自己紹介

イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック

2014年11月15日土曜日

月齢20の雨の海とタヌキ

 
 もう日付は変ってしまったが、昨日の朝、14日の02:30からスケッチした月齢20の月=>Untitled Document

画像をblogにアップするとこう














 
 ∧∧
( ‥)...お前、一体
    何をしているんだよ
    スケッチは昨日ので
    終わりじゃなかったんかい

=>hilihiliのhilihili: 月齢19 カエサル、デカルト、アルバテグニウス
 
  ( ‥)まーそのー、なんだ
    ‐/ ついね ついね
       スケッチしてしまった
       わけなのよ
 
 雨の海から飛んできた放出物で削られた地形。それを見たかったし、クレーター、アルバテグニウスの南にある二次クレーターも見たかったのである。
 
 ∧∧
(‥ )プトレマイオスさんも
\‐   近隣は雨の海の放出物で
     がりがりだよね?
 
  (‥ )ただあれなんだ
      気流が良くないと
      見れないんだよな
 
 神奈川の中央は周囲が大都市で囲まれているせいか、気流が良くない。特に東、横浜、川崎、東京がある方角はめちゃくちゃである。月でさえも細かな地形が見えないし、金星や木星のような惑星に至ってはひんまがった不定形である。
 
 だが、気流が良い時に見ればプトレマイオス周辺はすばらしい。その有り様たるや、そりゃあもうひどいもので、サンドブラスターを吹きかけられたかのように地形は傷だらけである。もちろんこれを見るには気流だけでなく、明暗境界が適切であることも必要だけど。
 
 ∧∧
(‥ )そういえばスケッチの最中に
\‐  タヌキさんがこっちを
    見ていたよね
 
  (‥ )今の季節の半月とかは
      冬の星座を運行する
      関係で高度が高くてな
      家の近くで
      うまく見るには
      ちょっと条件が必要なのだ
 
 そういうわけで望遠鏡を持って近所をうろついていたらちょうど良い場所を見つけたのであった。でもそこはタヌキの通り道であったらしい。もしかしたら開発され残った森のドングリとかを食べているのかもしれない。側溝の溝から顔をのぞかせてこっちを見ているのである。
 
 側溝を通って隠れながら移動したいのに、人間がいるから困っているのだろうか? あるいはこちらをじっと見ているのは好奇心からなのか?
 
 カメラも持っていたので撮影したものを上げると、こうである。











 
 タヌキは写ったが、なんかぼーっとしている
 
 ∧∧
(‥ )ピントがずれたのかと
\‐  思ったけども
    それだけじゃないみたいですね
 
  (‥ )自動露出で撮影したから
      10秒近くシャッターを
      開けっ放しだったのだ
 
 タヌキはじーっとこっちを見ているが、さすがに動くのである。それで画像がややぶれているのかもしれない。当然、実際の風景はもっと暗い。
 
 ∧∧
( ‥)あまりタヌキさんの
    邪魔をしちゃいけないよね
 
  ( ‥)寒い季節の前の
    ‐□ 実りの季節だしなあ
      冬を越すには餌が必要だし
      あんまり迷惑をかけちゃ
      いかんかもな


 

2014年11月14日金曜日

確かに話の腰をむやみに折ってはいけない

 
 ガンは切らなくても直るのですって
 
 抗ガン剤なんか使わなくても良いんですって
 
 
 ∧∧
(‥ )そういうことを
\‐  話している人に
    そうではないと言っても
    聞いてくれませんと
 
  (‥ )要するにだ
      みんな
      その場が楽しければ
      それで良いんだよ
 
 ガンの話題は楽しいことではない、深刻なのだ、なんたる言い方か?? そう怒る人もいるであろう。
 
 だがしかし、切るのはしんどく、切らないのは楽である。
 
 抗ガン剤はしんどく、それを飲まないのは楽である。
 
 そして楽は楽しいと書くのだ。
 
 つまり不等式で表わせば

 楽しいこと>正しいこと
 
 である。反論のしようなどありはしない。
 
 ∧∧
( ‥)要するに
    啓蒙活動なんて無駄じゃん
    そういうことであると
 
  ( ‥)熱心に布教すれば
    ‐/ お客はすばらしい
       オタクになって
       自ら知識を求め
       熱心に本を読んで
       情報を収集し
       積極的に
       お金を落としてくれる
       こういう想定は
       馬鹿げているという
       ことでもあるな
 

 命が関わっていてもこうである。なれば、他の事柄はもっと状況が悪くなるであろう。
 
 これはhilihiliのhilihili: オタク啓蒙計画などというのはあり得ないの続き
 
 
 ∧∧
(‥ )まあそれにね
\‐  楽しい話をしている時に
    正しいことを言われて
    話の腰を折られちゃ
    たまんないからね
 
  (‥ )それは間違いです
      そうやって
      自分の言動を否定される
      それは
      自分の社会的地位が
      危うくなることだからな
      指摘が正しかろうが
      指摘が命を救うこと
      であろうが
      渋面を作るのは
      当然だろうなあ
 
 
 社会的地位>救われる命
 
 これは当然の不等式であろう。人間関係が外交であるならば、むしろこれを前提にしなければいけない。つまるところ、相手の社会的地位<救われる命、と考える人は非常に無作法なのである。それでは物事、うまくは動くまい。
 
 人間は社会性動物であるということを忘れてはいけない。
 
 
 
 
      

オタク啓蒙計画などというのはあり得ない

 
 無駄なことを命をかけてやるからオタクなのです。
 
 ∧∧
(‥ )だがしかし
\‐   ”無駄なことなのだから
     合理的な理由もないし
     即物的な原因もないのだ”
     そう言えるのかというと
     そうではない
     むしろ逆である
 
  (‥ )そもそもオタクもマニアも
      本当のオタクはどこへ
      いったのだ??
      そう嘆くのがその証拠
 
 もしも本当に無駄なことをしているだけだったら、自分の仲間を探す必要はないし、自分を認める人を見つける必要はないし、自分のマニア道を誇示する必要も無い。
 
 ∧∧
( ‥)だがそうではない
    つまりオタクには
    仲間が必要だし
    自分を認めて欲しいし
    自分をほめて欲しいし
    自分が一番になりたい
    そういうことである
 
  ( ‥)行動こそ無駄ではあるが
    ‐□ その理由と原因は
       徹底的に合理的で
       即物的だ
       まあやむを得まいな
       人間とはそういうものだ
 
 だが、どうも思うに、マニアやオタクを自称している人自身が、しばしばこれを忘れてしまうものらしい。
 
 あるいはこういえば良いのだろうか?

 オタクというものは、自分たち自身の行動が地位とか名誉とか子孫を残す欲望そのものに支配されていること、タンパク質で作られた肉体の欲望そのものに支配されていること、それを自覚していないのだと。
 
 ∧∧
(‥ )なんというのですかね
\‐  考え方が理念的というか
    観念的とでも言うのか
    なんですかね
 
  (‥ )彼らが無視する事柄
      あるいは
      無自覚でいる事柄
      それは
      地位とか名誉とか
      子孫を残すとか
      そういう動作だが
      これは進化と生存競争
      淘汰で作られたものだ
      つまり結果的には
      肉体的なものなのだ
 
 だからこう言えば良い? 
 
 オタクやマニアは肉体から切り離された精神、つまり魂の存在を信じていると。
 
 ∧∧
( ‥)でも
    次々に情報発信することで
    マニアを啓蒙し
    オタクを磨き上げ
    そうして素晴らしい消費者層を
    作るのだ
    そう言っていたライターさんは
    オカルトが大嫌いで
    SFが大好きで
    宗教とか神とか魂の存在を
    否定していたけどね
 
  (‥ )さて口ではそういうが
      実際はどうかな?
      
 人類はこれまで何種類もいたが、宗教を信じるのは我々ホモ・サピエンスの顕著な特徴だ。
 
 そしてオタクもまたホモ・サピエンスである。

 なればだ

 その手の上っ面な意見、つまり、俺は宗教など信じない、そういうカマトトぶった意見を鵜呑みにするわけにはいかぬ。
 
 実際、彼は人間の心と記憶を電脳世界に移植できると考えていた。これは昔からあるアイデアであるし、人間の行動を電子的に模倣できるのなら、確かに原理的には自分と同じように考えるコピーを機械で再現できるだろう。
 
 興味深いことに、これは非常に人の心に響くアイデアでもあるらしい。
 
 最近も見たのである。遠い未来、人類は幾つかの種族に分かれているが、ひとつの種族は、自分の情報をコンピューターとネットの世界に移して、事実上、不死になった人類という設定
 
 ∧∧
(‥ )でも実際にはそんなことは
\‐  できないと
 
  (‥ )可能ではあるんだろうな
      問題はそれをしたら
      人間はもはや
      人間ではいられない
      そこだよね
 
 人間は例えば化学物質で心が影響を受ける。例えばアルコールで酩酊する。あるいはそもそも体内で作られる化学物質で行動が変る。考え方も変る。
 
 思春期には思春期の行動と心がそれで決定されるし、あまりのストレスでおかしくなると鬱病とかになる。
 
 人間の心は内臓など、諸器官からの作用と要請で作られている。人間の体はこのタンパク質を維持するように設定されている。つまり、心は肉体の影であり、ひいては物体が織りなす影でしかない。
 
 ∧∧
( ‥)電子の世界で人の心を
    再現することは可能
    でも物質から
    切り離された以上
    その心は模造している
    だけでしかない
    電子の世界で動作するには
    なんの必然性もない   
  
  (‥ )タンパク質の世界では
      タンパク質を
      どう集めるのか?
      それに応じて回路が
      作られているのだ
      対するに
      電子の世界では電気や
      メモリーを
      どう集めるのか?
      その要請に応じなければ
      ならないわけだ
 
 つまるところ、電子の世界でタンパク質世界のためのプログラムを走らせる。これはまったくの無駄で極めて不経済であろう。不経済である以上、それは淘汰されて消えることになる。それゆえ、残るのは人間のコピーから淘汰、進化した、なんかよく分からないものだ。それは人間の子孫ではあるが、人間ではない。電子世界の要請に従って形成された心である。必然、人間の心などもはや持っていないだろう。
 
 ∧∧
(‥ )フィギア集めや
\‐  アニメ鑑賞に該当することを
    やってはいるのでしょうけどね
  
  (‥ )ただ集めるものは
      フィギアではないし
      鑑賞するのもアニメでは
      ないだろうな
 
 何を集めるのかは知らない。電子の世界で生き抜くために適合した”野性的なプログラム”を模造したものを集めているのかもしれないし、それを見て喜ぶのかもしれない。  
 
 ∧∧
( ‥)どっちみち
    タンパク質の肉体から
    金属とそれに維持された
    ネットの体に移ったら
    現在の心は破壊され
    まるで違うものになる
    趣味も欲望も
    異なるものになる
 
  (‥ )だが先のオタクな彼は
      そうは考えなかった
      いや他の人もそうなのだ
      例えばの話
       電脳世界に再現された
      バーチャル空間で
      現世の楽しみを無限に
      謳歌出来ると考えたわけよ
 
 これは、自分の心がタンパク質から金属に移し替えられても変化が起こらないという主張にほからない。端的に言えば肉体と精神が分離しているという主張だし、要するに魂の実在を前提にしているのだ。
 
 つまり彼は根拠も無いまま自分のオタク魂の実在を信じたのである。口先でいくら神など存在しない、非科学的だと言い放っても、所詮はホモ・サピエンス。根拠も無い事柄を疑問を抱くこと無く信仰する。これはまさに我々種族の特徴であり宗教。
 
 ∧∧
(‥ )彼はオタクであった
\‐  彼は我こそオタクの王者である
    そう主張した
    そして彼は自分の魂は
    肉体から分離されても
    変貌しないと前提した
 
  (‥ )これはさ
      言い換えるとさ
      俺がオタクになったのは
      肉体の要求や
      地位や名誉ではなく
      純粋に魂の要請に
      従ったのみである
      そういう主張なんだよな
 
 ではそういう人の言う、オタクの啓蒙とはなんだろうか?
 
