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2022年10月6日木曜日

暴虐のアッシリアをもってしても宗教は滅ぼせなかった

  
 ラジオ アッシリア

 アッシリア帝国 前7世紀前半のセンナケリブは宗教都市バビロンを完全破壊した。

 殺し、焼き尽くし、崩し、さらには水を引いて押し流して、ひとつの都市を地上から消した。

 しかしそれでもバビロンとその宗教は滅びなかった。



 
 ∧∧
(‥ )アッシリアというと
\−  相手の皮を剥ぎ取り晒し
    その息子や娘を
    何百、何千と生きたまま
    焼き殺して
    それを誇った国だよね
   *前9世紀アッシュルナシルパル
 
  (‥ )アッシリアから見れば
      現代人の戦争犯罪など
      春のピクニック
 
  
 しかしそのアッシリアの暴虐をもってしてもバビロンとその宗教は滅びなかった。
 
 ∧∧
( ‥)あれだな
    霊感商法するカルトだから
    解散絶滅させよう!って
    非現実ってことだな
 
  (‥ )安倍首相みたいに
      法的な制限を加えつつ
      形式的なつきあいは
      続ける
      それが正しい政治だ
 
 ちなみに
 
 ∧∧
(‥ )センナケリブさんにも
\−  バビロン破壊の動機は
    あったんだよね
    知事として赴任していた
    息子さんが殺されて
    それから8年間の
    戦争だったから
 
  (‥ )そりゃ
      ぶっ壊すよな
 
 バビロンときたら、調子のいいこと言ってすぐに降伏して臣従したかと思うと、すぐに外敵と手を結んで裏切るし、反乱するし、破壊しようにもメソポタミア全域に影響を及ぼす寺と宗教があるし、破壊しても権威が残るし、だからこそ敵が入り込んで占拠して天下に号令するし、反乱の温床になるし...
 
 ∧∧
( ‥)そんな都市ぶっこわせよと
    思うけども
    それは実際にやったし
    やったけど
    うまくいかなかった
    これが現実
 
  (‥ )この現実を
      どうするのかが
      政治なんだよな
 
 



  

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