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2010年2月16日火曜日

前方後円墳

 
 仕事が一段落した昨日の今日。調べて見ると近場に古墳があることが分かったので、
 

 ∧∧ 雨の中、駅から歩いて20分
( ‥)
 -( ‥)やってきました古墳群。


 どこが古墳? この2つの丘が古墳なの? どっちが古墳?? と思いつつ、、、


  ( ‥)ああ、前方後円墳だこれ。
 ∧∧
( ‥)高い丘が後円部分、低いのが前方部分ですね。
 
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        \

 それは2つではなく、1つの古墳でした。

 次ぎに見たのはやや小さめの方墳(ようするに四角い古墳)。でっかい木々が生えていて、今や意味不明なただの丘のように見える。

 残りの3つはこれまた前方後円墳。1つの古墳は四角い形に見えるが、看板の説明によると一部が壊れただけで前方後円墳らしい。この3つはさっきのよりもずっと大きくて高い。長さは50メートルくらいだけど、形はちゃんと見て取れる。

 ∧∧ 見晴らしがいいですねえ
(‥ )
  -( ‥)冬だから葉っぱが落ちていることもあるけど
      四方がほぼすべて見渡せるねえ。

 こんな高台に古墳を作ったその魂胆やいかに?

 それにしても考えてみればこの場所は去年、スミレが咲いていないかと、あっちこっちを探索した時に歩いた場所のすぐ近くだった。見落としていますね、色々なことを。

 ∧∧
( ‥)看板の説明によると建造から
 -   1600〜1700年あまりが
    すぎているようです。

     (‥ )それでも原型をまだ残しているってのは
         当たり前と言えば当たり前かもしれないけど、
         不思議と言えば不思議だな。

 まあ、ここらは(確か)浸食され残ったちょっとした台地であって、山の尾根のような場所。地形からして水田にも畑にもならないし、誰も手を出しそうにない。おまけに樹々が生えていればそう簡単には浸食されないのかもしれない。

 いや、それともこっちが分かっていないだけで、なにか色々あったんだろうか?

 ∧∧ 壊れた前方後円墳の一部を見るに。これは赤土製ですか?
(‥ )
  -( ‥)どうだろう? 赤土を盛ったのか
      それとも尾根の基礎が見えているだけなのか、、、、

 良く分からない。すぐ近くに妙にごっそりくぼんだ半円形の場所があるのだけども、何これ? ここから土を運んだのか、別に関連なんかなにもない地形なのか、こりゃあなんだ?

 そして帰り際

 なんでももう少し離れた場所にも小さな古墳らしきものがあるそうで、探してみたら。

 ∧∧
( ‥)もしかしたらこれ?!!

   ( ‥)これ、、、ですかねえ。

 なんだ、前にスミレ探しに歩いていた時に見た奴じゃありませんか。なんか森の中で一部だけぽこんと盛り上がっていて、その時は、何これ? と思っていた奴なんだけども。

    ∧∧ 高さは1メートルと少しくらい??
   (‥ )
    -( ‥)本当に古墳だろうか?
 
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 古墳だとしたら、勝手なイメージだけどもちっちゃいなあ。直径は10メートルに届いていないよねえ。それになぜに上がほとんど平らなの? 古墳というよりこれはむしろ土俵っぽい。

 もう少し歩いたところに、もっと高いけど、直径がもっと小さな塚があった。はて? あれはなんだろう??

 ∧∧ 謎ですね
(‥ )
 -( ‥)謎だねえ。

 しかし個人的に最大の謎は、土を盛った代物が1600〜1700年もの間、浸食に(かなりな程度)耐えられるってことであって。

 ∧∧
( ‥)いや、しかし、そもそも本当に耐えているんでしょうか?

    (‥ )そこも含めてね、なんかね、知りたいよねえ。


 もともとの形をとどめているからといって、なんというか、構成物まで元のままってことがあるのかどうか。

 ∧∧
( ‥)ある程度はもとのままでしょ?

    (‥ )そりゃあ、土器も出たり、昔の溝の跡が(地中に)
        残っているわけだから、それなりにそのままな
        はずだけども。

 さりとて、表面では何が起こっているのやら。建造から1600〜1700年。火山灰も降れば落ち葉が堆積して土になり、動物による土壌の擾乱も起きている。何がどんな程度に起きてどうなって今に至ったのか?

 何も知らず、何もわからない。



 

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