 それは、
 
 俺の熱い魂を語れば、お前たちはそれを必ず分かってくれる。
 
 今のお前たちはいやしい肉体の要求に屈しているだけだ。だが高貴な魂がつむぐ言葉を聞かせ続ければお前たちは必ず変る。
 
 オタクとは純粋な魂だけになった存在なのであるから
 
 こういう主張ではなかったか?
 
 
 ∧∧
( ‥)だが実際にはそうではない
    オタクもマニアも
    単純に肉体的な
    あるいは社会的な欲望で
    動いているだけにすぎない
 
  (‥ )だとすると結果はすでに
      明らかなのだよね
 
 
 情報を発信し続ける。
 
 知識を普及させる。
 
 こうして啓蒙し、そうして物を知っている人を増やし、ついには尊き魂を持つ真のオタクたちの王道楽土を築き上げよう。
 
 こういった目論みと計画はすべてうまくいかない。
 
 オタク啓蒙計画などというものはありえない。
 
 そして、この失敗は宗教を信じる特異な猿、ホモ・サピエンスらしい拘泥と失態ではなかったか?
   
 魂の存在を信じ、電子世界への自由を渇望しながら、ホモ・サピエンスとしての限界からは抜けられなかった。これは滑稽な話ではなかったか?
 
  

 これはhilihiliのhilihili: オタクやマニアという言葉はただのごまかしであったの続き
 
 

2014年11月13日木曜日

月齢19 カエサル、デカルト、アルバテグニウス

 
 月がきれいなのでスケッチをしてアップ=>Untitled Document
 
 ちなみにリンク先3枚目が本日13日にスケッチしたもの。

blogで表示するとこう
















 ∧∧
(‥ )ユリウス・カエサルさんが
\‐  結構きれいに見えました
 
  (‥ )気流は悪かったけどね
      形はそこそこ分かったな
 
 雨の海、うさぎさんマークのお腹部分が出来た時、クレーター、ユリウス・カエサルは吹っ飛ばされたのだ。だから雨の海に向かって流れるような構造になっている。
 
 ∧∧
(‥ )そして
\‐  アルバテグニウスの南には
    雨の海から飛んできた
    岩石が作った
    二次クレーターが
    並んでいると
 
  (‥ )ここの南半球は
      地形が複雑怪奇でな
      スケッチを少しミスって
      アルバテグニウスの
      位置関係が少し
      おかしくなったけど
      アルバテグニウスと
      二次クレーターは本当に
      こんな感じなんだよね

 
 
 その右側、明暗境界線の近くにあるクレーター、デカルト。これも地質学的には注目のクレーターらしいのだけども、この倍率ではよく分からない。とはいえ、大体状況は把握した。
 
 とはいえ、さてもさても
 
 ∧∧
( ‥)こうやって遊ぶのは
    しばらくひかえないと
     いけませんかね?
 
  ( ‥)ちょっとこれから
    ‐□ 忙しくなるからな
 
 ∧∧
(‥ )でもカエサルさんと
\‐  デカルトさん
    アルバテグニウスさんの
    位置や状況を把握できれば
    ようやく願いがかなったり
    ですからね
    区切りとして良いのでは?
 
  (‥ )なんかしらんが
      今年の夏は気候が暑く
      日差しも強いが
      夜の天気が
      悪かったからねえ
      星も月も見えやしない
      見えても雲があって
      スケッチできない
      ここまで来るのに
      ずいぶんと時間が
      かかったものだよ
 
 ちなみにアルバデグニウス、手持ちの資料ではアラビアの天文学者とある。
 
  




2014年11月12日水曜日

オタクやマニアという言葉はただのごまかしであった

 
 マニアとオタクは金を使う。
 
 だから1万人のオタクとマニアの心をとらえれば雑誌は安泰である。
 
 ∧∧
(‥ )とっ、声高らかに主張して
\‐  壊滅した雑誌が
    かつてありました
 
  (‥ )だから彼らは怒ったのだ
 

 今時のオタクは根性が足りないのだ!
 
 俺たちが地道にオタクとマニアを育てなくてはいけないのだ!
 
 だから情報を発信するぞーーー!!!
 
 ∧∧
( ‥)単にオタクだのマニアだのの
    数が少ないだけじゃね?
 
  ( ‥)んー、というかだな
    ‐□ 今から考えると
      状況はもっと深刻というか
      見当外れだったのだと
      思うよ


 マニアとオタクの数が多ければ雑誌が成立する。これは一見すると正論のようでいて、実際には幾つかの前提が必要だ。
 
 つまり、
 
 (マニアとオタクの数)×(彼らが平均して使う金)=売り上げ
 
 
 ∧∧
(‥ )数が少なければ意味はないし
\‐   使うお金が少ないと
     やはり意味はない
 
  (‥ )さらにだな
      マニアとオタクって言葉が
      実はごまかしなんだよね
 
 この場合のマニアとオタクという言葉は、たくさんのお金を狂信的に使ってくれる客、という意味合いがある。
 
 ∧∧
( ‥)なんすか
    そのご都合主義設定は
 
  ( ‥)つまりマニアやオタクが
    ‐□ どうのこうのというのは
      お金を必要以上に
      無駄に使ってくれる人が
      たくさんいれば
      市場が成立します
      そう言っているだけ
      なんだよな
 
 これは、当たり前のことでしかない。
 
 いや、それどころか、実のところ肝心なことから眼をそらすごまかしではなかったか?
 
 なんでかというと、人が必要以上にお金を使うというのは特別な場合であり、これが成立するには条件が必要なのである。
 
 ∧∧
( ‥)オタクやマニアという言葉は
    その条件をごまかす
    言葉でしかなかった
 
  (‥ )言ってる本人は
      使うのが当然だろ? と
      思っているけども
      本当は
      当然でもなんでもない
      条件が必要なんだ
 
 例えば人は性に関してはお金を使う。これは当たり前だ。
 
 あるいは、ある種の症状を呈する人は”巨大で規則正しく動くもの”に異常な執着を示す。そういう症状を示す人は自分の執着をくすぐるものに大量にお金を使う。こういう人はかならずある割合で生まれてくるから、上記の方程式とその条件に合致する。
 
 あるいは、それを持っていると”さすがだ!”と周囲から思われるもの、つまり持っていることで社会的ステータスが上がるものに、人は金を使う。
 
 収集さえできるのなら、仲間内だけだが社会的ステータスを誇示することができる。人間は社会生活をする猿であり、絶えず自分の地位を気にしている。それを考えればコレクション自慢は無駄でもなんでもない。無駄ではあるが社会を勝ち抜く武器なのだ。
 
 
 ∧∧
(‥ )でも言い換えればですよ
\‐   これらのどれにも
     当てはまらない分野では
     こういうことは成立しない
     そういうことだよね
 
  (‥ )要するにだな
      オタクやマニアは
      無駄なことをしているが
      無駄なことをして
      いるようにみえて
      実は非常に現実的な
      行動をしているんだよな

 
 可愛い女の子のフィギアを買う。無意味な行為のはずだが、無意味ではない。
 
 電車に乗る事自体を目的とする。無意味な行為のはずだが、無意味ではない。
 
 ブランドのバッグで身を飾る。無意味な行為のはずだが、無意味ではない。
 
 骨董品を集めて自分の目利きを自慢する。無意味な行為のはずだが、無意味ではない。
 
 昆虫を集めて皆にそれを見せる。無意味な行為のはずだが、無意味ではない。
 
 ∧∧
( ‥)無意味な行為だけど
     全部に意味がある
 
  (‥ )そして全部に
      理由があるのだ
 
 言い換えれば、こういう理由が成立しない分野にオタクもマニアも出てくるわけがない。
 
 ∧∧
(‥ )例えば恐竜がそうだと
\‐   性と関連しないし
     社会的ステータスが
     高いわけでもないし
     集められない以上は
     集める者同士で自慢して
     自分を誇示できる
     わけでもない
 
  (‥ )オタクもマニアも
      出てくるわけがないんだよ
      実際、見た事無いしな
 
 冒頭の話に戻れば、マニアとオタクがだらしないのだ! と憤った人々は、マニアとオタクは理由もなく現れると思っていたのがまずかったのだ。
 
 ∧∧
( ‥)理由もなく現れて
    理由もなく人数を増やして
    理由もなくお金を使ってくれる
    彼らは
    マニアやオタクというものは
    そういうものだと思っていたと
 
  (‥ )端的に言うと
      冒頭の彼らは
      マニアやオタクを
      物理的な存在だとは
      思っていなかった
      肉体を持つ存在だとは
      考えていなかった
      そういうことなんだよな
 
 物事には理由があるのだ。一見すると無意味な行為に見えて、非常に即物的な理由がある。その条件を満たさない限り、無駄に大金を支払う大勢のお客は成立しない。
 
 そしてオタクやマニアという言葉は使うべきではなかったのだ。
 
 それは実のところ”無意味にお金を使ってくれる都合の良い客”という意味でしかなく、それはご都合主義のごまかしでしかない。
 
 そしてそれ以上に、人間の無駄な行為にも、きちんとした即物的な理由と原因があるという重大な事柄から眼をそらせる原因となる。オタクやマニアという言葉は、物を売る人間が使うべき言葉ではなかったのだ。解像度があまりにも悪すぎる。

  
 
  

深かろう 浅かろう

 
 日本人は深い思考ができないんだよ
 
 ∧∧
(‥ )...という断言
\‐
 
  (‥ )まあなんだ
      取りあえず嘘でも
      断言することで
      話を進めないと
      文章はとりとめが
      なくなるのでな
      文章作成において
      こういう断言は
      しょうがない処理かもな
 
 ∧∧
(‥ )こういうのを
\‐   浅いと言うのですか?
 
