自己紹介

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2014年2月28日金曜日

これがマカロンか

 
 マカロン
 
   (‥ )食い物なんだってな
       さっき知った 
 
 ∧∧
( ‥)なんだと思って
    いたんだよ
 
   ( ‥)メカの一種かと
 
 ∧∧
( ‥)どっから得た知識だ?
 
 そんなことを知った矢先の先ほど、ふとコンビニに立ち寄ると、マカロン、が売っていた。
 
 これは、このタイミングは、神の思し召しか!? 
 
 
 ∧∧ 210円
( ‥)
 ‐( ‥)こんなちっちゃいのに??
   ‐□  まじかよ??
      一個の直径が
      4センチ程度だよ?
 
 買ってみた。そして食べる
 
 ∧∧
( ‥)どうよ
 
  ( ‥)んんんー…..
    ‐□
 
 パサつき感の無い、モナカ?
 
 ∧∧
(‥ )本当にマカロンなの?
 □‐
 
  (‥ )マカロン、と書いてあるぜ
    
 
 感触は奇妙に和菓子だったが、中身が和菓子にありがちな下品なまでに甘いあんこでなかったのは幸い
 

 

創造論者を笑えるかね?

 
 雨が降る
 
  ( ‥)昨日、いや日付が
      変わったから一昨日か
      26日は暖かくて
      かきよせられて堆積した
      雪もずいぶん溶けたのだ
 
 ∧∧  
( ‥)昨日の27日と本日28日の
    雨でほぼ溶け切るでしょうね
 
 バレンタインデーから二週間。暖かい神奈川でここまで雪が残ったのは、やはり異例だろう。
 
 さて
 
 アメリカは他の先進諸国に比べて創造論を信じる人々が多い
 
 ∧∧
(‥ )迷信深い国、とも
\‐  揶揄されますね
 
  (‥ )迷信深くても
      軍事力さえ維持できれば
      超大国になれるって
      ことでもあるんだが
 
 あるいは、ビッグバンで宇宙が始まったと信じていなくても、進化論を信じていなくても、国民の大部分がそういう世界観であっても、一部の人間と科学者と技術者さえがまっとうな理論を採用していれば問題ないのだ、そういうことだとも言える。
 
 *あるいは知的格差が極端な国であり、あるいは移民によって知的エリートを世界中から輸入できるからこういうことが可能なのであって、ここがいかれたらアメリカは超大国の地位をあっさり手放すことになる。そういうことなのかもしれない。
 
 と、まあ、迷信、知的、信じる、エリート、という言葉を以上、使って来たけども。
 
 ∧∧
( ‥)進化論を信じる人も
    実際には進化論を
    理解していない
    ものなのだと
 
  ( ‥)マイナスや無理数、虚数を
    ‐□ 発明したからこそ
      僕らは二次方程式を解く事が
      できる
 
 だが、こうした発明を否定してギリシャ数学まで戻ろう、という人がいる。
 
 というか、最初っからギリシャ哲学レベルでとまってしまう人がいる。
 
 考えてみれば当たり前なのだ。ギリシャ哲学は小さな地方都市レベルのおっさんたちの対話から始まった。ようするに、ギリシャ哲学とはおっさん理解であって、頭のくたびれたおっさんや、教科書を読まないで、真理を見つけた! と勘違いする若造がたどり着く掃き溜めみたいなもんである。
 
 人は、一人で考えるとプラトンに流れ着く、そう言うべきか。
 
 ∧∧
( ‥)そして、
    ギリシャ哲学にまで後退した
    彼らには二次方程式と同様に
    進化論が理解不能に
    なってしまう
 
  (‥ )プラトンのレベルにまで
      後退すると
      ダーウィンは
      理解できなくなって
      しまうのでな
 
 ダーウィンの進化論というと、斉一説を大々的に採用したことに特徴があるけども
 
 ∧∧
(‥ )もともと斉一説は地学の
\‐   概念なんですけどね
 
  (‥ )ぶっちゃけたことを
      言っちゃうとな
      実は生物学と進化論は
      相性が非常に悪いの
      だよね
 
 非常に厳しいことを言うと、生物学者にとって、ダーウィンと進化理論は本来、理解不可能な学問なのだと言える。少なくとも分類を基礎とした生物学は、進化理論と敵対していると言った方がいい。
 
 ダーウィンを生物学者だ、と言うのはこういう意味において致命的な間違いだ。
 
 ∧∧
( ‥)事実、ダーウィンさんは
    種の実在を否定した
 
  (‥ )論証するべき種の起源
      種を否定することで
      この論証を初めて
      成功させたのだ
 
 これは、科学としては画期的な拡張だけども、生物学の範疇では本来、ありえない論法だ。というか系統学者でさえもここはどうにもつまづく場所であるらしい。種の実在論を唱えた系統学者もいる。

 
 科学者でさえもそうである
 
 一般人の理解にいたっては
 
 ∧∧
(‥ )創造論を信じるアメリカ人を
\‐  はたして笑えるのかと
 
  (‥ )まあ、笑えないだろうね
 
 ダーウィンの拡張には他にも、あるいはもっと難解な部分がある
 
 たとえば
 
 種、これはあくまで便宜的な概念だが、種と我々が呼んでいるものは、本来であれば、一定の姿をとどめることができないものである
 
 ∧∧
( ‥)これは非常に難解な部分で
    あるのだと
 
  (‥ )これを忘れるとな
      「種の起源」で彼が
      何を言おうとしているか
      それが意味不明に
      なっちゃうんだよね
 
 ダーウィンの拡張には他にも色々な部分がある。性淘汰もそうだろう。
 
 例えばある人はこう言った。ダーウィンは自然淘汰だけでは説明が不十分と見た。
 
 この指摘自体は正しい
 
 ただしこれはクジャクの尾羽などを見れば明らかであり、そのためにダーウィンは性淘汰を考えた、ウォレスなどはこれを無理矢理自然淘汰の枠内に押し込めようとして、ダーウィン死後、彼の業績を破壊してしまったのだが、
 
 こうした歴史的経緯や現実を無視して論者は言う
 
 ダーウィンが自ら自覚したように自然淘汰は不完全であり、ゆえに進化論も不完全である。
 
 ∧∧
( ‥)あからさまな誤読だね
 
  ( ‥)これが教授だとかって
    ‐□ ほざくわけだろ?

 いいやなあ、こんな馬鹿理解ごときで教授のポストにしがみついて給料をもらうってか?

 
 実に愚昧な話ではないか
 
 馬鹿な教授は馬鹿なライターと寸分足りとも違わない。いや、ポストにしがみついているだけにその老醜たるや悲惨を通り越して死に値する罪。
 
 ∧∧
(‥ )これでアメリカ人の
\‐  創造論者を笑えますか? と
 
  (‥ )まあ、こういう悲劇はだ
      個人がどんなカリキュラムで
       授業を受けたかって
       問題でもあるのでね
 
 40、50以上では駄目だ。100年ぐらい前のカリキュラムで知識を押し込められたようなものである。一世紀前の亡霊、ただの死に損ないだ。これでは創造論者を笑えない。
 
 
 
 

2014年2月27日木曜日

文脈にそったしかるべき省略

 
 自身のタバコの不始末で炎上するホテル 燃え盛る炎 その中から聞こえる、

 Help me-!

 の叫び声
 
  (‥ )ああいう状況でも
      なんていうの?
      自分というか
      私というか
      主語というか
      目的語を入れる必要が
      あるのな
 
 ∧∧
(‥ )文脈上、明らかだとはいえ
\‐  meを省略しないって
    ことですかね?
 
 日本語だと単純に
 
 助けてー! である
 
 *むしろ だれかー! と助ける側の主語の方を要請するかもしれない
 
 日本人はなんでいつも”すいません”とあやまるの?
 
 すいませんには色々な意味があるから、いつもI am sorry という意味ではないよ
 
 じゃあ、どうやってそれを見分けるの?
 
 ∧∧
(‥ )前後の文脈で見分けるの
\‐  でしょうね
 
  (‥ )Help me だって
      それを聞いた人は
      meって俺のこと??
      とか
      主語が省略されてるけど
      誰に助けを求めているの?
      とか
      聞き返したりしないからな
 
 ∧∧
( ‥)文脈の理解や
    文脈にそったしかるべき省略は
    文化圏によって違うのだと
 
  ( ‥)そういう違いを念頭に
    ‐□ 入れておかないと
      違和感だけが目立つの
      だろうね
 
 あるいは、違いがあるからこそ、”自分たちに対する”相手の相違点が目立ってくる、というべきか。


 

2014年2月26日水曜日

2月26日早朝の金星と月

 
 ひと月前には金星と月が接近した=>hilihiliのhilihili: 2014年1月29日の月と金星
 
 ∧∧ 本日26日も接近です
( ‥)
 ‐( ‥)では見に行こう
 














 
 ∧∧
(‥ )お月さまのこの向きだと
\‐  金星さんに衝突コースだね
 
  (‥ )見かけ上、月が金星を
      隠す星食は本日の
      午後3時半頃に起こる
      そうだよ
 
例えばアストロアーツのHPをリンク=>2014年2月26日 細い月と金星が接近
 
 まあ、さすがに条件が厳しくて見ることはできないけども。
 
 今の明け方は西から火星、土星、月、金星と並んでいて、なかなかにすばらしいのであった。
 





手元の手札で、さて、何が出来る?

 
 昔、ある会合で、自分は今度からこちらの大学へいくことになります、と相手に自己紹介された時に、
 
 ああ、そこ大学のその教官、資料を私物化して人に見せないから、あなた干されるんじゃね? 実際、前に干された院生がいたよ。
 
 と思ったのだけども
 
 ∧∧
( ‥)あなたはあえて
    口にせず
 
  ( ‥)いけば分かること
    ‐□ だからな
 
 しかしこれは、運が悪いが、まだしも運が良いのだとも言える。そういうものなのかもしれない。
 
 ∧∧
( ‥)自分の実力のせいじゃ
    ないからね
 
  (‥ )論文で博士号をとる
 
 ある人曰く、でもそういう最初の業績は10年程度で食いつぶしてしまうと。
 
 ∧∧
(‥ )大変! 引き出しが
 □‐  もう空っぽだよ
 
  (‥ )さてどうしたものかね
 
 論文の執筆速度は低下し、業績は上げられず、当然、昇進もできない、給料も上がらない。
 
 ∧∧
( ‥)論文を製造できる
    新しい引き出しを探すべき
 
  (‥ )だが、それが
      出来なかったら?
 
 就職したら環境が変わった。以前のような同僚、以前のような指導教官、以前のような機材、以前のような図書館、それが無くなったら?
 
 いや、そもそも最初に選んだテーマが潰しの効かないものだったり、あるいは応用が効かなかったり、あるいは浅かったり、あるいはあまりにライバルが多くいるものだったら?
 
 ∧∧
( ‥)そして容赦なく人は
    年をとり、
    論文を読む体力を失い
    雑務に追われて本道を走る
    能力すら喪失してゆく
 
  ( ‥)10年はあっという間だ
    ‐□ 
 
 気づけば30代後半。もう先が無い。
 
 ∧∧
( ‥)あなた方のような
    フリーのライターや
    イラストレーターが
    40代から零落して
    滅びていくように
 
  (‥ )いくら給料をもらっている
      研究職とはいえ、
      彼らもまた滅びの道を
      歩むのだ
      当然だよね
      人間である以上、
      体力の限界はほぼ同様に
      全員へと降り掛かる
 
 さてー、では手元にある自分のカードをのぞいてみよう。人生とは手札が摩耗していく過程だと言うのなら、今、手元に残っているそれはどんな手札だろうか? そしてどんな手で打って出る?
 
 それとも

 もう、なにも無いか?
 
 
 


2014年2月25日火曜日

理解をギリシャ哲学にまで後退させる

 
 hilihiliのhilihili: 確かに進化論は証明されてはいないの続き
 
 ∧∧
( ‥)例えばの話
 
  (‥ )無理数とマイナス
      あるいは虚数
      これら怪し気な概念は
      非科学的なり
      しかし偉い先生方は
      これらを用いないと
      解けない二次方程式がある
      そうおっしゃる
      だが、事態は逆ではないか
      これらを解くこと、
      それ自体が科学にあらず!
 
 ああ、人はいつになったらこの迷信と無知蒙昧から目覚めるのであろうか?
 
 ….とっ、言ったら、果たしてどう思われるでしょうか。
 
 ∧∧
(‥ )進化論は証明されていないから
\‐  科学にあらず、とは
    ほとんどこれに近い
    発言であるのだと
 
  (‥ )長い時間をかけて概念を
      拡張し、工夫することで
      これまでは解けなかった
      問題を解く解法を
      作ったのだ
      それが理解の歴史だよ
 
 こうした理解の歴史を、無知か意図的にか、いずれにせよあえて後退させることで、ほら見ろ! 解けない、つまり間違っている証拠だ! と主張するのは、まあかなり恥ずかしいことなんだろう。
 
 ∧∧
( ‥)理解をギリシャ哲学にまで
    後退させることで
    進化論は科学にあらず!
    そう主張する
 
  ( ‥)哲学者や、半端に哲学と
    ‐□ 科学を聞きかじった人が
      進化論は科学ではない
      そう得意満面に
      言い出すのは
      これが原因だろうなあ
 
 
 意地悪な言い方をすると、ギリシャ哲学は落ちこぼれにやさしいのである。*歴史学としてはまた別かもしれないが、その話はここでは検討しない。
 
 それにしてもおかしなもので、ギリシャ哲学にまで後退すると微分積分も運動も理解できなくなるはずなのだが、
 
 ∧∧
(‥ )彼らはそうは言いませんね…
\‐
 
  (‥ )そこがこの手の連中の
      理解が浅いところよ
 
 確かに、世の中にはゼノンのパラドックスはいまだに解かれていない! と言う人もいるけども、あれはまた違う話だろう。
 
 それとも、実はあれがそうなのか?
 
 
 
      

確かに進化論は証明されてはいない

 
 進化論は証明されていない。科学ではない。
 
 ∧∧
(‥ )という意見をどう思いますか?
\‐  という質問です
 
  (‥ )進化論は数学じゃないから
      証明ではないなあ
 
 というか、科学というものがそもそも証明する学問ではない、とも言える。
 
 ∧∧
( ‥)証明って言葉は科学では
    よく使われるけどね
 
  (‥ )観察、実験、
      データを積み重ねるのは
      証明とは言わないよね
 
 ユークリッドの証明。例えば、あれが観察か? という問題
 
 科学の世界で使う証明という言葉と、数学で使う証明という言葉は全然意味が違うし、悪く言えば使い手側が意味の違いにまったく無頓着なのだとも言える。
 
 あるいは進化論は証明できないから科学でない、というのはそういう定義や言葉の範囲の齟齬をたくみについた詭弁だとも言えるし、そういう違いに無自覚なつまらない誤謬だとも言える。
 
 ∧∧
( ‥)プラトンさんは無理数を
    否定し、抹殺しようとした
 
  ( ‥)つまりプラトンは
    ‐□ 二次方程式を完全には
      解く事ができないのだ
 
 マイナスも無理数もないプラトンは二次方程式を解き切ることができない。この意味において、彼は現在の中高生にも劣る存在でしかない。そう言う事ができる。
 
 知らないからしょうがない、とも言えるがそれだけではすまない。無理数を否定した。ただその一点だけでも彼の限界とは、彼自身に原因がある。
 
 ∧∧
( ‥)現在の数学はマイナスや
    無理数を発明することで
    二次方程式を自在に
    解く事ができるようになった
 
  (‥ )数学でさえも論理的な
      学問に見えて、
      概念の拡張などといった
      思いつきと発想によって
      その領域を拡大したのだ
      数学も論理だけでは
      成り立たないとも言えるな
 
 思うに、マイナスや無理数、微分や積分に首をかしげる人がいるのは、実のところ、数学は論理的な学問だ、と勘違いしているからこそ、そういう違和感を覚えるのかもしれない。彼の脳は、無限小の無限集合による有限の値、という得体の知れぬ、論理ではにわかには正当化しがたい世界を前にして、怯え、ひるんでいるのだ。
 
 ∧∧
(‥ )進化論も既存の概念や前提では
\‐  解決出来ない問題を
    概念の拡大、
    あるいは発想の拡張で
    解決することに成功したと
 
  (‥ )だから証明されていないから
      進化論は科学じゃない
      という言い様はだな
 
 私は無理数とマイナスを否定します。そうである以上、私は二次方程式を完全に解く事はできません。しかしそれで良いと思います。あなたがたのように無理数とマイナスというインチキを用いて二次方程式を無理矢理に解く。こんな非科学的、非論理的なことをしたいとは思いません。
 
 ∧∧
( ‥)と言っているようなものだと
 
  ( ‥)実際、この言い様は
    ‐□ まったく正しいのだ
 
 マイナスと無理数は非論理的である
 マイナスと無理数で解ける二次方程式は非論理的である
 そのような解法も非論理的である
 
 ∧∧
( ‥)その結論は論理的である
 
  (‥ )単に役立たないって
      話でな
 
 進化論は証明されていないから非科学だ、この主張は無矛盾ではある。
 
 ただ単に役立たないだけの話。
 
 彼に誤りがあるとすれば、それは、正しい論理=現実の妥当な記述、と思い込んだ点にある。論理が現実を無条件に記述できている、そう無批判に鵜呑みにしたのが問題だったのだ。
 
 彼の誤りはここなのだ。
 
 だから彼のやるべきはここではなかった。彼はまず最初に、正しい論理=現実の妥当な記述、これを証明する必要があったのだ。
 
 ∧∧
( ‥)論理と世界が等価であること
    あるいは
    論理に世界が包含される
    ことを論証せよ
 
  ( ‥)論理=正しい現実
    ‐□ この発想自体が
      実は非論理的なんだよね
 
 世界と論理が等価である。それはなんだろう? それはただのイデア論ではないのか? そしてイデア論とは、所詮は飛躍した思いつきでしかない。一体、誰がイデアを目の当たりにしたというのか?
 
