自己紹介

イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック

2021年3月18日木曜日

学問とはそもそも収奪の仕組みなので憎まれるのが当然

   
 ∧∧
( ‥)要するにですよ
 
  ( ‥)ごく単純にいうと
    −/ 学問は収奪の
       仕組みだって
       ことなんだよな
 
 学問は収奪で成り立っている。実際、収奪の激しい場所でのみ、学問は発達してきた。次々に劫略を繰り返したアッシリアでの図書館。大量の奴隷を搾取した古代ギリシャ。国内のすべての富を王室へ集めたプトレマイオス朝。植民地を次々に拡大した近代西欧。
 
 ∧∧
(‥ )ただ最近は石油のような
\−  化石燃料のおかげで
    余力がうまれて
    そうは見えなくなってきた
    そういうことですかな
 
  (‥ )ところが80年代からの
      新自由主義のせいで
      経済が縮小
      余力がなくなって
      学問が持つ
      収奪の性質が顕著に
      なってきた
      そう考えるべきだろうな
 
 学問に対する風当たりが強くなるのは当然なことであった。
 
 ∧∧
(‥ )でも学者のみなさん
\−  そういうことに対する
    自覚ないよね
 
  (‥ )まあ人間に
      自覚なんてものは
      ないからな
 
 
 学問はそもそも収奪の仕組みなので憎まれるのが当然であって、それに対する自覚がないこと。これが問題となる。
 
 
      

ブログ アーカイブ