  (‥ )浅いかもしれんけど
      深くても無意味って
      ことがあるのでな
      浅いか深いかは
      どうでも良い話だろうね
 
 ∧∧
( ‥)じゃあこれ
\‐  どういうことよ?
 
  (‥ )さあ?
      断言するからには
      考えを楽にしたかった
      ように見えるけどね
      どうだろうねえ
 
 


 
 

2014年11月11日火曜日

精神論を使うのには物理的な理由がある(歳だから)

 
 曰く これはみんなの迷惑にならないだろうか? そう考える人は、空気を読まずに俺が俺が、と前に出る人に負けてしまう
 
 曰く 中国人からすれば日本人は敵を知らないペンギンと同じである。良いように捕食されるだけではないかwww と
 
 
 ∧∧
( ‥)だとすれば
 
  (‥ )だとすれば
     和を尊しとする社会の中では
      空気を読まないKYな人間を
      全員でよってたかって
      リンチして叩き潰す
      これは
      ただの自衛戦略なんだよな
      というか必要なんだよね
 
 そうでなければならないのである。和を保つとは裏切り者を排除する、ということでもある。

 多分、生活保護不正受給が、さらには生活保護そのものまでが執拗に敵視されるのもそういうことなんだろう。あれは理不尽である一方で、自衛でもあり、必要なのだ。
 
 ∧∧
(‥ )アメリカとか中国に
\‐  自由があるのは
    でかくて逃げ場があるから
    だよね
 
  (‥ )悪さをしても
      逃げることが出来るから
      リンチの手が及ばない
      だから一見すると
      自由でおおらかに見える
      そういうことかもしれん
 
 これが実のところ表面的なものでしかないのは、例えば中国の村で捕まった泥棒が村民にリンチされてズタボロにされる、という事件があったりすることからも明らかだろう。
 
 ∧∧
( ‥)実際には相互監視と
    リンチという機能が
    ちゃんとあるのだけど
    逃げられちゃうから
    それが十分に機能しない
    十分に機能しないから
    人々は”自由”でいられる
 
  ( ‥)中国の経営者は
    ‐□ 積極的に名乗りを
      上げるけど
      日本人はそうしない
      なぜ日本人はしないのか?
      日本人はこれだから
      そう揶揄する人もいるが
      以上を前提にすると
      そりゃそうだよな
 
 失敗したらそれがずっと付いて回る日本人は、出来もしないことに名乗りを上げたりしないだろう。自信があることだけを行うのだ。
 
 一方、今取りあえず仕事がもらえればそれで良い自由な中国の経営者なら後先考えずに名乗りを上げるだろう。ぶっちゃけた話、自分が出来なくたって良いのである。自分で出来もしない仕事を受注してから、さて? これが出来る奴を知らないか? と人に尋ねて回り、実際に作業できる人を探しても良い。後は適当に納品して仲介手数料をピンハネするだけだ。実際、利益が出る限り、これはありである。

 もちろん、これは素人がゼネコンをするわけでとんでもないことになるだろうが、やって利益が出るなら人はそれをするのだ。
 
 ∧∧
(‥ )どっちの国にも
\‐  同じ人はいるけどね
    人々の相互監視が
    行き届くか届かないかで
    人間の表面的な動態が
    まるで違ってくる
    そういうことだろうと
 
  (‥ )それを考えると
      日本人は消極的だから駄目
      中国人は積極的だから
      勢いがあるのだ
      という意見は
      表面的で皮相的な
      ものだろうな
      実際には単純に
      人件費の差だからね
      消極、積極ではないよね
      
 
 現状の中国は周辺諸国とトラブルを起こしまくっているけども、あれも深い考えがあることではなく、とにかく今の実利を取るのだ、という後先考えない積極性のためだと思えば理解しやすいのだろう。
 
 ∧∧
(‥ )バブルはいつまでも
\‐  続かないのだから
    あまりおかしなことをすると
    一世代後には今のつけが
    来ちゃうからね
    後先考える人たちなら
    どっかでブレーキが
    効くはずだけどね
    でもそうは見えないと
 
 (‥ )すでにあれだ
     小笠原に宝石サンゴ目当てに
     中国の密漁船が大挙して
     やってくる
     これは中国政府の意図的な
     侵略行為だ
     そう解釈する人も
     いるわけよ
 
 実際には、あちらの人たちが今の実利をてんでばらばらに取るならば、ああいうふうに長駆して組織的に動くということはほとんどありえないと思えるけども、
 
 思えるけども、
 
 でも、中国のことなんだから意図的な行為なんじゃないの? 
 
 そういう疑いの眼で見られる。すでにそういう不信感が日本人とか、あるいは周囲の国々に刷り込まれてしまっているというわけだ。
 
 これも自由と積極性の賜物である、そういうべきか。
 
 ∧∧
( ‥)それを考えると
    積極的だから良いのだ
    とか
    同調圧力と相互監視が
    あるのは悪い事だ
    とか
    生活保護叩きは馬鹿な
    保守派のすることだ
    とか
    そうは簡単に
    言えるようなものでは
    ないのだと
 
  ( ‥)なんでもそうだろうな
    ‐□ 物事を動かすのは
      見かけの精神論や
      理念ではなく
      物理的でもっともな
      理由が存在するのだ
 
 そもそも消極的というのは利益が出ないからであり、積極的というのは利益が出るというだけのこと。
 
 つまり、消極的、積極的ということ自体が、利益という物理的な物事の結果でしかないのだ。
 
 若者は消極的である! とか、今の日本人には積極性がない! とか精神論で語る人は結果を原因だとはき違えているのである。
 

 だが実際にはそうではなく、人の消極性には物理的な理由があるし、そもそも消極性とは利益が出ないという、その結果でしかない。
 
 なればつまるところ、精神論や理念による説明は、説明としては手抜きなのである。
 
 ∧∧
(‥ )でも人間は精神論や理念で
\‐  物事を説明したがるよね
 
  (‥ )そりゃ手抜きだからな
 
 
 精神論や理念が手抜きだというのなら、そういう説明に人が飛びつくのは当然であろう。脳を使わずにすむからである。
 
 つまり、人間が精神論や理念で物事を説明したがるのにも、実は物理的な理由がある。もう歳なので頭を使いたくないし、カロリーを消耗したくない。
 
 というか、脳がすでに動かないのだ。脳が満足に動かないのなら手抜きで我慢するしかないのである。

 精神論とか根性とかいう手抜きに頼るしか無いのだ。
 
 
    
 

もう輪廻の前世においてすでに失敗しているのだよ

 
 昆虫も怪獣も恐竜も、彼らは全員、男の子たちのヒーローである。
 
 だから例えば、恐竜の本を作れば売れるに違いない。出版社の編集者はそう考える。
 
 だが売れない。
 
 それも普通に売れないのではない。
 
 ぎょっとするくらい売れないのだ。
 
 編集者はこの現実に直面して当惑し、そして考える。
 
 おかしいな? なんでかな? 
 
 どういうことなんだろう?
 
 なぜなのかは知らない。だが、編集者は現実を見て、原因はよく分からないが恐竜の本は売れないのだな、そういう知識を手に入れる。
 
 これは大きな一歩であり、実行した者のみが持つ経験でもある。
 
 ∧∧
(‥ )でも熱烈なお客さんとか
\‐  あるいはマニアを自称する人
    あるいは駆け出しの業界人は
    こうすれば売れるはずだ
    僕ならこういう本が欲しい
    きっとこうだから
    売れないんだ
    だからこうするべきだ
    そう熱心に語りますよね?
 
  (‥ )弱った事にな
      本に絵を提供している
      イラストレーターまで
      こういうことを
      言い出すんだよな
      間近で結果を
      見ているはずなんだけどね
 
 
 恐竜の本なんていう浮世離れした事例を持ち出したが、こういう無駄な評論家目線はどんなジャンルでもありがちだ。
 
 監督とチームの状況をまったく把握しないままに戦況を語る観戦者がスポーツを論評し、政治と予算の都合を考えたこともない経済学者が自分の理論だけで得意げに政策をぶった切って怪気炎を上げる。
 
 あるいはラノベの巨乳な表紙を嘆き、こうしたらもっと素晴らしい作品ができるはずだ! そう提案する。
 
 あるいはアニメを嘆き論ずるのか、あるいはドラマか? あるいは漫画か? はたまた人生か??
 
 どれもありがちだし、どれも聞いたことがある話だし、今日も何かしらそういう言葉が紙面を飾り、あるいはテレビやラジオでがなり立てられ、ネットを罵詈雑言が飛び交う日常。
 
 そしてこれらはどれも、誰もがどこかで普通にやっていることでもある。
 
 まあ、それはしょうがない。これを禁止されたら僕らはみんな口を封じられて、はけ口もなくなり死んでしまう。
 
 とはいえしかし、こんな意見がすべて役に立たないこと、これもまた明らかなのだ。
 
 ∧∧
(‥ )売れないものは売れないし
\‐  売れないという現実がある
    そして
    お客の思いつきは
    結局は机上の空論で
    実行されないからね
 
  (‥ )実行されない思いつきは
      まったく意味はない
      そもそも
      実行された結果が
      今なのだからな
 
 弱ったことに、今ある姿が答えなのだ。
 
 あらゆる手はすでに試された。
 
 確かに世の中の今はそう単純ではない。現在には、今まさに出てきた試案、そして敗北して消え行く試案。そういうものも混ざっている。試された本、試されて売れない本、だが原則として今あるのは勝ち残った結果が並んでいるのだ。これを忘れてはいけない。


 ∧∧
( ‥)つまり今すでに
    答えは出ているのである
 
  ( ‥)評論家きどりってのはな
    ‐□ 今を見ていないだけ
      なんだよね
 
 だから評論家気取りの連中の言葉をよく聞いてみるがいい。
 
 僕のアイデアは良いだろ?
 
 僕の考えに賛同してくれますよね?
 
 皆さんもそう思いませんか?
 
 これは自分を評価してください、というお願いでしかない。アイデアを現物にして実際に販売しているわけではない。
 
 僕はこう思います、皆さんもそう思いませんか?
 
