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2022年11月22日火曜日

敵陣に支援無しで突撃せよ! 平均寿命2週間で8000死んでもかまわん

 
 2022年11月19日、バフムート南にあるOdradivka村。この村は10月には露軍に占領され、さらにここから露軍は2kmほど西へ進み、バフムートを包囲する動きを見せている。

 そうやって西進してくる露軍をウ軍が砲撃する動画があり、その場面を見るとこうであった。

 


 
 ∧∧
(‥ )畑の中の疎林に
\−  塹壕があって
    これは本来はウ軍の
    陣地なのかな?
    そこに露兵がやってきては
    砲撃されて死んでいく
 
  (‥ )動画を観察すると
      最初は正午
      次は朝
      その次が夕方なんだよな
 
 編集で順序がでたらめになっている可能性もあるが、素直に解釈すると、露兵は第一日目の正午に突撃、そこから翌朝まで砲撃を受け敗退。二日目の夕方に二回目の突撃をした。そういうことになる。
 
 ∧∧
( ‥)ウ軍が言ってたあれだな
    露軍は無謀な突撃を
    ただただ繰り返して
    ウ軍の攻撃で
    どんどん死んでいくって
    やつだな
 
  (‥ )バフムート近隣の動画を
      しばらく追っていたけども
      それがはっきりわかる
      最初の動画だね
 
 両軍とも本当に真面目に相手陣地を奪う時は、戦車など戦闘車両の援護を受けながら、随伴した歩兵が突撃する。
 
 しかるに、以上の動画にそういう場面はない。というか、バフムートの戦線において、露兵が戦闘車両の支援を受ける場面は見たことがない。

 露軍は敵陣に歩兵だけでただただ突撃して、機関銃と砲弾、ドローンからの手榴弾投擲で次々に死んでいく。

 こんな突撃をするから露軍は馬鹿だアホだと言われる。もちろん、実際にはこれ、有効な手だ。植民地の独立戦争などでは子供を突撃させて相手を消耗。次に熟練兵を突撃させて敵陣確保があった。

 ∧∧
( - -)でもそれ
    潤沢な人的資源が
    使える場合
    使っても味方に
    支持される場合だろ?
 
  (- - )今のロシアは
      そういう状況じゃ
      ないよねー
 
 だからバフムート方面において露軍、正確に言うとこの方面を担当している軍事会社ワグナーとその支配者プリゴジンは囚人を動員した。六ヶ月の兵役を務めたら無罪放免であると。
 
 ∧∧
(‥ )ところが囚人兵の平均寿命は
\−  2週間程度だそうですな
    支援無しで素人を
    突撃させたら
    そりゃあそうなる
 
  (‥ )平均寿命を半減期と
      解釈すると
      半年後には最初の
      8000分の1しか
      生き残らん
 
 2万、3万の囚人兵を動員したともいうが、半年後に生き残るのは4人ぐらいだってことになる。
 
 実際、すでに露軍はバフムートで8000を失ったとも言う。

 そしてこの画像


 
 元動画はバフムート市の東北にあるガソリンスタンドを、ウ軍がドローンで撮影したもので露兵の死体がごろごろ転がっている。その場面をつなげて復元。遺体の分布を見ると以上のようになった。60×20m程度の土地の中に少なくとも遺体が8つ。

 興味深いことに遺体はかなり均等に分布していた。多分これ、長時間の攻撃の中で露兵が確率的に死んでいったので、均等に近い分布になったように見える。つまり露兵の遺体の自然分布に近いものとみなせる。
 
 ∧∧
( ‥)1200平方mに遺体8
    平均すると150平方に
    遺体が1つ
    バフムートの戦線は
    およそ8kmだから
    戦線に150mの幅があれば
    8kmの戦線に8000の
    遺体が転がっているはず
 
  (‥ )実際には遺体分布に
      粗密があるはずだけど
     (以上の画像も露軍陣地の
      ものなので他より密なはず)
      その一方で
      戦線の幅は150mより
      ずっと広いのだよな
      多分、2kmぐらいある
 
 つまり、バフムートにおいて露軍、そして動員された囚人兵たち、その8000が失われたという話。これはおそらく本当であった。
 
 ∧∧
(‥ )いやはや21世紀に
\−  こんな戦争を目にできるとはね
 
  (‥ )観察せねばな
 
 
 *ちなみにバフムートでは半年後の無罪放免にかけて志願した露軍囚人兵が、わずか2週間後に戦死した、という話が以前あった。

 2週間は、あまりに短すぎて悲惨だからニュースになって伝わった数字であろうか?

 あるいは反対にありきたりだから、たまたま人の耳に入った数字であろうか?

