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2016年3月19日土曜日

遊んで暮らすのはやはり無理っぽい

 
 人工知能とロボット技術とバッテリーの性能が上がって、ついにロボットが人間とほぼ同等の労働を自在にこなせるようになったとする。少なくとも、特定用途の産業ロボット、とかではなく、教えればほとんどすべての作業をこなせるのである。
 
 ∧∧
(‥ )例えばあれだね
\‐  amazonに発注する
    倉庫でロボットが仕分ける
    それをロボットが配送する
    ロボットが品物を持って
    玄関をピンポンする
 
  (‥ )そしてお金を払って
      品物を受け取る
      単純にそういう場合を
      考えてみよう
 
 つまり、労働者を全部、機械に置き換えた場合を考える。
 
 ∧∧
(‥ )機械の数が今よりも
\‐  ずっと多くなるわけだね
    だとすると
    機械の維持費が今より
    多くなる計算だ
 
  (‥ )人間をロボットで
      置き換えたら
      そのロボットを
      動かす電力だけでなく
      維持メンテナンスに必要な
      部品工場も必要になるしな
 
 だとすると、この世界、支出が今よりも明らかに多くなるよね?
 
 ∧∧
( ‥)必要経費も上がるから
    食品から電気代に至るまで
    ものの値段が全部上がるな
 
  (‥ )ロボットが
      普及した世界では
      人間は今以上に働かないと
      いけないんじゃないのか?
 
 
 もちろん、ロボットが人間よりも価格も維持費も顕著に安くなれば、ものの値段が下がることはありうる。
 
 ∧∧
(‥ )でもロボットは金属を
\‐  使っているし
    金属は精製が必要だし
    人間と違って
    自己修復できないから
    修復するための
    部品工場が必要だし
    そのすべての過程で電力を
    消費するから無理だよね
 
  (‥ )ロボットを
      新たな奴隷にして
      人間が遊んで暮らせる
      社会って
      やっぱ実現不可能だよなあ

 
 
 

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