 これを言った時点で負けである。すでに何もやる気がないってことだ。
 
 ∧∧
(‥ )どうなっちゃいますかね?
\‐
 
  (‥ )思いつきは実行して
      初めて商品になり
      商品が売れて
      初めて金になり
      金が出来て初めて
      生活ができるのだ
 
 だがそうではない。
 
 私のアイデアをどう思いますか? こういった時点で、そのアイデアは死んだのである。それは商品にならず、売る事も出来ず、当然、金にならず、当然、生活もできない。
 
 ∧∧
( ‥)つまり
 
  ( ‥)5年たって見てみることだ
    ‐□ ほとんど全員が消えとるよ
 
 そして10年たってから見てごらん。以前、誰がそこにいたのか、それすらも思い出せなくなっているから。
 
 
 ∧∧
(‥ )でもある意味、そこで話が
\‐  輪廻しちゃうんだろうね
 
  (‥ )5年でほぼ全滅
      10年で真っ平ら
      その時点で失敗の記憶が
      ほぼリセットされている
      わけだからね
      同じことをするし
      自分のアイデアを
      画期的だと思うのだよね
 
 
 よく言われることがある。会社と経営者は人間そのものよりも寿命が短いと。
 
 確かにそうである。非常に長い歴史を持つ会社はあるし、長くその地位にいる経営者も多い。だが実際のところ、多くの会社も、そして経営者もその寿命と任期は数年とか10年程度なのだ。
 
 だから会社も経営者もごく短期的で、目先の事しか考えない。これは必然であろう。経団連がめちゃくちゃなことしか言わないのもそれが原因だろ? という揶揄もあるが、そうかもしれぬ。
 
 ∧∧
( ‥)イラストレーターとか
    駆け出しの業界人とか
    ちょっと業界通になった
    つもりのお客とかも
    そういうものだと?
 
  (‥ )だって、
      イラストレーターとか
      駆け出しの業界人の
      寿命って
      5年とかそんなもんだべ
 
 さあ、諸君、輪廻をしよう。そして未来を見てみよう。
 
 未来世界では今の僕らも君たちもすでにみんな死に絶えて、そうして5年後の新しい僕らが同じたわ言を言っているはずだ。
 
 だから問うのだ。
 
 未来がそうであると言うのなら、現在の我々も、比喩的な前世においてすでに失敗しているのではないのかと?
 
 
 
 
    

2014年11月10日月曜日

基準に合わせて自由を行使せよ

 
 民主国家には言論の自由がある。それゆえ、皆と違う事をするな、という強烈な同調圧力が必要なのだろう。
 
 ∧∧
(‥ )ビンさんがアメリカ軍の
\‐   強襲で殺された時
     アメリカはUSA! USA! の
     大騒ぎ
     それに苦言を呈した
     人もいたけども
     その人に対しては
     非難ごうごうだったよね
 
  (‥ )民主国家は貴族制にあらず
      民衆全員が兵士の国
      それが民主主義だ
      最強の軍事国家である
      民主制においては
      全国民が隊列を組まねば
      ならぬわけだよ
 
 民主制において、国家を支える兵士は奴隷ではない。そうである以上、権力があるわけだし、ゆえに発言の自由があるのだろう。
 
 ∧∧
( ‥)でも隊列を乱してもらっても
    困りますよと
 
  ( ‥)ビンさんを殺すこと
    ‐□ これ自体も合理的だしな
 
 どっちに理があるのか? という問題ではない。ビンラディンという人もアメリカも、どっちもお互いに自分たちに理があると思っているし、どちらも相手に対する報復を行っただけなのだ。少なくとも本人たちはそう思っているであろう。
 
 ∧∧
( ‥)報復で相手を震え上がらせて
    抑止力とする
    それが抑止力と
    なるからには
    それが是か否かではなく
    理があるかないかではなく
    報復を力学的に
    やらねばならぬのだ
 
  (‥ )だからさ
      やらねばならぬことに
      異を唱えてもらっちゃ
      困るんだよね
 
 民主国家の国民には言論の自由があるが、異を唱えてはならぬ。少なくとも隊列を乱す事は許されない。周囲からふるぼっこにされることは当然であるし、事実、ぼこられるのである。これが民主主義というものだ。
 
 まあ、それにあれである。イラク戦争開戦の時、反対をした人がいたが、そういう人は今やすっかり忘れられている。そしてあの時、賛成をした人たちがあれは間違いであったと当時の政権を批判するわけだから...
 
 ∧∧
(‥ )言論の自由は後から
\‐  手のひらを返して
    行使しろってことですかね?
 
  (‥ )あの時は賛成するのが
      自由だった
      今は反対するのが自由だ
      自由ってのは
      その時々で基準が変るから
      基準に合わせて
      自由を行使しろ
      そういうことじゃねえか?
 
 
 

2014年11月9日日曜日

これがgoogleの力??

 
 我が家hilihiliはgoogle によるblog。
 
 しかしgoogleのblogは昨日の昼間から「サーバーが見つかりません」でアクセスできない状態だったのだけど

 ∧∧
(‥ )blogspot.jpの部分を
\‐  blogspot.com/ncr/にすると
    見れるという話が
 
  ( ‥) あっ見れた
    ‐/
 
 トップだけではない。過去の書き込みもすべて見ることができる。
 
 だが妙なことに気がついた
 
 ∧∧
( ‥)blogのアドレスの
    末尾自体がですね
    blogspot.jpから
    blogspot.comに変っている
    みたいなんですけど
 
  ( ‥)はへ? なにゆえ?
    ‐/
 
 アドレスを変えたのか? 実際、本来のアドレス、末尾がblogspot.jpはやっぱりサーバーに接続できませんである。=>‎hilihili.blogspot.jp *2014.11.09 17:00の時点ではこれも正常に戻ったが、やはり不安定である。
 
 これじゃあリンク先が全部壊れてしまうじゃないか。そう思って調べると自分のHPからのリンクを含めて全部のリンクが直されている。
 
 というかいちいち直せる訳がないのだから、古いアドレスを要求されると末尾がblogspot.comのアドレスへ接続するよう、仕様それ自体を変えたってことなんだろう。
 
 ∧∧
(‥ )非常手段なのか
\‐  苦肉の策なのか
    あるべき姿なのか...
 
  (‥ )そういえばさ
      サーバーに接続出来ない
      状態でも
      blogger.comに
      入り込んで
      blogと文章を書く事は
      出来たんだよなあ...
 
 =>hilihiliのhilihili: 希望を語った以上、お前は人生を賭けて特攻しなければならぬ
 
 
 書かれた文章と、それをアップする場所と、それを公開する場所が別である、そういうことなんだろう。そして公開する場所が壊れていた。それが昨日までの状況だとする。
 
 それが今すぐに直せないのなら、文章自体は保存されているのだから、そこに直接アクセスできるよう、場、それ自体を新しく設定 、調節してしまえ、そういうことだろうか。
 
 ∧∧
(‥ )あの...googleでhilihiliを
\‐  検索した時に出てくる
    ここのアドレスも
    すでにblogspot.comに
    書き変っているんですが...
 
  (‥ )素人がうかつなことを
      言うものではないが...
      つまりあれかい?
      googleは
      ネットとリンクと検索
      これらを含む場をすべて
      書き換えたってことか??
 
 もちろん、それは飛ばすべき関連性を変えたというだけでしかないのだけども
 
 だがしかし、これがgoogleの力??!!
 
  
 
 *2014.11.09 17:00追記
 
 ∧∧
(‥ )blogspot.jpのアドレスも
\‐  見れるようになったね
    完全復旧に多分
    20時間以上ですか
 
  (‥ )ずいぶん苦戦した
      ものだなあ
      なにが原因だったのかね?
 
 ネットの反応を見る限り、復旧が早かった人も入れば、遅かった人もいるようである。実際、今でもjpのアドレスは見れたり見れなかったりするのだ。
 
 *一応、以上で言っている”書き換え”に関して言うと、もともとcomで表示されたものをクリックするとjpで表示する仕様だったのかもしれない、驚くことは無いのではないか、と思いつつも、やはりぎょっとしたのであった。
 
 
 
 

希望を語った以上、お前は人生を賭けて特攻しなければならぬ

 
 2014.11.08 20:59
 
 ∧∧
(‥ )googleさんはまだ
\‐  復旧していないですね
 
  (‥ )本来の顔、検索は問題無し
      現状、
      blogに関するサービス
      Bloggerに障害が
      発生しているわけだな















*画像の添付とこの書き込み自体は2014.11.09 0:04のもの。以上はキャプチャした画像。どうも2014年11月8日の12時から13時にトラブルが発生し、それから9日に入っても復旧していない。また障害発生マップからするとニューヨーク、パリ、東京などで障害が発生しているけども、どれも同じ障害なのかは不明。というか多分、違うよねえ...?

**後、海外からはこのblogが見えているのではないか? という憶測も..


 ともあれ、おかしなものでサーバーが落ちて公開はできないが、投稿自体は出来るので、ごりごりと思いつきを書くのであった。ただし、アップは日付が変って9日に入ってから行う予定(*2014.11.09 0:28に投稿)。
 
 ∧∧
( ‥)誰も見ていないのに
    書くのだね
 
  ( ‥)ネットにアップする以上は
    ‐□ 世界中から見られることを
      想定して書いてはいるが
      所詮はblogだ
      blogなんてものは
      読む人がいることを
      いちいち想定する
      ものではないよ
      読者はいるが
      同時にいないのだ
 
 まあ、それはそれとして
 
 多分、端から見て思うに、人間の脳はカロリーの支出を極力控えるように出来ている
 
 具体的に言うと頭を使いたくないのだ
 
 100円のジュースがカロリーを体現していると考えて例えれば、人間は考えることに関して100円以上の支払いはしたくないのだ、とも言える
 
 しかし、人間のそういうリミッターは性の刺激を目の前にすると外れるらしい
 
 だから、萌え絵はそのリミッターを完全ではないが、ある程度、外すことができる
 
 あるいはこう言えば良い

 萌え絵や擬人化、女体化はカロリーの壁という理解の段差を軽減する効果を持っていると
 
 艦隊これくしょんとかガールズ&パンツァーを見ればそういうことは分かるし、萌え萌えシリーズの解説本もそれを狙ったものだ。歴女の人が思い描く「私の理想の伊達政宗」も根本は同じである。
 
 性は生と存続への渇望であり、その渇望を刺激する萌え絵は、カロリーの投資と理解への門を開く鍵となる。
 
 ∧∧
( ‥)じゃあなに?
    例えば恐竜に関して言うと
    恐竜を擬人化したり
    萌え絵にすれば良いわけ?
 
  (‥ )いやー
      なんというかね
      それはすごい地雷臭だね
 
 恐竜はそもそも売れるアイテムではない。
 
 この話は以前もした通りで、そればかりか恐竜の本のせいで刊行シリーズが丸ごとつぶれるという事態があったこともすでに書いた通りである。恐竜の本の売れなさときたら、それほどの破壊力があるものだ。
 
 そんな売れないものを売るために性にからめるというのは自殺行為も良いところだと思うのだけども。それでもなお
 
 ∧∧
( ‥)それでもなお
    萌え萌え恐竜図鑑を
    作ってくださいと依頼されたら
    あなたやるでしょ?
 
