自己紹介

イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック

2019年2月3日日曜日

洋画とオーケストラに価値などない

 
 
 洋画、油絵。あれらは外来の文化であり、そして日本に定住できなかった文化だ。存在はするが権威を持たず、文化として認められていない。
 
 ∧∧
(‥ )だから洋画、油絵
\‐  現代美術は日本において
    価値がないのである
 
  (‥ )それにな
      洋画や油絵は彼らが持つ
      ほぼ唯一の価値を
      捨てちゃったのよね
 
 洋画や油絵が持つほぼ唯一の価値。それは遠近法であった。西欧における遠近法の厳密な追求は、他の地域にはほとんど例がない。
 
 葛飾北斎も遠近法に興味を示したように、これが洋画のほぼ唯一の価値だ。
 
 しかるに現代美術はこの価値を放棄した。
 
 ∧∧
(‥ )北斎さんとは逆に
\‐  西欧の人は日本画とか
    浮世絵に衝撃を受けて
    平板な表現を
    取り入れたりしたからね
  
  (‥ )ピカソのキュビズム
      ポロックの
      アクションペインティング
      マーク・ロスコの四角...
      洋画は自ら唯一の価値を
      放棄したのだ
 
 しかしロスコの茫漠とした四角に至った時、現代美術はすでにネタ切れであった。というかピカソの時にすでに終わっていたのだ。後はもうテレビ芸人がチンコ出す程度のキレ芸しかできぬ。
 
 反対に、遠近法をとくとくと語る人間もいる。漫画の遠近法は間違っている! これが正しい! と力説する美術系人間はしばしば見られよう。
 
 ∧∧
( ‥)でもその理屈だと
    舞台演劇の演者は背景の
    書き割りと
    その遠近線に沿った姿勢を
    とらねばならぬだろう
 
  ( ‥)漫画で遠近法が...とか
    ‐/ 言ってる人間は
       その時点で
       才能ないのよね
       先ないよ
 
 美術は売り物なのだ。消費者の心理に合致しなければ売れない。遠近法は奥行きを出すことで消費者の心理を掴む手法であって、現実を再現するためのものではない。
 
 遠近法で現実を再現しようと力説する時点で、商売として破綻している。要するにそれは緩慢な自殺だ。
 
 ∧∧
(‥ )つまりあれか
\‐  現代美術と洋画は
    唯一の価値である
    遠近法を捨てて
    差別化できなくなったか
    遠近法を勘違いして
    商機を自ら捨てたか
    そのどっちかなのだと
 
  (‥ )洋画に先なんか
      ないってことよ
 
 そもそも洋画はオーケストラと同じで、西欧列強に近づくために日本が輸入した紛い物文化だった。しかし今や、西欧列強は植民地のほとんどを失い、その力と役割の多くを減衰させた。そうである以上、洋画とオーケストラに用などない。
 
 洋画も現代美術もオーケストラも、もはや価値などないのだ。
    

 


ブログ アーカイブ