 見守っていると、後にウ軍が、露軍の平均寿命は2週間ぐらいだ、そのように広報したのである。多分、平均寿命2週間は正しい値。

  

2022年11月9日水曜日

2022年11月8日の月食と天王星食

  
 2022年11年8月。皆既月食。

 そして月食中の月が天王星を覆って食を引き起こすという珍しい出来事。


 
 ∧∧
(‥ )入るところは
\−  観察できたけど
    出るところを
    見逃しちゃったね
 
  (‥ )いやーうかつ
      ちょっと勘違いしててな
 
 ともあれ、スケッチすると以上のようであった。

2022年11月6日日曜日

バフムート 東へ1〜2km押し返す

  
 ウクライナに侵攻した露軍は思わぬ抵抗と損害によって、その進軍速度を低下させた。そして8月に到達したバフムートを11月になった今でも落せていない。
 
 ∧∧
( ‥)というか
    そもそも市街に
    取り付くことも
    できていないのである
 
  (‥ )町の東部にある
      アスファルト工場で
      ずーっと一進一退しててな
 


 10月9日 工場に侵入した露兵が砲撃を受ける
 
 10月12日 工場を奪還したウ軍がT64戦車支援の下、迎撃する
 
 10月25日 再び工場に近づいてきた露兵に砲撃
 
 10月27日 露軍、再度工場に侵入...
 
 ∧∧
(‥ )しかしその後
\−  露軍はウ軍の砲撃を受けて
    工場から叩き出され
    さらには
    2km近く後ろへ
    押しやられてしまうのである
 
  (‥ )それを加味すると
      次のような画像に
      なるのだ
 

 
 町の東部はどこもおおむね似た状態。アスファルト工場の近辺には採石場がある。22日、この採石場の水溜りに逃げ込んで、追い詰められ、ウ軍のドローンから投下される手榴弾で倒された露兵がいる。

 彼はバフムートの市街地まで1.5kmの地点まで近づいたが、それまでだった。現状、彼が一番突撃できた露兵。

 *確実な記録が1.5kmなら、もっと近づけた者が確率的にいたはずだが、それは当然、未確認である。

 以上を踏まえてバフムートの郊外東の戦況を描くとこうなる。ちなみに中央の白っぽいのが採石場。その右上にある長方形の構造物が両軍が一進一退していたアスファルト工場(小規模で機械も小さく少ないが、それでも敷地が東西300mある)。




 
 それが11月4日までに次のようになった。



 
 ∧∧
(‥ )町の南東に疎林地帯があって
\−  そこからぞろぞろ露兵が
    やってきて
    再び採石場に近づくけど
    もっと手前で砲撃されて
    吹き飛ばされてたよね
 
  (‥ )それが11月4日の動画
      採石場よりずっと後ろ
      露軍が1km以上
      押し返された証拠だなあ
 
 バフムートに関してはいろいろな動画があるが、露兵が吹き飛ばされたり、露兵の死体がごろごろ転がる中を必死で匍匐前進しながら逃げていく兵隊やらで、もう露軍の気持ちは第一次世界大戦。
 
 ∧∧
(‥ )戦線を担当する
\−   戦争会社ワグナーが
    投入するのは
    使い捨ての囚人兵
    半年勤めれば
    刑期を帳消し
    無罪放免だそうですが
 
  (‥ )平均寿命が2週間
      つまり
      兵士の半減期が
      14日だそうだから...

 
 半年、180日後までの間に半減期を13回繰り返すことになるので、半年後の生き残りは最初にいた人員の8192分の1ってことになるのだが...
 
 ∧∧
( ‥)一人でも生き残ってたら
    わりかし奇跡的な値だな
 
  (‥ )まあ片足切断とかで
      戦線離脱できて
      生き残れたやつが
      死者よりも
      多くいるはずだから
      全滅ではないだろうけどね
 
 
 

    


2022年11月1日火曜日

バフムートの話

 

 ∧∧
(‥ )...しばらくblogを
\−  書いてなかったけど
    バフムートの戦況に
    見入ってしまってたね
 
  (‥ )いやーバフムートな
      めちゃくちゃに
      なってるからな
 
 正確に言うと、バフムートではなく、バフムート攻略に突撃する露軍がめちゃくちゃ。
 
 バフムート(Bakhmut)はウクライナ東部の町。

 2月24日。東からウクライナに侵攻したロシア軍は思わぬ大損害を出した。制空権は奪えず、最新鋭機を次々に撃墜され、空挺部隊による首都攻略作戦は失敗。孤立した空挺部隊は全滅。第二都市ハルキウに侵攻した最精鋭部隊、第一親衛戦車団は全滅を通り越して文字通りの消滅。首都攻略に向かった地上軍に至ってはそもそもその半分が首都に到達できず撤退するという有様。露軍は150km以上の進軍能力を持っていなかったのである。
 
 戦車を大量に損耗し、兵士の損失は半年で9万。全軍の実に半分を失った。それでもなお大砲と砲弾は腐る程ある。両軍とも戦闘車両が不足し、大砲で押すという第一次世界大戦のような戦況で露軍は優位を見せ、じりじりと前進する。

 そして8月。ついに露軍はバフムートとその周辺に到達した。
 
 露軍が制圧した北のリマン、そして南の海岸地帯。バフムートはその間にある。北のリマンと南の海岸地帯から挟み撃ちにすれば、バフムートとその周辺一帯のウ軍は壊滅。あるいは撤退に追い込めるはずであった。
 
