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2013年2月12日火曜日

大詐欺師時代

 
 
 
 ∧∧
(‥ )文章の信頼力の上げ方
\–
   (‥ )ほう?
 
 ∧∧
(‥ )歴史や自分の知識を並べて
\–   信頼させる。
 
   (‥ )それだとただの
       オレ様じゃね?
 
 この紙幣はね、共和国と連邦と王国で由緒ある長い歴史のあるもので、ウンタラカンタラ、でっ、オレ様の知識すごいからオレ様の言うこの紙幣も通用するはずだから使え。
 
 ∧∧
(‥ )これは紙の時代のやり方だ
\–   そうです
 
   (‥ )ネットの時代はなんと?
 
 ∧∧
(‥ )外部リンクと引用を挟み
\–   これだけ一致しているから
     信用しなさい。
 
   (‥ )まあ、まだしもましだな
 
 もちろん、はびこる風説に誤摩化されている、という可能性もある。
 
 例:みんなが言ってるもん
 
 
 ∧∧
( ‥)どう思います?
 
   (‥ )興味深い。
       第一に言っていることが
       確かなら紙の時代より
       ネット時代の方がましに
       なったってことだな。
 
 ∧∧
( ‥)第二に?
 
   ( ‥)紙の時代の方が詐欺臭い
       時代だった、そういう
       ことじゃないか?
 
 これは連邦と王国で使われる由緒正しい紙幣でうんぬん
 
 ∧∧
( ‥)問題はその連邦だのが存在する
    のか、あるいは存在しても
    紙幣自体に本当にそんな歴史が
    あったのか、そもそも紙幣の
    裏打ちは経済力や軍事力、
    農業生産などにあるのですけど
    それが現状において今でも
    あるの? ですけどね
 
  (‥ )言い換えるとそこんとこ
      誤摩化していた連中がいた
      誤摩化した文章を書いていた
      連中がいた、
      そういうことじゃないのか?
 
 ∧∧
( ‥)思い当たるふしがある?
 
  ( ‥)あるなあ
 
 文化人、知識人、考えた知識だけしか持たない哲学者。
 
 彼らが作り出した言葉と活字製の巨大な迷宮のような体系。無矛盾だが実体はでたらめで、得体の知れない勝手に作った回路と虚構から出来たがらくた。得意げに吹聴し、まるで信者のごとく賛同する人々をたきつけるが、実体はボロ紙幣を高値で売りつける詐欺師と同じ。
 
 ∧∧
(‥ )ネット時代はまだましですか
\–
 
  (‥ )だが十分ではないね。
 
 科学だとこうだ。
 
 以下のデータをこう解析しました。得られた結果からこう考察します。
 
 ∧∧
( ‥)信頼しろ、ではないですね
 
  (‥ )他に手はあるか? と
      尋ねてはいるけどね。
 
 信頼するうんぬんと関係なく現実は進行する。科学は詐欺師ではない。この紙幣はすばらしい、とは言わない。この計測と測量方法、図示の仕方ではあっちの町までこの方角で何kmです、と立て看板があるだけだ。
 
 ∧∧
( ‥)どうするかは看板を見た人次第
 
  (‥ )まあ、ガラパゴスまで何km
      と書かれた看板の下に
      添付された地図が
      正距離正方位図法とかでない
      場合は不安になるけどね。
 
 ともあれ、どうするかは見た人次第なのだ。言ってみれば問われているのはこうである。
 
 賛成、反対、いずれにせよ、失敗したら究極的には死ね
 
 
 

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