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2010年1月31日日曜日

論理的な世界で私は予言をもとめます

 
 そういえばこんな人がいた、彼は言うのです

:科学は論理的なものである

 そしてこうも言うのです

:物理学では予言というものがあります。予言、つまりあらかじめて論理的に答えを出しておいて、それが当たったら、その理論は正しいのです

 ∧∧
( ‥)何か問題が?

    (‥ )受け取りようによっては問題が

 以上の主張が以下のようであれば問題ない。たぶん。

:科学は方法論の1つに演繹を用いている
:物理学に限ったことではないが、たとえば打ち立てた法則なりなんなりに基づき、ある必然的な予想が演繹されたとする。その予想が観察や実験、掘削、その他の手段によって現実に確認された場合、その予想をあらかじめ導く元になった理論なり法則なりグラフなりは正しいと考えてもいいんじゃね? 後で壊れるかもしれんけどさ、取りあえずこれでオッケーってことでよろしく。

 ∧∧
( ‥)はあ、ではどんな時に問題が?

    (‥ )こう受け取ったらどうなるね?

:科学は演繹である。
:演繹で導いた答えを演繹以外の方法で確認した場合、その演繹の元になった理論は、それゆえに正しい

 ∧∧
( ‥)ああ、まあ確かにね、混乱してますね

    (‥ )演繹したんだったら現実、観測、実験うんぬんと
        関係ないからな。

 三角形の内角の和が以下ウンヌンと証明した後で、では三角形の内角の和を計ってみましょーとは言わんだろう。というか測ってもいいが、測ったとこで実感は湧くかもしらんけども、証明の結果それ自体には何にも影響を与えんよなあ。

 ∧∧
(‥ )大変!! 測ったら178度になっちゃいました!!
△○-
 
    (‥ )おう!! えらいこっちゃ、証明は間違っていたのだ!!

 こういうことにはなりませんよねえ。

 それを考えるに。
 
    ( ‥)彼は何を言っていたのかね?

 ∧∧
( ‥)はあ、間違った意味合いでいったわけではないのでは?



    (‥ )でもあれだぜ、論理的であれば科学なんじゃーとも
        言っていたぞ。論理的に導いた答えは
        正しいのですとも言っていたぜや。
 ∧∧
( ‥)はあ、まあ、そうであるのなら
    やっぱ問題かもしれませんね。

 というか言っていること自体が矛盾しとるがな。

 まあ、なんだ、たぶんあれだ。

:論理とか証明と言う言葉をなんとなーくてきとーに使っている(帰納やアブダクションとごちゃまぜ)
:都合の良い時に現実を使うが、都合が悪い時は現実を無視する

     (‥ )という感じかな。
 ∧∧
( ‥)なんとなーく、論理っちゃった
    みたいなー、な感じ?

 




その原因を証明するという公理を以下略

 
 ビリヤード台の上で、ビリヤードの球ボールBをボールAにぶつけた時に、ボールAが動き出した原因はボールBであり、その結果、ボールAが動いたことを証明せよ。

 人によってはこの問いに対して「エネルギー保存の法則から以下云々」と言うのだけども

 ∧∧
( ‥)実際、今日、その話を人に振ったら
    そういう返事が返ってきましたよね
    それじゃいけないんですか? という具合に

     (‥ )だめでしょうね、そもそもエネルギー保存の法則は、、、
         という話をしているうちに迂闊にも
          そこで気がついたのだが。

 ある事例A〜Zを観察して得たデータからおよそこれで説明できるだろう、そういう法則を導いた。

 ∧∧
( ‥)でっあるからして、そもそも法則というものは
    演繹で導かれたものではないですね。

     (‥ )まったくもってそうではないね。
         法則は証明でもなんでもないんだよな。
 
 まあ、これ自体はすぐに分かることである。

 例えばの話、六角形の内角の和は?

 ∧∧
( ‥)六角形の中心から各頂点に線を引いた場合、
    三角形が6つできる。そのうち、中心を構成する角は
    全部で360度である。
    そして三角形の内角の和は180度である
    ゆえに、六角形の内角の和は6つの三角形の内角の和から
    中心の360度を引いた値であり、
    180×6ー360=720となりますね。
 
     (‥ )我々は三角形の内角の和が180度であることを
         すでに証明しているからできることであるね。

 ところがだ、ここでこんな解答を書いたやつがいるとする

:三角形Aの内角の和は180度である、BもCも同様
:ゆえに三角形の内角の和は180度である
:六角形の内角の和は以上のことからして720度である

と書いた場合。

 ∧∧
( ‥)ペケですね。

    (‥ )駄目だな。

 とまあ、これと同じ理由で「エネルギー保存の法則に従い、ボールAが動いた原因はボールBである」という論証は証明とは言わない。イ〜ロの事例からこのような法則があることが分かった、そのことから考えるとイ〜ロではない事例、AとBは・・・という論証は証明とは言わない。

 とまあ、こういうことはすぐに気がつくことなんだけども

 ∧∧
( ‥)相手の人も気づいてましたね

    (‥ )ああ、法則ってのは全部の事例を調べなくちゃ
        証明にはならないのか、って言っていたからなあ。

 でもここで迂闊にも気がついた。そもそもエネルギー保存の法則で原因と結果を証明できると言うのは、以上のうんぬん以前に間違いなんだよな。

 ∧∧
( ‥)なぜに?

    (‥ )エネルギー保存の法則を打ち立てる時に、そもそも
        αをしたら結果ωを得た、と仮定しているわけだよね。

 ようするに最初の段階で異なる事例αとωは原因と結果であるとしている。

 ∧∧
( ‥)その2つの事例が原因と結果であることを
    そもそも証明せよ、というわけですか。

    (‥ )つまりエネルギー保存の法則から原因と結果が、、
        という論証は

証明していない事柄の枚挙から打ち立てた法則なるものを用いて、これまで観測されていなかった新しい事例を証明できると主張すること

 ∧∧
( ‥)ということになりますね

    ( ‥)そういうことになっちまうよなあ。
        ようするに論理に飛躍がありすぎて
         証明でもなんでもないんよね。

 相手の人も当然気がつきました。

  さてもさても思う。こういうことを踏まえるに、論理的であればそれでいいって言う人たちの論理って、それはなんだろうかねえ。彼らは原因と結果を理解しているんだろうか? それともなんとなく、てきとーっなことを言っているだけなのか。
 

 

2010年1月29日金曜日

その原因を証明せよ

 
 水に塩を入れたら、それがしょっぱくなった。しょっぱくなったという変化の原因がその塩であることを証明せよ。

 これでは難しすぎるので、例えばこんなのはどう?

