自己紹介

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2018年10月29日月曜日

自己責任と謝罪要求は寛容 擁護は我欲

 
 ∧∧
(‥ )解放された安田さんに
\‐  自己責任だとか
    謝罪しなさいとか
    そういうことを言う
    社会はおかしいという意見
 
  (‥ )んー
      そういう意見は
      あの兄ちゃんを
      しゃぶり尽くそうって
      ことでもあるからな
      そのまま
      肯定するわけには
      いかんぞな
 
 
 何かをネタにして社会がおかしいと批判する。
 
 とにかく出来事をこじつけて、

 社会がおかしくなっている! 戦前回帰だ! 日本人は欠陥がある!!

 こういう主張はありがちだ。
 
 だがこの手の言動は、社会批判や世直しが目的ではない。

 お前たち多数派はおかしい。それに引き換え、俺はまともな少数派で、選ばれしエリートであり光の戦士である! これが以上の主張の正体。
 
 これは優越感の誇示であり、猿のマウンティングであり(人類は猿の一種だということを忘れてはいけない)、そして事件をネタとして有効活用し、自分のためにしゃぶり尽くそうという、我欲の追求に他ならぬ。
 
 ∧∧
( ‥)まあいつものあれですか
    炎上を最初は理性的に
    いさめているけど
    ついに怒って
    外道! お前たちこそ悪魔だ
    と言い放つ人みたいにね
 
  (‥ )意識高い系はすぐに
      デビルマンの
      不動明気取りしますよ
      でもこれこそが
      彼らの本音で
      その目的なのだな
      あれって
      光の戦士ごっこなのよね
      まあ現実ラノベで
      俺tuee-! ですね
      中二病は
      卒業して欲しいねえ
 
 
 人間の行動には必ず利益の追求がある。
 
 例えば誰かを擁護することを口実に社会批判をする。

 この時、その目的は擁護ではない。擁護によって他人を批判し、他人を蹴落とし、自分の地位を高める。これが真の目的である。それすなわち、下品なまでの利益の追求だ。
 
 ∧∧
(‥ )だからこそ安田さんを
\‐  擁護する人は
    安田さんを弁護できるのだと
 
  (‥ )あの兄ちゃんは
      賭けに負けた
      賭けに負けたら人に頼った
      この時点で皆に微小だが
      損害を与えた
      皆はこれは公平ではない
      公平なことをしなさいと
      怒っている
      だけど
      擁護する人間は
      公平する必要がもはやない

 
 
 なぜって安田っちを擁護することで他のみんなをバカにできる、こういう利益をすでに手にしたからである。これなら擁護できる。というか受けた損害以上にしゃぶった利益が多すぎて、お釣りが来るぐらいだ。こりゃ止められん。
 
 ∧∧
( ‥)でも他の世間はそうじゃない
 
  ( ‥)世間はまともなんだよ
    ‐/ 自己責任だから
       賭けの儲けは
       お前のものだと
       認めているし
       負けた時に
       他人に頼ったズルは
       謝罪で許そうと
       しているわけだからな

 
 世間の皆さんは実に寛容だ。
 
 要するに皆が言っていることは、筋を通せば許します、ということなのである。世の中、心が広い。
 
 ∧∧
( ‥)反対に意識高い系は
    心が狭いか
 
  (‥ )骨の髄まで
      しゃぶりつくそうと
      しているのだぞ
      心が狭いかは知らんが
      エゴイズム強烈
 
 
  

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