  ( ‥)そりゃ仕事だからな
    ‐□ 萌え絵ではなく
      文章や監修や資料作成で
      雇われる事に
      なるんだろうけど
 
 まあ、企画にとてつもない地雷臭がするのは脇に置くとしても、萌え萌え、これはそんな生易しいものではない。
 
 例えばの話、先のガールズ&パンツァーの女の子をデザインしたイラストレーターさんは、メカと少女を一緒にしたミリタリー絵を長く描いてきたと聞く。
 
 ∧∧
(‥ )当該のアニメにおける
\‐  デザインとしては
    メカ少女ではなく
    あくまでも
    戦車を扱う
    普通の女の子を
    設定したのだけどね
 
  (‥ )だが
      戦車に合うような
      普通の女の子を描く
      これは
      相当な試行錯誤が
      なければ駄目だよね
      例えばベルバラの
      オスカルや
      ガンダムのセイラさんが
      戦車に乗っても
      困るわけだよ
      というか乗っても良いけど
      絵柄が物語の主旨と
      企画からずれるよな
 
 企画に沿ったキャラクターを違和感無く描き出す。これを可能ならしめるのは長い経験とかセンスとか才能とか試行錯誤とか、それを時間をかけて磨いた鍛錬と飽くなき集中力であって
 
 ∧∧
( ‥)あれが売れた
    じゃあ俺たちもやろう
    それで成功するような
    ものじゃないのですと
 
  ( ‥)萌え萌えってのは
    ‐□ 簡単じゃねえのだ
 
 ましてや恐竜の萌えとは地雷臭以外、なにも感じられないものである。このような無茶ぶりを突破するのは容易なことではあるまい。
 
 しかしだ、性にからめられないとなったら、恐竜の本にはやはり未来がないのだ。大ブレイクして本格的に詳しい本が出るなどという未来はなかろう。
 
 あるいは人が希望的観測で曰く。
 
 例えば素晴らしい恐竜の復元画があれば売れるのではないか? 
 
 以前、仕事仲間でもこれを強硬に主張していた奴がいたものである
 
 このよくある意見に関して言えば
 
 ∧∧
( ‥)それも論外であると
 
  (‥ )すばらしい復元画があれば
      売れる
      仮にそうであるとしたら
      とっくに色々な本が
      もっと売れてるはずだろ?
      だがそうではない
      あらゆる試みが
      すでに全滅している
      この事実から
      眼をそらしちゃ駄目だよね
 
 つまり復元画がどうのこうのというのはとっくに負け戦であり、勝負はもうついているのだ。すでに敗戦です。
 
 だから、あれだ。戦争はもう終わったんだ。諸君らは国に帰って家族と幸せに達者で暮らせ
 
 そしてこれは実のところ、消費者は恐竜の復元画なんかに興味はない、ということを示しているのかもしれない。
 
 ∧∧
(‥ )そんなことはない!
\‐  そういきり立つ人も
    いるでしょうけどね
 
  (‥ )というかいたけどな
      まあなんだ
      挑戦するのは自由だよ
      だから挑戦すれば良い
      自分の人生を
      摩耗させれば良いのだ
      簡単だよね
      ただな
      そう言ってだな
      一人
      また一人と
      しなびるようにして
      死んでいったのさ
 
 消え去る者の声はかすかで、生きている者は仲間が消えたことすら気がつかぬ。それでも我こそは違うのだと胸を張って歩き続け、そうして彼もまた声を立てることもできぬまま、しなびて消える。全員そうなった。そうして全員がそうなるのだ。
 

 自分はこれが好きだ。
 
 同じ趣味の人がいるはずだ。
 
 ここまでは正しい。
 
 だが、いるからといって、それが市場の存在を保証しているわけではない。
 
 客がいることと売れることは別だ。
 
 というか
 
 こうすれば良いのではないか? そう言っている時点で分が悪いのだ。
 
 ∧∧
( ‥)こうすれば良いのでは?
    それはそこには
    まだ誰もいないって
    ことだよね
    しかし
    そこに先人が
    いないということは
 
  (‥ )そこには
      市場がないってことさ
      あるいは
      なにか強烈な障害が
      あるのだな
 
 まあ、障害があるとしたらむしろそれは吉報である。そこさえ突破すれば先へいけるからだ。これは恐竜うんぬんとかの話に限ったことではない。あらゆることに言えるのである。例えば今や出版界の状況は危機的なのだ。生き残るために、市場の可能性をとにかく探さなければならない。
 
 なれば
 
 ここまで来てもなお、想い果てぬというのであれば。 
 
 現実を見て
 
 それでもなお自分の考えと理想を願い信じると言うのであれば。
 
 ならば諸君。希望を持って、人生を賭けて特攻したまえ。何、失敗しても誰も笑ったりはしない、そもそも忘れ去られるだけだからである。
 
 そして突破できたら、誰も到達できなかったその場が諸君を待ち受けているであろう。
 
 だが一応言っておくと、壁の向こうが新天地であったとしても、それ自体はそれまで誰もそこへいけなかったということを示しているに過ぎない。突破した先に市場があるかどうかは保証の限りではないのだ。
 
 そして失敗すれば諸君らは骸に成り果てる。だがしかし、それはそれで糧にはなるであろう。だから、なるべくなら笑って逝って欲しい。最後は苦しく、そんな余裕もないであろう。泣いて終わることになるであろう。だが、できれば笑って欲しいのだ。夢に殉じるとはそういうことだ。
 
 
 これはhilihiliのhilihili: 性欲こそが脳のリミッターを外すの続き
 
      

2014年11月8日土曜日

性欲こそが脳のリミッターを外す

  
   ( ‥)おかしいな
     ‐/ blog本体に
       接続できん??
 
 ∧∧
(‥ )なんかgoogleのサーバーが
\‐  ダウンしているみたいだね
 
これを書いている時点ではここに接続できない=>‎googlejapan.blogspot.jp
 
 googleで検索をかけることは出来る。しかし、googleをサーバーとするblogや書き込みは軒並み全滅である。今日はなんか不安定だと思っていたけども、サーバーのダウンが本格的になり、しかもかなり長時間に及んでいるらしい。


 ただ、おかしなもので投稿を作ること自体は出来るのである。というか、今、実際にこれを作成している(現在の時刻は2014.11.08 18:15)
 
 ∧∧
( ‥)作る事はできるのに
    公開された部分には
    アクセスできない
    そもそもそのサーバーが
    落ちている
    どういう仕組みなんだろうね
 
  ( ‥) blogの作成と保存
    ‐/ ネットへの公開は
       それぞれ別物である
       そういうことかも
       しれんな
 
 
 安全策だ、ということやもしれぬがよく分からん。
 
 さて
 
 ∧∧
( ‥)でっ?
 
  ( ‥) 最近、健忘症でな
    ‐/ 思いついた事は
       書いておこうと
       思ってな
 
 別に目新しい事でもなかろうが、例えば
 
 伊達政宗公、素敵! きっと彼はこんな姿と顔と声
 
 そう言って絵を描く歴女さんは
 
   (‥ )これ、男で言うと
       歴史上の人物の
       女体化に該当する
       萌え方だよな?
 
 ∧∧
( ‥)は?
 
 男の多くは男に恋が出来ない。いや、恋をするとかうんぬん以前にリビドーがかきたてられないのだ。
 
 ∧∧
(‥ )だが、歴史上の人物を女性に
\‐  性転換させてしまうと
    リビドーがかきたてられる
 
  (‥ )女性の場合は
      そんな必要がないんだよ
      歴史上の人物の多くは
      男性だからな
      すでに異性なのだ
 
 それを考えると、歴女さんの「歴史上のこの人はきっとこんな人♡」という萌え方は、別におかしなものでもなんでもない。
 
 反対に、性転換や女体化は男性が萌えるための苦肉の策であるとも言える。
 
 そして、リビドーは人間がそれに向けてカロリーを傾注する動機となる。いや、原因というべきか。
 
 ∧∧
(‥ )人間はカロリーの支出を
\‐   極力抑えるように動作する
     そうしないと不経済で
     最悪餓死してしまう
     でも性的な理由があると
     そのリミッターが外れる
     あるいは制限が大幅に
     緩くなる
 
  (‥ )子孫を残した者が
      存続するのだ
      性的な理由で
      カロリー支出の
      制限が外れるのは
      合理的であろうな
 
 歴女の人は歴史上の男性にそのまま萌えることができる。
 
 男の場合、歴史上の男性を女性化することでリミッターが外れる。
 
 ∧∧
( ‥)ガールズ&パンツァー
    でしたっけ?
    戦車に女子高生を乗せるって
    アニメがあって
    あれは当たったと言いますが
 
  ( ‥)女の子に武器っていうのは
    ‐□ 昔からある分野だけども
      戦車でそれをやって
      しかも当ててみせたのは
      快挙だよな
      ガールズ&パンツァーは
      史実の機械を可能な限り
      忠実に再現して
      女の子とからめることで
      脳の制限を外し
      知識の普及に貢献した
      そう考えることもできるね
 
 
 艦隊これくしょんも同様であろう。戦艦の名前、艦種、史実、普通なら覚えないものが、性的な刺激を鍵とすることで脳の制限が外れた事例なんだろう。
 
 ∧∧
(‥ )逆に言うと
\‐  性欲とうまくからめられなかった
    分野とジャンルは
    衰亡するってことですかね?
 