 ビリヤードの球が2つある。ここではAとBとする。本当はキューを使いたいところだが、ボールAとBを使って、ビリヤード台の上で以下のことをする。

 ボールBをボールAにぶつけたところ、その瞬間ボールBはほとんど停止し、ボールAが動き出した。ボールAが動いた原因がボールBであることを証明せよ

    (‥ )当然、証明というからには演繹なり、数学の証明問題の
        ようにしてこれを証明すべし。当たり前だけどね。
 ∧∧
( ‥)またそういう無理難題を。

 
1:エネルギー保存の法則によってボールBが原因であることは明らかであり、それは証明である

 ∧∧
( ‥)エネルギー保存の法則はいかなる公理から証明されるのか、
    それを述べよ。

     ( ‥)注意深く調整された測定器で計ったところ
         重さ10キロの物体が1メートル降下する間に
         回転した水車によって水の温度がしかじかの分だけ
         上昇した。この実験を何回か繰り返したところ
         この降下分の仕事は以下に示すカロリーに・・・

2:ボールBがボールAに当たった瞬間にボールAが動き出した、2つの現象は同じ時刻に起きたのだから2つは原因と結果である。

 ∧∧
( ‥)ボールBがボールAに当たった瞬間、1キロ離れた場所で
    1匹のハエが死んだ。このハエの死亡がボールAの移動の
    原因でないことを証明せよ。

   ( ‥)昔、むかしあるところにおじいさんとおばあさん、中略、
       そのアッシリア人は言いました「これは何と言うスパイスだね?」
       桃太郎は言いました。「それがワサビです」
       桃太郎、メソポタミアへいく(商売に)第1部 完


 

 

2010年1月28日木曜日

論理至上主義

 
 手持ちのギリシャ語の辞書には残念ながらκλεοςなる単語が載っていなかった。

 ∧∧
( ‥)2000円台、1000ページあまりの辞書では
    限界ってことですかね?

    ( ‥)しかしだね、2000ページ以上の本格的な
      -/ 辞書を買うと2万円あまりするんよね。

 でもその辞書のシリーズを古書店で見た時は2万9000円だった。あれ? なにか勘違いしてたっけ?


 さてさて

 ある一人、あるいは数人の科学者の、あるいはさらにその幾つかの発言が間違っていた。これをもってゆえに、

「科学者は馬鹿ばっかだ」

とか

「科学者が正しいわけではない」

という結論に飛びつく人は、まあしばしばいるし、色々な分野においてそういう懐疑論が飛び出すもんでありますよ。

 ∧∧
( ‥)なんででしょうね?

     (‥ )そういう人がある程度までは論理的な考えをするからかも、
         と思うのだけどもね。

 例えばの話、この科学者はおかしなことを言った。だから科学者たちはいい加減なことを言っている、

 ∧∧
( ‥)さらには、「だからオレ様の新説を無視するのだ」
    とか言う場合が確かにありますね。

     (‥ )そしてその話の半分は論理的かもね。

:すべての科学者は正しい発言をする
:しかし科学者Aは時刻tにおいて間違った発言をした
:ゆえに科学者は間違っている

 ∧∧
( ‥)いやいや、これのどこが論理なんですかい
    ただのくるくるぱーですよ。

     (‥ )まあ、まったく話にならんのだけどさ、

 こう直したらどう?

:すべての科学者は常に正しい発言をする
:しかし科学者Aは時刻tにおいて間違った発言をした
:ゆえにすべての科学者が常に正しい発言をするわけではない

     (‥ )どう?
 ∧∧
( ‥)でもあれですよね、すべての科学者が常に正しい発言をする
    わけではない、は、すべての科学者が常に間違った
    発言をする、ではないですよね?

 つまりだからこそ、こう考えればどう?

間違った発言をした科学者がいるのだから、科学者のすべてが絶えず正しい発言をするわけではない

これは正しい(というか当たり前)

問題は

 ∧∧
( ‥)だから絶えず間違ったことを言うのだ、
    と考えるのは完全な飛躍ですよねえ?

     (‥ )まあ、そうね、ぶっ飛びの飛躍だな。
         というか言語やカテゴリーの包含関係が
         はちゃめちゃだって言うの?
 
 個人的にざっくり思うに、こういうトンチンカンな思い込みをする人は何でもかんでも論理的に考えようとする傾向があるんじゃなかろうか。そのカテゴリーにおいて間違った発言があったのだから、そのカテゴリーに所属するメンバーが絶えず正しい発言をするわけではない、というのは事実、論理的ではある(たいして意味のあることではないけども)

 ∧∧
( ‥)問題はその先でしょ?
   絶えず正しい発言をするわけではない、は
   絶えず間違っているとイコールじゃありませんよね。

     (‥ )つまり逆に考えればだよ、
         そこで論理以外のものが侵入しているって
         ことだよね。

 だからこう?

 論理的に考えるのだが、中途半端。しかしここにこそ、論理至上主義な人が陥る落とし穴があるのだと予想。

 ∧∧
( ‥)なぜに?

     (‥ )論理してれば大丈夫ってのは論理があらゆる物事を
         解決してくれるっていう前提があるからこそ
         とれる選択肢だろ?

 しかし現実には我々が問題解決に使う論証の仕方には論理的にはまったく正当化できないものがたくさんある。というかそういうのがほとんど。

そういう現実を顧みるに、論理していれば大丈夫という発想は、

:”経験的には有効ではあるが、実は論理的でない論証方法”を理解していない
:理解出来ないのにその論証方法を実は日常では使っている
:使っているのに論理至上主義ということは自分の論証過程や問題解決の方法について、まったくの無自覚であることを示す
:つまり論理的には正当化できない方法論を無自覚に使っているにも関わらず、自分は論理しているのだと、とうの本人が思い込んでいるということは

 ∧∧
( ‥)それはめちゃくちゃだってことじゃ
    ないんですか?