 
 ∧∧
( ‥)...のだがその矢先の9月
    諸国からもらった戦車と
    訓練を終えた部隊で
    ウ軍が一気に反撃
    リマンを含め
    ルハンスク州を一気に奪還
    バフムート攻略は
    無意味になってしまうのである
 
  (‥ )ところが
      バフムートの露軍は
      あきらめんのだな
 
 というか、バフムート攻略はロシア正規軍ではなく、大金持ちプリゴジンが経営する軍事会社ワグナーが担当している。そして、全般的に負けが見えて押されていくロシア正規軍に対し、ひとりバフムート担当のワグナーだけが気を吐き、じりじりと前進しているのであった。
 
 少なくとも、一見は。
 
 ∧∧
( ‥)実際はさ
    徴兵した囚人部隊とか
    同意された素人兵隊を
    次々突撃させているんだよな
 
  (‥ )いやもう無残な光景が
      次々に展開されててな
 
 これはどうみても素人ですよね? という露兵たちが戦闘車両の支援もないままにその身一つで前進し、ウ軍の砲撃で次々に吹き飛ばされていく。ウ軍の塹壕と機関銃手の前には、いくつも死体が転がる有様。
 
 ∧∧
(‥ )でもさー
\−  これはこれで有効な
    手段なんだよねー
    
 
  (‥ )60年代の
      植民地独立戦争とかでは
      独立武装勢力が
      少年兵とかを突撃させて
      相手が疲弊したところで
      熟練兵を突撃させて
      陣取りしてたからな
 
 問題は、何千人だかの囚人兵だの召集兵だのでは、ちょーっと数が足りない。相手は陣地ではなく、ひとつの都市なのだ。万単位で突撃させないと攻略なんかできないだろう。
 
 こういうわけで無駄に命を消耗する露軍とワグナーとプーチンは馬鹿だアホだと言われるのである。
 
 ∧∧
( ‥)でもあれだろ?
    突撃肉弾戦で
    対空機銃の水平撃ちでも
    追い付かずに
    ウ軍が後退すると
    ワグナーは前進と
    戦果を強調できるし
    プーチンのおっちゃんに
    自慢できるんだろ?
 
  (‥ )戦争の目的ってさ
      勝利だけじゃなくて
      昇進の手段でもあるからな
      嘘でもなんでも
      前進できました
      という実績が大事なんだわ
 
 プリゴジンだのワグナーだの。所詮は正規軍ではない成り上がりものなのだ。今の主君にアピールして可能な限り出世して甘い汁を吸う。それが政治であり、それを戦争の目的とすることは普通にあることだ。突撃して次々に死んでいく露兵も囚人兵も召集兵も、それは投資なのである。投資と見返りは別の通貨であり、囚人兵が消費されることは別におかしな話ではない。
 
 ちなみに10月27日におけるバフムートとその近辺の状況


 
 ∧∧
(‥ )戦線はほとんど
\−  変化ないんだよね
    そもそも露軍は後方2km
    ぐらいから突撃してて
    前進といっても
    生きて進んで死んだ場所が
    到達地点です
    私が確保しました!
    みたいな主張でしょ
 
  (‥ )でもあれよ
      そういう実績があるから
      前進しました!
     (嘘ではない)
      と宣伝できるわけよ
 
 実際、露軍や親露派は、バフムートではウ軍を押してる、むしろ勝ってる。いや、市内に入った! と宣伝しているのであった。何事も実績だ。
 
 
    
     

2022年10月9日日曜日

tweetは生存アピールが目的なので実用性がない

   
 ラジオ アッシリア
 
 朝、鳥がさえずるのはオレは生きているぞと示すことで、縄張りを保持する行動であった。
 
 つまりアピールが目的であって正しいか、実現可能かはどうでもいい。

 皆がやっているtwitterもそのままそういうもので、これゆえにネットの正論に意味はないのである。tweetには実用性がない。
 



 
 ∧∧
(‥ )さえずりがなくなると
\−  2、3日中には
    近隣の個体が
    縄張りに侵入して
    くるんだよね
 
  (‥ )あいつ死んだわ
      あいつの領土は
      俺のものだって
      侵入してくるんよね
 
 
 だからこそ絶え間ない宣伝。絶え間ない生存アピールは重要なのだが、それゆえにtweetはその実効性を失う。

 アッシリアの圧倒的な暴力と暴虐でも宗教は滅ぼせなかった。だからこの教団はいかれたカルトだから解散させよ、というのは非現実案で、付き合いを続けながら相手に希望をもたせ、その一方で、法律で制限を加えて無害化するのが正しい。
 
 実際、歴史上、宗教を組織的に一掃せしめた例はほとんどない。あってもカトリックによる何世代もかけて異端審問で消滅させたカタリ派の例など、それは実行できんよな、というものしかない。
 
