単なるただ乗りとなって、実力も実績もない、欲にまみれた自分本位のものとなる。
笑いの原点はどこにある?
(‥ )さっきひさしぶりに
声を出して笑ったよ
∧∧
( ‥)ほう?
笑うから楽しくなるのか
楽しくなるから笑うのか
( ‥)どっちだろうな
‐□
∧∧
( ‥)そういうことを考えたら
負けじゃね?
方程式とは文章である
例えば曰く、文系は理系のように数式に逃げることはない。文系とは物事を数式に逃げることなく、言葉で表現することを選んだ人々である。
∧∧
(‥ )という意見が
\‐ ありますよ、と
(‥ )数式ってあれは
文章なんだけどな
例えば、ユークリッドの幾何原論、第2巻、定理6に曰く
ひとつの直線が二等分され、それに直線を加えるとする。その直線を付け加えた全体の直線と付け加えた直線が包む長方形と、二等分された直線の上の正方形とを合わせたもの。これは二等分された直線と付け加えられた直線とで作られる線分の上に出来る正方形に等しい。
∧∧
(‥ )文面はものすごく
\‐ 難解なんですけどね
言ってることは単純で
(‥ )今風に言うとこれは
(2a+b)とbの積に
aとaの積を加えた物は
(a+b)の平方に等しい
という内容なんだけども
ようするに幾何原論、第2巻、定理6で述べられ、そして証明されていることは
aa+2ab+bb=(a+b)(a+b)
である
∧∧
( ‥)これは中学の時に習う
二次方程式ですよ、と
( ‥)当時は方程式という
‐□ 表現方法がなくてな
全部文章だったんだよね
というか、何世紀も文章だったのである。ずっと後の世になっても、人々は文章で考え、計算と問題を解いていたのだ。
そして文章を方程式という形式で書くようになっても、方程式が本来は文章であったという点はまったく変らない。
例えば積分記号のインテグラル” ∫ ”これは和の意味を持つsummaのsを上下に伸ばしたものだ。あるいはギリシャ語のσを伸ばしたものという。
*summa自体はラテン語
**ギリシャ語だとσυμμαδευωで”集める”の意味になる。これをラテンのアルファベットに直すと、summadeyo。ラテン語にはギリシャ由来の単語がかなり入っているのだけど、summaもここから来たものだろうか。
***ギリシャ語のシグマ(σ)は単語の語尾につくとsに似た形になる。大文字だとΣだ。これも方程式には登場する。
∧∧
( ‥)ようするに積分記号って
”わー”って
書いているようなもの
なんだよね
(‥ )考えてみれば
すごい間抜けなんだよな
しかし、これも方程式が本来文章であることを示すものだ。
そういう意味では文章自体、それは方程式のように考えるべきなのだろう。だって方程式自体がそもそも文章なのだから当然ではないのか?
実際、思うのだけども、発言者がこれこれである、そう述べている時、それに対してかなりトンチンカンな突っ込みを入れる人がいる。
それには色々なものがありうるが、時々見るのが、
突っ込んでいる人間の言っていることが、結局は元々の発言者の発言内容から一歩も外へ出ていない、という場合だ。
もちろん、突っ込みを入れている人間は、あなたはそう言うが、こんなことがあるではないか、と例外の事例を取り上げ、発言者の見解を否定し、あるいは正しているつもりなんである。
しかし、発言者の主張を方程式に例えた場合、その突っ込み内容は、方程式の変数に0が入ったとかそういう特別な場合であったりする。
突っ込みを入れて見解を正しているご本人は鬼の首を取ったかのような有頂天ぶりだが、その内容ときたら、楕円は二つの焦点を持つというが、円にはひとつしかないんですよ! とドヤ顔で決めているような感じだ。
端から見るとお前は単純に読解力が無いだけじゃね? そう思えるような事例である。
∧∧
(‥ )文章を方程式のようには
\‐ 理解していないって
ことですかね
(‥ )そして
文章の理解が甘いのは
方程式が解けないと同じ
方程式は
文章なのだからな
以上を考えると、冒頭の主張は、文章は方程式と違うだの、方程式よりも文章の優位性をうたいあげるだの、どうにも胡散臭い。
∧∧
( ‥)要するに?
(‥ )文系って言う割には
歴史を知らなくね?
あるいはこう言えばよいだろうか、文系という割には歴史も文章の理解も軽視していないかと。
2015年2月22日日曜日
セカイ系とは人類の王道ぞ、にわかが否定しちゃいけないなあ
セカイ系
∧∧
(‥ )主人公という身近と
\‐ 世界の終わりみたいな
希有壮大な遠距離は
物語で描写されるけど
その間の社会が描かれない
そういう作品だそうです
(‥ )ヨハネの黙示録とかかい?
∧∧
( ‥)普通にその影響ですかね?
(‥ )人間には日常しかないし
先のことは分からん
そして
世界の終わりって
一神教のアイデアだろ?
まあそうとも限らないかもしれぬ。北欧神話とかにも世界の終わりはあるから、インド・ヨーロッパ語族の世界観も混ざっているのかもしれない。とはいえ、日本の場合、世界の終わりのイメージはキリスト教だろう。
∧∧
(‥ )すると元ネタは
\‐ やはり
ヨハネの黙示録ですか
(‥ )ヨハネの黙示録は
セカイ系の元祖ですよ
というか、セカイ系というのは、普通の発想なんだとも言える。
近いところでは先に起きた日本の政権交代がそうだろう。
政治家なんか馬鹿だらけ、政治なんか意識さえ高ければ素人でも出来る。
こういう身近な感覚と、理想の世界という遠い世界観だけで政権交代をやってみたら大失敗。
∧∧
(‥ )現実の手続きという
\‐ まさに中間が
抜けていたんだね
(‥ )これをセカイ系と
呼ばずになんと呼ぶ?