     (‥ )だからめちゃくちゃなんだろ?
         論理していれば大丈夫って思っている人は
         ようするに自分は何にも分かっていないと白状した
         ようなもんじゃねーのかい?

 
 例えばの話、コップの水に塩を入れたらしょっぱくなった。水がしょっぱくなった原因は塩である。これを論理的に証明してみてーーー、、、、

     ( ‥)と言ったら、この手の人たちは”論理的に証明”
         してみせちゃうんじゃないかな。
 ∧∧
( ‥)そんな無茶な。

 
     (‥ )でも”やっちゃう”と思うよ
         この成分が神経に刺激を与える原因であるから、、、とか
         このような方程式があるのだから、これを、、、
         とかね
 ∧∧
( ‥)いや、ですからあれでしょ? その神経が
    励起した現象の原因がその成分であることをどう論証したのか、
    この方程式がどのような論証で導かれたのか、
    そもそもそれらの論証形式が本当に論理だけか?
    それが演繹だけであったのか? 演繹でない論証があったのなら
    それを全部演繹で置き換えてみせろ。
    それがそもそも以上の質問で要求されていることなわけでしょ??
 

 でも”やっちゃう”んじゃねーか。より正確に言うと彼らは「オレ様には出来た!!」と思い込むのではないだろうか。

 そして思う。それはそれは無惨なことじゃないすかね。

 
     ( ‥)そんなことより、晩飯は何にしようか
         それを考えた方がずっと良い。
 ∧∧
( ‥)そりゃあそうでしょう。




 
 

オレ様は相手の欠陥しか見えません

 
 ツンデレ

    (‥ )あなたたちなんか皆殺しなんだからね!!
     -  とか?
 ∧∧
( ‥)はあ? でっ、デレってやつは?

 
    ( ‥)武装解除して無条件降伏したら
        おむすびと水をあげます。
 ∧∧
( ‥)ふーん まあ、デレかもしれませねえ。

 デレでしょう、デレでしょう、これは。

 さて

 時々、科学者のなかにはかっとんだことを言う人がいる。

 ∧∧
( ‥)時刻は観測者によって個々異なるとか?

    (‥ )まあ、かっとんでいて、それが理論として記述されて
        なおかつ、既存の理論以上のスペックを持つことが
        示されれば、それはかっとびを通り越して
        ブレークスルーになる。

 だからこう言えばどう? ブレークスルーにもならず、スペックが上がるわけでもなく、記述をちゃんとしているわけでもなく、ただ、かっとんだことを言うだけの研究者がたまにいる。

 ∧∧
( ‥)それは・・・・ただの思いつきですね

     (‥ )というか言ってみただけってやつだな。

 そして世の中にはよりによってそれを真に受けたり、あるいは真に受けて科学者は頭が悪い証拠だって言う人が時々いる。まあ、どっちも無視すりゃすむ事柄を本気で受け取っている点では変わりないのだけども。

 ∧∧
( ‥)真に受けることではない?

     (‥ )発言者だってそもそも本気じゃないだろうからな。

 なぜにと問われれば。だいたいそもそも、

 あっ、この理屈ならうまくいくんじゃね? もしかしてオレッちブレークスルーしちゃった??

と本人が本気で思っていたらテレビとかマスコミにぺらぺらしゃべる前に、まずプライオリティーを確保しようと黙って論文書いて、それの発表と同時にマスコミにリークざんしょ。

     ( ‥)メディアに向けてしゃべっている時点で
         本人が本気でないって証拠だな。
 ∧∧
( ‥)まあねえ

 これは売れると思った商品を製品化する前にべらべらしゃべるやつはいないよな。

 ∧∧
( ‥)しゃべっている時点で、

     (‥ )こんなもの売れない、売れても利益がでない、
         技術的に無理だ、そう思っているってことだろ。

 さもなきゃやる気がものすごくないか、そのどれか。

 そして思う。そんなことを本気にして「研究者が頭悪い証拠だーー!!」と言い立てるのは、まあ、なんだそういう人もこれまたしばしばいるんだけども、端から見ていると痛いわさ。

さながら、

 オレ様草野球ですごい成績を残しているのにプロ球団に入団を断られたのだが、見ればプロチームにも守備がへたくそだったり、ここぞという時に活躍できない選手がいたり、今年はがらりとホームランが打てない4番打者がいたりするじゃん!! なんだよ、オレ様をいれないのはオレ様に対するいやがらせかよ

といっているようなもんで。

 ∧∧
( ‥)相手の欠陥しか見ていないと

    (‥ )その”欠陥”の中にはさ、欠陥でないもの
        さえ含まれている場合があるんだけどね。

 反対に思いつきで言ったことを真に受けて、ほらほら、科学者はこーんなこと言っているけどもこういうことを言う人もいるんだからみんな間違っているんだよっ!!

 とこんなことを言う人がいる。

 自分の都合のいいことしか見ていないし、聞いていない。

 ∧∧
( ‥)でっ、大部分の科学者は我関せずで
    もくもくと研究と論文にいそしむと。

    ( ‥)自分に見れる/分かる/読める範囲外に
      -□ 実は広大な世界があるってこったな。

 欠陥しか見ていない。

 いや、こういえばより妥当?

 自分が理解できるレベルで生じる欠陥しか認識できない。ただし、その欠陥を欠陥と認識していない場合もある。




2010年1月27日水曜日

夢実験

 
 実験とはなんぞいや?

 ∧∧
( ‥)実験は再現することではない、そもそも再現ができていない
    じゃないか、そう言う人もいますけどもね。

    (‥ )まあ、それはそれで正しい主張だろうね。
        そりゃあそういう疑問は
         出てくるでしょうよ、という感じ?

 事件が起きたその場、その時と実験をするその場、その時とは時刻と場所が違っている。もうこの1つからしてすでに何一つとして同じでないのだから、いかなる実験も”再現ではないではないか”と言うことはできるし、それはそれで正しいでしょうよ。

 ∧∧
( ‥)そんなもん?