 ∧∧
( ‥)それにも関わらず
    カルトを解散させよとは
    目的がそこには
    ないのである
 
  (‥ )単に目立ちたい
      だけなんだよなー
 
 
 *ちなみにニネヴェが吹いているのはダブルフルートで、アッシリアの壁画に実在する。
 
 
 
 

2022年10月6日木曜日

暴虐のアッシリアをもってしても宗教は滅ぼせなかった

  
 ラジオ アッシリア

 アッシリア帝国 前7世紀前半のセンナケリブは宗教都市バビロンを完全破壊した。

 殺し、焼き尽くし、崩し、さらには水を引いて押し流して、ひとつの都市を地上から消した。

 しかしそれでもバビロンとその宗教は滅びなかった。



 
 ∧∧
(‥ )アッシリアというと
\−  相手の皮を剥ぎ取り晒し
    その息子や娘を
    何百、何千と生きたまま
    焼き殺して
    それを誇った国だよね
   *前9世紀アッシュルナシルパル
 
  (‥ )アッシリアから見れば
      現代人の戦争犯罪など
      春のピクニック
 
  
 しかしそのアッシリアの暴虐をもってしてもバビロンとその宗教は滅びなかった。
 
 ∧∧
( ‥)あれだな
    霊感商法するカルトだから
    解散絶滅させよう!って
    非現実ってことだな
 
  (‥ )安倍首相みたいに
      法的な制限を加えつつ
      形式的なつきあいは
      続ける
      それが正しい政治だ
 
 ちなみに
 
 ∧∧
(‥ )センナケリブさんにも
\−  バビロン破壊の動機は
    あったんだよね
    知事として赴任していた
    息子さんが殺されて
    それから8年間の
    戦争だったから
 
  (‥ )そりゃ
      ぶっ壊すよな
 
 バビロンときたら、調子のいいこと言ってすぐに降伏して臣従したかと思うと、すぐに外敵と手を結んで裏切るし、反乱するし、破壊しようにもメソポタミア全域に影響を及ぼす寺と宗教があるし、破壊しても権威が残るし、だからこそ敵が入り込んで占拠して天下に号令するし、反乱の温床になるし...
 
 ∧∧
( ‥)そんな都市ぶっこわせよと
    思うけども
    それは実際にやったし
    やったけど
    うまくいかなかった
    これが現実
 
  (‥ )この現実を
      どうするのかが
      政治なんだよな
 
 



  

2022年10月2日日曜日

不死の存在は関係も不滅なので、半永久的に付き合う必要がある

 
 ラジオ アッシリア
 
 不死の存在は関係も永久なので、喧嘩するわけにはいかないし、喧嘩したら必ず手打ちに応じなければいけない。

 これゆえに、カルト教団だからと言ってひとつの教団を解散させるのは愚策で悪手だという話。



 
 ∧∧
(‥ )実際さ
\−  アッシリア帝国は
    ひとつの宗教を完全破壊
    しようとしたよね
    できなかったけど
 
  (‥ )首謀者の皮を剥いで殺して
      宗教都市をまるごとひとつ
      押し流して破壊したけどな

 それでも相手の宗教を滅ぼせなかった。アッシリアの暴虐をもってしてもこれである。

 カルトだから教団を解散に追い込み、地上から消そうというのはほとんど無理な話。法律で制限を加えつつ、付き合い自体は続けて、そうして社会の組み込むのがせいぜいであった。
 
 ちなみに
 
 ∧∧
(‥ )一部弁護士が主張してる
\−  教団の解散命令って
    実際には
    法人ではなくなるだか
    なんだかで
    ”解散”ではないみたいよね
 
  (‥ )でもみんなは
      解散命令は解散だと
      思い込んでるからな
      話としては
      これで良いのだ
 
 



  

2022年9月27日火曜日

安倍首相と宗教のお付き合いは形式的な

  
 ニネヴェ図書館のラジオ アッシリア 
 
 Q:安倍首相と宗教の関係って何?
 
 A:鉄砲玉屋とは形式的なおつきあい
 




 ∧∧
(‥ )人間の集団や組織は
\−  個体を超えた半不死だから
    付き合いをやめても
    付き合いを続けざるをえない
 
  (‥ )でも相手が困ったことを
      した場合どうするか?
      お付き合いを
      形式的にすればいい
      それが政治って話だ
 
 ∧∧
(‥ )戦争している国家も
\−  対話の窓口は
    開いてるからね
 
  (‥ )相手がカルトだから
      付き合いをやめろって
      それは隠キャの発想で
      政治家の発想じゃ
      ないんだよね
 
 ∧∧
(‥ )アッシリアも
\−  バビロンとは最後まで
    付き合いを続けたし
    ついにそれで
    滅びたしね
 
  (‥ )アッシュルバニパルの
      おじいさんである
      センナケリブは
      バビロン市を
      完全破壊したけど
      宗教古都を破壊したのは
      問題だったから
      息子のエサルハドンが
      結局は再建してるしな
 
