*の続き
ダーウィンを揶揄したと言われるイラストに、ミミズから進化したサルから進化した原人から進化した紳士がダーウィンを尋ねてくる、という古い漫画がある。
∧∧
( ‥)wikiですけども、例えば画像は
-/ これですね=>*
(‥ )これさ、一般的にはダーウィンと
進化論をおちょくったものだ、と
言われているやつなんだけども
ダーウィンは亡くなる前年、72歳の時に最後の本を出した、題名は「ミミズの作用による肥沃土の形成および、ミミズの習性の観察」、日本語版邦題だと「ミミズと土」平凡社、などがある。
( ‥)ダーウィンは地質学者として
-□ スタートして、斉一説、そして
余計な過程はいっさい使わないという
仮説構築と論証を行ったのだ
ミミズが起こす漸進的な作用を
地質的に論ずる本でもあるのだが
∧∧
( ‥)でも、ミミズと土のひとつのテーマって
あれは明らかに知性の起源について
ですよね。
ミミズにもごく簡単だが判断能力がある。それを示した本でもあって、ダーウィンの他の著作と考えると、彼が無生物や単純な生物の反射的な行動から人間と知性の進化、さらには性淘汰までを射程に置いていたことは、まず明らか。
∧∧
( ‥)つまり
(‥ )先のおちょくったと言われる
イラストは、実はダーウィンの
主旨をこれ以上はないという
くらい正確に描いたものだ
そう言うことが出来る。だけど
描いた人はどこまで気づいていた
のだろうな?
無生物でも入力に対して出力で答えることができる。石ころと雲と人間の知性は連続した現象で、便宜的に区分することはできるが、それは別に本質的な違いではない。というか、本質って何それ? そういう話でもある。