    (‥ )そんな言い方はできるってことであるし、
        ある意味、深刻な問題でもあるんじゃない?

 例えばの話、コップの水に塩を入れたら水の味がしょっぱくなった、”他の条件は変わっていないのだから”、塩が水をしょっぱくした原因であるに違いない、という推論は。

 ∧∧
( ‥)まあ、確かに厳密な意味では成り立ちませんよね。

    (‥ )水がしょっぱくなるまでの時間の間に
        実はほとんすべての条件が変化しているからな。

 水がしょっぱくなるのはその部屋の窒素原子λが部屋の中を1メートル移動したせいかもしれないし、1キロ離れた鈴木さんがコインを落としたせいかもしれない。大マゼラン雲で白色矮星Kが自転速度を変えたせいかもしれない。他の条件がすべて同じであるのに、1つの要素を変えたら結果が変わった。だからこの要素が結果の原因であるという推論は、実はまじめに考えると成り立たない。

 ∧∧
( ‥)じゃあ実験ってなんですかね?

    (‥ )すべての要素が同程度の影響力を持つわけではない、
        そういう前提のもとで、ではどの要素を考慮すれば
         現実を説明できる現実的な仮説を構築できるのかを
         推し量る作業じゃねーの?


 経験的にざっくりというとすべての要素が同じ影響力を持つわけではない。例えばの話、電車が脱線して乗客が怪我/あるいは死亡した場合、怪我、あるいは死亡した乗客の”その結末に至った原因、あるいは影響を与えた要素”には座っていた座席の位置、他の人や物との相対的な関係、年齢、体質や健康状態などが実際に影響を及ぼしているのだろうけども、だがしかし、そもそも、、、、

 ∧∧
( ‥)そもそも脱線したことが最大の影響力を
    もっていますよね。

     (‥ )普通に考えればそうだな。

 だから仮にこの事故を”再現実験”するとした場合、座っていた位置に被害者とおおむね同じ重さ、できれば同じ大きさの人形を置いて、電車を当時だしていたであろう速度で動かし、脱線させてみて、その状況を見るのだけども。

 ∧∧
( ‥)でも、すべてをまったく一緒にして”再現している”
    わけではありませんね。

     (‥ )逆に言えば他の要素を一緒にしなくても
         おおむね似た結果が出るでしょって
         考えているってこったな。

 そういう判断の背景には、すべての要素が同じ影響力を持つわけではなく、重大で決定的な影響力を及ぼしたものは、どんなに多くたってせいぜい数個程度ぐらいじゃない? その数個を変数にすればほとんど正しい公式なりグラフなり仮説なりが導けるでしょうよ、という、、、

 ∧∧
( ‥)考えが含まれているであろうと。

     (‥ )さもなきゃ実験に意味なんか求められないからね。

 
 ただ、時々、この見極めが出来ない人がいて、よせばいいのに3〜5つ以上の要素をもんもんともてあそんで考えたあげくに、ご本人の脳の情報処理能力を越えてしまい(というかそんな処理、人間の脳じゃ無理じゃね?)、しかも結果に影響をあたえうる要素はこれ以外にもあるじゃーん!!(がびーん!!)という衝撃の事実を発見、ついに結論として、

 影響を及ぼす要素は無数にあるのだからそれは複雑な系であり、その過程は分かりかねる。しかしだからそれゆえに複雑な答えが出るに違いない

と主張したりする(例:KTバウンダリーの絶滅は複雑なので天体衝突だけが要因ではない、という、役に立たない主張)


 ∧∧
( ‥)はあ、まあ、確かにそういう人は時々いますよね。

     (‥ )この人は理屈の上ではあれだな、
         電車の脱線事故の被害者や遺族に
         脱線以外にも原因がありますから、脱線だけを
          責めるのはおかしいでしょって言うだろうな。

 たぶん、殴られると思うが。

 

 逆に言うと、僕らがすむ世界はそういう世界ではないってことでしょうね。

 

ケガニ

 
 賞味期限1月25日のケガニが半額だったので買う。

 ∧∧
( ‥)もう期限切れですよ。

    ( ‥)問題ないでしょ。

 もちろん、標本にするため。しかしさすがに1人でケガニを丸ごと食べるのは無理がある。
 
 
    (;— —)うへえ、まだ足があるよ
      -    飽きた〜〜〜〜
 ∧∧
( ‥)カニかまをひたすら食べ続けるようなもんですからね。

 カニってのは、足もさることながら、足の付け根と頭胸部の構造が複雑で、肉をとるのが難しい。食べ終わったと思って洗ってゆすいで、改めてほじくりだすと、それでも出るわ、出るわ、カニかま3〜4つ分ほどの肉が出た。
 
 しかし一番妙なのは

    (‥ )のどにあるこの構造なに?
     ゜-
 ∧∧
( ‥)さあ?


 4時間食べ続けるのはきつい。もう寝る。

 

 

2010年1月26日火曜日

鉱物ヶ原

 
 なんでも「ヘヴン」なる本、いじめを題材にした小説なんだそうな。

 ∧∧
( ‥)だから「ヘヴン」を「地獄」と脳内変換?

    (‥ )いやいや、だって本の内容知らなかったし。

 ヘヴンなんて場所は地獄と変わらない。ヘヴンなんて場所はろくなもんじゃない。地獄なるものも結局のところ人造のものでしかなかろうさ。どっちも現実から乖離したいい加減でうっとうしい場所であることに違いはない。なるほど現実なんてクソゲーだと言った人がいたそうだけども、それで言うのならゲームは劣化した現実の残骸だ。珈琲のしぼりかすとおんなじだおんなじ。

    ( ‥)この世界にこそ真のスリルと地獄あり。
 ∧∧
( ‥)でしょうねえ。

 さて

 「一般地球化学」うげげっ、途中で分からないことが出てきたので、今度は「年代測定法」木越邦彦1965 を読む。

 ∧∧
( ‥)もう、こっちで水漏れを食い止める一方で、
    あっちで浸水状態ですね

    ( ‥)いかんよなあ、元素記号もかなり忘れているし
      -□

 ごくまれに、学生でもないサラリーマンがブルーバックスの「元素111の新知識」を買っていったり、読んでいたりすることがあるけども、分かりますね。あれですよね、忘れちゃっているわけですよね。でもなんですか、あの方々は商社マンかなんかなんですかね?

