自己紹介

イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック

2012年4月5日木曜日

理解の理解

 ∧∧
(‥ )あなたより10歳以上は
\–   年上でしたっけ
 
    (‥ )ああ。平均寿命と比較すると
        まだまだ若いが、資料を集めた
        つけが出ていると見るべきかなあ
        まあ、本人が直接書いていると
        前提した話ではあるが。
 
 論文を集めて理解する。だがしかし、その理解は研究者たちが抱いているコンセンサスからずれている。
 
 論文を読む、資料に目を通す。それだけではまったく不十分だ。理解の背景には、それらをどう理解するのが妥当なのか? いわば理解の理解がある。それが欠如しているとどうにもならぬ。
 
 ∧∧
( ‥)あなたも人のことは言えません
 
    ( ‥)ちょっと調べたら知らん話、
      -□ 知らん論文、知らない理解が
        色々と出てきた。
 
 ∧∧
( ‥)調べ直すのですね
 
    (‥ )卒業から20年以上が経っている
     □-  老化だけじゃない、色々となまくらに
        なっているということだね。

 だから調べる。もちろん、資料を集めて読むだけでは駄目だ、どんな理解がどのような過程でコンセンサスを得るに至ったのか? コンセンサスを得た根拠は何か? その理解がなぜどうやって評価されているのか? 理解の理解が必要だ。自分で調べて分かっただけでは意味がない。分かった、理解した、それでも文章は書けるが、妄言と区別ができぬ。
 
 文化人も知識人もそうではあるが、サイエンスライターの言葉もそれ自身では妄言と区別ができぬ。
 
 
 

ブログ アーカイブ