リベラルは必然的に挫折してめんどうなメンヘラになる

　
　∧∧
（‥　）羽生選手が男子フィギアで
＼‐　　金メダルをとって
　　　　盛り上がったら
　　　　すごいのは羽生くんなんだ！
　　　　お前たちじゃないんだ！
　　　　と怒り出すリベラルが
　　　　わらわら湧いてきて
　　　　顰蹙を買ったという話
　
　　（‥　）リベラルは
　　　　　　悪いことがあると
　　　　　　これはこの人だけの
　　　　　　問題ではない！
　　　　　　日本人全体の問題だ！
　　　　　　と叫び
　　　　　　良いことがあると
　　　　　　これはこの人のもので
　　　　　　日本人のものではない！
　　　　　　と叫ぶものなのだ
　
　いつでも、悪いのはお前たちガー！　と叫ぶ、それがリベラルというものだ。
　
　∧∧
（　‥）なぜそうなる？
　
　　（‥　）中途半端に
　　　　　　頭が良いからだろ？
　
　
　頭が良いと少数派になるからクラスから孤立し、社会から浮いて、田舎から逃げ出して都会へいくしかない。
　
　これは出世であるが、しかし、挫折なのでもあった。
　
　人間は一度挫折すると、一生、引きずるし、なんとかして挫折を取り戻そうとするものだ。

　よく言えば自尊心を取り戻そうとする行為であるし、悪く言うとただのメンヘラである。
　
　∧∧
（‥　）こうしてリベラルは
＼‐　　悪いことがあればこれは
　　　　社会の大部分のお前たちガー！
　　　　と叫び
　　　　良いことがあれば
　　　　関係ないお前たちガー！
　　　　と叫ぶ動物に成り果てると
　
　　（‥　）まあめんどくさい
　　　　　　メンヘラですねえ
　
　しかもリベラルはいくら頭の良い少数派になって気取っても、絶対に自尊心を取り戻せない。
　
　なぜかというに、ボクちゃんは頭が良いですねえ、という評価は、所詮は全体から見た話であって
　
　∧∧
（　‥）頭の良い人間は
　　　本当に頭の良い人間には
　　　絶対にかなわない
　
　　（‥　）全校テストで１番に
　　　　　　なったぐらいじゃ
　　　　　　１０万人もいるような
　　　　　　雑魚でしかないからな
　　　　　　そんなのゴミかすですよ
　
　ちょこっと良い成績をとって周囲を見下し、風雲の志を抱いて世に出たリベラルが直面するのは、自分はただのゴミかすでしかない、という現実であった。国家官僚のような存在になって権力の側に入ることはできず、さりとて社会とクラスの皆をバカにしてきたから政治家にもなれない。なれても与党にはなれない。与党になるには子供の頃から皆と握手して付き合わないといけないのだが、それをバカにしてきたつけだ。
　
　自分は賢いから人の上に立って皆を見返してしかるべきだ！　そう信じてきて走ってきた人間にとって、これは死刑判決を受けたも同然。
　
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（‥　）自分の心の傷を
＼‐　　いやしてくれるはずの
　　　　頭の良さが
　　　　自分を真っ先に裏切るという
　　　　この矛盾
　　　　この仕打ち
　
　　（‥　）こう考えれば
　　　　　　リベラルが狂っちゃうの
　　　　　　必然だろ？
　　　　　　めんどくさいメンヘラに
　　　　　　なっちゃうのも
　　　　　　当たり前だよなあ
　
　あとは、どんな時でも皆を攻撃し続けて自尊心をなんとか満たすしかない。しかしそんなことでは自尊心を満たせないのだ。

　永久に満たせないものを満たさんと餓鬼道を進む。それが中途半端に頭が良かった者の罪と罰。

　お前が餓鬼道に落ちたのは、お前が受精した瞬間に定まっていた運命であることを知るべし。己が持って生まれた才覚を信じて生きようと決めた者なれば、己が背負って生まれた負も直視するべきである。