 
 もちろん、それはそれで問題を引き起こしたのである。

 破壊者であったセンナケリブの孫であるアッシュルバニパルの治世が終わると、果たしてバビロンは反乱を起こし、ついにアッシリアは滅びたから。
 
 ∧∧
( ‥)でもそれこそが
    付き合いなんよね
    滅亡の原因になったから
    といって
    バビロンを再度完全破壊すれば
    良いかと言うと
    そうではないはず
 
  (‥ )うれいを除きたいから
      全滅させればいいって
      考えがちだけど
      そうはいかんでな
 
 アッシリアの対バビロン政策には問題があって、それがついに国を滅ぼした。

 しかし、だからといってバビロンを破壊すれば問題が解決するものではなかった。

 つきあいとはそういうものなのである。
 
 
      


  





2022年9月21日水曜日

元素量の違いは灰を作る星の種類を反映する

   
 ラジオアッシリア 大地も人も星の灰で出来ている。しかし、その成分には明らかに偏りがある。周期表で言うと鉄までは多いが、そこから先は二桁、三桁、量が減るし、金銀はさらに二桁、三桁、量が減る。
 





 ∧∧
(‥ )鉄までは
\−  星の中で作られる灰
    そこから先は
    超新星爆発で
    作られる灰
    金や銀はどうも
    中性子合体でできるらしい
 
  (‥ )生産所である
      星の種類とその個数が
      多い元素ほど多くなり
      超新星爆発とか
      中性子星合体とかになると
      出来事の数が減って
      合成される元素が減る
 
 おおむね、そういう理解で良い。
 
 ただし、実際はもっと複雑。
 
 ∧∧
(‥ )案外にも銅は
\−  合成過程がよくわからない
    みたいだよね
 
  (‥ )銅は原子核が鉄より重い
      元素だから
      なんらかの形で
      エネルギーが投入されて
      できるんだよね
      問題はどのエネルギーかだ
 
 
 超新星爆発だとも言うし赤色巨星内部でエネルギーが投入されてできるとも言うし、詳細を把握するのは難儀であった。
      
      
  

2022年9月18日日曜日

大地と人は星の灰から出来ている

 
 宇宙は最初、水素とヘリウムしかなかった。これゆえに大地もなく、無限の夜に星が輝くのみ。

 しかし燃え尽きた星が灰をばらまくと、その灰から大地ができた。


 

 
 ∧∧
(‥ )でっ、この話は
\−  前座なのである
 
  (‥ )問題はこうして出来た
      地球地殻の成分には
      あからさまな
      偏りがあるって
      ことでな
 
 

2022年9月16日金曜日

金が地球に来るまでの話

  
 中性子星合体でできる金。それはどのようにして地球に来たのか? の話


 
 
 

 
 ∧∧
(‥ )まあ語るほどのない
\−  単純な内容だけど
    実際は複雑なんでしょ?
 
  (‥ )合体時に磁場の乱流が
      起きて
      それで中性子星物質が
      放出されるという
      研究があるみたいだ
      詳細は把握してないけど
 
 まあ、大雑把な説明や理解としてはこれで良いのだ。
 
 

2022年9月13日火曜日

中性子星合体でできる金をお金にするのは無茶だという話

 
 金はあまりにも少なくて、皆を豊かにすることができない。金をお金にするという発想がそもそも間違っていたのだが、ではなぜ金はこんなに少ないのか?

 それは金が中性子星の合体というまれな出来事で生成する元素だから、という話。
  




 ∧∧
(‥ )昔は超新星爆発で
\−  合成されると考えられていたけど
    考えてみれば
    超新星爆発で出来るにしては
    異様に少ないよね
 
  (‥ )銅も超新星でできる
      元素だけども
      金の1万倍あるからな
      いくらなんでも
      金が少なすぎる
 
 そして合体できる中性子星。つまり双子の中性子星は数が明らかに少ないはずであった。

 中性子星を生み出せるほど巨大な恒星。太陽の8とか10倍、それ以上の重い星。このような星は明らかに少ない。夜空を見てもそれに該当する星はわずかであったし、双子の重い星というともっと少なかった。
 
 ∧∧
(‥ )オリオン座のミンタクは
\−  肉眼で見れる星では
    双子の中性子星になれそうな
    候補だけども
 
  (‥ )ミンタクはちょっと
      怪しい節もあるから
      これは確実では? という
      おおいぬ座UW星を
      例にあげたのよ
 
 まあミンタク(オリオン三つ星の一番右のもの)でも以上の論は成立する。オリオン座には中性子星を生み出せる巨星がいくつもあるが、連星中性子星をつくれそうな双子の巨星はミンタク。そしてラムダ星メイッサぐらいであろうか、つまりはほとんど無い。
 