 イデアは観察もできず、証明することもできない。
 
 つまり単純な話、論理は現実ではない。
 
 論理は現実について何一つとして語っていない。
 
 現実を知るには現実を見ることが必要で、現実を解くにはそれに適した概念の拡張が必要だ。
 
 進化論とはそうして作られたものであったし、そしてそれゆえに進化論は証明するものではない。
      
 
 ∧∧
(‥ )そういえば我が家のサイトにも
\‐   これを論じたコンテンツが
     ありましたよね

=>Untitled Document
 
  (‥ )さっき新しいPCで見たら
      文章中において
      フォントの違いかなにかが
      表示されてしまって
      いるのだ。
      今度、落ち着いたら
      調整する必要があるな
 
 ただ、以上のことから分かることはある。
 
論理=科学、だと思い込んでいる人がいる
数学でさえ論理だけではやってこれなかった、ということを知らない人がいる
概念の拡張や発明をしないと二次方程式さえ完全には解けない、ということを知らない人がいる
そういう論理を飛躍したような発想や試行錯誤で進歩してきた成果である教育、それを受けていながら、それについてまったく無自覚な人がいる
 
 ∧∧
( ‥)でもそれ以上に
 
  (‥ )2000年前のプラトンと
      同じような、
      ごく素朴なレベルで論理を
      あやつり、
      それを理解と見なす人が
      かなりいる
      これはつまりだな
 
 これはつまり、人間の脳とは、勝手な定義を思いついてそれを無矛盾に並べる、そしてそれが理解だと思い込む、これが人間の脳の特性だ、そういうことを暗示しているように見える。
 
 


2014年2月24日月曜日

希薄領域


 確定申告のために計算してみると、去年は本代がぎょっとするほど少なかったことを知った
 
 ∧∧
(‥ )33万円ですか
\‐
 
  (‥ )本を買う事でどうこうなる
      分野じゃなかったからな
      買う必要がないから
      本を買っていない
      その結果だよ
 
 本を読まない。自分が致命的なまでに老いてしまった、その結果ではないか? そういう恐怖にもかられるが、実際のところ去年、2013年の仕事はあまりに非能率的で、実質、たった一冊しか本を作っていないと言える。そして、そこは意外にも空白が目立つ場所だった。
 
 本で調べようにも、そんな本がそもそも無い場所があちこちにあった。
 
 例えばオピスソプロクツス科の進化と眼球の有り様。これはどういうわけ誰一人として本で書いていないらしい。彼らの眼球は進化の道筋を示している、そう言った人は確かにいたが、彼が述べるような、そんな簡単なものでは、どうもないらしい。
 
 ∧∧
(‥ )原始的な人たちの方が
\‐   派生的な眼球を持っている
     ようであると
 
  (‥ )というか、
      眼球本体の派生が
      進むにつれて
      派生形質である
      ダイバティキュラの
      重要性が低下するように
      見えるのだけどね
 
 だが、これが確実である、そう言えるほどの資料がないし、解析した人すらどうもいないらしい。
 
 ∧∧
( ‥)当然、誰も本に書かない
  
  ( ‥)少なくとも本で見た事は
    ‐□ ない知識なのだよね
 
 少なくとも自分の知る限りではそうだった。記述した本もなければ、当然、ネットにもそんな情報はどうやらない。ネットの向こうの、そのさらに向こうの本の世界、そのさらに先までいってようやくかすかな手がかりがある、それだけだった。

 
 ∧∧
( ‥)来月、ようやくその本が
    出る予定であると
 
  ( ‥)まだやることがあるが
    ‐□ まあ、完成だね
 
 他にやることがあるので状況は極めて深刻だけども、取りあえず出るものは出るのだ。その予定だ。
 
 ∧∧
( ‥)そして電子と出版の世界の
    さらに向こうに別世界がある
    それをかいま見た1年で
    あったのだと
 
  (‥ )誰もがそんなことは
      知っているはずなのだがな
      何も無い空白を見ると
      ぎょっとするよね
 
 電子が無力になる領域もあるが、その向こうにある本もまったく役に立たなくなる領域が当然ある。
 
 ∧∧
( ‥)ついに本が役に立たなくなる
    場所に突入しつつあると
 
  ( ‥)なんか水から出てしまった
    ‐□ 感じだよ
      空気は軽すぎて
      体が重く、
      薄い世界で
      呼吸が乱れる
 
 だけども、これでもまだ活字の領域、論文の世界だ。文字の向こうにはもう才能ある研究者しかいない現実というはるかに希薄な空間で、そこに侵入するには、こちらは気密服を着ていかねばならないだろう。
 
  ( ‥)そーれは荷が重いので
    ‐□ まずは周辺で遊べそうな
      ところを探してみると
      色々とあるのが
      この世界でね
 ∧∧
( ‥)人生も仕事も
    大いなる遊戯なり
 
 あるいは、人生も仕事も遊び半分でやるべきかもしれないが、大いなる遊戯となるとそうはいかないだろう。
      

 

2014年2月23日日曜日

どうしても退屈しのぎが必要だ

 
 宅急便を出しにいったら、明日の午前着、という時間指定に店員さんが、すこしひるんだ様子を見せた。
 
 なんでも、東京都内でさえ、物流はなおも混乱中だそうである。
 
 ∧∧
(‥ )青梅とかはそうだ、と
\‐  言ってましたよね
 
  (‥ )青梅はここ以上に
      内陸だからね
      こっちが雨でも
      あちらは雪のことがある
      残雪は強烈なのかも
      しれないなあ

 ここ神奈川の中央部、青梅よりも八王子よりも南で海に近いここでさえ、北側の日の当たらない場所では20センチ近い、半ば溶けてそして凍り付いた根雪が残ったままなのだ。そういう場所では当然、道路も凍り付いたままである。おまけに先週の大雪以来、ここらは天候が不順で太陽の光があまりささない。もっと内陸で気温もやや低い場所だと根雪はずっと多いだろう。
 
 *そういえば青梅では中学校の体育館の屋根が、積雪の重みでつぶれたのであった。
 
 *自衛隊のお知らせを覗いてみたら、19日の時点で青梅市周辺で除雪支援実施、1日の除雪距離4.7km。また青梅市及び、奥多摩町などで食料、燃料の空輸を実施とある=>防衛省・自衛隊:平成26年2月大雪に伴う災害派遣について(03時00分現在)
 
 ∧∧
( ‥)一週間たったけども
    さすがに引きずりますね
 
  ( ‥)物流センターも
    ‐□ 混乱状態だそうだよ
      考えてみれば当然だな
 
 雪で2、3日動きが止まれば、荷物が滞り、滞留してしまう。滞留した荷物は雪が溶けるに従って外へ少しずつ出て行く。自動的にずっと影響が残るのだろう。
 
 さて
 
 日本は、というか世界のどの先進国も成長など、もはやできそうにない。
 
 ∧∧
( ‥)不可能ではないのです
    けどもね
 
  ( ‥)古典的な手はあれだ
    ‐□ 低賃金労働者を次々に
      発明して貧乏を外注する
      そういう手だな
 
 色々あって現在、ウクライナはEUに入りたい派閥とロシアの元にいたい派閥とで内紛状態。機動隊がローマの軍団のごとく盾を並べ、デモ隊が火炎瓶を投げつけ、至近距離からはがしたレンガかなにかを投げつけるという、古式ゆかしい戦争状態。広場は真っ黒こげに炎上中。
 
 でもまあ、あれだって、低賃労働者、悪く言うと奴隷の供給源を次々に外へ拡大していこうというEUのあるべき姿なのかもしれぬ。*物事には色々な側面があるということで、これとは全然違う見方もありうるし、当然、その解釈にも正当性がある。
 
 ∧∧
(‥ )でも、もはやどうにも
\‐  なりませんね
 
  (‥ )金融を経済の中心に
      据えるってのも
      悪くはなかったの
      だろうけどね
  
 少なくとも”欲をかいた人々”が、滞留させていたお金を放出してくれる、というのはありがたいことなはずだ。
 
 ∧∧
( ‥)まあ、使っているだけなので
    バブルが崩壊したら
    どうにもならんのですけどね
 
  ( ‥)偏りという富を作成する
    ‐□ ために、みんな色々な
      手段を使うのだ
 
 豊かな先進国を武力で略奪したり、あるいは武力で他民族を奴隷化して彼らをエンジンとして酷使し、彼らの上前を全部ピンハネして世にも美しき市民と権利とやらの暴虐の帝国を作り上げたり、あるいは金融による一攫千金の夢を売りつけることで死蔵されていたお金を放出させる。見方によっては富の再分配だ。
 
 だがもはや万策尽きた。
 
 というか、あらゆる手は使い尽くして、もう新しい手が手持ちにない。
 
 もちろん、伝統的な手のすべてが完全に無駄になるわけもないが、起死回生の手段になるわけもない。新しい手法が現れて純白の花嫁だと皆が騒ぎ立てるが、実際には何十年、何世紀も前の古き良き、使い古された手でしかない。
 
 ∧∧
( ‥)そして世界が直面している
    この状況がね
    他人事じゃないんですよね
 
  (‥ )僕らのいるこの出版界
      もはや成長は望めない
      というか、あからさまに
      縮小の真っ最中でな
 
 考えてみれば似たようなものだ。イラストレーターを安値で使い倒すのは、そりゃあ低賃金労働者ってことであるし、あるいはこの業界には、先物取り引きのような側面もすでにあり、どこもかしこも縮小する世界でどうしたものかともがいておる。
 
 ∧∧
( ‥)この期に及んで成長など
    あろうはずがない
 
  ( ‥)書籍の電子化は
    ‐□ 理屈の上では成長戦略に
      なりえるんだが…
 
 実際には、多分、どうも、電子書籍が回転するにはある”閾値”が必要であるらしい。
 
 要するに、ある大きさにまで達しないと利益を生み出さないのだ。ありがちな話なんだが、ありがちなだけに状況は深刻だ。ある値にならないと利益を生み出さない。それはつまり、その状況に至るまで赤字であることを示す。そうなると、体力を失った出版界にはその敷居にまで駆け上がる力がない。自動的にこの成長は望めないことになる。
 
 *突破できるとしたら、電子とエロが鍵になるだろうけども、それを行うのは、既存の出版社ではないのかもしれない。
 
 ∧∧
( ‥)まあ、そんな
    でっかい話よりもね
    あなた自身の問題ですよ
 
  ( ‥)困ったものだ、
    ‐□ 橋頭堡の確保
      現状の維持、
      これが精一杯でな
 
 これの何がいけないって、状況の根本的な解決にならないだけでなく、なによりも
 
 ∧∧
( ‥)つまらないと
 
  (‥ )俺はおもろいことを
      したいんだ
 
 このままでは人生が極めて退屈なものになってしまう。
 
 そして思うのだ、脱成長、ああ、そんなつまらないことしか言えないようでは、死体とおんなじです。それでは、ただ生きているだけだよね。
 
 ∧∧
(‥ )生きているだけとは
\‐  死んでいることと同じ
 
  (‥ )死んだも同然なのに
      生きている
      退屈というものが
      何なのか?
      それすら分からなく
      なっているのだな
      感覚の崩壊
      神経の寸断
      だから平気で
      脱成長と言うのだ
 
 
 ∧∧
( ‥)刺激が無いと、
    脳が真っ先に死ぬ
    しかしそうは言ってもですよ
  
 
  ( ‥)どこにいけばいいかな?
    ‐□ 周囲のあらゆる場所が
      不毛に見えるのだが
      不毛以上に問題なのは
      退屈だということだ
 
 退屈しのぎが出来る場所を探さねばならない。
 

 

2014年2月22日土曜日

脱成長する時、老人はちんけな復讐の喜びを忘れられない

 
 成長の余地がない。どの方角を見ても八方ふさがり。
 
 ∧∧
( ‥)成長の余地がなければ
    格差を作り、
    富の偏りを発明して
    社会を回すしか無い
 
  ( ‥)だから脱成長とか
    ‐□ 言い出す奴が
      出てくるんだよな
 
 とはいえ、しかし、40歳以上の老人が、脱成長です、と真顔で、あるいは皮肉をこめてさえも言う事ではないんだろう。
 
 ∧∧
( ‥)なぜ?
 
  ( ‥)今のこの社会を作った
    ‐□ 責任があるだろ?
  
 40過ぎた老人が、脱成長しかないんですよ、ふふん、なんて得意げに言ったら、ぶち殺されても文句は言えない。
 
 ∧∧
(‥ )まあ、若い人からすれば
\‐  不愉快極まりない言葉
    でしょうからね
 
  (‥ )若い頃、理想に燃えた
      40過ぎの老人はな
      ”自分の賢明なる意見”を
      受け入れずに破滅へ向かう
      社会に絶望し、憎み、
      自分勝手に恨み、
      そして自分の予想通りの
      袋小路を見つけて
      ほらほら俺様の言う事を
      聞かないからだwwww、と
      そういうちんけな復讐心の
      喜びを押さえられないのだ
      だから得意げに
      ふふふん、と言う。
 
 
 無様極まりないが、しかし、老いるとはこういうことだ。心の外皮が弱まって無様な中身が漏れだしておる。本人は得意満面なんだが、やぶれかけて水漏れするその姿は、正直言って、正視に堪え難いほど醜い。
 
 それにそもそもこの手の賢し気な老人は存在そのものが馬鹿げている。なぜって、破滅の予言はするが、結局はそれを阻止できず、失敗したからである。それはモデルの確立に失敗したことを示すし、そうである以上、本当に破滅の予言が当たったのかどうかすら、実際のところは分からない。
 
 事実、予言は馬鹿でも出来る。破滅が絶えず必然である以上、いつか雨が降る、と言う程度の予知でしかない。破滅を阻止するか、あるいはそらしてみせた者のみが誇って良いのであって、予言を当てたぐらいで舞い上がってもらっては困る。
 
 ふふふん、と高慢ちきに笑うのは良いけども、その予測、本当に当たっていたのかい? 当たったということすらお前の勘違いではないのか? お前の人生がひからびた生ゴミのような存在であるかのように。お前の予言も乾いた新聞紙でしかないのかもしれぬ。
 
 とはいえ
 
 ∧∧
( ‥)そんなこともどうだって
    良いんですよ
    なんか策を出せよ
 
  ( ‥)困ったねえ
    ‐□ 何も思いつかん
 
 ∧∧
( ‥)あなた自身、このままでは
    破滅でしょう
 
  ( ‥)分かっているのだがねえ
    ‐□ 阻止できんのだ
 
 二、三、手はあるけども、焼け石に水、無いよりまし、な状態でしかない。
 
 ∧∧
(‥ )なにか成長戦略を
\‐  打ち出せれば良いの
    ですけどもね
 
  (‥ )それが理想なんだがね
      なにも思いつかないのが
      現状なんだよな
 
 ∧∧
( ‥)とはいえしかし
 
  ( ‥)考えることをやめる
    ‐□ わけにはいかないなあ

      

多分、戦争が政体を決定する


 例えばガンダムのジオン軍は貴族社会である
  
  ( ‥)少し前にある人と
      こんな話をしてだね
 ∧∧
( ‥)実際にどうだかともかく
    ジオン公国というくらい
    だからね
    ザビ家の独裁をもくろむ
    という揶揄もあったし
    まあ、貴族制かもね
 
 民主主義のあり方めぐって対立したWW2から70年。
 
 ほぼそれだけの期間、正義の戦いは、民主主義 VS 悪の貴族制、という図式で描く文化が連綿と受け継がれて来た。
 
 ∧∧
(‥ )ナチスのイメージも
\‐  あるかもですね
 
  (‥ )ナチスの制服で印象的な
      あのぶかっとしたズボンは
      乗馬服由来
      そういう話からすると
      騎兵と貴族趣味への
      あこがれを醸し出す
      そういう感じね
 
 古今東西、走って戦う歩兵と違って、騎兵とは裕福なものであり、貴族のものであった。
 
 しかし、機械化された戦争の時代にあえて乗馬服。
 
 それは格好よさの追求であったのかもしれないし、あるいは権力や富、出世へのあこがれであったのかもしれない。
 
 ∧∧
( ‥)見方を変えれば、
    ナチス以来
    悪は反民主主義で
    少数独裁制で
    エリート主義で
    そして装飾過剰な
    貴族制なのであると
 
  (‥ )でもガンダムという
      物語自体は
      国民総動員の戦争が
      行われる世界なのだよね
 
 考えてみれば、これはひどい誤解なのかもしれない。
 
 少なくともヒトラーとナチス党もまた、国民を総動員する必要があった。しかも敗北と戦勝国の暴虐で意気消沈している人々を奮い立たせる必要があった。だから全員持っている”ゲルマン民族”という血統で人々を鼓舞し、血に裏打ちされた権利を呼び覚まし、格好よさと裕福の象徴である制服と希望で人心を掌握した
 
 ∧∧
( ‥)そう考えるとナチスも
    ファシズムも単に
    民主主義の発露でしかない
 
  (‥ )他民族を全員奴隷化しよう
      これは民主主義の基本でな
      ナチスの暴虐は
      民主主義の残虐さだよね
 
 なにを馬鹿な! と言うのなら、じゃあ、面白半分に現地人を殺して楽しんだイギリス人やフランス人はファシストだったのか? 彼らは単に模範的な民主主義者ではなかったか? そう考えてみればいい。
 
 ともあれ
 
 ∧∧
(‥ )でも実際はですよ
\‐  政体が戦争を決めるのではなく
    戦争が政体を決定するの
    かもしれない
 
  (‥ )例えばだな、ガンダムも
      ジオン軍は
      連邦に物量戦で
      負けてしまうわけだが
 
 もちろん、あの物語はWW2の経緯を踏まえたものだから、というかWW2以後の創作は全部、あの戦争を踏まえたものだから、そうなるのは当然なのだけども。
 
 戦争が政体を決定するというならすべてが逆になる可能性もある。
 
 WW2自体は素人でも恐るべき兵士にできる銃やその延長線である武器があったからあのような結果に終わったが、世界が絶えずそのように振る舞うわけではない。
 
 
 例えばの話
 
 ∧∧
(‥ )ビグザム建造のコストが
\‐  ザクの5倍、ジムの12倍
    ボールの50倍だね
 
  (‥ )おまけに適正のある
      パイロットが
      必要なのだろ?
 
