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2010年5月18日火曜日

どれがどれか?

 
 たぶん、オモダカと思われる植物をスケッチ。これも単子葉植物。葉っぱを1枚とって考える。むむむっ??

 ∧∧
( ‥)どうですか?

     ( ‥)ムサシアブミの葉脈もこういう葉脈の
       -゜ 変形と考えるべきか。

 ∧∧
( ‥)ようするに?

     (‥ )先に示唆したように→* やはり
      ゜-  最初の葉脈の解釈の仕方が悪かったようなんだな。

 植物の葉を走る葉脈は何度も分岐する。これが、分岐の順序や配置が変わらないけども座標が変形するというか、そういうことになったらどうなるだろう? 例えばの話、AとA’が同じだと思っていたけども、実はAとBが同じと考えるべきかもしれない。

 ∧∧
( ‥)という状況であると?

     (‥ )たぶん以下のような状況ではないかと推測。

||| という上下に走る平行の脈が左右に広がったとする→|  |  |

次に|  |  |の間に二次的な脈が入るとする。つまり→| ̄ ̄| ̄ ̄|
                              ̄ ̄  ̄ ̄

 ∧∧
( ‥)だから一見するといわゆる双子葉植物の
    葉っぱのように見えると。

     ( ‥)そもそも、よく見てみればササの葉だって
         こうなのな。| ̄| ̄|
                 ̄  ̄
 ササでは縦の脈が強くて、しかも密に走っているので葉脈は格子状っぽくなっているなんて思えないけども、縦脈の間が広がった上で横の二次的な脈が強調されるとムサシアブミの葉脈と対応しそう。

 ∧∧
( ‥)その妥当性はどう示します?

     (‥ )そうさねえ。そう解釈した方が対案、つまり
         双子葉植物の葉脈を変形させるよりも
         ムサシアブミの葉脈をうまく説明できそうだ、
          そういう感じかな?

 あるいはこう? 平行脈と考えるよりは、カテゴライズを拡大し、”脈が格子状であるもの”、と受け止めた場合、ムサシアブミとオモダカはそれに含まれうる。そして


     (‥ )そして他の特徴もそのくくりを支持するように見える。
 ∧∧
( ‥)でもまだ花の問題が残っていますね。

 
 オモダカの花とチューリップの花はかなり良い具合に対応してくれそう(ただし、雌しべ、雄しべの問題あり)。だけどもムサシアブミはさてどうだ。

 

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