自己紹介

イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック

2014年12月5日金曜日

心は機械、体は大人 機械頭脳人間は暑がりだ

 
 ∧∧
( ‥)例えばの話
 
  ( ‥)そうね人間の”知能”を
    ‐/ 機械上で再現出来る
       そこまで十分な理解と
       技術が実現した場合
 
 この場合、人間のありうる形にはおよそ四通りのあり方がある
 
:脳は蛋白質で体も蛋白質
:脳は機械で体は蛋白質
:脳は蛋白質で体は機械
:脳は機械で体も機械
 
 ∧∧
(‥ )どれが一番良いのかね?
\‐
 
  (‥ )脳も体も蛋白質は
      一番自立的だな
      そして一番金がかからない
      蛋白人間はずっと
      いるかもしれないな
 
 その次に経済的なのは、脳は機械で体が蛋白質ではなかろうか。
 
 ∧∧
(‥ )体が機械は高いよね
\‐
 
  (‥ )しかも蛋白質に比べると
      機械の体はものすごく
      壊れやすいのだよなあ
 
 
 蛋白も壊れやすいが、直るのだ。自己修復する。それゆえに機械のような経年劣化が無い。いや、あるにはあるのだが、人間の体の寿命と、機械の経年劣化は同じには扱えない。
 
 ∧∧
( ‥)機械はもっと速く
    しかも頻繁に壊れちゃうからね
    自動では直らないし
    人間の新陳代謝に当たる
    メンテナンスを絶えずしないと
    いけない
    維持費が高いよねえ
 
  (‥ )例えばの話
      自分の脳と体を
      自分のパソコンと
      自家用車に
      完全に移し替える勇気が
      あなたにありますか?
      そういう問いなのよな
 
 さらに言えば、パソコンを搭載した体で外に出る勇気ある? という話でもある。
 
 雨はあるし、湿気はあるし、結露もするし、ホコリに砂、小さな隙間から入ってくる昆虫やカビの胞子、酸化と錆、日光と紫外線による破壊、高温と低温
 
 人間が機械を頑丈で強大なパワーを持つものと感じているのは、それは機械が石油の燃焼という圧縮された太陽エネルギーを瞬間的に浪費していることと、現在の機械が生物で言えば大腸菌の性能も満足できないようなトンデモ単純な仕組みだからに他ならない。実際、シャベルカーは自律できないし、分裂もしない。機械がここまで単純な仕組みなら、そんなもの、壊れにくいのは当然だ。
 
 ∧∧
(‥ )でも精密機械
\‐  しかも自分の頭脳を搭載して
    動き回って何かを操作する
    そうなったら
    こうはいかないよね
    部品は多数
    調整は複雑
    あっという間にどっかが
    壊れるから
    いつも検査しなくちゃいけない
    人間で言えば医者に
    かかりっきりだ
 
 
  (‥ )機械の運行の前に技術者が
      毎回点検するような
      感じだよね
      しかも燃料代なのか
      電気代なのかしらんが
      人間のエネルギー代謝に
      該当する支払いも
      しなけりゃいかん
 
 ”意識”を電子の世界に移植して、見ろ! 体から自由になったよ!! どうだ、どうだ!! とうそぶいても、結果は同じである。
 
 何らかの手段で意識を保存して運営しているサーバーを維持管理しなければならないし、そのためには物理世界に介入する体が何かしら必要になるのだ。自分がそうしなくても、それを行う人々や部署やその維持費のために支払いをしなければいけない。負担が外へいって見えにくくなるだけで、支払いは同じである。
 
 一方、機械の頭脳には、どうも良い点があるように思われる。導体をかけめぐる電子が思考を作り出す以上、考える速度が蛋白人間よりずっと速くなるだろう(多分)。
 
 ∧∧
(‥ )するとあれだね
\‐  機械の頭脳で蛋白質の体
    というのが一番良いかもね
 
  (‥ )でもあれだな
      脳の代わりにパソコンの
      基盤が入っているような
      ものなのだろうけど
      廃熱は血流で行うのかな?
      大丈夫かね?
      蛋白人間よりも
      暑がりにならないかな?
      熱中症になったり
      しないかな?
 
 後、人体が生み出す電力は機械の頭脳を維持できるのか、これは深刻な問題ではなかろうか?
 
 ∧∧
( ‥)充電器がいるのですかね?
    どこに搭載するのかな?
    やっぱ頭蓋骨の内部ですか??
    ちょっと怖いよね?
    液漏れとか大丈夫???
 
  (‥ )電力が切れたら困るよなあ
      どうするんだろうな?
 
 それとも、蛋白人間が空腹になるのと同様、電力切れが近くなるとやたらと電力が欲しくなるのだろうか? 電気と蛋白質を食べなければいけないわけで、これは結構大変である。
 
 ∧∧
(‥ )節電モードに移行して
\‐  人体が生み出す電力で
    のろのろ思考をしていたり
    してね
 
  (‥ )外見も行動も判断も
      その全部が蛋白人間と
      同様になってたりな
      それは珍妙な光景だろうな
 
 
 しかし、電源がある限りは、電子の速度で思考できるというのは(もしそうなるのだとしたら)、それは有利だろう。
 
 ∧∧
(‥ )純粋に機械の体なら
\‐  電子の演算で機械の体を
    制御出来るから
    特別設計製の体であれば
    それこそ音速で動ける
    スーパーヒーローに
    なれるかもしれないけど
 
  (‥ )仮にそんな事が
      出来たとしても
      そんな体は
      めちゃくちゃ高額だから
      普及はしないだろうね
      制御だって大変だろうし
      訓練も調整も必要だし
      発動したら
      すぐぶっ壊れるしな
 
 言い換えれば、そんな未来世界でも音速で動ける奴はまさにヒーローだ、ということかもしれぬ。
 
 
 

ブログ アーカイブ