 ∧∧
( ‥)アズナブルさん級の
    パイロットだと
    それはそれはすごいの
 
  (‥ )そんなパイロット何人
      いるんだよ
      この戦争負けたなあ
      ボール50機、あるいは
      ジム12機に攻められて
      ビグザムが撃沈されたら
      相打ちでも
      それで全部ぱーじゃんよ
 
 ところが
 
 ∧∧
(‥ )圧勝です
\‐  ビグザム1機平均で
    ボール100
    ジム50
    戦艦2隻を轟沈ですよ
    しかも我が軍は
    ビグザムの大破が一機のみ
 
  (‥ )まじ??
      なにそれ、すげー
      意味分からん
 
 しかしこうなると当然
 
 ∧∧
( ‥)大変! 連邦が降伏したけど
    ビグザムのパイロットたちが
    反乱だよ
 
  (‥ )あー、うーん、
      そりゃそうなるよね
      政権を移譲するから
      回線をつなげてよ
      アズナブル君、
      ジオンさんのご子息だろ?
 
 と、まあ、こんな具合に
 
 ∧∧
(‥ )ものすごく単純化してるけど
\‐  兵器のあり方がどうなるか
    それ次第で政体は
    民主制にも軍人貴族制にも
    移行するよね
 
  (‥ )これからの未来が
      どちらに振れるのか?
      それはよく分からないの
      だよね
 
 無人攻撃機がそうであるかもしれないように、未来兵器は素人でも大きな戦果を納められるものなのかもしれない。それなら民主主義と物量戦は維持される。
 
 ∧∧
( ‥)でもまったく反対に
    振れるかもしれない
 
  (‥ )まさにそんな話を
      その人としたわけさ
 
 アニメを例え話に使うとたわいないことに聞こえるが、これが現実に起こりうる時間、数十年、100年先の技術を考えると、案外に深刻な話でもあるのだろう。
 
 
 
 
 

2014年2月21日金曜日

イタリアのオオカミ 神奈川のオオカミ

 
 そういえば、イタリアにはまだオオカミが生き残っているのであった
 
 ∧∧
(‥ )あれだけ長い歴史が
\‐  ある国なのにね
    滅びてないんだ
 
  (‥ )日本は絶滅しちゃった
      わけだけどね
      なんでだろうね?
 
 イタリアのオオカミは絶滅寸前状態ではあるけども、地域によっては勢力を盛り返して、近年、北方のアルプス山脈へ再定住した例もあるという。
 
 ∧∧
(‥ )イタリアは開けた環境
\‐  だからでしょうか?
 
  (‥ )良く知らんけど
      山岳地帯は標高はあれど
      地形は日本よりなだらかに
      見えるよねえ。
      個体群が孤立しても
      移動してお互いに
      交流できそうだし
      これだと絶滅しにくいかも
      しれないねえ

 
 牧畜業も盛んだから、餌も多いのだろうか。
 
 ∧∧
( ‥)オオカミの被害にみせかけて
    殺処分したヒツジから
    保証金をもらうケースが
    あるとかなんとか書いている
    本もあるみたいですけども
 
  ( ‥)それだけの情報から
    ‐□ なにか言うのは難しいけど
      わずかとはいえ存在に
      インパクトがあるわけだな
 
 一方、日本に眼を転じれば、本によると、自分が今住んでいる神奈川県中央、この近辺でも幕末にはニホンオオカミが出没したそうである。
 
 ∧∧
(‥ )人家に飼われているイヌを
\‐  狙うそうですね
 
  (‥ )イヌはオオカミから育種
      されたわけだけども、
      オオカミはイヌを
      餌として認識するのな
 
 ∧∧
( ‥)イヌを狙って人家に近づく
    なんか、それだけ聞くと
    追いつめられたクマさん
    状態ですよ
 
  ( ‥)日本は山が険しく、
    ‐□ 森はうっそうとして
      見通しが効かず
      個体群は小さく
      分断されやすいのかもね
      牧畜業も盛んでないから
      イヌぐらいしか
      食い物がない
      幕末でも今のツキノワグマ
      と同じような状況に
      追いつめられていたわけだ
      だとしたら絶滅は当然か
 
 ましてやほぼ純粋な肉食動物であるオオカミは広い地域と大量の獲物を必要とする。深い森は暗いだけで餌がない。これではどうにもならないだろう。

 ∧∧
(‥ )それにしても200年ぐらい
    前まではこの近辺にも
    ニホンオオカミが出没した
    わけですか
 
  (‥ )もう10年ぐらい前かな?
      公園でニホンザルを見た
      ことがあったな
      どこかの丘陵地から
      林を伝ってきたの
      だろうけども
      まあ、ここらは確かに
      今でも田舎ではあるからね
      200年前と言ったら
      言わずもがなだな
 
 そのニホンザルはこちらを見ると歯茎を見せて威嚇してきたから、こっちもキシャアアっと威嚇し返してやったのであった。
 
 言葉が通じたせいか、逃げてった。
 
 ∧∧
( ‥)なにニホンザルと会話して
    いるんだよ
  
  (‥ )メンチ切ったのは
      あいつだぞ
 
      
 
 
  

努力オタクは崖から突き落とすに限る

 
 個人のひたむきな努力で状況を打開できた、そう思っている人間はどうにも信用ならぬ。
 
 ∧∧
( ‥)なぜかと申しますに
 
  ( ‥)個人の力で打開できる
    ‐□ そりゃあちっちぇことだよ
 
 
 例えば雪かき。雪は空気を含んでいるが、あれは水の塊だ。水は重い。自分一人の力で雪かきをして、そうして道を通せると思い込んでいるのは….
 
 ∧∧
( ‥)積雪が少ない場所で
    たまたま道を通す事に
    成功して、
    得意げになっている
    だけなのだと
 
  (‥ )そういうのはな
      まれにしか雪が降らず
      積雪量10センチ
      20センチの地域で
      得意げになっている
      ただの勘違い馬鹿
      というのだ
 
 個人の力で出来る事などたかが知れている。人間一人の力が動かせる量など絶対的にはごく少ない。
 
 大量の雪をどかすには組織力が必要で、それには状況把握のための偵察が必要で、人員を移動する輸送手段が必要で、彼らを維持する補給が必要で、それを統括する組織と部署と事務員が必要だ。これ当然。20人が働いているのなら、20人しか働いていないに違いない、そう思うのは絶望的に素人だろう。
 
 そうであるにも関わらず、無力で非力な個人の力を信じられる、もっと頑張れと声を上げる。これは実のところ、それを言っている彼の人生において、ただの一度たりとも、こういうこと。つまり大きな事、数人程度の人数がどうしても必要なことすら、これまで真面目に、真剣にやってこなかったことを示している。
 
 ∧∧
(‥ )でも個人の力で
\‐  なんとかしよう、と
    考える人いますよね
 
  (‥ )個人の力で解決できる
      そんな小さな問題しか
      扱ったことがない
      それにも関わらず
      個人では扱えない
      でかい問題を解決しようと
      熱心に頑張る
      そりゃ破滅だよ

 
 
 個人の頑張りで状況を打開しよう! そう熱弁をふるう奴がいたら、そっと、その場を離れて一目散に逃げるに限る。
 
 ∧∧
( ‥)逃げられない場合は?
 
  (‥ )隙を見て、そいつを
      崖から突き落とすしか
      ないだろうな
 
 さもなきゃその手の努力オタクと心中するはめになるがゆえに。
 
 ∧∧
(‥ )そういうあなたは今、
\‐  自分の努力でどうにか
    しないといけない
     状況なのですけどね
 
  (‥ )俺がやってるのは
      ちっちゃいことだから
      それで良いんだよ
 
 

 
 
 

2014年2月20日木曜日

ファシズムとは理想化された民主主義

 
 僕の考えた最強のモビルスーツ
 
 ∧∧
(‥ )まあ、よくある発想ですね
\‐
 
  (‥ )たいがいはあれだ
      どう考えても
      そんな武装を動かせる
      動力をその機体に
      納められないよね?
      とか、
      この意味不明な部品は何?
      とか、あるいは
      武装だらけにするのは
      良いけども、一発でも
      当たったら大爆発じゃね?
      とかそういう代物なんだが
 
 ∧∧
(‥ )思いつきと現実は
\‐   違いますよ、と
 
  (‥ )ファシズムってのは
      あれは理想化された
      民主主義なんだよな
 
 ∧∧
( ‥)思いつきで理想化されてる?
 
  (‥ )銃があれば農奴の集団が
      騎士も戦士も殺す
      軍人貴族の時代は終わり
      国民と愛国心が発明され
      民主主義が成立するが
  
 あまりの被害の甚大さに、皆が恐怖した。この恐怖を押さえて、それでもなお人々を動員し、そして戦争で勝利するためには
 
 ∧∧
( ‥)熱狂と統制
    自主的参加と守るべき理想が
    必要であると
 
  ( ‥)ファシズムが産まれたのは
    ‐□ 近代民主主義が成立して
      からだからね
      理想化された民主主義が
      ファシズムだ、という
      べきなのだろうなあ
 
 ∧∧
(‥ )でも、なんかうまくいかない
\‐
 
  (‥ )理想ってのはそういう
      もので、
      結局は俺様モビルスーツ
      なんだとも言えるね
      うまく動いてはくれない
 
 理想は現実を否定することから産まれる。そんなものが現実世界でちゃんと動くわけがない。
 
 ∧∧
(‥ )ファシズムから自由を
\‐   守ろう! と叫ぶ人も
     いますよね
 
  (‥ )それはそれで
      胡散臭いのだよな
 
 ∧∧
( ‥)なにゆえ?
 
  ( ‥)あの手の連中が言う自由って
    ‐□ 僕の考えた最強の自由って
      やつだろう?
 
 ファシズムと同様、そんな自由、現実世界で動くわけがなかろう。
 
 僕ちゃんの考えた最強の自由の名の下に、少数独裁制をひくこと、間違いない。
 
 理想の追求はそれ以外の否定だ。理想的な自由とは、単なる暴虐だろう。
 
 ∧∧
(‥ )理想を追求すると
\‐  どうしても地獄へいくって
    感じですかね?
 
  (‥ )現実を否定するために
      理想があるんでな 
      そりゃあ行き着く先は
      地獄に決まっとる。
 
 理想というものは無様だ。理想は理想的であるがゆえに絶対確実に挫折する運命しか与えられておらぬ。
 
 ∧∧
( ‥)自由とは胡散臭い
 
  (‥ )それよりは混沌だな
 
 ∧∧
(‥ )あまり混沌すぎても
\‐   破滅ですけどね
 
  (‥ )破滅するがゆえに
      混沌はある範囲内に
      押さえられるのだ
      自由などと違って
      混沌は自立的だ
      混沌は良いぞ
      進化的に答えを
      探索してくれるからね
 
 自由にはそれができない。自由はあまりにも胡散臭くなりすぎておるし、自由を叫ぶ連中は実際には論理至上主義の決定論者で、彼らは進化を信じない。
 
 ∧∧
( ‥)事実として
 
  (‥ )知性とか間抜けなことを
      言いよる
 
 知性を信じているようではお先が知れておる。そんな高慢ちきな自由では、知性無き混沌には勝てない。
 


 

色づく夜空と火星と月とスピカ


 
 一仕事を終えると、もう日付が変わって20日になっていた。
 
 ∧∧
(‥ )先日まで雪の予測が出ていた
\‐  明日の天気が曇りに
    変わりましたね
 
  (‥ )雪が降らないのは
      ありがたいことだな
 
 ただ、先日から夜空は薄曇りで、時として月には暈(かさ)がかかる。高い空を氷の結晶が舞っているわけだ。天候は良いわけではないらしい。

 
 ∧∧ 星、見えないね
( ‥)
 ‐( ‥)どうも…火星とスピカの間に
      月が入っているみたい
      なんだけどね
 
 薄い雲が月を覆い。時に虹色っぽい色を放つ。火星はいまや明るくて、光度0.2等であるアークトゥルスに匹敵する明るさを放っている。いや、むしろそれ以上かもしれない。月明かりに輝く薄雲を通して赤く見えるほどだ。
 
 そう思ってぼんやりしているうちに、だんだんと晴れ間が広がってきた。














 左上に赤く明るい火星。中程に月、そしてその脇に青く輝くスピカ。
 
 スピカは光度1.2等。先日まで火星はそれと同等の明るさだったけども。
 
 ∧∧ いまや火星の方が明るい
( ‥)
 ‐( ‥)地球に接近しているのだ
 
 












 












 
 月の光は高空の氷に分光されるらしく、雲は色づいて見えた。
 
 ∧∧ まだやることあるんだよね?
(‥ )
 ‐( - -)ああ、しかし、
      しばし休憩するのは
      やむなしとしてくれ
 
 天候の不順は春が近い証拠だ。そして雪は溶け。道が開けてきたところである。




2014年2月19日水曜日

灰色の牢獄

 
 ゲルマン民族は優秀である。
 
 この言葉は、
 
 あなた方には生まれ持った権利があります。
 
 と言っていることに他ならない。
 
 さらに言えば
 
 あなた方には生まれ持った権利があります。しかし、その権利を不当にも奪われてきたのです。皆さん、立ってください。そして戦いましょう。生まれ持った権利を手にするために。
 
 そういう主張であったし、それを実現せんがための戦争であった。
 
 では、なにゆえに、このような主張をしなければならなかったのか?
 
 ∧∧
( ‥)そりゃあ当時の戦争が
    総動員の形式だから
    だよね
 
  (‥ )だから国民に直接、
      国民が全員持っている
      何かに向けて
      語りかける必要がある
      反対に、
      軍人貴族が幅を効かす
      戦争では
      こんなことは言わないか
      言うにしても貴族だけに
      言うのだよね
 
 *例:頼朝様のご恩を忘れたのですか by政子
 
 見方を戻せば
 
 ∧∧
(‥ )つまり、ヒトラーという人は
\‐  国民がいて、権利があって
    総動員が鍵となる状況の
    人であった
 
  (‥ )要するに彼は民主主義の
      使徒であったという
      ことだな
 
 一見すると彼が民主主義の使徒に見えないのは、彼と戦う側が、彼は民主主義の破壊者であり、悪魔であり憎むべき敵だ、と主張する必要があったこと、そして結果的に勝利したからに他ならない。
 
 *ヒトラーが勝利した世界では、たぶん、ガス室は無かったことにされているか、あるいは、あれは偉大な人の過ちであると意図的に糊塗されているんだろう。勝利して現政権の基礎を築いたが、あまりに巨大な失敗をしてしまった創業者を評価する時に、こういう二枚舌はよく使われる。
 
 ともあれ、
 
 ここで話を大きく飛ばす
 
 ∧∧
(‥ )元首制に移行して
\‐  じょじょに専制を強める
    ローマはオリエント的な
    専制政治、あるいは
    ファシズム的な警察国家に
    堕落して滅びた
    そう要約できる意見も
    あるわけですね
 
  (‥ )滅亡論ってのはなんでも
      そうなんだけども、
      答えを提案する当事者と
      その時代が抱えている
      問題が反映されるものだ
 
 以上のような意見も、ロシア革命とボルシェビキ支配の確立、そしてWW2の時に出て来たものだそうである。
 
 少数独裁と専制政治の暴虐、そしてファシズムへの嫌悪
 
 しかし、考えてみれば妙な話なんである。
 
 ローマ帝国は当時すでに一般市民を徴兵して軍隊に入れる、というか、市民は武器を持って戦争に参加する義務がある、なんてことはとっくの昔に止めていたからだ。
 
 ∧∧
( ‥)つまり、権利と獲得の自由
    参加への義務を説いた
    ヒットラー総統の
    主張と目標とは
    意味合いがまるで違うと
 
  ( ‥)総力戦、総動員の
    ‐□ 世界におけるファシズムと
      それに対して、
      徴兵制や軍役の義務なんて
      とっくの昔になくなって
      国家の色々な側面を
      宗教や法律で規制し
      統制しようとした
      後期ローマ
      この二つは同列には
      扱えないよねえ
 
 つまり統制の意味も目的も全然、あるいはかなり違うってことになる。
 
 ∧∧
(‥ )でも、ローマの目的は、
\‐  一目瞭然ですよね?
 