 ∧∧
( ‥)レアメタルの輸入とか?

    (‥ )かな〜〜〜っとか想像するんだけど
        どうなんだろうねえ。

 さてもさても、

 もしもすべての元素がまったく均一に混じっちゃう性質を持っていて、核もマントルも地殻もまんべんなくべちゃああーーーっとなっちゃっていたら年代測定は(宇宙線などによる新たな放射性物質の生成もないとした場合)困った事態になるんだろうなと想像はするのだけども(気体が分離するのならカリウムーアルゴン法はそうはならないってことになるぞなもし? 核もマントルも分化しないってトンデモ話で気体だけ分離って前提がおかしいんだけど。*ここでは鉱物だけの話を展開)

 ∧∧
( ‥)鉱物が結晶する過程で化学的に何が起きているのか
    あなたよく分かってないですよね。

    ( ‥)そうなんだよねえ。
      -□ さらに別の本も読まねばいかんか。

 例えばウラン鉱物が出来る時には何がおきるのか。さっぱり知らない、分かりません。

 こうして夜が過ぎていく。



ヘヴン

 
 こんな本を読んでいるのです、といって出された本の題名は「ヘヴン」

 
     ( ‥)ヘヴンと読んで、なぜか脳内で
       -□ 「地獄」と変換。
 ∧∧
( ‥)はあ、、、なぜに?

 なぜと人に問われて、申しました。知らぬ、存ぜぬ、分かりませんなあ。理由なんてそんなもん、原因はあれど知らんのでありますよ。

 ∧∧
( ‥)本の内容は?

     (‥ )さあねえー? 
 
 小説、もうずいぶん読んでない。データが欲しい、資料をよこせ、実物はどこだ、話はいらん、詩は死ね。

 とまれ、

 人に問われて、曰く、「ヘヴン」を地獄と変換するなれば、では「地獄」なる単語を見たれば、お前は何と読むのかと

 ∧∧
( ‥)何と?

     (‥ )歓喜

 いや、だが足りぬ。歓喜し尽くして裏返ってしまうまではまだ足りぬ。地獄は不十分だ。余計なものが多すぎる。人間だから駄目なのだ。ただの人間だから。

     (‥ )いいかね? ヘヴンは破壊するべきものだが、
         地獄なるもの、これは殲滅し尽くすものなのだ
 ∧∧
( ‥)はあ、誰がそれを決めたのですかね?

 地獄は殲滅し尽くさねばならん。歓喜と笑いと共に殲滅に殲滅をし尽くして、何もかも真っ平らにするべきだ。苦痛も恐怖も幸福も幸せも、そのことごとく、そのすべてを削り尽くして押しひしゃげ、粘土に還さねばならぬ。

     ( ‥)幸福を押しつぶし、不幸をひねつぶし
         何もかも白い泥の中へ塗り込めてしまえばいい。
         枯れ木と建物と機械も錆びて砂に沈むだろう。
 ∧∧
( ‥)それはなんと?


 帰還

 

ラジオ

 
 格差社会を粉砕しようって話。まあ近似なスローガンや単語は色々とあるんだけども。

 さて

 粉砕、聞こえは勇ましいけども、そりゃあダメだっぺや。

 ∧∧
( ‥)?

    (‥ )問題を粉砕しよう。それは問題を
        どうにかしようという意味以上のものを
        持たないだろ。

 例えばの話。ラジオの故障を粉砕しようとは言わない。

 ∧∧
( ‥)はあ、まあねえ

    (‥ )逆に考えればあれだな、修理って言葉は
        メカニズムや仕組みを理解しており、
        機械的に直せる手段を熟知しているという
        意味がこもっているわけだよな。

 より正確に言えばこう。

 修理という言葉は理想的には。現象を説明できる仮説を持ち、それは最節約に経験的に検証されており、かつまた実績もあるということを示す。

 粉砕って言葉はいかんよね。いかにも阿呆っぽい。

 修理って言葉は確かにそれ自身だけでは良くもないが、しかし悪くもない。それにテクニカルな裏付けがあれば良い単語。

 粉砕はダメだ。技術が無いってことを露呈している。病気を粉砕しようとは言わない。言ったらヤブ医者だ。


自分で勝手にやればいい

 
 例えば事務の人が書類を作っている。もちろん、それを使う人たちもいる。

 ∧∧
( ‥)誰でも事務の人が作った書類で仕事をするのです
  -□
     (‥ )でもみんな誰でもいつでも文句たらたらだよな。

 いつかどこかで何かしら、誰でも彼でも書類と書類を作った人に文句を言ったことがあるはずだ。それは役所から届く書類の文章であったり、あるいは会社で渡された資料であったりする。場合によっては論文に対する文句だってそうだろう。

 ∧∧
( ‥)みんな文句は簡単に言うんですよね
    当たり前ですけど

     (‥ )でもそれ抜きでは仕事ができないんだよな。
         当たり前だけどさ

 例えばの話、官僚をぎゃふんと言わせてやるんだぴょーんと能天気に調子ぶっこいて得意絶頂に言葉をまくしたてたところで、

 ∧∧
(‥ )でもその人たちが見ている資料、頼りにしている書類は
 □-  官僚の方が作ったもんなんですよね

     (‥ )官僚って単語を事務方とか経理部とか
         研究者とかと言い換えても
         いいわけだけどさ。

 端的に言ってしまえば官僚がいなければ誰も仕事なんかできないってわけだ。というか

 ∧∧
( ‥)今まであまり問題が顕在化しなかったのは

     (‥ )官僚にお任せだったからだろ。

 問題が放置されて大問題になることも当然あるが、問題が生じないことも当然ある。というか普通は問題なんて生じない。問題ばかりに眼をやるから問題だらけに見えるが、本当に問題だらけだったら問題がどれかとか言う前に大混乱だ。

 さてさて、翻ってみるに得意絶頂、オレ様仕事ができるのザマスと言いつつも官僚に丸投げ、投げっぱって状況は実のところ、

 あたくしは右も左も分かりません

 ということを示す。そんな状況で何か改革しようなんていうのは正気のさたじゃあない。分からないものを良くしようなんてたわ言だ。

 ∧∧
(‥ )逆に言うと、官僚に頼って問題をあまり起こさなかった
\- (現状維持していた)人たちは、官僚から引きはがされちゃうと
    なんにもできないかもしれませんね。

     (‥ )事実、何もできていないんじゃないの?