 (‥ )客の脳の内部に存在する
     カロリー制限のリミッターを
     外す事に失敗すると
     どうにもならない
     そういうことだろうなあ
 
 確かに、性欲以外にもリミッターが外れる場合がある。しかしそれは、死への恐怖や社会的な地位を高めたいというもので、これもまた性欲と表裏一体である。
 
 あるいは、ある種の症状を発症した人が、巨大で規則正しく動くものに強い関心を持つし、それに大金をつぎ込むという事もある。これは確かに症状であり遺伝的なものであるから、必然、ある割合で生まれてくる。つまり市場は成立するし、性欲とは関係ない。しかしこれはあくまでも非常に特殊な事例でもある。応用できるものでもないし、つぶしが効くものでもないだろう。
 
 ∧∧
(‥ )性欲と関連することに
\‐  失敗したジャンルは
    衰亡の道を辿る
 
  (‥ )人間の脳の構造上
      そうならざるをえないと
      思うのだけどね
 
 さてもさても
     
 
 ∧∧
( ‥)じゃあ以上の文面を
    アップしてみますか
 
  ( ‥)サーバーはまだ
    ‐□ ダウンしているみたいだな
      この状態でアップできるか
      試してみるか
 
 現在、時刻は2014.11.08 18:49である。
 
 *ちなみに
 
 ∧∧
(‥ )アップはできたようですね
\‐
 
  (‥ )そればかりか
      今やっているように
      テキストに
      追記できる状態だ
      やはりサーバーに
      アップされた後
      ネットに公開する行程で
      不具合が起こっていると
      考えるべきなんだろうな
 
 実際、追記が出来るにもかかわらず、表示ができない。そういうことなんだろう。

 当然だけども、今頃、プログラマーさんたちとかが復旧作業に追われているはずだ。土曜日の夜にご苦労様である。
 
 
 

意外とみなさん、これをやってしまうのである

 
 例えばの話こうである。
 
 化学元素を擬人化する。
 
 イラストレーターに、この元素の性質はこうであるからこう描きなさい、こういう要素を入れなさい。そう注文したとする。
 
 だがイラストレーターがこう言ったとする。
 
 なんで? 可愛ければいいじゃん。
 
 ∧∧
( ‥)はい、そこで
    元素を擬人化する意味は
    なくなりました
 
  ( ‥)これは例え話だが
    ‐□ こういうことを
      やっちゃう奴が
      多いんだよな
 
 もちろん、これをやった瞬間に意味は無くなるのである。
 
 可愛ければいんでしょ?
 
 こう言った瞬間に、じゃあ元素にこだわる意味なくね? という話になる。
 
 史実なんてどうでもいいよ、格好よければ良いじゃない。
 
 そう言った瞬間に、そのキャラは伊達政宗である必要がなくなる。
 
 格好よければいいじゃん。骨とか筋肉とか科学とか系統とかうるさい! 
 
 そう言った瞬間に恐竜の復元は恐竜である意味を失う。怪獣やドラゴンで良いのだ。
 
 そりゃあ、ジャンルも崩壊するだろ。
  
 絵はあくまでも手段だ。目的ではない。
 
 だがしかし、絵そのものを目的にしてしまう人がいる。それは描く者からすれば当然かもしれないが、結果は無惨なものだ。本来の目的を果たしていないのだから当然であろう。絵が目的とは本末転倒であり、それではその場が滅びる。いや、事実として滅ぼしたのだ。その結果がこれだ。こういうことを素人やファンがやるのはともかく、プロが金をもらってやってしまうとはいかなることか?
 
 
 ∧∧
(‥ )例え話だけど
\‐  こういうことを
    やっちゃう人はでも多いよと
 
  (‥ )プロなのに
      プロじゃねーんだ
      とも言えるよね
      でもこれがなあ
      意外とやっちゃうんだわ

 
 
 まあ、もちろん、人が科せられた戒律はただひとつだけだ。
 
 望むがままを行え。
 
 好きに食べ、描き、望み、行い、殺す
 
 それらはすべて自由である。自由とはそういうものだ。自由とは無法なり。
 
 だが、やったからには結果をともなう。
 
 ∧∧
( ‥)ジャンルが衰亡したり
    仕事が成立しなくなったり
    お前のやったことは
    プロじゃねえよ
    そう言われたりね
 
  ( ‥)責任はともなわん
    ‐□ だが結果は
      死ぬまで
      ついてまわるのさ
 
 
 
 これはhilihiliのhilihili: 絵なんてものは所詮のところ、いわゆるイデアの影の続き
 
 
 

絵なんてものは所詮のところ、いわゆるイデアの影

 
 その人は、いわゆる歴女の人が「伊達政宗はこういう顔をしているの!」と描いた絵を、「そんなわけねえだろ、伊達政宗はおっさんだー!」と言って大げんかになったのであった。
 
 ∧∧
( ‥)なんと言えば
    いいんですかねえ
 
  ( ‥)言い様によっては
    ‐□ どっちも正論だな
 
 全盛期の伊達政宗はおっさんだ、というのはまんまな意味だ。異論はない。
 
 歴女の人の言い様も、「史実と資料が語る伊達政宗に、私の理想像を投影するとこういう絵なるの」という意味なら、やはり問題ない。
 
 ∧∧
( ‥)でもこれが本物の
    伊達政宗なの! とか
    言い出すと
    ただの痛い人になる
 
  (‥ )史実と資料あっての
      妄想だとも言える
   
 多分、艦隊これくしょんもそうなのだろう。擬人化された戦艦大和を見て、これが本当の戦艦大和だ、戦艦大和はこういう女の子だ、と言い出したら、ただの痛い人である。というか、周囲がどん引きだ。
 
 ∧∧
(‥ )戦艦大和を陵辱する
\‐  18Rの同人誌...
 
  (‥ )そういうのが出来るのも
      実のところ
      艦隊これくしょんという
      ゲームが
      しっかりしているから
      できることなんだよな
 
 艦隊これくしょんの運営まで、このイラストこそが本当の戦艦大和です、とか言い出したらお仕舞いである。18Rの同人誌さえも激減するだろう。ジャンル自体が萎縮して死んでしまうのだ。
 
 ∧∧
( ‥)戦艦の擬人化
    歴史上の人物のイメージ画
    絶滅した恐竜の復元画
    絶滅したニホンカワウソの調査
    どれも
    現実、史実、資料、骨格、
    化石、近縁種、科学
    そういう元があるから
    成立するものである
 
  (‥ )擬人化が主体だの
      女の子が主体だの
      イメージ画が主体だの
      復元画が主体だの
      調査自体が主体だの
      そんなものは
      妄想の話でな
      そんなことしても
      周囲からどん引かれる
      だけなんだよ
      ご本人は自覚できない
      かもしれんがな
 
 それはジャンルの自殺だ。
 
 いや、妄想の話をみんなでしているという時点で答えは明らかだろう。そのジャンルはすでに死んだのだ。今いる連中は未来につどったわけではない。自分でも気がついていないが、葬式に参加しているだけなのだ。
 
 忘れてはならぬ。擬人化だろうが、イメージ画だろうが、復元画だろうが、調査だろうが、それ自体が目的ではないということを。
 
 そんなものは現実、史実、資料、骨格、化石、科学、そういうものの影でしかない、ということを。
 
 これを忘れた時、それはただの妄想になり、痛い奴だと周囲からどん引かれることになり、そしてついにはジャンル自体が死に絶えるのだと。
 
 実際、そうして死に絶えたジャンルが幾つもあったではないか。それを忘れて自分が気持ち良いからと、現実を見る事無く邁進すると自殺することになろう。
 
 絵を描く者は忘れてはならぬ。
 
 所詮、自分は影でしかないのだと。現実から逃げると、自分はなす術も無く消える影でしかないのだと。
 
 忘れてはならぬ。自分は結局のところイデアの影でしかない、ということを。
 
 影が一人で自立することはかなわぬ。これを忘れてはならぬ。
 
 
 

  

客は購買層ではないし、言う事とやってることが違うし

 
 hilihiliのhilihili: 言葉や議論では外には出れぬの続き
 
 ∧∧
( ‥)例えばの話
 
  ( ‥)こんなことがある
    ‐□
 
 アメリカの研究者チャタジー博士は、自分はプロトアヴィスという化石を見つけた、これは始祖鳥よりも古い鳥の化石である。そう主張したことがある。
 
 始祖鳥よりも古い鳥の発見! 始祖鳥は鳥ではなかった?? 鳥は恐竜ではなかった?? このニュースは当時、センセーショナルに伝えられ、今でもその残響が残っている。
 
 
 問題はである
 
 これ鳥じゃないよね。
 
 というか、博士がプロトアヴィスの手だ、これは鳥の手だ、といっているこの部分、これはワニの化石だろ?
 
 ∧∧
(‥ )ワニの足だって意見も
\‐  ありましたよね
 
  (‥ )写真を見る限り
      手だとすると
      恐竜や鳥の手ではなく
      ワニの手の骨なんだよな
      手にこだわらなくても
      良いよ
      そう言われるのなら
      ワニの手よりも
      ワニの足の骨かもね
 
 博士は叉骨を見つけた、とも主張した。鎖骨は体の左右にある。鳥の場合、これが融合して叉状の骨になる。つまり叉骨。それゆえ、叉骨を真ん中から割って片方を見ると、内側と外側がある。だがしかし、博士の言う”叉骨”にはどうもそれがない。
 
 これはむしろ、体の正中線にある骨だよな?
 
 ∧∧
(‥ )あれは神経棘だと
\‐  言われているよね
 
  (‥ )背骨を走る神経を守る
      突起状の骨な
 
 頭部はかけらが見つかっているが、これ自体は肉食恐竜のものでよいらしい。だが鳥だと言える証拠は見つかっていない。
 
 要するに地層から見つかった異なる複数の動物の骨を一緒くたにして 恣意的に鳥だと解釈したもの。それがプロトアヴィスである。端的に言うとこれ、チャタジー博士のほらなのだ(博士はこういう話が多い、というかほとんど全部それである)。
 
 まあ、こんなほら話自体はどうでも良いことだ。この手の話はどんな分野のどんなジャンルでもひとつふたつあるものである。
 
 問題があるとしたら。
 
 ∧∧
(‥ )あれ、ほら話だよ
\‐  そういう知識が全然
    広まらないことだと
 
  (‥ )そういうことを書いた
      日本語の本は
      2つ3つあるのだ
 
 だが、”始祖鳥よりも古い鳥プロトアヴィスはほら話だよ”、という話は全然、全く広まっていない。
 
 これはつまり
 
 ∧∧
( ‥)恐竜の本なんて
    誰も買ってないじゃん、と
 
  ( ‥)少なくともあれだね
    ‐□ お客は口では
      詳しい本が欲しいと
      言うのだ
      だが実際には
      詳しい本を買っていないね
      あとあれだね
      2000円以上する本は
      買ってないな
 
 知らない、とは、何を買っていないか、何を読んでいないのか、それを自己申告する行為でもある。
 
 
 つまりこうである。
 
 恐竜のことを詳しく書いた本が欲しい。
 
 その要望は問題ない。だがしかし。
 
 恐竜のことを詳しく書いた本が欲しいし、そういう本があれば売れる。
 
 これは明らかに間違いだ。
 
 ∧∧
(‥ )それを知らないとは
\‐  それについて書かれた本を
    読んでもいないし
    買ってもいないことを
    示している
 
  (‥ )だから
      売れない事はすでに
      明らかなのだ
      彼ら自身が知らない
      つまり
      買っていないのだからな

 
 
 そういえば、以前、こんなことがあった。ある出版社から出ていたシリーズものの本。自分もそのシリーズの一冊を作ることになっていた。だが、自分の知り合いが先に恐竜の本を書いたのである。そしてそのシリーズは...そこで終わりになった。
 