 ∧∧
(‥ )こんな少数の星でないと
\−  生み出せない元素を
    お金にするなんて
    正気じゃねえな
 
  (‥ )金貨って実は
      相当お馬鹿な発想なのな
 
 
 こんなお馬鹿な発想がまかり通ったのにはわけがあるのだが、それはまだ先の話。
 
 
 ちなみに
 
 ∧∧
(‥ )実は連星中性子星にも
\−  解決すべき問題が
    あるんだよね
    二つの巨星が超新星すると
    連星が解消されてしまう問題
 
  (‥ )解決策も
      それが実際に起きている
      証拠も見つかってるけど
      そういう話は省略だ
 
 *最初の超新星で片割れの外層が剥ぎ取られると、次の超新星と質量欠損による連星解消が起きなくなるという話。

 
 あるいは、中性子連星は星の密度が高い球状星団で出来る。連星同士が星を交換して、中性子星のペアが出来るという説もあるが、それも省略。
 
 
 
 
  

2022年9月9日金曜日

この宇宙で稀少な元素、金をお金として使うことがそもそもの間違いである

   
 ニネヴェ図書館の科学史漫画 番外編の12
 
 金はこの宇宙において極めて量の少ない元素である。こんな少ない元素をお金として採用するのがそもそもの間違い。だから金本位制は破綻してしまうという話。

 




 ∧∧
(‥  )地球地殻における
\−  金の含有量は
    1トンあたり0.004グラム
    1000トンなら
    4グラム
    2000トンなら
    8グラムで
    ソブリン金貨1枚分
 
  (‥ )9メートルの
      立方体の岩石は
      体積が729立方メートル
      密度が1の時
      これは729トン
      地殻を
      花崗岩の密度2.67gで
      近似した時
      1946トンで
      ほぼ2000トン
 
 つまり9メートル四方の土地につき、ソブリン金貨1枚があることになる。これはグラム5000円の時4万円だ。
 
 ∧∧
(‥  )家一件を20メートル四方と
\−  考えた場合
    一世帯に地球が用意できる
    金貨はせいぜい16万円
    これっぽっちの資産しか
    裏付けられないなんて
    絶望的だな
 
  (‥ )金みたいな稀少な元素で
      財産を記述することが
      いかに間違いかって
      ことなのだ
  
 
 もちろん、実際はもっと絶望的なのである。なるほど、陸地の表面積だけでも1億5000万平方kmの土地があり、それを総人口の78億で割ると、1人あたり130メートル四方の土地を持つことになり、そこに含まれている金の総量は1・8kgに達する。
 
 ∧∧
( ‥)でも金ってさ
    反応しにくいから
    鉱脈が少ないんだよな
    130メートル四方に
    2kg弱の金があっても
    意味なんかねー
 
  (‥ )人類が鉱脈から掘り出した
      金の総量は約20万トン
      一人当たりの取り分は
      26グラム
      グラム5000円で
      13万円なんよ
      ここまでしか
      保証できないんよ
      金は絶望的なんよ
 
  
 以下9月16日に追記
 
 2000トンの地殻岩石に含まれる鉄の量を間違えていたので修正。100kgではなく100トン。重量で言うと酸素とケイ素に次いで多い。立方体にすると2・3メートルの大きさになる。

 
 ∧∧
(‥ )まあこれだけあれば
\−  鉄銭を作ろうと
    考えるよね
 
  (‥ )それでも
      うまくいかなくて
      紙幣になったけどね
 
 その話はしばらく先。
 
 
  
 
 

2022年9月2日金曜日

金本位制の破滅 金2300トンを分配すると1人8万円以下

  
 ニネヴェ図書館の科学史漫画 番外編の11

 
 
 ∧∧
(‥ )ロシアの金
\−  2300トンは
    23億グラムだから
    ロシア国民
    1億4680万で
    割ると
    1人あたりおよそ16グラム
 
 
  (‥ )今の価格
      グラム8000円で
      考えると
      13万になるけど
      今の金価格って
      中露が買い漁って
      値上がりしたもの
      だからな
 
 つまり、国が放出すると金価格が下落する。
 
 2010年代はグラム5000円だったし、90年代は1000〜2000円だったことを考えると、ロシアの金が保証できる国民の資産は1人あたり8万以下、多分、2万円程度であることを示している。
 
 ∧∧
(‥ )それしか保証できないと
\−  知った人から
    ルーブルを金に換えるし
    全員に十分行き渡らないと
    わかったら
    大パニックだ
 
  (‥ )人々は金の引き換えに
      殺到し
      ロシア政府は
      金を失った挙句に
      裏付けの金を失った
      ルーブルは暴落し
      紙幣経済は崩壊し
      ロシア国家は
      敗戦どころじゃない
      壊滅的状況に陥る
 
 
 かように、現代世界において金本位制は自殺行為なのである。

 そしてプーチン大統領は、一度は検討した金本位制を見送ったのだった。
 
 
 
 

2022年8月31日水曜日

金本位制には欠陥がある

 
 ニネヴェ図書館の科学史漫画 番外編の10
 
 制裁で暴落するルーブル救済の手段として検討された金本位制。しかしこれには重大な欠陥がある。




  
 ∧∧
(‥ )そもそも金がまるで
\−  足りない
 
  (‥ )現在までに人類が
      掘り出した金が
      20万トン弱
      その半分の10万トンで
      ようやく
      日本国予算ぐらい
 