  (‥ )国家を運営する
      究極的には国家を防衛する
      そのために必要な
      予算を集め
      仕組みを機能させる
      ためのものだよね
 
 危機に瀕した国家は問題を解決しなければならず、有限な資金をかき集める必要がある。その時、ヒトラーはあなた方には権利がある、と国民に奮起を呼びかけ、ローマは単純に必要な義務を指定した。
 
 ∧∧
( ‥)どちらも統制はした
    共通点を見れば同じだけど
    しかし、
    相違点を見ればずいぶん
    違うじゃないかと
 
  (‥ )素人を恐るべき兵士に
      変えてしまう機械、銃
      これがあるからこそ
      民主主義が成立し
      農奴は市民になり
      市民は恐るべき軍隊になる
      だからこそヒトラーは
      大動員をかける必要がある
      彼は所詮は民主主義と
      市民の人でしかないわけだ
 
 それに対して、古代ローマはどうもそうではなかった、というか明らかにそうではなかった。そもそも銃がないんだから当たり前。
 
 ∧∧
(‥ )ということは、ローマが
\‐  法律と宗教で統制的な
    国家になっていく過程とは
    一部の人が揶揄した
    ファシズムとは全然違う
    理由に基づくものだろうと
 
  (‥ )評価する人がその時代の
      困難を滅亡論に反映させる
      というのなら、答えは
      明白だよね
 
 ∧∧
( ‥)あなたがたは略奪や奴隷化で
    富を作ることができず
    もはや国内で格差を作ること
    でしか富を築けない
  
  (‥ )それにも関わらず
      防衛しなければならない
      低賃金で最高の効率を
      上げる事でなんとか
      状況を回さないといけない
      こんな条件で人を動かす
      それには義務に熱狂する
      宗教的情熱と
      自主的に統制に従う
      道徳的な
      信念がなければならない
      それは国家が
      ブラック企業化するって
      ことなんだよな
 
 もしもヒトラーの生存圏とやらが土地と資源と奴隷を保証するものだったら、ファシズムとかなんとか、そういう理屈っぽい言葉は単なるメッキで、ひっぺ剥がせば、それは民主主義に他ならない、ということになる。
 
 それは輝かしく、人々を活気づける夢であり、それゆえに実現不可能なものであったとも言える。なんといっても夢は、所詮は夢なのだ。民主主義とは結局のところ奴隷で維持される暴虐で、滅びの道を歩んでいる。そうである以上、民主主義のメッキであるファシズムにも自動的に先がない。
 
 ∧∧
(‥ )実際の未来は国家の
\‐   ブラック企業化で
    そこにはうんざりする
    灰色の世界しかないだろう
 
  (‥ )宗教と道徳は灰色の現実に
      はさまった
      ピンク色の肉でな
      無いよりましだが
      味がいいのは一口目
      だけだろうねえ
 
 さてもさても、民主主義の終焉と、ファシズムの熱狂がありえない、灰色の牢獄へ向かう旅を続けようではないか。
 
 
 これはhilihiliのhilihili: この世界がただの遊園地だったらどうする?の続き  
      
    

2014年2月18日火曜日

南から来る雪と太平洋沿岸における物流の混乱

 
 物流はまだ混乱があるらしく、スーパーではいわゆる工場野菜というか、100円程度で買えるレタスなどが見当たらず。一方、魚の加工食品、肉類の一部、卵の数が減っており、パンは復活したものの、やはり数が少ない。
 
   肉、卵は供給がないまま
 ∧∧ 減少中?
(‥ )
 ‐( ‥)スーパーの棚は
     賞味期限もさることながら
     消費と供給で量が
     決定されるわけだよね
     そういうことかもしれないね
 
 ∧∧
(‥ )缶詰は問題ないね
 □‐
 
  (‥ )どこの物流がどうなると
      どういう影響が出るのか?
      店舗や仕入れ先、
      契約によって違うわけ
      だから、
      状況がよく分からないねえ
 
 昔話をすると、今回、バレンタインデーから翌15日にかけて降った神奈川の雪は、個人的には子供時代以来のものだった。
 
 ∧∧
( ‥)あなたの産まれた故郷の
    長野市は、そんなに雪が
    降らないからね
 
  (‥ )大陸から寒気が流れ込む
      日本海から供給された
      水蒸気は、列島の山脈に
      当たって上昇し、
      膨張に従ってさらに冷え
      水分は飽和して結晶し
      雪になって舞い降りる
 
 ほとんどのすべての雪は新潟で降ってしまう。山脈を越えて長野市までくるのはたかが知れている。冬の光景はいつも、県境である北と頭上は灰色の雲、そして南に低く、遥か遠く、太平洋側に広がる輝く青い空、そして白い雲。
 
 それでも35年あまり前、自分が小学生だった時点では、40センチ、30センチの雪が冬の間に何度も降ることは当たり前で、いくら雪かきしてもさばききれない凍った雪がいつの間にか道路を覆い、何センチかの氷の層を作っていたものだった。
 
 もちろん、雪は降るし、それを雪かきするから道路自体は平らで自動車は走り、歩いたり、走ったりする分には問題ない。単純に、氷に覆われている、というだけである。
 
 ∧∧
( ‥)でも年々雪が減ってくる
 
  (‥ )雨が多くなるのだ
 
 そんな風景はいつの間にか見られないようになった。道路は冬でも黒い姿を見せるようになった。高校時代になると、新潟の同期がぼやいたものだ。スキー場にも雪がない場所があるんだ、信じられないよ。
 
 年々、雪は減っていく。
 
 ∧∧
(‥ )まあ、単純に言ってしまうと
\‐  地球温暖化ですね
 
  (‥ )それでも、大雪が
      降る場合があるんだな
 
 それは冬の終わり。南から雪がやってくる時だ。つまりいわゆる冬型の気圧配置が崩れる時、日本海側に雪が降り、太平洋側は晴れが続く、こういう図式が崩れた時に、大きく雪が降り積もる。
 
 大地が冷えた冬の終わりに、南から湿った空気が入り込んで雪のまま平地へ舞い降りてくる。
 
 ∧∧
(‥ )ただ、そうなると、今度は
\‐  長野市は太平洋からかなり
    離れているから
    これまたそんなに降るわけ
    ではないのだと
 
  (‥ )降っても30センチ、
      40センチよ
      むしろ南の方が
      多くなる雪なのだな
 
 しかし、冬の終わりの雪はあまり良いものではない。湿っていて、重く、量が多いのだ。
 
 今は2月の中頃。春分の日までおよそ一ヶ月。太陽は急速に軌道を上に向けている。だから、雪になるには充分に冷えた内陸までいかないといけない。太平洋沿岸沿いは海に近い。雪になるまで冷えてはいないものだ。普通は雨になる。それだけだ。
 
 ∧∧
( ‥)だが、今回は、
    太平洋沿岸に至るまで
    おおっぴらに雪になって
    しまいましたよ、と
 
  (‥ )こっちに引っ越して
      20年以上
      神奈川の40センチ弱も
      温暖化が今ほどでない
      子供の時以来の体験で
      驚いたのだ
      ましてや甲府で
      1メートルだなんて
      考えられない話だよね
 
 日本の大きな物流は太平洋を通っている。東南海地震の想定もそうだが、この太平洋沿岸の動脈を切断されるのは極めて痛い。
 
 
 *神奈川の40センチ弱:湿った雪で積雪してつぶれて、さらにある程度、溶けた状態で38センチだった=>。10センチあまり積もった時点で雪かきすること4回で、それでもさらに降り続いたから、多分、降った量自体は40センチをずっと越えていたと思う。これは気象庁の予想にも合致する。関東太平洋沿岸では、この量はあまり多すぎて、雪かきの習慣がさほど盛んでない点などを考慮するとほぼ災害レベルになる。
 
 
 

頑張る姿を讃える人には耐えられない状況だろう

 
 関東近県では14日のバレンタインデーから翌15日かけて降った大雪。山梨と甲府の積雪1メートル越えの状況への対応が...
 
 ∧∧
(‥ )遅い! 安倍はなにを
\‐  やっているんだ、とか
    そういう声も
 
  (‥ )どっかの独裁国家じゃ
      あるまいし、
      まずは知事と
      地元の警察、消防の
      仕事なのだけどな
 
 というか、見てみれば大雪に従う自衛隊の災害派遣は、15日の11時20分には山梨県知事から出ているのであった。
 
=>防衛省・自衛隊:平成26年2月大雪に伴う災害派遣について(00時30分現在)
 
 ∧∧
(‥ )この時間は神奈川だと
\‐  15日に入って
    雨と雪がやんだ時刻ぐらい
    だよね
 
  (‥ )西側の山梨は一足
      早いだろうけどね
 
 前日の14日に甲府市〜河口湖間で雪崩が発生、観光バス一両など孤立者が発生。警察、消防により救出を試みるも降雪により救出に至らず。翌15日11時20分、山梨県知事から災害派遣要請があった。
 
 
 ∧∧
(‥ )12時45分には第1飛行隊の
\‐   FAST-Forceが離陸、
     以後、順次活動を行って
     19時には孤立者全員を
     救出完了であると
 
  (‥ )これは人員20名だけど
      長野県知事から
      同じ日の夜、15日の
      21時48分に要請された
      救出活動は約40名だね
 
 もちろん、別にえこひいきとかではない。状況は軽井沢町の浅間山麓広域農道において車両200両が渋滞したたための出動だ。いかにも人手が必要そうである。
 
 ∧∧
(‥ )こういう活動も、
\‐  ”遅い!”と罵る人が
    いるかもですね
 
  (‥ )一人の人間にスコップ
      もたせて大砲で打ち出すとか
      ならともかく、
      状況を調べて状況に合った
      必要な装備を持って
      出かけなくちゃいけない
      わけだからね
 
 というか、そういうことを抜きでも、3人以上、5人以上の人間が行動する時は、一人と違って恐ろしく時間がかかってしまうこと、誰でも経験済みだろう。
 
 ∧∧
( ‥)それを数時間でこなして
    作業に取りかかり、
    8時間後には問題を
    解決している
 
  (‥ )行動、把握、偵察
      準備、選別、移動
      展開、作業、
      これらすべてを
      その時間内にこなす
      さすがにプロは違う
 
 一方、こちらを見ると

=>防衛省・自衛隊:平成26年2月大雪に伴う災害派遣について(03時00分現在)
      
 16日になって山梨県から新たに除雪の要請があったことが分かる。
 
 ∧∧
(‥ )要請自体の具体的な時間は
\‐  分からないけど。
    日付が変わった直後の
    16日の00時02分、
    この時点で
    東部方面航空隊
    UH-1、2機が滝ヶ原駐屯地を
    前進目標として
    立川駐屯地を離陸、と
 
  (‥ )偵察部隊などが順次移動
      物資輸送など開始
      10時に第一特科隊の
      除雪部隊が北富士駐屯地を
      出発
      10:18に孤立者4名を
      救助
      以下、引き続き作業実施
 
 皆さん、普通に仕事してるよねえ?
 
 山梨県も15日には状況を色々と把握しているらしきことは見えてくる。当然、把握には時間が必要で、時間経過に従い、それはより具体的になってくる。
 
山梨県が17日午後4時現在までにまとめた状況のpdfファイル=>https://www.pref.yamanashi.jp/release/koucho/2502/documents/14021716press.pdf

17日19時のもの=>https://www.pref.yamanashi.jp/release/koucho/2502/documents/140217press1900.pdf
 
 ∧∧
(‥ )孤立状態の集落
\‐  必要な物資
    国道52号の早期修復の要望
    軽油、食料、水

17日22時のもの=>https://www.pref.yamanashi.jp/release/koucho/2502/documents/140217press2200.pdf
 
  (‥ )停電79戸の早川町
      除雪作業と物資輸送を要請
      鳴沢村、別荘地において
      家屋から出れない方多数
      物事は順次、把握され
      事実として動いていると
      見るべきだろうね。
     
 
 ∧∧
( ‥)でも? これでも
    被災者でない人から
    遅い! と文句が出ると
 
  ( ‥)文句を言うのは自由だ
    ‐□ 問題はむしろ、
      現実の作業をどう理解
      しているかだろうなあ
 
 自衛隊うんぬん以前に、人間の集団が状況を把握し、装備を持って移動をするのは時間がかかる。そもそも何がどこでどう必要なのか分からないと動けない。

 というか、それ以前に、人間はテレポーテーションできるわけじゃない。
 
 仮にテレポーテーションできても、それだけでは何の意味もない。
 
 テレポーテーションした先に誰もいなければ無意味であり、あるいは雪かきシャベルだけではやはり意味がない。
 
 15日の朝、ここらでは雪かきもしないままにゴミの集積所にゴミを出した人が、確実にいた。
 
 雪かきをしないから交通が麻痺して、ゴミ収集車が動けない状況でもゴミを出す人がいる。
 
 人によっては言うのだろう。
 
 想像力がない。知性がない、と。
 
 ∧∧
(‥ )でも、実際には
\‐  知性うんぬんの問題ではなく
    ただの習慣なのですよね
    ゴミの日には集積所に
    ゴミを出す
    ゴミはその日のうちに
    ”消えている”
    神奈川は暖かいから
    雪かきはあまり必要ない
    やるにしても翌朝以降で良い
    路上の雪は放置していい
    どれもただの最適化された
    習慣なんですよね
 
  (‥ )そしてだ、世の中には
      すぐに、たったいま、
      自分が思っている状況に
      なるべき、するべき
      そういうゴールしか
      見えない人がいるし
      ゴールしか見ない習慣を
      持っている人が
      いるんだよな。
 
 汗水垂らして働け、と言う言葉から分かるように、頑張れば良い、そういう習慣に条件づけられてしまった人々がいる。頑張ったこと自体が清く正しく美しいゴールなのだ。
 
 ∧∧
( ‥)そういう人は
 
  (‥ )国民の苦しみは私の
      苦しみです、と
      安倍っちが苦行したり
      自衛隊が要請も状況も
      分からないのに
      てんでばらばら雪かき用の
      シャベルを持って
      無駄に頑張る姿を見ないと
      神経の興奮が収まらない
      そういう人もいるって
      ことじゃねーか?

 
 がむしゃらに頑張る不毛な姿を讃える。そういう習慣に染まってしまった人は、多分、どこにでもいるだろう。
      

 

2014年2月17日月曜日

わずかな違いは、ふーん、それで? に還元される

 
 ∧∧
(‥ )ネットで伝わってくるに
\‐   山梨県と甲府は
     先日の大雪で
     1メートルを越える積雪
     あちこちが麻痺状態だと
 
  (‥ )経験がないと
      習慣が存在しない。
      習慣が無いってのは
      予想外なことが起こる
      それはそれこそ
      ここ神奈川で
      目の当たりにしたよなあ
 
 神奈川県は雪かきの習慣がどうもない。少なくともこの平野部はそうだ。なぜかというに温度が高いので翌日には溶けてしまうからだ。
 
 ∧∧
( ‥)かいてもしばしば自分の家の
    玄関から道までだけ
    だったりする
 
  (‥ )自分の家の前は
      道路に及ぶまで
      自分の責任で雪かきする
      単純にその習慣が無い
      あるいは強固じゃない
      そういうわけだよね
 
 あるいは降っても降り止むまで雪かきをしない。降っている最中に雪かきする人もいるが、数はごく少ない。
 
 こんな違いはなんてことのない話だ。だが、この相違が、ちょっと雪が降る地域から見ると考えられない事態をまねく。先日バレンタインデーの時のような38センチの積雪(実際には多分、降雪量はもっと多い)。いや、その前の2月8日における35センチ程度の積雪でも道路は雪で埋まり、住宅街だというのに自動車が立ち往生してしまうのである=>hilihiliのhilihili: 積雪は35センチだった
 
 でもしかし
 
 ∧∧
(‥ )バレンタインデーから
\‐  翌15日にかけて降った
    40センチ前後の積雪
    その翌日、翌々日に
    ゴミ収集場で
    雪に埋もれたゴミを
    見たよね
 
  (‥ )雪かきしないで交通を
      麻痺させているのだけども
      ゴミは捨てているんだよな
 
 まるで、ゴミ収集場にゴミを置いておけば、いつの間にか消えてしまう、そう信じているかのようである。
 
 ∧∧
( ‥)でも、これも単なる
    習慣なのだと
 
  ( ‥)ゴミの量、それ自体は
    ‐□ 少なかったのだ
      だから、
      大雪でも外に出てゴミを
      捨てられた人で
      なおかつ
      ゴミの日には
      ゴミを捨てる
      この動作を機械的に
      行った人だけが
      捨てたのだろうな
 
 でも、実際にはゴミ収集の人が、それ専用の車を使って巡回するのだ。雪かきしないまま40センチ弱の積雪が道路に延々と放置されたままでは、どうにもならない。当然、ゴミ収集場は、ゴミがそのままである。ゴミはひとりでにテレポーテーションするわけじゃない。
 
 ∧∧
( ‥)そしてこれは想像力
    うんぬんではなく
 
  (‥ )第一に習慣だよね
      単にそれだけの話
      なのだよな
 
 
 ∧∧
(‥ )甲府の1メートルも
\‐  人によっては
    ふーん? それで?
    なんですかね?
 
