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2012年4月2日月曜日

紙と電子

 ∧∧
(‥ )ブリタニカ百科事典が紙としては
\-   終わり、電子化するみたいですね
 
    (‥ )ああ、まあ、品質はともかく
        需要はないだろうからな
 
 ∧∧
( ‥)あなたは電子情報をあまり信用しないと
 
    (‥ )信用しない、というよりも
        保存に向いていない、
        これはメディアというか
        記録媒体の問題だよね
 
 八ミリ、ビデオ、磁気テープからDVDやらその他もろもろ
 
 ∧∧
(‥ )パソコンの周辺機器でも記録媒体は
\-  しばしば変わりましたからね
   
    (‥ )最近は落ち着いた感があるけども、
        数十年の長さで考えたら、
        そもそも記録することに向いた
        世界ではないとも言えるよ。
 
 ああいう記録媒体の変遷を経験した以上、それが大容量データの保存に応じた必然だとしても、いや、むしろそれゆえにこそ、おいそれとは信用できない。
 
 *必然だったことは、これからも必然的に起きるだろ? という意味。
 
 ∧∧
( ‥)紙の市場は縮小してしまう
    でしょうけども
 
    (‥ )保存という点では紙はもう少し
        信用できるかな。少なくとも
        半世紀以上はもってくれるし
        特別な読み取り機が必要ない
        のは大きな利点だね。
 
 150年もたつと、すっかり黄ばんで褐色になり、ふれると縁が少しずつ壊れるくらい、柔軟性がなくなってしまうけど。それでも読めるし、コピーすれば普通にそのまま更新だ。
 
 ∧∧
(‥ )あと、電子情報は書き換えが容易なので
\-   そういう点は便利だけども、信用が
     おけないって側面もあるかもですね
 
    (‥ )紙でも出来るけど、電子の方が
        記録の改ざんが容易って側面が
        あるよな。反対にコピーしやすい
        からこそ、魚拓と称して記録を保存
        改ざん前の情報を拡散させるという
        対抗手段があるのだけども。
 
 ∧∧
( ‥)保存用に紙を、拡散用に電子を、そんな
    感じですかね?
 
    ( ‥)電子化すると書籍内部の
      -□ 単語検索に便利って側面も
        あるのだけどね。
 ∧∧
( ‥)あと、wikiは真面目な局面では
    使うなと
 
    (‥ )おもしろ半分に見ている分には
        良いけども、おいちゃんが見ても
        致命的な間違いが見つかるのだから
        おいそれとは信用できんよな。
 
 例:引用文献にない事が”そこに載っている”と書いてある。ようするに論文を引用しているのに明らかにそれを読んでいない。
 
 ∧∧
(‥ )まあ、紙の本にも間違いがあるのですが
\-
    (‥ )だからこそ、それなりな出版社は
        責任監修を誰にやらせるか
        原稿の内容、および誤字脱字、
        言い回しのチェックを誰にやらせるか
        あるいはそのための部署を設立
        したりするわけさ。
 
 
 まあ、wikiにはそれがないし、英語圏のように人口が多ければ分母が多い分、出来る暇人が手を入れてくれる機会が多い(集団知とやらが機能しやすい、という意味)かもしれんが、日本語版となるとそこが圧倒的に不利となる。
 
 

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