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(‥ )ウェルズさんが描いた火星人って
\- 人間を食べちゃうのですよね
(‥ )食べるっていうか血を吸うの
だけどね
進化の過程で知能を司る脳と操作を担当する指のみ発達し、他の器官はほとんど退化。栄養摂取すら獲物の血を直接自分たちの血管に注射するという仕方で行うので消化器官も、まあない、という設定だった。
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( ‥)今でいうと点滴で生きてるようなもの
ですけども、小説が書かれた当時は
点滴とか血液パックとか
そういうものがなかったのでしょうね
( ‥)火星人が本来、餌にしている
-□ 火星生物、なんとなく人間に似ている
を同伴して地球にやってきている描写
からすると、そういうことだろうな
*人間でいうと遠征に行く時、レトルト食品ではなく、ウサギやウシ、豚を連れて行くようなもの。
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(‥ )作中でも、火星人は人間狩りをしますよね
\- 多脚戦車で人をおいかけまわして、
戦車の触手で捕まえると、背負いかごみたいな
ものの中にぽいと入れちゃうという
(‥ )それで基地にもってかえられて、
つかみ出されたブルジョアの紳士が
ぎゃーって声と共に何かされて
火星人が嬉しそうにはしゃぐのよな
作中、残虐描写はひかえられて、ウサギからすると人間のやることは不快だろう、というような表現がされている。
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(‥ )ねずみさんをー
○-
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(‥ )はんぶんこー
゜ ゜
(‥ )わあ
個人的には、火星人は紳士をぺしゃっとへし折ったか、より効率的には首を切るかして血液を抽出したのだと想像するけど、描写がひかえられたから詳細は不明だ。