 恐竜の本がまったく売れなかったので先が続かなくなったのだ。恐竜の本のためにシリーズ丸ごとひとつがつぶれた。
 
 ∧∧
( ‥)そしてあなたの仕事も
    無くなりました
 
  ( ‥)恐竜の本は売れないのさ
    ‐□ シリーズをつぶす
      インパクトがあるほど
      なのだからな
 
 まあ、あれはあれで良かったのかもしれない。もし自分が先に書いていたら、自分がそのシリーズをつぶしていたかもしれないし
 
 ∧∧
(‥ )つぶしたらつぶしたで
\‐  その黒歴史は
    経験にはなった
    でしょうけどね
 
  (‥ )これは駄目だった
      それは分かるからな
      黒歴史が無くば今もない
      黒歴史が生かせぬ人間に
      先などありゃせん
 
 
 確かに他人の失敗ではあるが、少なくとも、傍目に見て分かったこともある、これでは駄目なのであると。他人の大失敗ではあるが、それは経験とすることもできよう。
 
 ∧∧
( ‥)だとすると
    やるべきことは
    ただひとつ
 
  (‥ )以上でないことを
      具体的にやれってことさ
 
 
 そして、少なくともこうは言える。マニアとか客の意見とかはどうでも良いと。
 
 そもそも客は客ではないのである。購買層とは集合だ。客は個体であって集合ではない。個体は集合名詞ではない。客が購買層の一部になりうるからといって、客が購買層という集合の動態を把握しているわけではないのだ。
 
 つまり客も消費者も、何がどうなっているのかまったく分かっていないのである。
 
 そうである以上、客の意見を聞くなど愚劣だ。
 
 思いつきを実際に実行して検証できる作り手のみが仮説を完成へ近づけることができる。そういうことである。

 
 そもそも客というものは、口で言っていることとやっていることが、まったく乖離しているのである。以上で申し述べたように、知りたいと口では言うが、本をまったく読んでもいないし買ってもいないことは明らかだ。かように客というものは、自分の動作も把握できていないのである。彼らの口先だけの主張が一体何の参考になるのであろうか?
 
 やるべきことはただひとつ。試す事だ。
 
 口だの、言葉だの、考えただの、議論だの、そんなものはいらん。実行あるのみ。検証あるのみ。前進あるのみ。
 
 ∧∧
(‥ )とはいえですよ
\‐   あなたは後
     何手打てますかねえ
 
  (‥ )現状、8手なんだがな
      打ち終える前に
      詰んでしまう可能性も
      高いからな
      詰むとしたら
      2年以内だね
 
 ∧∧
( ‥)詰んだら詰んだで
 
  (  ‥)まあ、
    ‐□ これでは駄目でした
      そういうことが
      分かるだろうねえ
 
      
 
  

2014年11月7日金曜日

そりゃあ本を書いても無駄に決まっておる

 
 本を書いても無駄なのだ。
 
 正論がどうのとか、そういう問題ではない。
 
 人間の心は収入と支出で出来ている。
 
 ∧∧
( ‥)収入は最大に
    支出は最小にしたい
    合理的であるし
    そうでなければならぬ
 
  ( ‥)だがしかし
    ‐□ これゆえに人間は
      バリアフリーが必要な
      老人になってしまう
 
 その本を理解し把握するために、通常よりもほんのわずかだけカロリーを余計に消費する。そうである場合、人はその本を拒絶する。というか読めない。
 
 わずかな段差があるとそこから先へは動けなくなる老人のように、人間はほんのわずかなエネルギーの支出があるというだけで、その本を理解もしないし、そもそも読みもしない。
 
 段差の先には絶対的に進めない。いくらなにをどうあがこうが無理だ。
 
 ∧∧
(‥ )アメリカの中間選挙は
\‐  民主党とオバマ政権の
    大敗だそうですが
 
  (‥ )本当はブッシュjr政権の
      せいなんだけどな
      いや
      正義の行使を支持した
      アメリカ国民の
      民主的な判断の
      結果だよね
 
 民主的な判断だ。
 
 言論の自由と正義と信念の行使だ。
 
 その結果があのざまである。
 
 ∧∧
(‥ )世界の文化は
\‐  異なる戦争文化を持つ
    軍事史家ジョン・キーガンさん
    の意見だけども
 
  (‥ )あの人は
      湾岸戦争の顛末を見て
      西欧の戦争と中東の戦争は
      文化がまるで違っていて
      噛み合わないよ
      そういうことを
      「戦略の歴史」で
       指摘したのだが
 
 だがしかし、もしかしたら、アメリカの有権者はこう思っていたのかもしれぬ。ベトナム戦争では負けた。しかし湾岸戦争では勝った。つまり我々は勝てるのだ。ベトナム戦争は反戦という形で味方によって背中を撃たれただけなのだ。本当なら勝っていた戦いなのだ。事実、勝ったではないか!
 
 ∧∧
( ‥)でも実際には
    ベトナム戦争とは
    負けなきゃ勝ちじゃん
    正面決戦なんて
    することないじゃん
    そういう戦争文化に
    アメリカが屈した戦いで
    あったとしたらどうか?
 
  ( ‥)湾岸戦争は
    ‐□ クウェートから敵を
      たたき出して無力化する
      そういう目的だけに
      しぼった戦い
      つまりすでに敵はいて
      そこに正面決戦を
      挑める状態だったとしたら
      どうなのか?
 
 こういう解釈だと、ベトナム戦争も湾岸戦争も、状況はなにも変っていないということになる。
 
 異なる戦争文化は勝利の条件が異なる。
 
 つまりベトナムは有利な条件で勝ち、イラクは不利な条件で負けた。
 
 そしてアメリカは不利な条件で負け、有利な条件で勝った。

 
 ∧∧
( ‥)だとしたら
    湾岸戦争の勝利をもってしても
    ベトナム戦争の敗北は
    これっぽっちも
    あがなえていませんよ、と
 
  (‥ )民主国家の有権者たちは
      湾岸戦争の勝利で
      舞い上がったのかなあ?
      これで敗北は帳消しだ
      そう思ったのかな?
      勝てるはずだ
      そう思ったのかな??
 
 だが、そうではないとしたらどうなる?
 
 というか、
 
 そうではなかったのだよな。 イラク戦争の結果はその事を示している。勝ったはずなのに、試合は続行されたのだ。
 
 そもそもイラク戦争の終わりとは一体全体なんであろうか? 何をもってイラク戦争の終わりと言えば良いのか? それすらも分からぬ有り様。
 
 
 ∧∧
(‥ )ジョン・キーガンさんは
\‐  こういう状況を
    どう見ているのですかね?
 
  (‥ )さあね
 
 
 とはいえ、確実に言えることはある。キーガンさんの本、原著は英語の本だけど
 
 アメリカ人は誰も読んで無いんじゃね?
 
 
 ∧∧
(‥ )つまり、いくら本を書いても
\‐  他人に考え方が
    伝わるわけねーじゃん と
 
  (‥ )まあそういうことなのでな
      読者とか消費者とか
      どうでも良いのだよ
 
 本は妥当なことをだけを書けば良い。
 
 あるいは金儲けをしたいのなら、皆が喜ぶ嘘を書けば良い、それだけの話。
 
 例えば、イラクのフセイン大統領を倒さなければならない。湾岸戦争において我々は勝利を盗まれたのだ。そう主張した本もアメリカにはあったよな。
 
 
 ∧∧
(‥ )いっぱい死んだねえ
\‐
 
 (‥ )夢を売るってこういうことよ
     商売の基本よな
 
 

 夢を売った、買った。死んだ。命を支払った。これは確かにビジネスである。これを禁ずるすべはない。
  
    

2014年11月6日木曜日

考えるとは仮説を作り出す作業でしかない

 
 考える、とは仮説を作り出す作業でしかない。

 ∧∧
(‥ )情報を集め
\‐  状況を整理し
    全体を簡潔にまとめる
 
 (‥ )なんのこっちゃない
     重要と思われるものを
     取り上げ
     影響が少ないものを
     切り落とし
     それらから
     状況を説明する仮説を
     作り上げているわけだ
 

 ここまでは必要な作業であるのだろう。
 
 ∧∧
( ‥)でも、これはあくまでも
    仮説第一号であって
    思いつきでしかない
    これを検証しなければ
    仮説の是非は
    確かめられない
 
 ( ‥) だが人はしばしば
   ‐/ 議論と説明だけで
      なんかやりとげたー
      と満足してしまう
       ここが問題なのだ
 
 
 こうして、”考える”と”議論”は何もしない言い訳になる。検証や確認を怠る口実にされる。
 
 

 

それは言い訳だろ?

 
 ∧∧
( ‥)つまり
 
  (‥ )考えるとか議論するとか
      あれは何もしないための
      言い訳だろ?

 
 
 =>hilihiliのhilihili: 金こそが心のイデアなり



金こそが心のイデアなり

 
 人間の体は収入と支出で出来ている。
 
 ∧∧
( ‥)そして心とは
    体が作り出す
    いわば影でしかない
 
  (‥ )ようするに俺たちの心は
      金の流れが投影された
      影でしかない
      そういうことだ
 
 プラトンはこの世界の”向こう”にイデアがあると考えた。これは古代ギリシャ人からすれば当たり前の帰結だったのかもしれない。
 
 人間はいびつな円しか描けない。それでも大きさを持たない点から等距離にある点の集合、という意味で円を思い描くことができる。
 
 そういう真なる円、理想化された円が実在するかというと実在しないだろう。
 
 理論的に存在するのかも分からない。例えばの話、この世界の時空が大きさを持つ立方体で構成されているとする。分かりやすく二次元で言うと正方形で構成されているとする。いわばピクセルや画素で構成されている世界だとする。
 
 ∧∧
( ‥)仮にそうであるとした場合
    この世界では理想的な円は
    実在しないことになる
 
  ( ‥)そういう可能性もある
    ‐□ この時空がピクセルや
      画素で構成されていない
      という保証はない
 
 
 それだのに、プラトンは、真なる円が存在する、それがイデアであると考えた。数学とはイデアへと至るための道であったし、真理へ至ると信じ込んだ。
 
 ∧∧
( ‥)何の証明も無しにね
 
  (‥ )プラトンの考えは
      ただの宗教にすぎぬ
      だがしかし
      金は心のイデアに
      なりうるのだ
 
 心とは影にすぎぬ。心は人間の影だ。そして人間は収入と支出で成り立っており、それは金の流れで表現できる。
 
 つまり心は金の影であり、金こそが心のイデアなのだ。
 
 ∧∧
(‥ )こういうと
\‐  激怒する人がいるのは
    確実ですけどね
 
  (‥ )だがな
      金こそが心を作り
      心は金の影であり
      心は金の投影である
      これを自覚しない限り
      この先
      生き延びられないぞ
 
