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2019年6月6日木曜日

救急車来る前の江戸時代の火事

 
 行くあてもないので喫茶店に出かける。
 
   ベンチに座って
   背中さすられてる
 ∧∧ おっさんがおる
(‥ )
 ‐( ‥)具合が悪いってことか
 
 
 喫茶店に入ると、背中をさすられてるおっさんがずーっと見えてる。年の頃はまあ40代だ。さすっているのは女性で、どこかで見た顔に思われた。もしかしたら近場の図書館の司書かもしれない。要するに出勤途中で急患に遭遇ってやつだ。
 
   
 ∧∧ でもおっさん電話しとる
( ‥)
 ‐( ‥)朝だからな...
   ‐◻︎  会社に断りの
      電話でもしてんじゃね?
 
 ずいぶん具合悪そうだが、ずーっと電話している。そして私服である。通りがかりのスーツのおっさん(多分50代後半か60代)が加勢して、司書らしき人、そして喫茶店のおばちゃんとどこぞへ連れて行った。
 
   
 ∧∧ 献血とか言ってたような...
( ‥)
 ‐( ‥)ああそういえば近場に
   ‐◻︎ 献血ルームがあったかな

 献血ルームなら医療行為なので少しはわかる、脈を診れる、そんな言葉が耳に入った。
 
 喫茶店で本をざざっと読んで、必要な部分を見る。気がつくと救急車がいつのまにか店の前で停まっていて、それからさらに時間が過ぎておっさんがストレッチャーに乗せられて運ばれて
 
   それからさらにさらに
 ∧∧ 時間が過ぎて救急車出発
(‥ )
 ‐( ‥)まあ緊急ではないからな
   ‐◻︎ こんなもんだろうね
      この間
      45分ぐらいだな
 
 こちらも欲しい部分は読み終わったので帰ることにする。「江戸の火事」同成社江戸時代史業書4 黒木喬 1999 という本


 
 

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