 たぶんそれで説明できるんじゃないんすかね、会社から経理部の人間が資料と記録もろとも全員消えたような状況なんじゃなかろうか。困るよな。できんよなあ。いきなりアンドラにいって支社を作ってこいと送り込まれたようなもんでしてね。

 どうも現状はそんな状況ではなかろうか。経理を失った丸投げさんと、経理のことを考えずに経理に丸投げしている何も分からないお上りさんと、全体の状況を把握できぬままに目先の作業を処理するしかない経理と、ほへーーーっと傍観しているのだけども実は一番貧乏くじを引きかねない社員、そしてちなみに広報の連中は高給取りなだけで適当に活字組んでます。

 ∧∧
( ‥)どうしたもんですかね?

     (‥ )自分で勝手にやればいいんじゃね?

 不満があるんだったら自分で勝手にやればいい。

 自分で勝手にやる。いい言葉だ。他に選択肢なんかあるか?

 

 

2010年1月24日日曜日

ptyx

 
 おおっ、いかんいかん前の書き込み=>hilihiliのhilihili: PTYX、でギリシャ語の銀のことを英語のアルファベットに直せば

 Argnros

 と書いてしまった。

 正しい英語のアルファベット使用表記はArgu(y)ros

 ∧∧
(‥ )ギリシャ語もαργυρος、大文字で書けばΑΡΓΥΡΟΣ
 □-  ですね、うかつでした。

    ( ̄  ̄;)むう、うかつだったな。

 ギリシャ語のυ、つまり大文字ではΥ、がラテン語ではuあるいはyに変えられるのであった。

 ∧∧
( ‥)でっ、肝心のSternoptyxですが。

    (‥ )こちらはこうだね。

Sternoptyx → sterno + ptyx 

つまり

στερνο + πτυχη (πτυξ)

大文字で書けば

ΣΤΕΡΝΟ + ΠΤΥΧΗ (ΠΤΥΞ)

英語に訳すと

Chest + fold



PTYX

 
 ギリシャ語の辞書が届く。

 ∧∧
( ‥)でっ、ここ1両日の間、懸案だった
    単語を引くわけですか。

    ( ‥)辞書がどの程度、単語をフォローしているか
      -□ 知りたいではないかね。

 PTYX。問題はこの単語が学名に使われる際にラテン語化していることで、アルファベットにYが入っている点。

 ∧∧
( ‥)Yはギリシャ語にはないですからね。

    (‥ )例えば、Argyrosと引いても出てこないんだよな。
        当たり前だけどさ。

 ラテン語のArgyrosはギリシャ語ではΑργνρος、つまり

 ∧∧
( ‥)英語/ラテン語のアルファベットで表記するのなら
    Argnrosですね

    (‥ )γν、つまりgn がgy になっているわけだな。

*注:↑以上の表記は北村の勘違い,mistake、正しくは同日20:40の書き込みhilihiliのhilihili: ptyxを見よ。

 ギリシャ語の,,,nと続く単語は発音の関係なのかどうなのか、ラテン語になる時にyになってしまうということか。

 ∧∧
( ‥)アルgnロスが

    (‥ )アルギロスになるってこと
        なわけだよね。

  となるとPtyxはPtnksとか、つまりギリシャ語であれば πτνκς とか πτνξ になるのかいな? と。予想してみる。

 ∧∧
(‥ )ネットではπτνξ で引っかかってきますね
\-  意味が該当する単語かどうかは知りませんが。

    (‥ )この辞書ではπτνχη だな。
     □-

 πτνχη つまり Ptnxe(最後のeはエータ)。

 ∧∧
( ‥)プtnクスが

    (‥ )プティンクスになるってことかね。

 発音がいいのかどうなのか。ともあれ、意味はこれでいいらしい。

 ∧∧
( ‥)つまり属名Sternoptyxは

    (‥ )στερνο + πτνχη だってことでいいんじゃないの?
     □-  最低限、これで近似だろう。

*↑以上のつづりはmistake。正しい表記はこれも同日20:40のこちらhilihiliのhilihili: ptyxを見よ。

 ステルノー+プティンクス(発音?)、chest-fold つまり、胸を折り畳む、の意味。形態をやっている人なら忘れていても、必ずどこかで見ている属名。



 

2010年1月23日土曜日

はりぼて頭

 
 本のお値段が3万8000円なり・・・・

 ∧∧
( ‥)買うんですか??

    (;— —)無理無理むりむり、今は無理。
          駄目だ駄目だ、絶対ダメだ。

 今買ったら死ぬよ死んじゃう。痩せて飢えて死ぬよ、食い物なくて餓死しちゃうよ、文字通りの意味で。

 さて

 知らない分野に顔を出すと、途端に知りもしなかった情報が山のように押し寄せてくるもんで、処理に手一杯。聞けばそういう言葉があったよなー、とか、ああ、工事現場とかで見ていたあの光景はなるほどそういうことでしたか、とか、なんかここが分からないんだよねー、と漠然と何十年もほったらかしにしていたそんな知識を今すぐきっちりとしたものへ建て替えなければいけない必要性にさらされて頭が大混乱とか、

 ∧∧
(‥ )分かったようで、分かっていなかったことって
\-   当然だけどもいろいろとあるんですね。

    (‥ )理解を棚上げにしていたとか、まあ今のところは
        こんな知識を知っているだけで良しとしようとか、
        そういう風に突貫工事で理解を組み上げたっていうか
        自分の知識体系が実はつぎはぎだらけっていうかね。

 まあ、なんだ、誰であってもなんでもかんでも知っているわけではないし、聞いた、知った、それだけでは分かったことにならないことも先刻承知。どんな簡単な事柄だって漠然と把握することすら難しいのは当たり前の話。

 ∧∧
( ‥)それでも分かった気になるとどうなっちゃうんでしょうね?