 最大の金保有国であるアメリカですら8000トン(40兆円)程度の金しか持っていない。これでは国民と国家の資産や信用、経済を守るには、まるで足りない。
 
 ∧∧
(‥ )しかもさ
\−  その金額って現在の
    グラム5000円換算で
    値上がりしたお値段を
    参考にした状態だよね
   (最近は8000円)
 
  (‥ )90年代は
      1000円ぐらい
      だったからな
      それで換算すると
      もっと少ないよな


  

2022年8月29日月曜日

ルーブル暴落の話

  
 ニネヴェ図書館科学史漫画の番外編その9
 
 ルーブル暴落




 
 ∧∧
(‥ )これが発端で
\−  金本位制の話が
    出てくるわけだけど
 
  (‥ )ロシアが金本位制に
      復帰して
      ドルが暴落して
      アメリカと証券会社の
      支配が終わって
      借金がなくなって
      楽園になるという
      トンデモ話が
      ここから広がり
      始めるんだが...
 
 
 そんな与太話はともかくとして、開戦まもない2月〜3月にかけて起きたのは、ルーブルの暴落と、資産をドルに、それが尽きると、ikeaの家具だの砂糖だのに変えようとする動きであった。
 
 ∧∧
(‥ )スーパーで
\−  砂糖を奪い合う人や
    砂糖を運び出して
    密売する従業員とか
    いろいろな動画が
    あったよね
 
  (‥ )砂糖はカロリーの塊だから
      砂糖があるだけで
      餓死せずにすむ
      みたいなんよね
      レニングラード攻防戦とか
      そのあたりの話に
      あるらしい
 
 収穫した果実を保存することにも砂糖は使える。このあたりの使い方は日本ではあまり一般的ではなく、ロシアにおいて砂糖はいろいろな意味で重要なのだ。
 
 



2022年8月27日土曜日

金本位制を見送るとは、すなわちプーチン正気なり

 
 ニネヴェ図書館の科学史漫画 番外編の8
 
 個人的に、プーチン大統領が正気だと確信できたのは、彼が一度は検討した金本位制を見送った時。ではそもそも金本位制とは何か?



 
 ∧∧
(‥ )プーチンさん
\−  一度は検討した金本位制を
    見送ったからね
    反対意見に耳を傾けたわけだ
 
  (‥ )つまり正気なんだよな
 
 実際、反対に、今、ネットでは陰謀論が拡散している。すなわち、

 世界はプーチンとロシアを皮切りに金本位制へ移行し、欧米の資本家と金貸しは没落し、世界は豊かな新世界へと生まれ変わると。
 
 これはいかれた発想だ。
 
 ∧∧
(‥ )プーチンさんが
\−  そういう人でなくて
    よかったな
    少なくともロシア国民は

 
  (‥ )そういう人だったら
      おもろいなと思って
      ちょっと期待したけど
      金本位制は
      採用しなかったよね
 
 もし、金本位制なんて採用したら、ロシアは敗戦どころじゃない大混乱に陥っただろう。
 
 ∧∧
( ‥)でもしなかった
 
  (‥ )正気だあのあっさん
 
 
 その一方で、ウクライナの徹底抗戦を見誤るとか、ロシア軍のがたがたぶりを把握していないとか、肝心な点がおろそかなんであるが。
 
 ∧∧
(‥ )でもさあ
\−  ブッシュjr米大統領も
    やっちゃだめだろという
    イラク戦争したからね
    そのくらいの
    へっぽこぶりは
    前例があるんだなあ
 
  (‥ )だから
      ウクライナの徹底抗戦
      露軍のへっぽこぶりを
      把握していないは
      ありな範疇の
      失敗なのよね
 
 
 それにしても、世界は金本位制に移行して生まれ変わるとか、いやむしろすでに移行しているとか、ネットには奇妙なユートピア信仰に毒された人間がいるものだ。
 
 ∧∧
(‥ )逆にいうと
\−  そういう人しか
    金本位制に
    興味ないのでは?
 
  (‥ )まあなあ
      今時
      金本位制の国なんて
      存在しないしね
 
 
 金本位制は廃れすぎて、トンデモを引き寄せるキーワードになってしまったのである。
 
 ところで
 
 ∧∧
(‥ )ブレトンウッズ体制における
\−  35ドルが1オンスの金と
    交換できるは
    1トロイオンスのこと
    なのだね
 
  (‥ )みたいね
      ネットで検索すると
      オンスで説明している
      ものもあるけど
      トロイオンスだね
    35ドル=1トロイオンスの金
 
 
 トロイオンスは31グラムで金はこれで計量される。
 
 オンスは28グラムで、こっちは一般的な計量。
 
 


 
  

