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2009年5月2日土曜日

trinitas

 
 本日、というかもう昨日だけども資料を探しに出かけ、神保町を歩き、そして六本木ヒルズへいって話をして、そして帰宅。

 さてはて、本日(昨日)、神保町に立ち寄ったのはトマス・アクィナスの「神学大全」1巻が欲しかったから。だが1巻がどこにもなーい。聞いた話では1巻は最近入らないそうだ。

 ∧∧
( ‥)しかし、誰もが買うのはまずは1巻
 

     (‥ )かくて1巻は欠番ってわけさ。


 どうしたものか。ともあれこれまでに買ったのは2、3、8巻

 ∧∧
( ‥)なんか中途半端ですね。
  -□

     (‥ )やもえまい


 第31問題、第1項に曰く。三位一体なるものが存在するか? 

 問題 神は最高度の1。しかし3という複数とはこれいかに?(<簡略に言うとたぶん、こういう意味の問いかけ)

 ∧∧
( ‥)?

     (‥ )えーっと、たぶん、つまりだね

 神は単一なのに、単一が3つってどういうことよ?

 これに答えて曰く

 答え:例えば国民とは複数の個人がある単一の秩序にあるということを示す。三位一体とは複数であるが単一の秩序の下にあり、かつまた本質もひとつである。そういうことである。(<簡略に言うと、たぶん、こういう意味のことを言っているっぽい)

 ∧∧
( ‥)??

     (‥;)あーそのなんだ、これはだね
      □-  たぶん、そのなんだ。

 細長い三角柱を曲げて底辺と上辺をくっつけてドーナッツ形にする。

     (‥ )この立体の面は幾つ?
 ∧∧
( ‥)3つですね

 では立体そのものは幾つ?

 ∧∧
( ‥)あー。ひとつですね

     (‥ )そういうことかと。

 この例え話は妥当だろうか?


 ∧∧
( ‥)そしてこの解答は妥当でしょうか?

     (‥ )わからんね。

 辺=立体ではなく、かつまた辺は立体を包含しない。そういう意味では辺は立体を構成するものである。こういう例え話からすると、部分としての要素、つまり三位一体の個々は何かの部分であって、その何かとは本質の単一性にあたるということなのかどうなのか。

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