    (‥ )それが事業仕分けだろ?

 あんなぺらぺらの紙を見て、知った、分かった、オレ様出来たっ!! って気になっちゃうところが脳みそがチョコレートに漬かっているぐらいに幸せもんだ。

 ∧∧
( ‥)でも実際は、、、、

    ( ‥)僕らの人生ははりぼて頭
      -□

 僕らの脳みそははりぼて頭。素人が作った粗末なほったて小屋でつぎはぎだらけで隙間あちこち。それを僕らはごたいそうにも

”知った、分かった、オレにもできる”

とそう言い立てる。それはそれは無惨なことだ。




2010年1月21日木曜日

ペンギン

 
 そういえば先日、新江ノ島水族館にいった時に改めてペンギンを見てきたのだけども。

 
    ( ‥)おう、ペンギン。陸上で方向転換する時の
        あのよちよち具合がたまらないねえ。
 ∧∧
( ‥)はあそうですか。

 よっちよっちと方向転換する。うん、人間が同じ姿勢で同じことをやる時のことを考えるとそれは興味深い。

 ∧∧
(‥ )うずくまっている時はあんな感じになるんですね

    (‥ )人間でいうとある種のストレッチのような
        あるいはどっこいしょーってやつだな。

 あるいはヤンキー座りでストッレッチというやつか?

 飛び込みは、、、、近くにいたカップルも言っていたけども、ださっ!! だった。人間でいうとやってはいけない胸からダイブ。

 ∧∧
( ‥)ちっちゃいし、あんなに頑丈な胸骨があれば
    あれでいいんですかね?

    (‥ )どうなんだろうねえ。

 ちっちゃければ体積(重量)に対して表面積(胸)が広いわけで、痛みはそんなないかもしれない。

    ( ‥)そもそも痛いことを
 ∧∧
( ‥)わざわざやるわけもないですし。

 さてさて、ペンギン。どのくらい研究されているのかな。特に骨格と筋肉が知りたいねえ。


2010年1月20日水曜日

学名ぐにゃぐにゃ

 
 例のくだんの学名はなんとなく解決。

 ∧∧
( ‥)結局、学名(にするはずの呼び名?)が
    流出しちゃったみたいですね。

     (‥ )そうみたいだねえ
      □-

 笑っちゃうのは英語のWikiではご丁寧に2001年に記載がされたような感じで”学名(のように見える不正規な名称)”を紹介していたこと。いやその、その論文には記述はあるけど学名なんて書いていないんですけどね(*ようするに公的な文章で初めてその生物に言及した、ということでしかなく、記載論文でもなんでもない)。

 さすがWiki。英語版は日本語版よりはるかにまともだけども、それでもこの有り様ですか。

 ∧∧
( ‥)まあ、Wikiは無責任監修ですから

     ( ‥)しょうがないんだけどね。
 
 責任監修しても問題が生じるわけだから、そういうところに目くじらたてる必要は(ものすごく大雑把に見れば)ないわけで、WikiにはWikiでそれなりに使い道も存在するのは事実。そこんところ勘違いしなければ良い話。

 さて

 学名というと

     ( ‥)この本、同じ文章中でジュニアシノニムと
       -□ シニアシノニムが同時に使われているんじゃね?
 ∧∧
( ‥)あれですね、引用されている論文が出た時点では
    前の学名だったからってこともあるんですかね。

 引用論文が出た、それぞれ1971年、79年の時点ではelucensだったけども、その後、gigasになったので、2つのシノニムが同時に文章に出てくるという、ちょっと混乱した状態。もっともこの本の場合、これはたぶん時間的にどうしてもやむを得ない理由があったのだろうな、と個人的には推論。

 ∧∧
( ‥)それにしても学名って色々なことがありますねえ。

     ( ̄  ̄ )あんまり変えて欲しくないよなあ・・・・


 酵素の名前の由来になっている属名まで変わっているようで、頭が痛い。

 
 
 

さっさと潰れろ

 
 なんかNHKの集金人が来た。

 テレビなんざ捨てっちまったよと言ったら、じゃあ無くしたってNHKに伝えてください、そうでないと請求がどんどん膨らんでしまうので、と言いやがるので、

 無くしたんじゃねーよ、捨てたんだよ、おめーが手続きすりゃあいいじゃねえか、払う必要もないのに請求が膨らむってなんじゃあそりゃあ?? と言ったら、

 ∧∧
( ‥)あのおばさん、契約で集金の仕事をしているんだそうですね

    (  ̄  ̄)NHKもばーさんもごくろうなこった

 分かった、分かった、さっさと帰れ。そしてさっさと潰れろ、消えろ、つか、飢えろ。このたかり屋め。

 NHK。それは国民から金をふんだくる高給取りのくせに格差社会だと言い立てるくそったれ。

 

2010年1月19日火曜日

続:地球錬金術

 
 新江ノ島水族館に”生きているテンガイハタ(ただしかなり弱っている状態)”が持ち込まれたというので本日、19日にいってみたけども、さすがにすでに天にめされておりまして、

 ∧∧
(‥ )それでも今日だけ冷水で保存しつつ
    展示ですか

    (‥ )なんか珍妙な魚だねえ。

 ビーズを縫い込んだバックを銀のスプレーで塗装したかのようなちんちくりんなディテール。

 ∧∧
( ‥)なんで瞳孔が困ったような感じなんですかね?
|-
    (‥ )さあねえ?

 *瞳孔が困ったような感じ:瞳孔が缶ジュースの飲み口みたいな形でしかもやや斜め。そういうわけでなんか困ったような表情に見える。これにどんな適応的な意味があるのかは知らない。

 さて

 先日より読み始めた「メイスン 一般地球化学」、冒頭紹介されるはクラーク数に名前を残すクラークさん。業績は地殻の化学組成を岩石から求めた仕事。ようするに地球を構成する元素の比率を岩石から推論したのがクラークさんなのだけども、著者であるメイスンさんの引用によれば、なんでも彼は論文の中で、

 もし、各元素が1種の始原的物質から生じたと仮定するならば、各元素の相対存在度はつぎのことを示唆することになる・・・・元素生成の過程は酸素の形成まではゆっくりと進行した。酸素が生成された点でこの過程は最高のエネルギーをあらわした。この元素から先では、安定な酸化物を作る元素が最も容易に、かつ最も多量に生成された。こう想像すれば、なぜ鉄より先の元素が乏しいのかがいくらか理解しやすくなる・・・

と、述べたのだそうな。

 はっ?

