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2018年2月5日月曜日

男たちの凱旋門

 
 F1にいるレースクイーン。あるいはグリッドガール。

 ネット記事をそのまま信じるのなら、たまたま日本で小川ローザ女史がレース会場で花形になって誕生したものであるが
 
 ∧∧
( ‥)もしかしたら
    何かの拍子で
    逆のことが起こったかも
 
  (‥ )例えばある時
      優勝したレーサーを
      出迎える時に
      皆がずらっと並んで
      旗を掲げて華を添えた
 
 最初はスタッフや喜んだオーナーや社長が並んだだけだったのだが、そのうち、F1の機械を思わせるアクセサリーを身につけた仲間たちが旗をもって王者の凱旋を迎える勝利の道となった。

 これは企業間の競争を招いて、それ専用に雇われた屈強な男たちがF1の機械群を模した金属の甲冑をまとうように進化する。現在に金属甲冑など時代錯誤も良いところだが、見栄えと企業イメージを追求してデザインされたきらびやかな武具をまとう男たちが作る凱旋門はまさにレースの王者を迎えるにふさわしきもの。
 
 舞い散る紙吹雪の中、光輝く武具をまとう男たちが掲げる鮮やかな旗の列を歩く優勝者は勝利の軍神のごとき。
 
 ∧∧
(‥ )この世界線では
\‐  自称フェミニストの
    皆さんが
    女性もこれに
    参加させろとか
    言ってるでしょうかね
 
  (‥ )でっ 男性は
      露骨に嫌な顔を
      するんよ
 
 華麗なグリッドガールに鼻の下を伸ばした男も、それが漢気の舞台であるとなれば途端に手のひら返してホモ集団になるものだ。

 なぜ女と並ばねばならぬのか? そう儀仗兵はぼやき、勝者は、女の凱旋門を俺に歩けと言うのか? と怒るだろう。
 
 
 
   

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