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2014年7月11日金曜日

使っていない神経をいきなり使っている感じ

 
 ∧∧
( ‥)どうよ?
 
  ( ‥)んー
    ‐□ 使っていない神経を
      使っている感じだなあ
 
 文章とイラスト、この両立は前からやっていることなんだけども、イラストの分量を増やしたら、途端に脳が途方に暮れ始めた感覚。
 
 ∧∧
( ‥)慣れてない?
 
  ( ‥)単に疲れている可能性も
    ‐□ あるんだけどね
      なんか急に眠くなったり
      ずっと寝てしまったり
      文献が読めなかったり
      下描きがまるで
      思いつかなかったり
 
 例えるのなら、今までやったことのないスポーツを始めたら、今まで使ったこともない筋肉をいきなり使い始めることになって体がおかしくなり始めた状態。みたいな..
 
 ∧∧
(‥ )神経の場合は筋肉痛みたいな
\‐  ことにはならないから
    良かったじゃないですか
 
  (‥ )でもなあ、筋肉痛みたいな
      ことにはならないから
      どこが必要な部分なのか
      それが分からん
      という感じでな
      しかも
      疲労感は出てくるわけでね
      それで困っているわけよ
      原因がさっぱり
      見当つかないわけさね
 
 そもそもこの妙に眠い感じは今の仕事による疲労なのか、あるいはこの前までしていた仕事の疲れが2ヶ月遅れてやってきたのか、どっちなのかすらも分からない。
 
 ∧∧
( ‥)いずれにせよ
    経験上、むしろ
    文章が増える分には
    問題ないのだと
 
  (‥ )絵と文章
      世の中の人は逆に
      考えがちだが
      実は文章を増やすよりも
      イラスト増やす方が
      大変なんだよねえ
 
 *でも当たり前ではあるのだ。文字自体がそもそもは絵画的な表意文字であったこと、そこから音だけを表す表音文字へと、長い時間をかけて単純化していったことを考えれば、文字より絵を描くことに手間がかかるのは自明である。
 
 考えてみれば、自分が小説家より漫画家の方を高く評価する傾向があるのも、根拠はおそらくこれなんだろう。言葉を増やす方が楽だ、という理解があるのだ。
 
 **小説家あがりの政治家が漫画の規制を訴えることについて、あぁ? 何言ってんだ、お前? と思ってしまうのも、多分、これが原因。
 
 ∧∧
(‥ )言葉の表現と技術と技を
\‐  なめるな! って
    怒る人いると思うよ
 
  (‥ )1次元が2次元に
      喧嘩を売るとは
      ずいぶん大きく出る
      じゃないか
      そう言えばいいかなあ
 
 ***漫画は二次元だが、文章は前後しかない1次元だよね、ということ(やり方によっては文章を関連づけて網目状にすることもできるが、ここではそれについて論じないし、論じたところで結論は同じだろう)
 
 ∧∧
( ‥)ともあれ、今のあなたが
    抱えている問題は
    文章よりも
    イラストを増やしたら
    予想外の困難が発生して
    困っていることだと
 
  ( ‥)これはまったく想定外でな
    ‐□ いや、考えてみれば
      当たり前か
 
 例えば、漫画を描け、と言われたら、それはそう簡単には描けないのは当然である。それには訓練が必要なのだ。
 
 ∧∧
(‥ )どんなものにでも
\‐  独自の技術と必要性が
    あるからね
 
  (‥ )ただ予想以上に
      違いが大きくてな
      野球とクリケットぐらいの
      違いかと思ったら
      サッカーだったみたいな
 
 

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