もっとひどい例はイラク戦争だろう。現実の政治という視点を欠いたまま、悪い独裁者をやっつけるんだ、民主化すればなにもかもうまくいくんだ。そういって攻め込んで、猛烈な犠牲者を出して逃げ出して、そうしたらもっとひどいことになってダーイッシュだのなんだの出てきて大混乱。再び陸軍を投入しようか?? と言い出す始末。
∧∧
( ‥)現実の手続きがね
抜けていたね
(‥ )ほらセカイ系だ
セカイ系を見てご覧なさい、若者は近いことと遠いことしか分からない。そういう論評もあるが、それは嘘だろう。
誰も中間のことなんか分かっちゃいないのだ。
∧∧
(‥ )そしてセカイ系には
\‐ 長い長い創作の歴史が
ありますよと
(‥ )伝統芸ですよ
セカイ系は人類の王道ぞ。100年程度のにわかが否定しちゃあいけないなあ。
腕はどこまで伸びる?
∧∧
(‥ )ギリシャの経済危機って
\‐ いつもの話で
何も変わってなくて
俺たちはEUを
離脱するぞー
そうしたら
お前らも破綻するぞー
そう言っては
譲歩を引き出す感じ?
(‥ )なんか平常運転で
飽きたよなあ
ところで、今、ISIL、あるいはダーイッシュがシリア、イラクから長駆してギリシャを襲った場合どうなるの?
∧∧
( ‥)ちょこちょこしたぐらいじゃ
どうにもならんのでは?
( ‥)遠いものな
‐□ 異国だものな
無理だよな
それともこの発想自体が
間違っているのか?
自分をビリヤードの球であるとする
駅で聞く人身事故のニュース。自分が使う路線には関係ない。そうして電車に乗って家に帰る車内の中でふと考えた
自分がビリヤードの球であったとする。ただし重さはこのままで、それに見合った大きさであったとする。
∧∧ どのぐらいの大きさかね
( ‥)
‐( ‥)まあゲームに使える
大きさではないなあ
そして線路上に人がいる。相手も球であると考える。どっちも大人、重さも同じだとする。
さらに両者共に限りなく完全に近い剛体だとする。
電車の速度で移動する玉である自分が相手に当たったらどうなるか?
あなたは止まって
∧∧ 相手はすっ飛んでいくね
( ‥)
‐( ‥)存在するのが
自分だけなら
そういうことになるな
だが実際には違う。車内には何百人、あるいはそれ以上の人間がいる。
さらに車両はそれよりもずっと重い。1両30トンだとしてもそれだけで70キロの人間430人分だ。
つまり実際に起こるのはビリヤードの球というほぼ同じ質量の衝突ではない。ここで起こるのは何千:1という質量差がある物同士の衝突である。
これを考えた場合、さて、どうなるか?
電車側からすれば
∧∧ 何も感じないよね
(‥ )
‐( ‥)以前、先頭車両に
乗っていた時に
人身事故があったけど
実際
何も感じなかったよな
音も衝撃もない。
考えてみれば当たり前だ。電車の前の人間なんて、振ったバットに当たる虫も同然である。フロントガラスに当たって破壊が起こるとかならともかく、そりゃ何も感じないだろう。
そして両者が限りなく剛体に近い場合、小さな方は遠くへすっ飛んでいくだけだが
実際には破壊が
∧∧ 起こるよね
( ‥)
‐( ‥)運動エネルギーの
ほんのわずかでいい
破壊へ変換されたら
死ぬよなあ
飛び降りの場合、その破壊力は重力加速度と人体の重さだけだ。死に切れないことがあるとはうなずける話。
それに対して電車のエネルギーは、文字通り桁違いに大きい。
確実に死ぬ手段として
電車を選ぶ人は
∧∧ 多いみたいだよね
(‥ )
‐( ‥)合理的な選択だけどさ
迷惑なんだよねえ
以前、人と落ち合うために急いでいる時、まさに人身事故が起こって、電車が一時、止まった。
くそがあ、死ね、この野郎、と思ったものだが
すでに死んどるがな
∧∧
( ‥)
‐( ‥)思うのだがな
死んだ本人は
あんな姿になることを
望んだのか?
思い出すのは、かけられた毛布の向こうに見えた血の気の無い、男か女かも分からぬ薄汚れた腕である。いや、あれが人間本来の皮膚の色なんだろうか? マネキンなどの人工物ではない、均一なプラスチックや塗料ではない。もっとディテールのある色だ。CGに本物らしさを出すため使う、意図的でカオス的な効果を思わせるものである。そんなものになる。
本人は、ああいうのを本当に望んだのか?
あれが望みの結果か?
死ぬ人が死んだ後のことを
∧∧ 考えるのですかね?
(‥ )
‐( ‥)死ぬ理由はあったのだな
でもその後のことを
考える理由はないよなあ
それを思うに、電車を遅らせるなよ馬鹿野郎、一人で死にやがれ、そう怒る方が正常なんである。
世界で起こる悲惨のひとつひとつを考えている余裕は誰にも無いし、そんなことをする必要性もないし、そもそも人間はそのように設計されていないだろう。
確かに、人身事故に怒る人々の方をこそ、異常とののしる感受性の強い人もいるが、それを言う彼らも、悲惨のすべてにかける声などもってはいまい。
登録:
投稿 (Atom)






