∧∧
(‥ )ブリタニカ百科事典が紙としては
\- 終わり、電子化するみたいですね
(‥ )ああ、まあ、品質はともかく
需要はないだろうからな
∧∧
( ‥)あなたは電子情報をあまり信用しないと
(‥ )信用しない、というよりも
保存に向いていない、
これはメディアというか
記録媒体の問題だよね
八ミリ、ビデオ、磁気テープからDVDやらその他もろもろ
∧∧
(‥ )パソコンの周辺機器でも記録媒体は
\- しばしば変わりましたからね
(‥ )最近は落ち着いた感があるけども、
数十年の長さで考えたら、
そもそも記録することに向いた
世界ではないとも言えるよ。
ああいう記録媒体の変遷を経験した以上、それが大容量データの保存に応じた必然だとしても、いや、むしろそれゆえにこそ、おいそれとは信用できない。
*必然だったことは、これからも必然的に起きるだろ? という意味。
∧∧
( ‥)紙の市場は縮小してしまう
でしょうけども
(‥ )保存という点では紙はもう少し
信用できるかな。少なくとも
半世紀以上はもってくれるし
特別な読み取り機が必要ない
のは大きな利点だね。
150年もたつと、すっかり黄ばんで褐色になり、ふれると縁が少しずつ壊れるくらい、柔軟性がなくなってしまうけど。それでも読めるし、コピーすれば普通にそのまま更新だ。
∧∧
(‥ )あと、電子情報は書き換えが容易なので
\- そういう点は便利だけども、信用が
おけないって側面もあるかもですね
(‥ )紙でも出来るけど、電子の方が
記録の改ざんが容易って側面が
あるよな。反対にコピーしやすい
からこそ、魚拓と称して記録を保存
改ざん前の情報を拡散させるという
対抗手段があるのだけども。
∧∧
( ‥)保存用に紙を、拡散用に電子を、そんな
感じですかね?
( ‥)電子化すると書籍内部の
-□ 単語検索に便利って側面も
あるのだけどね。
∧∧
( ‥)あと、wikiは真面目な局面では
使うなと
(‥ )おもしろ半分に見ている分には
良いけども、おいちゃんが見ても
致命的な間違いが見つかるのだから
おいそれとは信用できんよな。
例:引用文献にない事が”そこに載っている”と書いてある。ようするに論文を引用しているのに明らかにそれを読んでいない。
∧∧
(‥ )まあ、紙の本にも間違いがあるのですが
\-
(‥ )だからこそ、それなりな出版社は
責任監修を誰にやらせるか
原稿の内容、および誤字脱字、
言い回しのチェックを誰にやらせるか
あるいはそのための部署を設立
したりするわけさ。
まあ、wikiにはそれがないし、英語圏のように人口が多ければ分母が多い分、出来る暇人が手を入れてくれる機会が多い(集団知とやらが機能しやすい、という意味)かもしれんが、日本語版となるとそこが圧倒的に不利となる。