 ∧∧
(‥ )述べたのが1889年の論文ですか?
 □-
     (‥ )みたいなんだけどね。

 はへっ? 何それ、どういうこと? データは確かにそういうことになるかも知れんけどもさ、この人はいったいどっからこの結論を引っ張り出してきたわけ??

 ∧∧
( ‥)元素の転換って・・・この時代においては
    ありな発想なんですかね?

     (‥ )いやあ、、、アトム論で考えれば元素の転換ってのは
         なしだよねえ?

 今でこそ原子核に別の原子核(つまり中性子やら陽子をぶっければ(添加すれば))、原子は別の原子に変わるって分かっているけども、それだってアトムと思ったものもアトムから出来ていましたよ、という理解なわけで。

     ( ‥)どっからクラークさんは
         先の仮説を持ってきたんだろう・・・
 ∧∧
( ‥)最初に発見された放射性物質のウランは発見自体は
  -□ 1789年ですが、放射性物質であることが分かったのは
     1896年だそうですね。

 放射能もさることながら、核分裂、核融合うんぬん以前に、そもそも物理学者のマッハが原子の存在など信じませんと言っても、笑われなかった時代、それが1897年。

 ∧∧
( ‥)元素が変化する可能性とか原子と原子をぶつければ
    別の原子になりますとか、そういうことをうんぬん言う以前に・・・

     (‥ )そもそも原子の存在が疑われていた時代な
         わけだよねえ。

 クラークさん、1つの始原物質からの各元素の出現、しかもその出現には”順番がある”というアイデア、一体全体どっからもってきた?? いや、そりゃあデータからなんだろうけども、それを説明する仮説それ自体はどうやって頭の中から手に入れた?

 ∧∧
( ‥)まあ、逆に考えれば、元素自体は観測されて”信じられていても”
    それを構成する仮想存在であるアトムは必ずしも
     信じられていない時代なわけですよね?

     (‥ )つまり、だからこそ一種類からの順番に基づく
         多数の出現という発想ができたってわけかね?

 「アトム論に基づけば元素の順番に基づく出現は説明できる」そういう現代的な枠組みで考えるからクラークさんの発想が時代を越えた異様なものに見えるだけなのか、つまりアトム論がまだあやふやっぽい部分があったからこそできた発想なのか?

 クラークさんがかの結論をいつ述べたのかを確認することも含めて、これは調べなければいかんぞなもし。

 それにしても、クラークさんの以上の文章は


     ( ‥)さすがに、これにはいささか・・・・
       -□
 ∧∧
( ‥)ぎょっとさせられますよねえ。




 

2010年1月17日日曜日

泥水

 
 泥水の文献を探してあっちへこっちへ。
 
 ∧∧
( ‥)はあ、泥水ですか。

    ( — —)・・・なんか疲れました。

 泥水。とはいってもこれが高いしろものらしい。金額はまだちゃんと把握していないけども。調整され目的にあったものをちゃんと購入しないといかん。

 ∧∧
( ‥)作業中の調整もやっかいなんでしょ?

    (‥ )そうみたいだねえ。
     □-  文献見る限りでは、こりゃあ
        やっかいだ。

 よくは分からないが少なくとも次第によっては失敗してどえらい損失がでそうな作業。泥水専門のエンジニアがいるらしいけどもそりゃあ当然か。

    ( ‥)でも、きっとどっかの国会議員なら
       「普通の泥水じゃいけないんですかー?」
        とか、言っちゃうんだろうなあ。
 ∧∧
( ‥)何十年も前は普通の泥水を使っていたから
  -□ しょっちゅう作業に不具合が生じたみたいですね。

 なるほどそれはそうだろう。水中にコロイドになって浮かぶ粘土粒子は電解質(塩とか)が加わったり、PHが変わったりすると凝集したりどうかなったりと色々な変化を起こすので、粘性とかもろもろ変わるわなあ。

    (‥ )とはいえ、そういうのってやってみないと
        実感湧かないんだよねー
 ∧∧
( ‥)それはそうでしょうね。

 実感湧かないから○○なんじゃないんですかー? とか言っちゃえるんだろう。そういえばどっかのblogでも「こんな説明じゃ素人には分かりません。」と言っていたけども、じゃあさ、調べろよ。ネットでもいいからさ。僕ちゃん分かりません、でも判断しちゃった、提言しました、でも素人だからしょうがないぴょんじゃねーだろ。

 どんだけ官僚に丸投げなんだか。

 まるっきりのガキだガキ。

 よく今どきの学生はネットで調べものばかりと苦言を呈する偉そうな大人がいるけども、ネットさえも使わないのが大人。調べろ、歩け、人に聞け。自分が頭良いと思うな。小説読むのを読書に含めるな。どうせオレたちゃただの馬鹿。さもなきゃ絵に描いたような間抜け。それが僕らさ、日常さ。
 

     (‥ )後、検索は英語でね。
 ∧∧
( ‥)まあねえ。
 



 

2010年1月16日土曜日

地球錬金術

 
 なんか学名が変わっておりますがな。elucensがgigasに。

 ∧∧
( ‥)でもgigas表記の本は1993年のやつだけですね
  -□  今のところ

     (‥ )さて、どういう分類の変遷があったのやら。

 それにしてもなぜgigas? でっかくはないよなあ。

 さて

 岩石の本は読み終わったけどもどうにもならないので「岩石学 I 」共立全書と思ったが、それも歯が立たないので

 ∧∧
( ‥)でっ、メイスン著「一般地球化学」って
    わけですか。

     ( ‥)古本屋で見つけたのだ。
       -□

 クラーク数。そういえばそんな言葉がありましたですね。記憶の片隅にごろんと転がっていた言葉を本で見つけていそいそと拾う時間でございます。

 

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