 これはhilihiliのhilihili: 言葉や議論では外には出れぬの続きでもある
 
 ∧∧
( ‥)ようするに
 
  ( ‥)消費者の言ってる
    ‐□ きれいごとは
      全部ガン無視しろだ
 
 消費者と生産者は全く別の金の流れのもとで暮らしている。それゆえお互いにまったく心の有り様が違う。把握も違うし、理解も違う。金の流れを無視して、こうすれば売れるのではないか? という何も知らない連中の素っ頓狂なたわ言を聞く必要はないのだ。
 
 というか聞いていたら死ぬ。つまり聞いてはいけない。客の意見はすべて握りつぶせ。
 
 ∧∧
(‥ )聞くのではなく
\‐  考えるのでもなく
    思いついたアイデアを
    試しなさいと
 
  (‥ )考えるとは
      馬鹿げたことだ
      試して結果を見て
      そして検証し確認するのだ
      それ以外は全部却下
 
 
 考える、などという愚行はことごとく轢きつぶさねばならん。
 
 
  

2014年11月5日水曜日

言葉や議論では外には出れぬ

 
 ∧∧
( ‥)恐竜の本っていうのは
 
  ( ‥)あれは売れないんだよね
    ‐□
 
 出版社はひとつにまとまったひとつの組織
 
 というよりも
 
 編集者という半ば独立した経営者たちの集合体に近い。
 
 そういう編集者たちが皆、それぞれ、孤立に、個々に考えるのである。恐竜の本を作れば売れるのではないだろうか? と。
 
 ∧∧
(‥ )でも売れない
\‐  そうしてみんな
    あれれ??? と
    首をかしげる
 
  (‥ )まあ、売れても他の本と
      売れ行きが
      たいして変らないのだ
      あるいはむしろ
      まったく売れない
      これを何度も何度も
      みんなそれぞれ別々に
      個々に経験して
      皆がそれぞれ
      首をかしげるのだ
 
 こうして、恐竜の本は売れないから止めようよ....そう言われることになる。

 
 
 売れない理由は色々考えられよう。そもそもそれぞれ別々の本である。理由が同じわけがない。
 
 子ども向けすぎたのかもしれない。難しすぎたのかもしれない。マニアックすぎたのかもしれない。反対に恐竜マニアの層が薄すぎるのかもしれない。絵が悪かったのかもしれないし、価格が高すぎたのかもしれないし、宣伝が悪かったのかもしれないし、販売時期が悪かったのかもしれない。
 
 もっと単純な意見もある。
 
 みんなでばんばん出すから、とっくの昔に市場が飽和してるんじゃねーの?
 
 これが一番正しいのだろう。だが、実際はよく分からない。
 
 
 ∧∧
(‥ )出版は複雑な系だから
\‐  因果関係がよく分からない
    のだよね
 
  (‥ )こうすれば売れるはず
      それで売れたとしても
      それが図星だったのか
      それすらも
      分からないんだよな

 
 こうすれば売れるはず。
 
 見ろ! 売れた。どやあ!
 
 これはこれで正論だ。これで理解は一歩深まる。だがしかし、それでも疑惑は残る。売れた理由が、本人が考えたことと全然違っていたかもしれないからだ。
 
 本というのは、そのぐらい挙動が分からないものである。
 
 何度か成功を繰り返して、そうしてようやく因果関係が確からしくなってくる。
 
 そしてもちろん、やってみなければこれすら言う事ができぬ。
 
 
 ∧∧
(‥ )でもこうすれば
\‐  売れる恐竜の本が
    作れるのではないか?
    そういう
    口先の意見自体は
    色々と昔からあるよね
 
  (‥ )その手の議論は
      仕事仲間と以前
      よくしたものよ
      今から思えばこんな議論
      ただの馬鹿議論だったが
      懐かしいなあ
      全員、消えたけどね
 
 というか、議論というものは、そもそも馬鹿で無意味なものなのだ。議論などというものにはまったく意味がない。
 
 そうではなく、確認しなければならぬ。  
 
 こうすれば良いのではないだろうか? 

 そう思ったら、それを作ってみれば良い。簡単な話だ。
 
 確認こそが必要なのだ。口先だけでどうする。
 
 ∧∧
( ‥)作れば良い
    単純だね
 
  ( ‥)仮説を検証するとは
    ‐□ こういうことさ
      議論が無意味なのは
      検証がないからだよ
      科学の端くれならば
      検証が当然
      議論だけの科学なんぞ
      存在せんからな
 
 もっとも、実のところほとんどの手はすでにやり尽くされて、ほぼ全部の手が失敗している。
 
 議論の結果生まれた画期的な一手とは、すでにとっくの昔に誰かがやって、そうして、なす術も無く死んでいった手でしかないものだ。
 
 斬新な思いつき、というものは、とっくの昔に起きて敗北した死に手でしかない。それはすでに起こったことなのだ。
 
 あるいは例えばこう
 
 詳しい恐竜の本は無いものか? 
 
 ああ、残念。そんなものとっくの昔からある。英語ではあるが。
 
 ∧∧
( ‥)日本語で欲しいって
    言うだろうけどね
 
  (‥ )和訳したって高いから
      売れないけどな
      というか売れないから
      高くなるし
      高くなるから
      売れないのだがな
 
 そもそも原著のお値段自体が、円に換算するとかなり高いのだ。それを考えれば結論は明白である。英語の原著も売れていないし、売れることを想定していないということだ。つまり本当は内容に問題があると見るべきだろう。内容が難しいとは頭を使うことである。これはカロリーを大量に消費することを示す。カロリーもお金も、出費という点では同じだ。難しい本を買わない人は高いものを買わないし、高い本を買わない人は考えることにも投資しない。
 

 それでも人口という母数が多ければ、少数の変わり者が購買者になってくれる。だが、人口の多い英語圏やアメリカにおける原著でさえも、以上のように高いのである。人口が1億2000万しかいない日本では話にならない。

 詳しい原著を和訳して売る。やること自体は出来るが赤字になるだけだ。使命感に燃えて教科書を和訳する。そういう会社もあるが、そうしてつぶれていった会社もまたあるのだ。
 
 日本語の詳しい本が欲しい。その意見は当然だが、つぶれていった会社の人々の前でこんな話をしたら、まあ、顔面にグーパンチを叩き込まれるかもしれない。
 
 お前は口ではそう言うが、実際には買わなかったではないか!
 
 怒りは当然であろう。
 
 ∧∧
(‥ )本がないことには
\‐  合理的な理由があるわけだね
 
  (‥ )反対にだ
      難しい本を買わない
      これにも
      合理的な理由があるのだ
      人間は金とカロリーの壁を
      突破出来る能力を
      持っていないのだな
 
 
 まあ、こういう抽象的な話はともかくとして
 
 ∧∧
( ‥)今、書いている本でも
    恐竜の記述を増やすべきかも
    しれない?
 
  ( ‥)増やすといっても
    ‐□ 恐竜に関して
      1000文字を
      割り当てようって
      ことなんだがな
 
 本当はまったく削除する方針だったのだけども
 
 ∧∧
(‥ )でもそうはいかない
\‐  なんでも恐竜など古脊椎動物を
    やった人は
    無脊椎をやった人より
    就職先があるそうですね
 
  (‥ )恐竜が産出する場所は
      限られているので
      古脊椎動物を履修しても
      研究者になれるわけでは
      ないんだけどな
      いや、むしろ
      なれないんだけどね
      だけども
      幸か不幸か恐竜は
      客寄せパンダとしての
      使い道があるのでね
      それを扱える人間は
      その方面での就職が
      やや有利なのだ
 
 そうなると、やはり恐竜の説明が必要となろうし、そうなるとシナプシダの説明ももう少し増やすべきかもしれぬ。条鰭類の説明も増やしたいところだ。いわゆる全骨類とは何か? 真骨類とは何か? そのぐらいの説明は追加すべきではないのか?
 
 ∧∧
( ‥)でも、あまりページを
    割くわけにはいかないよね
 
  ( ‥)思案のしどころであるな
    ‐□ 古脊椎動物の記述を
      増やす
      恐竜1000文字
      シナプシダと条鰭類に
      それぞれ500かな?
      哺乳類は今のままで
      良いかもしれないが...
 
 
 ∧∧
(‥ )マニア...の人は
\‐  物足りないかもね
 
  (‥ )マニアってのは 層が薄い
      マニア向けに物を売るのは
      非常に危険だな
      実際
      それに挑戦して
      全てを失った人が
      いるわけだしね
      あれを見て
      マニア向けに本を書くやつ
      なんていやしねえよ
  
 
 それに、絶滅動物ってのは物が無い、つまり、思いつきや妄想が現実へ収束しない。端的に言うと、おかしくなってしまうものらしい。
 
 これは、ニホンカワウソを追い求めるマニアの身の上に実際に起きたことではなかったか? 追い求めるニホンカワウソの絶滅が進行中、あるいは絶滅が完了してしまった時点で起きたことではなかったか?=>hilihiliのhilihili: カワウソの思い出
 
 実際、恐竜の話は得体がしれないオカルトがわんさと湧いてくるものである。曰く、恐竜は大きすぎて動けなかった。曰く、 当時の地球は重力が低かった。反対にティラノサウルスでも時速40kmで走れた。俺様の考えた色々な鳥進化論や、あるいはとっくの昔に決着がついた恐竜絶滅と隕石衝突にしても、異論があるとまことしやかに言われる有り様。

 これらは全部思い込みだが、論文に眼を通す事が無い故に、彼らはごく単純で基本的な誤りに気がつかない。そのまま、延々と何年も議論して人生を無駄に消費する始末。
 
 存在しないものを考えるとは枠が無い、ということであり、それは狂気と妄想へ拡大して収拾がつかなくなる。科学はそれを阻止できるが、残念、人間の脳はわずかなカロリーを出し惜しみしてそれをしない。
 
 ∧∧
( ‥)そして本はまったく
    売れませんよ、と
 
  ( ‥)だからな
    ‐□ 意見も思いつきも議論も
      そんなものは
      どーだって良いんだよ
 
 書けば良いだけ、作れば良いだけ、実行すれば良いだけ、それだけだ。
 
 人間の心は牢獄だ。人間の思考はすでに知っている事から作られた牢獄でしかない。人間の理解とは牢獄なのだ。
 
 ここから出るには結論を現実と照らし合わせなければならない。口先ではなく実際にやってみる。これがなくば外へは出れぬ。
 
 言葉なんぞでは外には出れぬ。
      
 
 
 
 
 *2014.11.08 追記:以下へ続く=>hilihiliのhilihili: 客は購買層ではないし、言う事とやってることが違うし
 
 

      

ブログ アーカイブ