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2019年10月24日木曜日

哲学バブル終末期

 
 天才は集中して現れる傾向がある。例えば古代アテネのプラトンやソクラテス、ヘロドトスなど。これはなぜか?
 
 ∧∧
(‥ )あの人たちが天才ですか...
\−
 
  (‥ )あの連中が天才に
      見えるようでは
      ちょっとなあ
 
 まあたいしたことには違いない。例えばヘロドトスは歴史という見聞録を語れるぐらい旅をした。メソポタミアの古都バビロンにいったことがあるのだから。金もあったし、実行力もあった。
 
 ∧∧
( ‥)でも偉大な哲学者が
    同時代に出現したことを
    なぜといぶかるようでは
    ダメですよと
 
  (‥ )古代ギリシャのあれって
      哲学という見栄が
      金になる時代だった
      からなんだよな
 
 哲学とか天才と考えるから理解できなくなる。哲学者とは、哲学という商品を売りつけるベンチャー企業と経営者である。そう考えれば理解しやすい。
 
 ∧∧
(‥ )でもプラトンさんの時代って
\−  哲学バブルがはじけた後で
    哲学景気の末期なんだけどね
 
  (‥ )プラトンの生徒である
      アリストテレスで
      ギリシャ哲学は事実上
      終わっちゃうしな
 
 当たり前の話なのである。もう金にならなければそれで終わりとなり、単なる終わりが絶頂期となり、最高傑作になってしまうものだ。
 
 それが不思議に見えるとしたら、物が見えていないというべきだ。というか、哲学=高尚であるという図式が頭から抜けていない。
 

 

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