  (‥ )しかしだ、
      習慣がないと40センチ
      でさえ混乱したり
      麻痺したりする
      わけだよ
 
 実際、8日の雪の後も、バレンタインデーの吹雪の後も、神奈川は物流が混乱し、8日の翌日にはコンビニの品物が無くなり、バレンタインデーの翌日にはスーパーからキャベツが消えたのであった。
 
 *2014.0217.17:15に追記:さっき見たら、本日17日になってもコンビニの棚は一部が空っぽでおにぎりなどがない。物流が混乱しているとのこと。スーパーも、これはひょっとしたら被災地へ割り振っている可能性もあるが、パンの棚が空っぽのままだった。今回、バレンタインデーの吹雪は、神奈川県において翌15日午前4時頃には収まりつつ雨に変わり、昼間には終わっているのだから、2日たっても復旧し切れていないことになる。そういえば雪の前、amazonに注文した本もまだ届いていない。これらの本自体は急に必要なものではないけども、混乱状態がよく分かる。
 
 
 ∧∧
( ‥)わずかな習慣の違いが
    少しの装備の違いが
    生死を分けることがある
 
  ( ‥)でもわずかな違いって
    ‐□ 眼に見えないからな
      ふーん、それで?
      なんだよね    

 
 

夜は考える時間

 
 ∧∧
( ‥)どうよ
 
  ( ‥)うん、一応、本日の
    ‐□ ノルマは達成
      下描きが2枚だ
 
 ∧∧
(‥ )でももう少し速度を
\‐   上げる必要がありますね
 
  (‥ )色々とやることも
      多いしな
      まあ、切り抜けよう
 
 それにしてもまた雪が降る、という予報もある。先日の大雪(といっても40センチ弱だけども)も、それなりに雪かきに時間をかけてしまったし、大掛かりであったし、今、この状況で余計な仕事は増やしたくない。
 
 ともあれ、仕事の途中で散歩に出る。
 
 *つまり時系列的には、煮詰まって散歩へいって帰ってから最終的にノルマを達成しているのだけども、まあ話の都合上、こういう流れにする。
 
   放射冷却で道が
 ∧∧ ガリガリだね
( ‥)
 ‐( ‥)冬の終わりの雪の
      いやなところだよな
 
 積もった雪が昼間は溶けて、しかし、夜になると凍り付き、それが人や自動車に踏み砕かれて、ザラメ状になるのだ。場合によると、氷点下以下の寒い日々が続き、再び溶けることなく砕かれ続けて、海岸の砂程度、あるいはそれよりも細かくなって風に舞い、路肩などに吹き寄せられることもある。
 
 ∧∧ そこまでひどくはないけど
(‥ )
 ‐( ‥)それに近似状態だね
      雪国では珍しくもないけど
      神奈川の平野部では
      やはり異例だよなあ














 ∧∧ こう見ると水も鉱物ですよ
( ‥)
 ‐( ‥)本当に気温が低いと
     ザラメ状になった氷は
     ”湿度”や”水分”がないから
     ほんと砂っぽくなる
     からねえ
 
 もし、そこに氷点下以下で液体になっている物質があると、今度は固体の氷から出来た砂と液体が混ざった泥状になることになる。
 
 ∧∧ タイタンとかね
( ‥)
 ‐( ‥)タイタンもこんな風景
     そう思うとこの風景も
     希有壮大なのか
     がっかりなのか、
     よく分からないな
 
 考えてみればタイタンは暗いから、本当にこんなもんかもしれない、そんなことも考える(かなり適当な推論だが)。


 ああ、しかし、やはり静かなところがいい。
 





 






 
 そして風が... 
 
 ∧∧ 暖かい?
(‥ )
 ‐( ‥)放射冷却で
     凍っているのにな
     なぜかあまり寒くは
     ないなあ
 
 もちろん長靴のゴム底は氷の冷たさを伝えてくるが、風はそうでもない。でも、帰って調べたら気温1度、湿度40パーセントだった (*ただし明け方にはほぼ0度で湿度が70パーセントになったことを考えると、散歩に出て行った時、丘の上はもっと暖かかったかもしれない)。
 
 ∧∧ 気のせい?
( ‥)
 ‐( ‥)どうだろうね?
      放射冷却が
      水や氷が持っている熱を
      奪うことに消費された
      だから寒さが
      やわらいでいるとか…
      あるのかな?
 
 考えてみればこの辺りの知識はかなりうろ覚えである。
 
 満月は1日過ぎたが、月は相変わらず明るい。とはいえ、さすがに雪が減ったこともあって、昨日のような青い夜ではない。=>hilihiliのhilihili: 雪道の散歩
 
 そして月と、樹々とスピカと火星











 画面の左、上の赤い星が火星、下の青い星がスピカ
 
 帰って火星の位置を直角定規で記録して見返すと、20日ぶりの計測だった。どうも天候不順もあったので、ずいぶん間が空いたらしい。
 
 ∧∧ 火星さん、減速中だね
( ‥)
 ‐( ‥)うん、だいたい、
   ‐□ 少し前の3分の2
     ぐらいかな…
 
 冬の終わりの雪は、溶けて固まるだけでなく、溶けた水がそのまま氷になって道路を覆うので危ないのが困るところ。あちこちにそういう場所があって2度転びそうになった。放射冷却で凍りつつも、表面が微妙に溶けてるのだ。もしかしたら表面を流れて凍りつつある水が覆っているのかもしれない。どっちにしても、溶けかけの氷は滑る。
 
 かたや、道路の真ん中、わだちの間の雪は誰も雪かきしないまま自動車の車高でつぶされ、さらに一度表面が溶けて今は凍っている。そこを駈けて帰る。
 
 
 

2014年2月16日日曜日

この世界がただの遊園地だったらどうする?


 雪の覆われた公園へいくと日当りが良く、植物が茂る南に面した斜面でキジバトが盛んに餌をあさっていた。こちらも日向ぼっこしながら資料に眼を通す。昨日送ったテキストはまあ、あれで良いらしい。そういうことは確認がとれた。
  
   キジバトさん
 ∧∧ すぐ近くまで来るよ
(‥ )
 ‐( ‥)餌をあさる場所が
   ‐□ 限られているから
     行動が大胆になって
     いるんじゃないかな?
 
 とっ、思っていると素早い影がキジバトを襲った。猛禽類にしては小さすぎるし、攻撃ではあるが、狩りではない。相手はヒヨドリだった。











 どうもここら辺はヒヨドリの縄張りらしく、時々、キジバトを追い払うのである。あるものは逃げ去り、また別のキジバトは体を丸めてじっと動かなくなった。彼らの保護色は、どうもこういう場合にも役立つものらしい。
 
 ヒヨドリは監視中
 










 
 この画像を撮影した直後、安全と見たのか再び餌をあさり始めたキジバトにヒヨドリは攻撃をしかけるのである。すぱっと切るような動き。バサバサと重く飛ぶキジバトは、巡航中ならともかく、こういう素早い動きには対抗できないらしい。
 
 先日は2羽のメジロが空中を飛び上がりながら、からまるように回転、降下しつつ戦う様子を見たが、鳥の世界はいつも思うにハードである。
 
   悲しみのない
 ∧∧ 自由ーなーそーらーへー♪
( ‥)
 ‐( ‥)現実はそんなもんじゃあ
   ‐□  ないわけだ
 
 空には阿鼻叫喚と殺し合いと争いと、重力による膨大な位置エネルギーの勾配が待っている。
 
 さて
 
 ふと思う。
 
 圧倒的な軍事力で先住民を奴隷化すれば、勝ち残った国民は略奪した富と労働力を手にして、自由と人間らしい生活を謳歌できる。
 
 ∧∧
( ‥)つまり富を偏らせた”だけ”
    だとも言える。
 
  (‥ )だが、奴隷はいつまでも
      奴隷ではない。
 
 大反乱に音を上げた西欧世界は最終的に植民地を放棄した。間接支配をしていようがなんだろうが、それは崩壊の過程でしかない。時間は絶えず腐食剤として作用する。
 
 だが、奴隷がなくても、いや、奴隷が禁じられたからこそ、移民などの低賃金労働者を使うことで状況を切り抜けた地域や国もある。
 
 ∧∧
( ‥)つまりやはり富を
    偏らせている”だけ”
    なのである
 
  (‥ )資本主義も
      帝国主義も
      移民を都合良く使う
      多文化共生とか言う
      便利なたわ言も、
      富を偏らせることで
      社会を回す道をえらんだ
      そういう結果である
      そうとらえることも
      可能であるね
 
 実際、他人の富を略奪し 他人を奴隷化する、それ以外に”自由と人間らしい生活”を維持できるだけの富を作る方法など、どこにもないのだとも言える。
 
 ∧∧
( ‥)そして世界はグローバル化する
    すべての世界の人が
    平等とまでは言わないまでも
    かつてより、はるかに自由に
    競争する社会
 
  (‥ )我々が行き着く先の未来は
      ごく単純に言うと
      すべての世界が一握りの
      金持ちに支配されて
      すべての国のほぼすべての
      人間はどこも同程度の
      低賃金労働者になっている
      そういう世界だって
      ことになる。
 
 もちろん、実際には先にスタートを切ったがゆえに、低賃金労働者でも比較的ましな生活ができる国、反対に、国民性というかその国で形成された社会性のためゆえに後塵を拝するしかない国もあるだろう。
 
 だが、単純化すると人類の能力が同質である以上、こうなるしかないのだ。ごくわずかな出来る人間が勝ち抜いて金持ちになる。
 
 反対に、どこの国であろうが、上位0.1パーセントの成績にも入れないような”出来の悪い人間”、あるいは、たかだか上位1割に入って有頂天になるような、勘違いしている”落ちこぼれ”、これら全員がすべて低賃金労働者になる運命にある。
 
 ∧∧
( ‥)世界はそうならざるを
    えないのであると
 
  (‥ )一軍に入れなかった人間が
      どうなるか?
      一軍の背景に二軍が、
      二軍の背景にどれだけの
      膨大な人々がいるか?
      それを考えればこれは
      当然の帰結だろ?
 
 ある意味、これが本当に実力に応じた平等な結果というものだ。たまたま先進国に産まれて、たまたま一部の優れた技術者が発明した銃器などの道具で世界支配のおこぼれにあずかった、そんな”市民”などという特権階級の時代はすぐにではないにしても徐々に終わらざるをえない。
 
 なぜなら、結局のところ”市民”に実力などないからである。彼らはただ国民という血統にしがみついて、権利とやらを継承した出来の悪い二代目のようなものなのだ。
 
 そして時間は絶えず腐食剤として作用する。
 
 そう考えると
 
 ∧∧
(‥ )欧米が言う、
\‐  人間らしい生活とは
    自分の実力を見誤った
    ただの勘違い
    あるいは単なる
    妄想でしかないのかも
    しれない
 
  (‥ )他国を奴隷化する
      その過程でこそ
      宗教から自由になり
      富を手中にし
      人間らしい生活を送る
      ”権利”を手に入れた、
      そういう側面があることを
      無視するわけにはいくまい
 
 ∧∧
( ‥)だが、それが終わると
    すればですよ
 
  (‥ )以上のすべても同時に
      終わることになる
      これは必然
 
 遊園地は終園した時、その姿を露にする。
 
 この世界がただの遊園地だったらどうする?
 
 彼らの言う”人間らしい生活”とやらが、実力を伴わない、裏付けも持たないただの略奪と暴力による富の偏在で、それゆえの豪華な生活であり、それがゆえの実力なき豪華な権利でしかなかったらどうする?
 
 こんなもののすべて、あの全部が、ただのお遊びでしかなかったらどうする?
 
 ∧∧
( ‥)権利とやらが、実は
    ただの特権でしかなった
    それが白日のもとにさらされる
    終園の時間が接近を開始する
 
  (‥ )西欧世界を
      灰燼に帰さしめた
      WW1もWW2も
      あれらが全部ただの
      春のピクニックだったら
      どうする?
 
 実際、先進諸国の人間がどれだけ膨大に死のうが苦しもうが、植民地の人々からすれば、それがどう見えたか、これを考えてみればいい。
 
 あれらは、全部ただのピクニックでしかなかったのではないのか?
 
 本当に恐ろしいものはこれから来るのではないか?
 
 ∧∧
(‥ )戦争の姿が変貌したから、
\‐  あれほどの損耗はもう
    起きないかもしれない
 
  (‥ )損耗自体はそうかもね
     だが、世界が次の
     フェーズへ移行するとしたら
     あれ以上の変化が起こるよね
 
 考えてみれば、ヒトラーが用いたゲルマン民族は優秀である、という煽り文句も、それは市民社会と権利と民主主義というピクニックにふさわしい言葉でしかなかったとも言える。なぜかというに、君たちには血統的に権利がある、彼の文言はそれしか述べていない。それはとても甘ったるいささやきで、しかし、それ以上のものたりえない。
 
 君はゲルマン民族だから一軍に入って年俸が保証される。そんなことを言うか?
 
 ∧∧
(‥ )まあ、どうでもいいけど
\‐  公園はきれいだったよね
 
  (‥ )ああ、空は晴れて
      雪の照り返しのせいか
      青く深く、
      ウメかな、
      花も咲いていたよね
 













 
 ∧∧
( ‥)あなたがたは自分の好む環境を
    美しいと感じるように
    進化している
 
  (‥ )心地よい環境を
      追求するのだ
      そうでないと絶滅していた
      だろうからね
      だがしかし、心地よいもの
      それが現実であるとは
      限らないのだ。
 
 
 心地よいものが巨大な虚構である場合がある。遊園地とは、そういうものではなかったか。

 
 


雪道の散歩

 
 夜中に近づいた頃、外へ出てみると所々に晴れ間が覗く曇り空であり、そして
 
      ○
 ∧∧
( ‥)満月ですね
 
  ( ‥)ふーむ ちょっと
      散歩にいくか
 
 歩いていくと、途中で警察車両が止まっているのが見えた。なにやら警告灯がついていて、”事故”の文字。
 
 ∧∧ この先は坂だよね?
( ‥)
 ‐( ‥)立ち往生かな?
 
