自己紹介

イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック

2015年7月27日月曜日

二次元嫁が三次元嫁にアセンション

 
 ∧∧
(‥ )お外の気温は36度
\‐  湿度は54%
 
  (‥ )まいったね
      室温を27度設定にしても
      外気温と10度も差が
      あるのか
 
 あまりに気温差があると、どうも体が落ち着かないが、さりとて28度とかに設定すると、外から浸透してくる熱でじょじょに力を奪われる。
 
 さて
 
 竹取物語を簡単に調べて、そして図書館から本を借りてきた。「世界昔話ハンドブック」三省堂 という本。
 
 ∧∧
(‥ )中国には
\‐  貧しい青年が
    年越しの買い物市で
    有り金出して
    美人画を買い求める
    絵の女性が夜になると
    絵から出てきて主人公と
    良い仲になる
    そういう民話があるんだね
 
  (‥ )科挙試験に落ちまくってる
      青年のところに
      女の子に化けた狐が
      やってくるという話は
      良く聞くけど
      そのものずばり
      絵から出てくるというのも
      あるんだなあ
 
 
 ∧∧
(‥ )現代日本のエロゲーでは
\‐  抱き枕の女の子と
    エッチするというものが
    あるそうですが...
 
=>だっこしてぎゅ - Google 検索
 
  (‥ )出てくるわけでは
      ないようだが
      いずこも発想は
      同じなのな...
    
 
 ただ、中国の民話の場合、主人公が上流階級であった場合、二次元嫁を奪われたところで話が終わることが多いそうだ。
 
 
 
 ∧∧
(‥ )夢みてんじゃねーよ
\‐  ということですかね?
 
  (‥ )主人公の多くは貧しい青年
      だけども時々
      主人公が読書などをする
      上流階級である場合がある
      でもその場合は
      二次元嫁を奪われて終わる
      読書する上流階級は
      夢をみちゃいかん
      そういうことかな
 
 
 あるいは夢を見るような読書人を、これ以上、甘やかしていけない、戻って来れなくなる。そういうことであろうか?
 
 あるいは上流階級なのだから、それ以上は必要ないでしょ、そういうことだろうか。
 
 一方、主人公が奪われた二次元嫁を探す旅に出て、ついに奪還する。そうして彼女は三次元嫁になるという展開も多いそうだ。

 しかし、以上のことからすると、それは貧しく行動的な青年にのみ許される行為、あるいは報酬であるということなのかもしれぬ。
 
 それは彼らにはその権利があるということであろうか? 彼らならそれができる、ということであろうか?
 
 それともそのような権利を、せめて物語としてだけでも青年に与えておかないと、人の心が正気ではいられない。そういうことであったろうか?
 
 
 

ブログ アーカイブ