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2016年10月8日土曜日

スルタン・ヨアヒムの帝国

 
 ∧∧
( ‥)どうよ?
 
  ( ‥)日付は変わったが
    −/ 本日のノルマは達成だ
      4枚のペン入れと電子化
 
 昼間、4時間を山登りに当てたことを考えれば、まあまあだろう。=>hilihiliのhilihili: キキョウだ モウセンゴケだ 古墳だ 仕事だ
 
 さて
  
 
 ∧∧
(‥ )日本の漫画は児童ポルノだ
\−  西欧諸国から文句が出てる
    恥ずかしいー 
    という意見
 
  (‥ )もうすぐイスラム教国に
      なっちまう連中だろ?
      そんな連中のたわ言なんざ
      聞く必要ないね
      馬鹿馬鹿しい
  
 
 ゲルマンたちは、他人のことをとやかく言う前に、生活と文化と服装を、シャリーアに見合ったものに直すべきなのだ。
 
 それこそが考える力を持った人間がなすべき所行であるぞ。
 
 ∧∧
(‥ )実際には中東みたいに
\−  イスラム教徒の町と
    キリスト教徒の町と
    町ごとに並立して
    地方自治体だらけになって
    その上に独裁権力が王として
    君臨するという世界に
    なるのでしょうね
 
  (‥ )かつて
      キリスト教帝国になった時
      内輪の十字軍という
      大粛清で信仰が
      画一的となった西欧世界
      それがふたたび多様性と
      自由を取り戻すのだ
      素晴らしい復古だよ
 
 見たまえ、諸君、人類史で希有なまでに非人間的、非人道的であった西欧が、ついに我ら人の領域に復帰するぞ!! あれほどの大虐殺と殺戮、文化破壊を繰り返した彼らの罪は改宗により清められるのだ。
 
 それにしても、かつてゲルマン人は征服者としてきた。しかし次に来たのは移民というイスラム教徒であった。
 
 確かにかつてイスラム世界もトルコ人という移民を受け入れたが、彼らは騎馬民族という戦士であり、最初は軍人奴隷として、そしてやはり征服者としてやってきた。それを考えれば、低賃金労働者のイスラム教徒の移民に国が呑まれるとは、これは初めての試み。
 
 ∧∧
( ‥)今回はどうなりますかね?
 
  (‥ )貴族はキリスト教徒で
      労働者階級はムスリム
      とかかな?
 
 最初は反目していたキリスト教徒も、低賃金労働者はイスラームの喜捨、ザカートという福祉に呑み込まれていくだろう。なれば、トルコ・アラブ系のムスリムとゲルマンのムスリムが労働階級であり、富裕層という貴族はゲルマン系ということになろう。

 だがしかし、貴族の改宗も時間の問題ではないか?
 
 その時、イスラム君主が支配する大ドイツ帝国が成立する。スルタン・ヨアヒムが統べる版図は、かつてEUと呼ばれた土地であった。そういう未来。
 
 なれば我らがすべきは明白。

 皆々、西欧の人間世界への復帰に対し、福音と祝福をもって答えよ。それこそが人としての勤めである。 

 
 
 
 

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