 このblogに画像はアップはしないが遠くから写真を撮っていると、やってきた車両を止めた警官がしゃべっているのが聞こえた。どうも坂の途中でトラックが立ち往生しているらしい。
 
 そういえば、24時間前の昨晩。もう少し厳密には日付がバレンタインデーから15日に変わろうとする時、この坂は軽自動車が途中で動けずにうんうん言っていた場所だ=>hilihiliのhilihili: 気温0度 湿度80% 積雪38センチ

 どれどれと思いながら坂を登っていくと、予想よりもひどい状態だった。トラックが全部で5台、軽自動車が2台、上りも下りも立ち往生。
 
 上りの1台目、最後尾のトラックは後退しようと試み、上りの2台目は、撮影した画像からすると「なにわ」ナンバーだ、ドライバーが後輪で何事かしていた。野次馬もいた。そのさらに先の3台目はもはや状況放棄。エンジンもかかっていないっぽい。4台目は方向転換を試みつつも完全にはうまくいかず、その脇に軽自動車が1台、そのさらに先の下り車線に5台目のトラックが1台、どうも水戸ナンバーだ。そしてその後方で鎮座したままの2台目の軽自動車。
 
 ∧∧ なんか壮絶だね
(‥ )
 ‐( ‥)この坂は急で
     しかも影で
     見通しは悪いし、
     近所に住宅はないし、
     雪かきはしない
     そのくせ
     抜け道的な要素があって
     意外と通行量が多いのだ
 
 運送業のことはよく分からないけども、まさかこんな道とは分からずにはまってしまったのかもしれない。とはいえ、近隣の相模ナンバーの車もある。
 
 *1時間ほど後、帰り際に下から覗いた限りでは下り最後尾のトラックと「なにわ」ナンバーのトラックは無事脱出に成功した模様。ただし、状況放棄状態の3台目のトラックがどうもそのままで、その先はどうなっているのかは見えなかった。警察は坂を継続封鎖中で、やってくる乗用車に方向転換をお願いしていた。
 
 さらに先へ進む。どうもわだちの痕からすると、一部の大型車線ではブルドーザー、いや、除雪ドーザという奴だろうか、キャタピラではなくシャベルのついた四輪の大型自動車が出動しているらしい。14日の昼間にちょっと見た奴かもしれない。
 
 *専門外なだけに、車種や形式、正確な名称はちょっと分からない。
 
 そして、満月を跳ね返し、雪明かりで照らされた夜空は、明るく、そして青かった。
 
 昇り始めたおとめ座のスピカと火星を撮影すると、青空で輝いているように写る。














 樹々も露出をかければまるで昼間のように、しかしその風景はやはり夜だ。



















 
 それにしても、雪の中を歩くのは骨が折れる
 
 ∧∧ 丘の上についたよ
( ‥)
 ‐(;-  -)うへー、ようやくか
 
 この温度でブルゾンを含めて3枚の上着を着るのは暑い。ブルゾンをぬぎ、2枚目の上着は汗でぬれかけていたので、ひっくり返して夜風の中でぶんぶん振るう。しばらくすると意外と乾いた感じ。

   体温で暖まった水分が 
 ∧∧ 低温の中、飛ぶ感じ?
( ‥)
 ‐( ‥)かも知れんけども
   ‐□ よく分からんな
 
 ふと思い出す。Vヤンという人が書いた本。「征服者」その第三巻だったか、「バト汗 西へ行く」、自分が読んだのはこれだけだったけども、こういう時はそれを思い出す。
 
 チンギスハーンの孫であるバトゥ。彼はロシアを支配する、いわゆるキプチャク・ハン国の創始者となる人だけども、片目でびっこの猛将スベエテイ、あるいはスベテイ・バアトルを率いて、西へと征服を開始する。その物語が「バト汗 西へ行く」
 
 スベエテイは確か、チンギスハーンのもとでホラズム王国を攻撃した際、国土の防衛を放棄して逃げ出したホラズム王を追撃し、そのあまりの速さで追い立てるべきホラズム王をあろうことか追い抜き、カスピ海の西岸を北上、そこで遭遇した現地の軍勢を撃破し、ロシア方面の情報を得て、そのまま東へ旋回してモンゴル本土へ帰還したという将軍だ。
 
 猛将に率いられたモンゴル軍のロシア遠征は畏怖を込めてしばしば言われる。
 
 ナポレオン、ヒトラー、いずれの征服者も冬のロシアに負けた。だが、モンゴル軍は違う。川が凍結する季節の方が進撃に好都合である、このような理由で冬のロシアに攻め込んで征服した軍隊が他にあろうか?
 
 ∧∧ でもあなたが思い出したのは
(‥ )
 ‐( ‥)あれだ、バトゥ率いる
      モンゴル軍の攻撃で
      防衛中、川に落ちた
      ロシアの登場人物がさ
 
 冬の戦闘である。しかし、この人物は生きていて、物語の後半でまた顔を出す。敵軍がいる中、たき火を焚くわけにはいかず、三日間雪の中を歩き通して、体温で服を乾かして生還するのだ。
 
   フィクションだけども
 ∧∧ なんと言えば良いか
( ‥)
 ‐( ‥)モンゴルこえー
      ロシア人、頑丈
 
 夜の初めにここに来たとき、一応、雪をはけておいたベンチはすでに乾いていて、のんびり座って考え事をすることが出来た。動いていると寒さは感じない。さっきも書いたように暑いくらいだ。しかし考え事をするには、長靴のゴムは少し熱を奪い過ぎである。とはいえ、満月と雪明かりの夜空は、寒いが、きれいだ。季節は過ぎつつあり、西の丹沢の山々に沈もうとするシリウスが、樹々の向こうに輝いていた。












 
 
 
 

2014年2月15日土曜日

雪とフクロウ

 
 公園へいってみよう。
 
 そう思って歩いてみたら、雪かきを皆がして道が開けたのは、たまたま家の前の通りだけだった、ということが分かった。
 
 ∧∧ どこもかしこも
( ‥)
 ‐( - -)雪だらけだね
 
 かいている家もあることはあるんだが、道路までやっている人はごく少ない。そういうわけで自動車の踏み跡とわだち以外は全部雪でずぼずぼ。こういう時にありがちな話なんだけども皆、車のわだちを歩いている。
 
 *帰り際に見たのだが、1日明けても、雪が多いだけに、やはり往生している車や、スリップして動けない車があちこちで続出中。
 
 公園までいって人気がなくなると事態はさらに悪化し、公園内部は
 
 ∧∧ 前の人の足跡を
( ‥)
 ‐( ‥)踏みながらラッセル状態
     ひどいもんだな
 
 どうも自分より先に多分、2人の人間がここを通ったらしい。だがさすがに雪が深い。丘の上に登るまでずいぶん時間がかかったし、ついたときにはほとんど夜になっていた。
 
 たいした写真は撮れず、なにも出来ないまま帰る。

 ただ、丘を降りるとき
 
 ∧∧フクロウさんが鳴いてる
(‥ )
 ‐( - -)ああこれだけでも
      来たかいはあったな
 
 フクロウの声と暗く沈んで、しかし雪明かりで明るい夜を後にした。
 
  

雪かきの午後

 
 雨は昼頃まで続くはずだったので、午後になって起きて出てみると、もう道路の雪はかなり消えていた。というか溶けたわけではない。溶けたのもさることながら、近所の人々がほぼ総出で繰り出して片付けているのだ。自動車を無理矢理通して、それで溶け出した場所もある。
 
 ∧∧
(‥ )我が家の前に雪はないけど
    この時間だと
    どこもそんな感じですね
 
  (‥ )みんなは起きて
      雨が上がってから
      作業した
      こちらは昨晩、
      何度もかいた
      どっちが良いかは知らぬが
      まあ、そういうたまものだ

 
 とはいえ、実は、それでもやらねばならぬことがある。プロパンガスの交換をする人がアパートの庭…、まあ庭だな、他に呼びようがない。その庭を通る道を開けねばならぬ。
 
 ∧∧
( ‥)まあすぐに来るわけでも
    ないんですけどね
 
  ( ‥)さりとてなあ
      知らぬ存ぜぬという
      わけにもいくまい
 
 もう、誰もが重労働をしているせいか、ある意味一体感があり、近所のおばさんが気軽に話しかけて来て、少し話し込んだりもした。その奥さんの家は入ってすぐにガスがあるのだが、うちのアパートはずっと奥にあるのだ。
 
 あら、不思議な造りよね?
 
 と言うので、振り返れば、確かにそうだ
 
 ああ、確かにそうですねえ。これ、おかしな造りですよね??
 
 若いのだから、頑張って、と言われたので、ええ、と答えたが、そうだ、楽し気に雪で遊ぶ小さな孫がいる彼女から見れば、確かに自分は若いのだ。
 
 ∧∧ そらそうでしょう
( ‥)
 ‐( ‥)そうはいっても
     戒め的には
     40過ぎたら老人だ
     フリーライターは
     大体この年から
     零落するからな
     さて、とはいえだ
     最後の雪かきだ


 
 30分程度で道は開通し、眺めると。まだあちこちで人々が雪かきをしている。先日の雪の時とはまったく違う対応だ。というかそうせざるをえないのだ。
 
 ふと気がつくと、先日の時、勝手に道路に自分の道を作っていた親父、他人の家の前に雪を放り出し、おいまて、と言われると、何あんた説教足れてるの? と言い返して来た親父の姿はなかった。
 
 ∧∧ 出張しているか
(‥ )
 ‐( ‥)さもなきゃ出る幕なし
     そういうことだろう
     自分の家の前は
     はいているみたい
     だからな

 
 たかだか20センチ、30センチの雪なら、実際には自分のバイクを通すためだけに、しかし、皆のために道を作るのだ、と英雄的な自己満足で雪かきできるが、本格的な雪の前では個人の力などまったく無力だ。できるのはそれぞれの自分の家の前を雪かきするだけで、それでさえも重労働だ。それ以上のことは誰にもできず、だからこそ、今回ばかりは皆が起きてあわてて雪かきしているわけだろう。
 
 こういう時、勘違いした英雄的な行為など、出る幕、出る余地、あろうはずがない。
 
 意識高い系の親父は己の無力を思い知って家で泣いて寝てれば良い。
 
 ∧∧
(‥ )それにしても今回は
\‐  ほぼ40センチ近くにまで
    雪が積もりましたからね
 
  (‥ )気象庁の15日05:01
      における気象情報では
      関東甲信における
      降雪量は多い場所で
      60センチとしているな

 
 積もって重みで圧縮されて、下から溶けて38センチだったのだ。確かに神奈川中央では、ほぼ予想の多い水準で雪が降った、そういうことらしい。こういう時、英雄的行為など無意味で、集団の力こそが必要となる。意識高い系はなんとか無双とかを夢見るが、そんなこと、所詮は夢なのだ。
 
 
 
 

彼はよろめくように歩いていった

 
 ∧∧
( ‥)どうよ?
 
  ( ‥)書き終えた
    ‐□ できたよ
 
 わずか、4800文字である。

 だが出来たものは出来たのだ。
 
 そして、気づけば音が変わってた。外に出てみると、どうもみぞれに変わっているらしい。舞い散る雪が無い世界は、途端に透き通って見えた。
 
 そしてざっく ざっく ざっく とよろめくように歩く人。午前4時を少し回ったところ、一体なんだろう。眼が合うと会釈をするので、ご苦労様、と返したが。
 
 はて? 新聞配りの人かな?
 
 それにしちゃあなんかヘルメットをかぶっているし、傘もさしていない。何か装備も持っている感じ。
 
 あの白いヘルメットのマークは東京電力のもののようにも見えるけれども、よく分からない。
 
 ∧∧
( ‥)点検…とか?
 
  ( ‥)分からん。
 
 雪かきしたところはほんの5メートル程度だ。ああ、俺のやったことはやはり何の意味もないのだ、そう思って、彼が何者なのか、何をしようとしているのか分からないままに見送った。ひざあたりまでもぐりそうな雪の上をよろめいて進む彼の姿はなぜか妙にかっこよかった。
 
 こんなことを言っては失礼だろうが。だが、格好よかった。
 
 ∧∧
( ‥)そしてあなたは今、
    気分が晴れた
 
  (‥ )今、外では35センチを
      越える雪がそのまま
      道路につもっている
 
 考えてみれば、明日、ゴミの収集もあるだろう。
 
 考えてみれば、今、新聞を配っている人もいるかもしれない。
 
 考えてみれば、今、この瞬間も仕事をしている人がいるはずだ。
 
 ∧∧
(‥ )でも雪かきの習慣は
\‐   ないんだよね
     溶けちゃうからね
     溶けるなら
     放置しても良いよね
 
  (‥ )でもやれさえすれば、
      溶けるまでの
      2、3時間でも
      動きをスムーズにする
      ことが出来たはず
      なのだ
      そうだな、これが
      雪かき本来の
      意味なのだな
 
 ああ、こんなことは生まれ故郷では考えもしなかった。確かに新聞配達の人が、通勤通学の人が、とは言われたが。

 ∧∧
( ‥)機械的にやっていた
    だけだものね
    1日になんどか雪かきする
    自分の家の前の雪を
    自分の敷地内へ処理する
    ただ教えられた事を
    機械的に繰り返す
 
  ( ‥)習慣には理由がある
    ‐□ そういうことだね
 
 正義感にかられてはいるが、自分のバイクを通したいだけで他人の家に雪を放り込む奴がいた
 
 雪かきをしないで35センチ以上の積雪を放置する人がいる
 
 家の中にいるとそんなことは感じない。電気は当然のように通っていて、ガスは火をともす。
 
 なにもかも当然だ。
 
 だがしかし、それを維持するにはどうすればいい? 電気を保守点検する人も、家庭のゴミを収集する人々も、ガスの交換をする人も、雪かきをしない道を歩かなければいけないのではなかったか?
 
 そして、実際、雪かきをしている時、隣の家から楽しそうな笑い声が聞こえて来たのであった。放置されたままの雪が積もる家の中から。
 
 ∧∧
( ‥)でもそれもただの
    習慣のなせる技であると
 
  (‥ )そうだ、
      習慣があるからこそ
      残酷であったり
      習慣がないからこそ
      残忍であったりするのだ
      それはよくある話
 
 ああ、だが、もうどうでもいい
 
 ∧∧
( ‥)あなたがいらいら
    していたのは
    単純に仕事と〆切の
    恐怖からだよね
 
  ( ‥)1日かけてわずか
    ‐□ 4800文字
      だがこれで終わった
 
 まだ充分ではないが、それでも走る用意は整った。
 
 そうね、それでも、あの人は格好よかったよ。こんなこと言われても嬉しくはないのだろうが。
 
 温度は1度になり湿度は70パーセントだった。どすん、どすん、と雪が屋根から落下する音が響く。外に出れば雫の音があちこちからする、大量の雪が溶け出し、どろどろの朝がくる。ろくでもない大空と驚きの朝だ。
 
 多分、みんな、この日と朝を忘れないだろう。
 
 ただ、その思いはそれぞれまったく違うはずである。
 
 
 

気温0度 湿度80% 積雪38センチ

 
 日付は変わってバレンタインデーの翌日、15日
 
 雪はまだ降り続いている
 
 公園にいこうとはしたものの、公園の入り口から先はもう長靴が埋まってしまって進めない。ラッセルするわけもなし、かんじきがあるわけでもなし。
 
   (-  - )無理でした
 
 ∧∧
( ‥)お帰りなさい
 
 バレンタインデーの間に雪は4回くらいかいたが、どんどん降り積もる。どうせ明日には雨になって予想気温が14度。あっという間に溶けてしまうに違いない。自分のやっていることは無駄だけども、たまたま通りかかった人は、ありがとうございます、と言っていた。
 
 ∧∧
(‥ )なんかもう、
    切実でしたよね
 
  (‥ )長靴でもずぼずぼ
      埋まっちまうからな
      ひーひー言って
      こっちにくるんだもの
      思わず本音が
      出たんだろう
 
 そうだ、すぐに溶けるに違いない。だがしかし
 
 誰もはかないから、神奈川県の中央部は、15日に入って住宅街のど真ん中でこの有様
 




























フラッシュをたくと雪が舞い散る様子がよく分かる。風が強くて、ほとんど吹雪状態。


























 
 積雪は38センチあった。
 
 ∧∧
(‥ )どう測るか次第ですが
\‐
 
  (‥ )どう測るか、
      どこを測るか?
      場所によっては
      それ以上あるんだ
      吹きだまりが
      あるのだな
 
 気温は0度で湿度は80パーセント。ああ、しかし雪に半分埋もれちまったから、正確な値ではないかもしれない。あまり寒くは感じないし、かき氷のような、氷を削ったような感じの雪になっている。べちょべちょでもないが、かなり溶けやすい。歩いていると、あっという間にズボンはびしょぬれだ。
 
 この撮影をする何時間か前、冒頭で述べたように公園に行く途中、今日は立ち往生している車がないな… と最初は思っていたのだが
 
  (‥ )坂に2台、
      立ち往生してたよ
 
 ∧∧
( ‥)あらら
 
 溶けるのは確実だ。しかし、さすがに前回よりも雪が多い。いくら温度が上がる予報だとはいえ、明日の朝、午前一杯、神奈川は身動きがとれなさそうである。





2014年2月14日金曜日

バレンタインデーの雪

 
 ∧∧
(‥ )また雪だね
 
  (‥ )こっちに来てから
      20年以上
      前の雪が根雪で
      残っている上に雪とは
      初めてだな

 一応、雪かきはしたけども、どさっ、と屋根から雪が滑り落ちてくる。ぼた雪ではないものの、前回とは違い、暖かく溶けかかっている雪らしい。
 
 ∧∧
(‥ )明日は雨で、最高気温14度の
\‐  予想ですね
 
  (‥ )雪かきしなくても
      明日には全部溶けちゃう
      だろうな
 
 当然と言えば当然なんだが、だーれも雪かきはしていない。
 
     

例えば不吉な予言

 
 ∧∧
( ‥)でっ? 寝る前に
    何よ?
 
  ( ‥)アメリカは民主制を
    ‐□ 捨てて、
      帝政に移行する日が
      くるだろうか?
 