2022年8月26日金曜日

戦争したことではなく、その動機で評価される

  
 ニネヴェ図書館の科学史漫画 番外編の7



 
 ∧∧
(‥ )1ページだけで
\−   むしろ続く場面の
     前座だけど
     とりあえず
     アップですよと
 
  (‥ )戦争ではなく
      動機で人は
      評価されるのだ
 
 ブッシュjrは動機が子供っぽかったから馬鹿扱いされた。
 
 プーチンはウクライナはロシアだと言ったから狂人と評された。
 
 ∧∧
(‥ )実際はさ
\−  あれはプーチン大統領の
    独りよがりというより
    ロシアという国家の
    世界観だよね
 
  (‥ )だからさ
      プーチンが狂人というより
      ロシアという国家の
      有様と歴史が
      皆に拒絶されてる
      そう考えるべきなのよね
 
 
 しかし、まだ話はそこへはいかない。その前にプーチン大統領が金本位制を見送るという正しい判断を下せたことを論じる必要がある。
 
  


2022年8月21日日曜日

プとフとブの話 イラク戦争はネタにマジレスで始まった

 
 ニネヴェ図書館の科学史漫画 番外編の6

 


 
  
 ∧∧
(‥ )イラク戦争は
\−  ネタにマジレスで始まった
    戦争なのである
 
  (‥ )あんなトンデモ馬鹿な
      戦争するんだからな
      戦争したから
      プーチンは狂人だと
      断定できん
 
 しかし、実のところ、ここにこそ、プーチン狂人論の根拠が隠れている。
 
 ∧∧
( ‥)ブッシュjrのおっちゃんは
    馬鹿扱いされました
 
  (‥ )戦争の動機が
      勝ちが欲しいという
      子供じみたもの
      だったからなのだ
 
 反対に、プーチン大統領は、ウクライナはロシアだと述べた。
 
 ∧∧
(‥ )意味わからねーよな
\−  我が家は寿司屋だから
    隣の靴屋は俺のものだ
    と言ってるような
    ものだからな
 
  (‥ )というわけで
      狂人扱いされる
      わけなのよ
 
 
 しかし、プーチン大統領の立場では、というか、ロシア帝国の視点ではウクライナはロシアなのであった。つまりロシアの論理が部外者にはまったく理解不能なので、彼の決断は狂気にしか見えないのである。
 
 ∧∧
( ‥)それってつまり
    プーチン大統領ではなく
    ロシアが狂気だ
    ということなのだが
 
  (‥ )実際そうなのよね
 
 まあ、その話はまたいずれ書くことになるであろう。
 
 
 
 

2022年8月17日水曜日

今の戦争は夢を買うもので アレキサンダーの借金は5億円

  
 ニネヴェ図書館の科学史漫画 番外編の5


 

 
 ∧∧
(‥ )昔の戦争なら
\−  金儲けできたけど
    今の戦争は赤字になる
 
  (‥ )だから今の戦争は
      金を払って
      夢を買う動作になって
      いるんだよな
 
 プーチン大統領も金を支払うことで夢を買おうとして戦争を始めた。
 
 ∧∧
( ‥)そうであるから
    ウクライナ戦争が
    赤字になっても
    彼が戦争を止める
    ことはない
 
  (‥ )だから続行不可能に
      なってしまうまで
      戦争続けるね
 
 かつてイランのホメイニ師も続行不可能になるまで戦争を続けた。それは信念があったからで、同様にプーチン大統領も続行不可能になるまで続けるだろう。

 今の戦争はそういうものなのである。
 
 さて、それはそれとして
 
 ∧∧
(‥ )アレキサンダー大王って
\−  ペルシャ戦争を始める前に
    200タラントンの
    借金を背負ってたけど
    これ今の換算だと
    5億円程度の負債だね
 
  (‥ )そのぐらいの負債なら
      豊かなペルシャ帝国を
      略奪すれば
      すぐに返せるよね
 
 それにしても、たった5億の負債で戦争するか?? と戸惑ってしまうが、これは現在の紙幣の経済に換算するとこうなるというだけの話。
 
 ∧∧
(‥ )200タラントンは
\−  本来は重量のこと
    現在換算5・26トンで
    銀通貨の単位でもあるから
    これは返済すべき銀の重量
 
  (‥ )借金が銀5トン分だと
      考えれば
      結構なものだよな
 
 金額だとたかだか5億円。現在ならそこそこ大きな企業の負債額といったところだろうか。

 しかしアレクサンダー大王の時代、経済は銀に基づいているので、200タラントンの負債とは、銀5トンを返済してくださいということ。

 こう考えるとなかなかに大変な返済額だということになろう。銀は資源として限られており、外国を襲って銀貨を略奪しないと返済できまい。

 
 ∧∧
( ‥)でもさ前8世紀に
    アッシリアが
    都市ダマスカスから
    取り立てた銀は70トン
    だったべ
    大王の王国政府の借金が
    銀5トンって
    実は少ないよな
 
  (‥ )交易路のダマスカスは
      豊かだったけど
      大王のマケドニア王国は
      ギリシャの
      どん詰まりにある
      ど田舎だし
      貧乏だったんだろうな
 
 

 
  

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