自己紹介

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2015年12月29日火曜日

轟く聖夜にサンタがやってくる

 
 そこには靴下があった。とてもとても巨大だ。
 
 それに願い事の札もかかげられていた。
 
 大きい事もさることながら、問題は願い事の内容が、やばい、ということだ。
 
 だが誰も気にしなかった。その靴下のサイズに合うそれを入れるものなど、地球には存在しない。
 
 というか、そもそもこの靴下を作ったのは誰だ?
 
 だがある日、サンタがやってくる。その全長は100メートル。よく見るとサンタじゃないし人間でもない。
 
 しかし、人類が知っている何かに例えろと言われたら、それはやはりサンタだった。

 そいつはプレゼントをしょっている。例の靴下にちょうどはまる大きさ。 
 
 偶然だろうか? だが、もしも本当に靴下に入るそれだったどうなるか?
 
 袋の中身は分からない。しかし万が一にもそれが本物だったら願い事の通り、人類は滅亡してしまうだろう。 
 
 あらゆる火力を集中してサンタを撃破するが、次のサンタが現れる。
 
 第二のサンタが撃破されたのは、第一のサンタが撃破された地点から50キロ前進した場所だった。
 
 そして第三のサンタ。形も変化している。しかし赤と白のあの模様は明らかにサンタ。
 
 すでに前回の迎撃地点を80キロ越えた時点で、ついにサンタ迎撃用の特殊兵器が迎え撃つ。
 
 かかってこいやー
 
 ふぉー
 
 
 ∧∧
( ‥)...これ
    エヴァンゲリオンだろ?
 
  ( ‥)うん
    ‐/ 駄目だこれ
 
 
 

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