 例えばローマのように
 
 ∧∧
(‥ )でも、ローマとアメリカは
\‐  社会の構造がかなり違うよね
    アメリカは直接選挙制で
    国家官僚がいるけども
 
  (‥ )ローマに官僚はいないし
      共和制と言っても
      世襲制の政治家による
      政体だからなあ
      共和制の末期は
      有力者同士の内紛になって
      みんなが迷惑したんだよね
 
 日本で言えば安倍家、小泉家が大統領をめぐって戦争し、アメリカでいえばブッシュ家とケネディ家が内乱をしているような状態。
 
 ∧∧
( ‥)こんな迷惑なことを
    されてはたまらん
    一家の系譜に独裁権を
    移譲しようよ
    そういう話になるのは
    当然だと
 
  ( ‥)アメリカはそういう
    ‐□ 状況ではないから
      そういう必要性によって
      元首制や帝政へ移行する
      そういうことはないよな
 
 とはいえ、迷惑している点では同じなのだ。共和党になれば民主主義を広めるのだ、とイラクに攻め込んで中東を不安定化させて大ひんしゅくを買っているし、民主党になれば合衆国さえよければ良いと、その願い自体は当然なんだけども、日本など軍隊を駐留させている国に対しても敵意をむき出しにするわけで、迷惑以外の何ものでもない。
 
 ∧∧
( ‥)一体どっちなんだよと
 
  (‥ )良く言えば国益を
      追求しているんだが
      実際には民主主義自体が
      くるくるぱーに
      なりかけているって
      ことだろうな
      一国の器からあふれた
      巨大勢力になったのに
      一国の民主主義のままで
      精神が分裂状態だ
 
 実際、イラクに攻め込むべし、というのは民衆の総意であった。
 
 実際、イラクから撤退し、戦争を終わらせ、経済を立て直してくれ、というのも民衆の総意であった。
 
 ∧∧
(‥ )願いは当然だし、人々が
\‐  目先のことを考えるのは
    当然なんだけども
    身勝手すぎると
 
  (‥ )人間ってのは身勝手な
      ものさ
      だからそれ自体は
      当然なんだ
 
 問題は身勝手さが直接選挙制という形で直接現れてしまっている、という点にある。
 
 ∧∧
( ‥)そして現代の兵器群と兵士を
    維持するには
    大量のお金がいる
 
  ( ‥)つまり、世界を支配する
    ‐□ アメリカ軍を維持するには
      アメリカ国民を過酷に
      搾取しなければいけない
      わけだよ
 
 ∧∧
( ‥)どう考えても直接選挙制では
    実現不可能ですよね
 
  (‥ )しかしもう、
      アメリカンドリームなんて
      夢の話だろう?
      富の再分配なんて
      暴力が許されるわけもない
      国民を低賃金労働者として
      食いつぶしながら
      同時に彼らを福祉で
      飼い殺しにして
      それで軍隊を
      維持しなければいけない
      こんな状況で民主制が
      維持できるわけがない
 
 もしフランス革命が起こったとき、銃が無かったらフランス革命と市民革命は成立したのだろうか?
 
 ∧∧
( ‥)ナポレオンが率いる
    素人でも扱える銃で武装した
    暴力的市民たち
    それが成立しない以上、
    銃がない世界で革命の成立は
    おそらく否だろうと
 
  (‥ )技術と戦争こそが
      政体を決定する
      そうだとしたら
      アメリカの未来は
      明白だよね
 
 このままだったら、多分、どこかの時点で元首制か帝政か、あるいは官僚の集団指導体制なのか、どんな形にしても直接選挙制を放棄しないといけなくなる。
 
 身勝手な(それ自体は当然な)国民の意思ではなく、帝国全体を考えて意思決定を出来る固定された指導者たちの、欲深く冷酷で打算的で、しかし義務感と現実に支えられた世界。
 
 ∧∧
(‥ )もしそうだとしても
\‐   そこに着地するまで
     紆余曲折と時間が
     かかるでしょうね
 
  (‥ )1世紀くらいかかるのかな
      今はまだそうでないけど
      暴力と血みどろの時代が
      やってくるのだろうな
 
 思うに、この予想が正しいのなら、こういう変化以前にまず、アメリカの人々は飼い殺しの低賃金労働者になって搾取される部品になる必要がある。というか、そうでなければならない。
 
 ∧∧
( ‥)つまりアメリカという国は
    国民に対して
    おぞましいことを
    始めるだろうと
 
  (‥ )それ以外の道があるの
      なら、教えてほしい
      ものだけどね
 
 
 それ以外の道があるとしたら、それは多分、武器の進歩そのものにあるのではないのか?
 
 
 

夜の散歩


 ああ、疲れた
 
 ∧∧
( ‥)でも眠れない
 
  ( ‥)考えてみれば当たり前だな
      今の時間は自分の
      リズムだとお昼頃だ
 
 仕事は依然として非常事態のままであるが、取りあえず一仕事終わったのである。疲れたといえども眠れないのなら散歩へいこう。
 
 
 ∧∧ フクロウさんが鳴いてるね
( ‥)
 ‐( - -)いつも思うが、彼らは
      良い声で鳴く
 
 トゥー トゥー トゥルット トゥー トゥー
 
 ただ一度だけ
 
 トゥ トゥ トゥルッ トゥ トゥ

 とやたら短く早口で鳴いて、それから聞こえなくなった。
 
 一体何があったのか?
 
   そういえばこの前は
 ∧∧ 昼間鳴いてたよね
(‥ )
 ‐( - -)シラカシの林で
     聞いたよな
 
 常緑樹であるシラカシの樹々があると森は暗い。そのせいなのか、しかし、鳴くのは一度だけなのだ。小さな声に聞こえるのは夜の静かな環境でなかったせいかもしれない。何度か聞いた事はあるが、昼間に聞こえる声はいつも1回きりだった。
 
 ∧∧ 眺める夜景はどうよ?
( ‥)
 ‐( ‥)これがなかったら
      やってこれなかった
      気がするよ
 
 今年は2014年。
 
 20年前は1994年だった。
 
 ∧∧ 20年長いね
(‥ )
 ‐( - -)長いようで短く
      短いようで長いな
 
 20年前、ひとつの論文が出た。
 
 20年も前の論文だ。今から見ると古いが、それを書いた人はそれを足がかりに後につながる今の地位を築いた。
 
   その論文の詳細な紹介
 ∧∧ したことないね
( ‥)
 ‐( - -)近い事はやったけど
      そんな興味をもたれた
      ことはなかったなあ
      ちょっと残念だよね
      その後のことも含めて
      書ける事がいっぱい
      あるんだけどな
     
  
 世間一般では、今でも20年よりもずっと前の古い知識に、新しい聞きかじりの知識が少し混じったままで凍り付いている。
 
 ああ、こんなことでは…
 
 そう思ってしまうけども
 
 いや、本来、それが当然なんだろう。実際、地球は丸い、地球は太陽の周りを回っている、そういう知識と中世的な知識が我々の中ではごちゃ混ぜだ。
 
 
 ∧∧ 今回も古い論文が多いよね
( ‥)
 ‐( ‥)36年間続報無しの話とか
     1996年の論文とか
     そういうのを引用して
     いるからなあ
 
 探せば知っていると思っている分野の、これはなんだろう? というほころびの向こうへ言って見れば、必ず知識の巨大な空所があることに気づくのだ。
 
 見方を変えれば、どこへいっても自分の知識は完璧だとも思えるが、見方を変えれば、どこへいっても自分の知識も理解も20年か30年は遅れていることに気がつく。
 
 
 ∧∧これからどうしましょうか?
( ‥)
 ‐( - -)どうしようかねえ
 
 まあ、どうするもなにも、これまでと同様にやるだけの話。こんな仕事に意味があるのか、ないのか、20年前なら仲間と熱く語り合ったかもしれないことも、今となってはどうでも良い話に成り果てた。仲間たちも皆、消えた。仲間という言葉も意味をなさなくなった。もう誰も残っていない。いや、そもそも最初から誰もいなかったし、言葉の意味も最初からなかったのではないのか?
 
 ∧∧ ただの自己満足だからね
(‥ )
 ‐( - -)知らなかったことを
      見る面白さを
      ただ続けている。
      それだけだからな
 
 結果が欲しいというのは当然だろう。しかし、結果を見た事がない以上、結果のために仕事をしているわけでないこと、これもまた明らかだ。
 
 単に面白さを見つけようとしているだけなのだ。 
 
 ただ、今はさすがに疲れた。
 
 ∧∧ おや、眠くなってきましたか
( ‥)
 ‐( - -)散歩とはするものだね
 
 
 そんなことを考えて帰った。
 

2014年2月13日木曜日

多分、世界中が古い定規だらけ

 
 我がゲルマン民族は偉大である
 
 ∧∧
(‥ )血縁で正当性を与える
\‐  全員に正当性を与える
    そういう理屈ですよね
 
  (‥ )大量の人間を動員して
      戦線に送り込み
      戦線を維持する後方支援を
      フル回転させる
      そういう戦争の特性に
      合った煽り文句では
      ないかと思うのだが
 
 日本は神の国 神州不滅である
 一億層火の玉
 
 ∧∧
( ‥)というのも、まあ
    同じだろうと
 
  ( ‥)ファシズムだろうが
    ‐□ 社会主義だろうが
      民主主義だろうが
      スローガンのあり方は
      戦争のあり方で変わる
      そういうことかもな
 
 まあ、考えてみればそうだろう。スローガンで戦争するわけではない。戦争を継続するためにスローガンを考えるのだ。
 
 ∧∧
(‥ )これが総力戦じゃなかったら
\‐  スローガンは全然
    変わっちゃうはずですよね
 
  (‥ )鎌倉時代とかなら
      御恩と奉公だよね
 
 権利を保証しているのですから代わりに助けてください。これは義務です。はいはい。
 
 ∧∧
(‥ )WW2でも、自称民主主義国家は
\‐  民主主義VSファシズムの
    聖戦であると
 
  (‥ )偉大なゲルマン民族
      神州不滅
      大祖国防衛戦
      自由への聖戦
      大量動員総力戦では
      そういう、一般人に
      普遍的に語りかけて
      なおかつ煽る言葉が
      どうしても必要だ
 
 封建制と軍人貴族の世界では、こんなことはありえない。端的に言うと軍人貴族の世界にファシズムはない。そういうことになるんだろう。
 
 ∧∧
( ‥)最後の総力戦から70年
 
  ( ‥)まだ誰も、
    ‐□ ファシズムに代わるものを
      作り出せていないわけだね

 
 同じことはファシズムをだしにして、あるいはファシズムというレッテルを使って民主主義と自由の聖戦を打ち出したアメリカにも言える。
 
 ∧∧
( ‥)民主主義でイラクへ
    攻め込んで大失敗
 
  (‥ )だけど戦争と世界中に
      展開した軍隊
      これ自体は維持しなければ
      いけないわけだよね?
  
 さて、どうすればいいんだろうね?
 
 ∧∧
(‥ )戦争の仕方も国のあり方も
\‐  変わってしまっているのに
    70年も前の骨董品を
    持ち出さなければいけない
 
  (‥ )多分、だからこそ
      どうすれば良いのか
      分からんのだな
  
 例えばの話、ファシズムとの戦いというスローガンを使うと、安倍首相が極右だと仮定した場合、敵は自動的に日本になるが、世界中に軍隊を展開してしまった現在では、敵が中国になってしまう。どうすれば良いのか?
 
 ∧∧
( ‥)アメリカさんは
    今、頭がぱー
    になっている
 
  ( ‥)人間はさ、論理的に
    ‐□ 物を考える、
      頭の良い人は特に
      そうなんだ、と言うけど
 
 それが本当だとしたら、状況はますます馬鹿になるだろう。
 
 論理というのは、自分の基準に基づいた事柄を矛盾無く並べた、と言っているだけで、現実についてはまったく全然、何一つとして語る事ができないからだ。
 
 論理を大事にする人は、論理は現実についてなにも語ることはできない、ということを失念しすぎている。
 
 ∧∧
(‥ )70年前のスローガンという
\‐   古い定規を矛盾無く
     こねくり回すしかなく
     何一つとして
     新しいものを
     生み出す事ができない
 
  (‥ )そう考えるとなんで
      無謀にもイラクに
      攻め込んだか
      それが分かるよね
 
 状況がかような有様だとすると、今後、ますます馬鹿なことを始めるだろう、と予測できる。
 
 ∧∧
( ‥)というか、今や世界中が
    そうなのだと
 
  ( ‥)みんな時代遅れの定規を
    ‐□ こねくりまわすしか
      ないわけでな
      どうにもならんな
 
 古い定規を使ってあーだこーだと議論はするが、世界の方が変わってしまい、計測しても何一つとして正しい値が出てこない。
 
 ∧∧
( ‥)でも本人たちは正しい値を
    出して、正しく考えている
    そう思い込んでいる
 
  (‥ )一体どうしたら
      よいものかね?
 
  
      
 

その古着にはもう、うまく入らない

 
 第一次世界大戦の時には、ドイツ帝国、ハプスブルク帝国、ロシア帝国があった。
 
 第二次世界大戦の時にはイタリアとドイツでファシズムによる政権が成立し、スターリンが独裁をしくロシアと戦争に突入する。
 
 ∧∧
(‥ )終戦と開戦から考えれば
\‐  たった21年の出来事
    なのですよね
 
  (‥ )たった21年だけども
      この違いはなんだろうね
 
 WW2の時におけるファシズムとは、別にドイツだけではない。少数独裁は社会主義国のロシア、かつてのロシア帝国の末裔でも起きていたことだった。
 
 ∧∧
( ‥)同じと言えば同じとも
    言えますね
 
  ( ‥)社会主義がなぜ失敗したか
    ‐□ それを説明するのに
      ロシアと中国の後進性を
      もってきた人が
      いたようにね

 父性的で強権的で封建的で君主的な国家で社会主義したらそれは少数独裁制と暴政にうんぬん、という分かったような、分からんような、無駄に難しい言葉を使い過ぎのような、やや冗長な説明。
 
 ∧∧
( ‥)まあ、分かることは
    分かりますね
 
  (‥ )だがな、両者を
      同じにして良いものか?
 
 君主と帝国
 
 ファシズムと少数独裁、そして思想統制と管理社会
 
 これを同じにして良いものか?
 
 ∧∧
(‥ )歴史と国は連続しているから
\‐  共通点があるのは
    当たり前なんですよね
 
  (‥ )だとしたらだ
      問題は相違点さ
 
 たった21年でこういうことが起こる。
 
 ∧∧
( ‥)つまり
 
  ( ‥)人はその時々に応じて
      服を着替えるように
      異なる思想と世界観を
      身につけるのだな
 
 あるいはこうだとも言える
 
 20年以上前のお召し物を今になって着ても意味はないでしょう。
 
 ∧∧
( ‥)ようするにですよ
 
  (‥ )今時、ファシズムを
      恐怖するって
      すごい馬鹿っぽいよね
 
 まるで木炭自動車がホンダやトヨタに取って代わってしまうのではないか? と考えるぐらいの時代錯誤。
 
 ∧∧
(‥ )言い換えれば、ファシズムや
\‐  少数独裁制、社会主義
    どれもその時、その瞬間には
    必要とされたものだった
    そういうことなんでしょうね
 
  (‥ )だからこそ当時は猛威を
      ふるったし、
      だからこそ、もう恐れる
      必要はないわけだ
      ファシズム
      少数独裁
      管理社会
      社会主義
      共産主義
      どれも全部、ぼろぼろの
      着古しだからな
      今じゃ使えやしない
      今の僕らが当面している
      問題は過去100年の
      人間が出会ったものとは
      まるで異質なものだからね
 
 ∧∧
( ‥)でももっと以前には
    多分、似た状況に遭遇した
    社会もあっただろうと
 
  ( ‥)だとすると次に来るのは
    ‐□ 義務がひたすら巨大化
      していく牢獄のような
      世界だと思うのだけども
 
 まだどうも、誰も次の服を発明していないようである。
 
 ∧∧
(‥ )だからですかね?
\‐  ファシズムを必要以上に
    恐れたり
    反対に愛国心を
    復活させようとしたり
    あるいは今更になって
    社会主義しようと
    する動きがあると
 
  (‥ )部分的には適合して
      いるんだろうけどな
      体型が変わっちまってなあ
 
  
 残念、諸君、そんな古着には、僕らの体はもう、うまく入りそうにない。
 
 
 これはhilihiliのhilihili: 未来を決めるのは言葉ではないでしょうの続き
 
 
 

2014年2月12日水曜日

帰り道の話と証言を取る話

 
 帰り際、平日の退社前の時間、午後を過ぎた頃で電車は空いていた。
 
 うとうとしていると急ブレーキがかかって、電車は止まり、そうして
 
    人身事故の
 ∧∧  アナウンスです
( ‥)
 ‐( - -)事情があって昨晩から
      何も食べてないの
      だけどな…
      困ったな
 
 それにしても、はて? 衝撃はなかったし、どすんっというような音もなかったし。
 
 先頭車両であることを良いことに、席を立って覗きにいってみるも、なにも見当たらず。
 
   でも電車の人たちが
 ∧∧ 慌ただしく動いてるね
(‥ )
 ‐( ‥)警察、消防のゼッケンを
     背負った人々が動き
     救出作業のアナウンス
     事故があったのは
     確かだけど、
     なんか実感わかないな
 
 ”救出”すべき人は、ずいぶん後ろの方へいってしまっている、そういう可能性だろうか。
 
 ここは先頭車両だ。だから運転室から人が出て、すいません、事故の直前に警笛があったかブレーキをかけたか、そのことについて証言していただけませんか? と乗客に声がかかり、近くの人がそれに答えていた。
 
 ∧∧ 警笛あった?
( ‥)
 ‐( - -)おらあ寝てたし、
      腹ぺこ以前に
      例の事情で
      朦朧としてるから
      当てにならんよ
 
 ともあれ、電車を動かすにはまず”救出”が必要であり、そして迅速に証言を取らねばならないことは分かった。
 
 ∧∧ そして点検だね
(‥ )
 ‐( - -)人間みたいなものを
      巻き込んだり
      当たったりして
      万一にも機械に
      支障が出たらやばいものな
 
 点検作業、そして実際に前後に揺するような動き、それから、20分か30分だろうか、その程度の遅れで運行再開。
 
 事故った区間は周囲が壁に囲まれたような場所であった。なんらかの覚悟なり意図の結果、ここを選んだということなのかどうなのか。あるいは単に迷い込んだだけなのか。周囲の民家や道に野次馬がいることもなく、降りたときに電車の前を一応見てみたが、傷や汚れなどは一切なかった。
 
 
 *20140213追記:事故が起きたのは2014年2月12日、報道によれば相鉄線の下り 鶴ヶ峰ー二俣川間 13:20頃 線路に立ち入ったのは年配の男性で死亡したそうである。
 
 **朦朧としているから、というのは徹夜明けで胃カメラを呑んで鎮痛剤の影響があったから。
 
 ***追記:2014年3月6日、散歩から帰る途中、下りた遮断機のそばにいると、その数百メートル向こう、駅に止まっていると思われた電車が、よく見ると回送であるらしい。乗客がいればついているはずの灯りもなく、車体は暗く、それでいて、駅を少し過ぎたところで止まっているらしかった。明らかに通常の運行ではない。踏切から線路沿いに駅まで歩いていくと、駅員が担架を持って走り、カメラを持った職員がストロボを装着させながら歩き、そして警察らしき人物。皆、しかるべき作業を、手慣れた、とまでは言わないが、次々にこなしていく。誰もが制服で、警察官と一緒に歩く男性だけが私服だ。彼はどうやら駅で電車を待っていた乗客だったらしい。眼鏡をかけた彼だけがやや愕然としているように見えた。
 
 止めようとしたけど
 
 飛び込んで
 
 証言を聞いていた警察官が、運転士さん、待合室のこの当たりから飛び込んだと? 確認をとると、作業を次々に行っていく運転士の人が、ええ、そうです、あの辺り、と答えていた。
 
 ∧∧ 飛び込みですか
(‥ )
 ‐( ‥)歩道橋から
      のぞいてみるかい?
 
