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2021年8月30日月曜日

夏休みの宿題に関して人類は3つのタイプに分けることができる

  
 夏休みの宿題に関して言うと、人類は3つのタイプに分けることができる。
 
 1:自力で解いて正解を出せる人間
 
 2:1の宿題を写す人間
 
 3:自力で解いて間違える人間
 
 コロナとマスクとワクチンに対する反応も、結局はこれであった。実力もないのに考えても、それは失敗だ。
 
 
 ∧∧
(‥ )とはいえ
\−  コロナは夏休みの宿題では
    ありませんぞ
 
  (‥ )そこがよ
      自主性を重んじた
      3番くんたちの
      見積もりの甘いところよ
 
 夏休みの宿題と違って、コロナの場合は死ぬ可能性がある。
 
 もちろん、その死亡率は3パーセント程度であるし、無症状感染を考慮すればそれよりさらに下がる。しかしそれでも1%前後の死亡率はあると見積もった方が良い。
 
 100人に1人が死ぬという確率が、通常のカゼやインフルエンザの比でないことは明らかだ。1%に近い死亡率とは、時間が経過すれば学校の3〜4クラスに1人は死ぬということであり、誰もが誰かが死んだ経験を持つということであり、こんな経験は公衆衛生が発達した現在日本では通常、ありえないのだから。
 
 ∧∧
(‥ )それでも3になっちゃう
\−  少数派がいて
    今、熱心にtwitterで
    情報発信中
    検索すると
    こりゃあ魔窟だな..
    何を言ってるんだか
    意味不明な怪文書で
    読んでるこっちの頭が
    おかしくなりそう...
 
  (‥ )まあ99%は
      生き残るから
      3番くんたちでも
      自分たちが正しかった
      という成功体験は
      確保できるけどね
 
 ただし、死亡率は死んだ人の数でしかないことは念頭に入れておく必要があろう。生還しても無傷と言うわけにはいかない場合があるので。そもそも喉や気管を通り越して、いきなり肺胞に炎症起こしてくるウイルスなどただのカゼではないし、楽しい経験のわけがない。
 
 そしてついでに書いておこう。自主性を持つ俺は素晴らしい。これは所詮のところ価値観の話であって、勝ち負けの局面では役に立たない。

 命をベットする場面において、自主性などどうでもいい話なのだ。自主的であろうがなかろうが、負けたら負けであり、命を奪われる。

 賭場において自主性などに価値はない。勝つか負けるか。勝率、それだけが真理。
 
 
 

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