 線路の間に、なにかあった、正直、血がにじんだ布団をぐにゃっと置いただけのようで、なんだかよく分からない。ただ、手、らしきものは分かった。血の循環が止まるとはこういうことなのか、マネキンのようだが、マネキンほど白くもなく硬質感も無いなにかだった。
 
 歩道橋から下りる時、もっとはっきり見えた。もう片方の腕だ。頭は、よく分からない。ないように見えたが、体が激しく曲がって配置がおかしくなっているだけなのかもしれない。全体として人でありながら人のように思えないのはそのためだろうか。理解しがたい形だ。男なのか、女なのかも分からない。服はシャツしか着ていないように見えたが、この寒い季節、それはそれでおかしい。衝撃でどうかなってしまうのだろうか? いや、多分、見えないようになにかをかけたのではないか? なにがどうなっているのか、何もかも理解しがたかった。
 
 ∧∧ 電車にも特に痕跡なかったね
(‥ )
 ‐( ‥)電車は巨大で重く
     大きな運動エネルギーを
     持っている
     
 待合室のあたりから飛び込んだというのなら、位置からすると、その人は1両分と少し、だいたい30メートルは吹き飛ばされたことになる。一方、電車は比較的すぐ止まったということなんだろう。確かに最後尾さえも現場をとっくに通り越していたが、それでも電車の後部は駅の構内にあった。回送電車はそんなにスピードを出さないものだ。すぐに止まる。
 
 ∧∧ でも亡くなってしまう
( ‥)
 ‐( ‥)運動エネルギーの前では
     人体なんてもろいものだな
     かすったり
     ぶつかったり
     それでも致命的なんだろう
     2月12日の事故も
     こんな感じだったのだろうな
 
 あの時も、上では書いていないが、あーっ! という運転士の声を聞いた記憶がある。飛び込みは一瞬で、運転士はただちに反応し、止まるのもあっという間だった。急ブレーキではあったが、体が投げ出されるようなものではなかったが、それでもたちまち電車は止まる。だがしかし、人体は後方に置き去りにされてしまう。
  
 ∧∧
(‥ )近所の人もなにも
    気づいていないようでした
 
  (‥ )夜遅いってこともあるけど
      別に大きな音がする
      わけでもない
      誰もが異常を感じないまま
      法的に適切に処理されて
      すみやかに復旧される
      わけだな
 
 野次馬は誰一人としていなかった。2月12日の事例も、人身事故の割にはだれもいなかったのは、ひとつにはこのせいかもしれない。あるいは後ろに置き去りにされて、そちらに野次馬が集まったのかもしれないが。ともあれ、自分以外、誰もいない夜だった。確かに歩道橋を降りる時、後ろからもうひとりの人が来たが、線路を眺めるこちらを奇異な眼で見ていたことからすると、あの彼は別に現場を見ようとして歩道橋を渡ったわけじゃないのかもしれない。誰もほとんど気づいていないのだ。
 
 ∧∧
( ‥)あの歩道橋、以前、
    すぐ近くで火事があった時
    すごい野次馬でしたけどね
 
  ( ‥)気づけば集まる
    ‐□ だが、気づかないと
      当然、誰も集まらない
      電車の中にいた時だって
      音も衝撃も感じなかった
      からなあ 


骨董品だけに考えが骨董品


 ∧∧
( ‥)ようするにですよ
 
  (‥ )老人ってのは存在が
      骨董品でな
      ファシズムだの
      戦前だの
      そういう骨董品でしか
      不安を語れないのよ
      自分の知識の牢獄でしか
      しゃべれないとも言える
 
 これが老いというものか。無様な限りである。
 
 
 *ちなみにここで言う老人とは、40歳以上を指す。
 
 

未来を決めるのは言葉ではないでしょう

 
 そういえば先日9日の東京都の都知事選は
 
 ∧∧
(‥ )舛添さんが圧勝と
\‐  まあ、これは予想通りですか
 
  (‥ )一部で話題になって
      いるのが
      田母神元航空幕僚長が
      4位と健闘
      61万票を獲得した
      ことみたいね
 
 ∧∧
(‥ )田母神さんは一部の人から
\‐  極右と見なされるから
    この61万票が
    危険視されているのだと
 
  (‥ )まあ、賛成も反対も
      それは自由だでな
      まあ、そんなことより
 
 また戦前のようになる
 
 ああいう極右を放っておくと、あっという間に馬鹿がなびいて反知性主義の嵐が吹き荒れ、ファシズムになる
 
 という意見が
 
 ∧∧
(‥ )ありますね
\‐
 
  (‥ )抽象論だよねえ
      そんなことより
      例えばヒトラーを
      再現したいのなら
      同じことをすれば
      いいだけだよ
      簡単だよな
 
 敗北した国から領土奪い、天文学的な賠償金を要求し、それ応じられなければ相手の工業地帯を占領してしまえばいい。
 
 ∧∧
( ‥)そうすれば貧困と飢餓と
    怒り狂った人々が
    だれかを担ぎだすと
 
  ( ‥)ガス室を作るかは
    ‐□ 知らんけども
      軍服を着た指導者が
      出てくるだろうね
      そりゃあ当然だろうな
 
 だから日本を戦前のようにしたいのなら、戦前のようにすればいい。ブロック経済から排除して禁輸すればいいのだ。
 
 ∧∧
( ‥)そうすれば怒り狂った
    国民が戦争に打って出ると
 
  (‥ )人間は原子や分子から
      肉体が出来ていてな、
      その要求からは逃れ
      られないのだよ
 
 物理的な実体がある以上、物理的な制約から逃れられないのだ。
 
 世界を日本をもういちど軍国にしたいとそれほど願うなら、いや、そうなってしまうと恐怖しているというのなら、ではそうならざるをえない状況にすれば良い。それだけの話ではないか。
 
 そしてその条件は整っているのか?
 
 ∧∧
(‥ )言い換えれば田母神さんが
\‐  言葉の力だけで大衆を煽動し
    日本を戦前のような
    軍国主義にするに違いない!
    という一部の杞憂は...
 
  (‥ )彼がそういう人間かどうか
      それはともかくとして
      そういう考えは
      冗談の類でしかないよね
      補給がなくても根性で
      戦えばどうにかなる!
      そう叫ぶブラック企業の
      社長と変わらない
      世迷い事だよ
 
 世界は言葉の力で動くものではない。世界は食料や金や飢えで動くのだ。
 
 それにしても、反知性主義、という言葉で相手を罵倒するのはいかがなものか。
 
 ∧∧
( ‥)反知性主義と相手を呼ぶとは
    自分は知性主義者で
    自分の知能はすぐれている
    そういう主張だと
 
  (‥ )ずいぶん高慢ちきだな
      という評価以前にだな
      知性主義って金とか
      食料の匂いが
      しないのが問題だよね
 
 知性主義というのは、それはひからびた古新聞みたいなもので、そんなものを見て眼の色を変えてよだれを垂らして近づいてくるのは飢え死にしかけたヤギぐらいではないかと思うけども、それを自慢げに振り回してどうするというのか? ヤギの帝王にでもなるおつもりか?
 
 ∧∧
(‥ )まあ、未来と政体を
\‐  決定するのは飢えであり
    金であり、経済であり
    食い物であると
 
  (‥ )それを考えると
      ファシズムだの
      戦前だの
      そんな古臭いものより
      深刻な未来が
      待っているよね。
 
 EUは力を失い、中東は混乱し、アメリカは軍事力を支えるために国内でおぞましいことをせざるをえないし、中国は分裂するし、半島はそれに呑まれる。
 
 ∧∧
( ‥)そして日本は
 
  (‥ )老人を飢えた若者に
      放り投げてやらねば
      ならん
      これは必然。
      人間に自由などないぞ
 
 未来は確定的だ。ファシズムだの戦前だの、そんな骨董品はどうでもよい。
 
 
 

2014年2月11日火曜日

調停者

 
 武闘派の調停
 
  ( ‥)動員じゃー!
      カチコミじゃー!
 
 ∧∧
( ‥)まあ、待て
    まずわしが話をつけて
    くるから
    それで決裂したら
    好きに暴れたらええ
 
  (‥ )...おう、親父が
      言うんじゃ
      しょうがねえな
 
 ∧∧
(‥ )じゃっ、いってくるね
 
 
 穏健派の調停
 
 ∧∧
(‥ )カチコミじゃー!
 
  (‥ )駄目だよ、
      それは良くない、
      まず穏便に話し合いで
      決めようよ
 
 ∧∧
( ‥)おどれのようなへたれの
    言うこと、誰が聞くか
    ぼけー!
    もうこれは戦争じゃー!
 
  (‥ )うん、まあそうなるよね
 
 
 ∧∧
(‥ )武闘派だからこそ極右や
\‐  過激分子を押さえられる
    そういうこと
    あるんですよね
 
  (‥ )武闘派だから和平できる
      そういうこともあるよな
 
 穏健派には安心感がないんだとも言える。穏健派は悪く言うと、防衛出来るどころか後手に回る可能性がある。みんな、敵も味方もお互いに相手が怖いのだ。そういう不安で疑心暗鬼になっている時に、穏健、和平、なんて言われると、そりゃあ胡散臭い眼で見られるだろう。
 
 *もちろん、武闘派と言えども、状況次第では和平したのに、いや和平したからこそ、はねっかえりに暗殺されたり失脚したりするけども。
 
 ∧∧
( ‥)とはいえ、武力を行使する
    人の方が話はまとめやすいと
 
  (‥ )だって当事者だからな
 
 当事者だから武力を持っているわけじゃない、武力を持っているからこそ当事者になれる。そういうことなんだろう。
 
 ∧∧
( ‥)力をコントロールできるから
    和平が出来る
 
  ( ‥)オバマっちはどこへ
    ‐□ いくのかねえ
 
 ∧∧
( ‥)理屈の上では世界最強の軍隊の
    総司令官なんですけどね。
 
  (‥ )それだけ考えると
      和平の条件はそろっている
      ように見えるのだけどな
 
 


 
    

2014年2月10日月曜日

命短し、はかなし男子

 
 さらにhilihiliのhilihili: 10日にする9日の話の続き
 
 それにしても
 
 ∧∧
(‥ )2年前は向かい隣の
\‐  おじいさんも翌日には
    雪かきをしていたし
    もっと前の大雪の時は
    みなさん、夜でも
    雪かきしたのにね
 
  (‥ )ここの人たち、
      年をとったんだよ
 
 初めてここに引っ越して来たとき、うさんくさげな眼でこちらを眺めていた隣のとんがった親父も、すっかりもうろくして、よろよろ歩き、雪かきなんぞまったくしない始末。
 
 
 2年前の雪の時も、奥さんが雪かきしていたのだった。
 
 ∧∧
( ‥)男性は老化が早いからね
 
  (‥ )男子諸君!
      我々の道は短く、
      人生はあっという間に
      衰亡の中で搔き消える
      これを忘れてはならん
 
 気負ったところで、あっさりへし折れる。その様たるや、実に壮快。
 
 
 
 

10日にする9日の話

 
 hilihiliのhilihili: 積雪は35センチだったの続き
 
 2014年2月8日、関東の基準で言うと大雪。これは8日の夜には止み、さっそく溶け始めた。
 
 朝、がさっがさっと音がするので出てみたら、例の親父が家のアパートの敷地に雪を放り込んでいるところだった。本人は道の雪をどかしているつもりだろうが、敷居が塀じゃないから雪が敷地に入り込む。というか、そこ、俺が住んでる部屋うんぬん以前に家主の土地だし、それにガスの交換をする人が通る通路なんだけどな。
 
 寝ぼけ眼をこすりながらシャベルで放り込まれた雪をかき、言ってやらねば分からんのかこの親父は、と思って顔を上げたら姿を消していた。
 
 いるのは不機嫌な顔で祖末な道具を使い、面白くもなさそうに雪かきをする隣のおばさんだけ
 
 *あの人はどういうわけかいつも不機嫌な顔をしている
 
 多分、無駄に意識高い系のおっさんだから、おばさんがごそごそ蟷螂の斧状態で雪かきをするのを手伝ったつもりなんだろう。
 
 *多分、あのおばちゃんのことだ。お礼の言葉もなかったのではないのか?
 
 とまあ、ここまでは昨日、9日の話
 
 ともあれ
 
 ∧∧ おっさん、逃げた?
(‥ )
 ‐( ‥)逃げるのは心に
     やましいところがある
     証拠よな
 
 どうもネットで見る限り、今回の雪はあまりに量が多く、どうはけてよいか分からない場面が生じて、あちこちで雪かきのトラブルが起きたらしい。
 
 我が家の前に寄せるな
 家の敷地に入れるな
 水をまくな 凍結するだろ!
 
 ∧∧
( ‥)ようするにですよ
 
  (‥ )雪かきはだな
      何度かこまめにやる
      こまめにやることで
      制御する
      雪は自分の敷地内にだけ
      片付ける
      近いからといって
      よその敷地に寄せない
      自分の家の前だけを
      雪かきする
      責任は果たすが
      無駄なことはしない
      そういうことだよね
 
 良かれと思ってやっても、それはしばしば相手の事情を考えていないこと。余計なことをするのは無用なトラブルのもとだ。
 
 おかしなもんで、例のおっさんはアパートと一軒家では態度が違うらしい。一軒家の前の雪は、勝手に道を作ったものの、雪をそれらの家に寄せないのである。
 
 ∧∧
( ‥)借家と一軒家を
    差別してる??
 
  ( ‥)最近になって分譲された
    ‐□ 土地を買って来た人だ
      背負い込んだ金の
      重みを支えるには
      無駄な義務感や
      正義感がないと
      折れちまう
      だろうからな
 
 若いって年でもなし、その分、気負っているのじゃないのか、と….
 
 ∧∧
(‥ )それは邪推だよね
\‐
 
  (‥ )邪推か、だがな
      それを問われたとき、
      自分なら
      なんと反論するか?
      そこが個人の見せ所よ
  
 とはいえ、しかし、さすが神奈川、暖かい気候であっという間に雪が溶けていく。とはいえ、今回は量が多いので、本日、10日になって雪かきを始めた人もいた。
 
 ∧∧
( ‥)向かい隣のおじいさんは
    雪がだいぶ溶けた今日に
    なって雪かきでしたね
 
  ( ‥)まあ、暖かい気候の
    ‐□ もとでの
      生活の知恵なんだろうなあ
 
 しかし、だからなんだろう、こまめに雪かきをする習慣があれば、人家がある限りは皆が1日の間に何度もはく、だから35センチ程度の積雪で自動車が住宅街のど真ん中で立ち往生するなんてことはまずありえない。
 
 ∧∧
(‥ )降り終わってからでいいや
\‐  そう思っているから
    すべての雪が
    もろに積もって
    自動車が往生する事態が
    発生すると
 
  (‥ )とはいえ、こんな大雪
      関東圏では
      数十年ぶりらしい
      じゃないか
 
 こんな間隔を置いた現象が相手では、大量の積雪に対応する習慣が発生するなんてことはないだろう。
 
 ∧∧
( ‥)そういえば昨日9日は
    コンビニエンスストア
    とかで、品切れでしたよね
 
  (‥ )高速道路が止まって
      物流が停止したからで
      やっぱ神奈川県だと
      あの降雪は
      プチ災害レベル
      だったのな
 
 
 

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